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ヘキサコアCPUはスペックダウンか安定性確保か

      2015/11/27

ヘキサコアよりオクタコアがハイスペック

NTTドコモの2015年‐2016年冬春モデル新機種の一部機種に搭載されているヘキサコアCPUは、単純にコア数だけで比較するとオクタコアCPUよりスペック上は劣っていると判断できます。

それは、演算処理をするコアがオクタコア(8コア)の方が、ヘキサコア(6コア)よりも多くの処理を素早くさばくことができる可能性が高いためです。

可能性が高い、という言い方をしたのは、常に8コアが同時に動いているわけではないので、すべての作業が8コアだから早い、というわけではないからです。

ですが、それでも一般的なスペックについての判断としては、コア数は多ければ多いほどハイスペック、という認識になるのは間違いありません。

 

しかしドコモは、2015-2016年冬春モデルにおいて、オクタコア搭載を見送りヘキサコアを採用し、スペックダウンさせた機種を数機種発売しています。

元々ドコモの2015年夏モデル新機種では、そのほとんどのモデルがオクタコアCPUを搭載していたことを考えると、冬春モデルにおいて何故わざわざスペックダウンさせるようにオクタコアCPUの採用を見送り、あえてヘキサコアCPUを搭載してきたのでしょうか。

CPUと発熱と電源断の切っても切れない関係性

パソコンを利用している人は、意味をとらえやすいかもしれませんが、元々CPUはパソコンのパーツの中でも最も熱を持ちやすい箇所であり、そして心臓部でもあります。

パソコンのCPUには必ずCPUクーラーがセットでついているわけですが、もしこのCPUクーラーがしっかり装着できていない状態だったなら、パソコンは即座に電源断を起こしてしまいます。

自作パソコンなどで試してみると非常にわかりやすいですが、ほんのちょっとのCPUクーラーの装着の緩みでもパソコンは正常に動作しないのです。

 

それだけ、CPUと発熱と電源断については切っても切れない間柄にあるわけなのです。

 

クアルコム・Snapdragon810の発熱問題

2015年夏モデルで声高に指摘された各機種の発熱問題は、このオクタコアCPU(Galaxy以外はクアルコムのチップセットSnapdragon810)が大きな原因となっている可能性が高いと言われています。

次のSnapdragon820ではその発熱問題に対策をとってきているという話ではありますが、冬春モデルにはさすがに間に合いませんでした。

そのためのつなぎとしてか、それとも元々CPUの性能を抑えて価格を抑えた機種を発売するという狙いがあったのかわかりませんが、あえてドコモは数機種でスペックを落としたヘキサコアCPUのスマートフォンを採用してきたのです。

 

ドコモ新機種・ヘキサコア搭載モデル

実際のところ、クアッドコア(4コア)CPUとオクタコアCPUでも操作性という意味では一般的な利用レベルにおいてそれほどの差異は感じられませんので、オクタコアかヘキサコアかというレベルになると体感ではほとんど何の影響もないものと思われます。

スペックを抑えることを担保に安定性を確保できたのなら、それはそれで正しい選択と言えなくもありません。

それ以上は好みの問題なので、それでもスペックを重視したいという人は、オクタコアCPU搭載のXperia Z5 SO-01Hなどの最新フラッグシップモデルを選択するといいのではないでしょうか。

 

参考までに今回、NTTドコモの2015-2016年冬春モデルにおいてヘキサコアCPUを搭載している機種は、arrows NX F-02HAQUOS ZETA SH-01HAQUOS Compact SH-02HDisney Mobile on docomo DM-01H、そしてNEXUS 5Xです。

Xperiaシリーズのみ、三機種ともにオクタコア、arrows Fitは逆にスペックダウンさせてコストを抑えた機種であるため、CPUも少し落としてクアッドコアです。

似たような意味合いで、耐衝撃というコンセプトを持つGalaxy Active neoも、CPUはクアッドコアに抑えてあります。

シングルからデュアルコア(2コア)に変わったころから考えると、そこからクアッドコア(4コア)オクタコア(8コア)、一つ落としてヘキサコア(6コア)までスマートフォン用CPUで登場してくるとは考えもしませんでした。

次はドデカコア(12コア)でしょうか。しかしそこまでくるともはや、スマートフォンには必要とされないかもしれません。

 

進化を続けるスマートフォン、いったい100年後にはどんなすごいことができるようになっているのでしょうね。

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