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0SIMの宿命/使い続けなければ自動解約・使いすぎて料金が発生

   

2017年2月現在、毎月7777枚まで契約可能というシステムをとる、ソニーネットワークコミュニケーションズの「0SIM(ゼロシム)」。

2016年の今頃は、月額料金0円というこの画期的なSIMカードについて、かなりの記事を書き続けていたような記憶があります。

ただ、その後LINEモバイルnuroモバイルなど、有力なMVNOが増える中で、ここ数ヵ月はそんな0SIMについて、ほとんど触れていなかったような気がします。

もともとは実験的な雑誌付録から始まり、正式サービス開始を経て、0円スタートという特性上、毎月の契約数に制限をかける形で運営を継続している0SIMの今を、改めて確認してみようと思います。

0円で利用できる0SIMの宿命

0SIMの仕組みについて簡単に振り返ると、月額料金0円で利用できるのは、データ専用SIMにおいて月あたりの利用データ容量が499MBまでで、それを超過すると料金が発生する仕組みになっています。

このシステムによって、毎月データ容量をそれほど利用しないユーザーであれば、一切費用が発生することなく利用することができるという最大のメリットを、0SIMは有しています。

ただし、499MBを超過した場合には、100MBあたり100円ずつ課金されていき、最大1600円までは料金が上がっていくため、そこまで利用するのであれば初めから別のMVNOを選ぶという選択肢もあるため、とにかく0SIMの特性を生かすためには最低限の利用に抑える必要があります。

 

そしてもう一つ、0SIM利用上の注意点があります。

0円で利用できる0SIMは、たまにしか使わないケースのために、普段はしまっておいて時々外出した時にサブとして使うなんてことも、ランニングコストを一切かけずに0円で実現できるわけですが、逆に、一切利用しない状態が続きすぎると、自動的に解約になってしまいます。

これは、0SIMに三ヶ月連続でデータ通信利用が発生しなかった場合には自動的に解約になるという基本ルールが存在するためです。

ただ、勘違いしないようにしたいのですが、三ヶ月の間に、有料通信が発生しなければ解約、ではなく、仮に0円エリアの499MB以内の通信であっても、通信が実施さえされていれば解約にはなりません。

つまり、通信を定期的に行ってさえいれば、一年でも二年でも、0SIMのサービスが継続する限りにおいて0円のまま維持することができるのです。

 

0SIMを一年以上利用し続けてみて

私は初期の雑誌付録の頃から0SIMを利用しているため、もう一年以上0SIMとの付き合いがあります。

その結果、確実に言えることとしては、「メインのSIMとしての利用はなかなか厳しい」ということです。

やはり0SIMは、メインに対するサブとしての利用や、緊急時の利用、または家族や知人にスマホをSIM付きで一日だけ貸す、などの限定的な使い方の時にこそ輝く、ということがわかりました。

通信を利用しないとはいっても、スマホやiPhoneを利用している場合において、月499MBに抑えるのはかなり厳しいです。

 

個人的にOCNモバイルONEのSIM利用状況を、同社のデータ容量確認アプリを利用して確認した結果、やはり少なくても一日20MBは使いますし、多い日では80MB程度、遠出をすると110MBを超え、前日の繰り越し分まで消費します。

もちろん利用状況には個人差があるので、本当に通信を一切使わない、という人には適しているかもしれませんが、多少なりともスマホを満喫したいと考えている人には、499MBに抑えることはむしろ苦行です。

 

もちろん、仮に499MBを超えたとしても、100MB100円での追加なので、1GB程度の利用と考えればまだ500円くらいで済むわけですが、そうなってくると、LINEフリープランが1GB500円のLINEモバイルで十分、となってしまうわけです。

その方が、さらに容量を超過し、それ以上の料金がかかる心配もありません。

そしてそれ以上の容量を必要とするのであれば、もはやMVNO各社、選択肢は無数に広がっています。

その時点で0SIMの存在感は消えてなくなってしまいます。

むしろ、そうなってくると同じソニーネットワークコミュニケーションズが提供しているnuroモバイルを選択した方がメリットがあります。

2GB以上10GBまで1GB刻みで選べるプラン、1日5時間使い放題で大容量動画を視聴することも可能な時間プランは非常に魅力的です。

 

結果として、0SIMの利用シーンは、個々人でしっかり考えて利用しないと、結局意味のない契約になりかねないということです。

関連記事:「nuroモバイルのメリットデメリット詳細」「LINEモバイル・LINEフリープラン

 

サブとして完全特化すると存在自体忘れて解約になってしまうリスク

もう一点、0SIMを利用していての注意点があります。

それは、完全にサブとして利用しようと考えていると、ついついその存在を忘れたまま、数か月が経過してしまっていたりするのです。

何度か、慌てて通信利用をして間に合いはしたものの、三ヵ月ぎりぎりだった、ということもありました。

前述したように、三ヶ月の間に一度も通信の利用をしなかった場合、0SIMは自動解約になってしまうため、できればひと月に一度は必ず何らかの通信を行うように、自分でルールを決めておきたいところです。

万が一自動解約になってしまった場合は、SIMカードを送料負担の上、宅配便で返却する必要があります。もしこれを忘れると、SIMカード損害金が請求される場合がある、ということです。

 

気が付くと0SIMに料金が発生していた

0SIMの料金に関して、先月1月の話です。

久しぶりに利用状況を0SIMの料金確認サイトでチェックしてみました。最近通信利用を忘れていたので、自動解約になっていないかの確認も兼ねていました。

 

https://www.so-net.ne.jp/retail/w/

 

すると、解約にはなっていなかったものの、身に覚えのない請求が・・・。

 

 

1000円・・・ということは、1GB近く利用したということですね。

正直、まったく心当たりがありません。

ただ、該当の0SIMは、あるスマホ端末に入れたままにしており、その端末を何らかのテストで動作させた記憶はありました。その時なのか、それとも何か、データのダウンロードやアプリやソフトウェアの更新がWi-Fi外で入ってしまったのか・・・。

とはいえ、かかってしまったものはどうしようもありません。

こんなところも、0SIM利用時の怖さではあります。私は過去にも二度ほど、499MBに収めたつもりでいながら、数百円分料金がかかってしまったことがあります。

油断するとすぐに無料エリアを突破してしまうのが、0SIMの難しいところです。

 

0SIMは今後も使えるのか

そんなこんなで注意点を色々抱えながらも、一年以上利用してきた0SIM。

今後も利用していくのかと問われれば、私は現時点で解約するつもりはまったくありません。

最初に書いたように、やはり、その時その時で約に立つこともあるのです。限定的なシーンにはなりますが、そんな時に「あってくれると非常に助かる」SIMであるのもまた事実です。

そして、三ヵ月利用なしの自動解約にさえ気を付ければ、ランニングコストもまったくかからないのですから、手元に残しておいてまったく損はありません(料金超過は私の不注意が原因です)。

毎月7777枚という契約制限がかかっているため、一気に契約が増えてシェア上位に躍り出るような格安SIMではありませんが、nuroモバイルと合わせて今後も継続的なサービス展開を期待したいところです。

 

 - 0SIM(ゼロシム) by So-net