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0SIMをarrows NX・Fit/ARROWS M01・M02で利用する方法まとめ

   

人気の0円スタートMVNO・So-netの「0SIM(ゼロシム)」を、ドコモのarrows NX F-02HとSIMフリースマートフォンのARROWS M01に入れて利用してみました。

ドコモのスマートフォンであるarrows NX F-02Hと、SIMフリースマートフォンであるARROWS M01では、設定方法に違いはないものの、それぞれ若干の注意点があります。

arrows NXはドコモ版を代表してarrows Fitの内容も兼ね、ARROWS M01はSIMフリーを代表してM02の内容も兼ねて検証していきます。

0SIMをarrows NXのSIMスロット(nanoSIM)に入れてみる

まずは、0SIMをドコモの2015年冬モデル・arrows NX F-02HのSIMスロットに挿入してみます。

0SIM by So-netについては、完全に申し込みが完了しており、すぐに利用できる状態になっていることが前提です。

0SIMの詳細まとめについては以下を参考にしてください。 ※「0SIM by So-netを活用したスマホ月額0円運用まとめ

基本的なF-02Hの情報についてはコチラを参考にしてください。 ※「arrows NX F-02Hの性能評価検証

 

F-02Hは、nanoSIMカード対応機種であるため、0SIMの契約もnanoSIMカードである必要があります。もし間違って標準SIMやmicroSIMを注文してしまうと、大きすぎてF-02Hには入れることができませんので注意しましょう。

もし間違って注文してしまった場合には、手数料がかかりますが改めてnanoSIMカードに再発行しなおしてもらうか、非公式な方法としてはSIMカードカッターでカットして利用するしかありません。ただ、後者の方法はもちろん公式にはアナウンスされていない方法であり、かつリスクもあります。そもそも0SIMは解約時にはSIMカードを返却しなければならないので、むやみにカットしたりするのはやめた方がいいでしょう。

 

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では実際にnanoSIMサイズの0SIMを、arrows NX F-02Hに取り付けていきます。上記写真のように、本体のサイド部分にSIMカードスロットがあります。arrows NX F-02Hは電池内蔵型のスマートフォンなので、裏のカバー(リアカバー)部分はまったく外れません。そのため、SIMスロットも横についていると覚えておけばいいでしょう。

ちなみに参考情報として、SIMスロットの逆側のサイド部分にmicroSDスロットとmicroUSB充電端子があります。

 

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拡大するとこんな感じです。指の爪のとっかかりがあるので、そこを利用して引っ張り出します。そのうえでSIMカードを入れる方向を間違わないように、SIMスロットの形に合わせて取り付けるように注意しましょう。

 

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装着するとこんな感じです。しっかり中に固定されます。取り出すときは上部のとっかかりが見えている部分に指の爪をかけて引っ張り出す感じです。

機種によってはSIMカードの取り出しが非常に大変な機種もありますが、このarrows NXに関しては装着しにくいということもないですし、取り出しにくいということもありませんので安心です。

 

0SIMのarrows NXにおけるAPN設定

0SIMをarrows NXに装着したら、あとは電源を入れてAPN設定をするだけです。

SIMフリースマートフォンの場合には、APN設定はプリインストールしてあるものの中から選択するだけで済むものもありますが、ドコモのスマートフォンの場合には当然ドコモのSIMを入れて利用する状況しか想定されていないため、プリインストールされているAPNは「spモード」や、せいぜい「mopera U」くらいしかありません。

0SIMやほかのMVNOのSIMカードを入れて利用したい場合には、手動で設定する必要があります。

 

arrows NX F-02Hの設定画面は、「タイル表示」と「リスト表示」の二種類から選択できるようになっています。どちらを選択している場合でも、選ぶ場所は同じです。まずは「データ通信・機内モード」を選択します。

 

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タイル表示 リスト表示

 

さらにその中の「モバイルネットワーク」を選択します。続けて「アクセスポイント名」を選択します。

 

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デフォルトの状態でspモードのみが存在しています。上部の「+」をタップして、新しいAPNの設定を手動で入れていきます。

 

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0SIMのAPN設定はネットワーク名は任意、APNが「So-net.jp」ユーザー名とパスワードに「nuro」、認証タイプは「PAPまたはCHAP」を選択します。
※関連記事:「iPhone/Androidで0SIM利用開始および開通手続きまとめ

完了したら、出来上がったAPNを選択することで、無事ドコモのLTE/3Gをつかみ通信ができるようになります。

ただし、0SIMについては利用容量に注意をしないと、気づかないうちに0円のデータ容量上限である499MBを超過してしまう可能性がありますので、その都度注意をするようにしましょう。
※関連記事:「0SIMの利用容量確認方法と注意点まとめ

 

0SIM+arrows NXではテザリングが使えない

0SIMをドコモのスマートフォンであるarrows NX F-02Hで利用する際の注意点は、テザリングについてです。

これはarrows NXについてのみ言えることではなく、ドコモのスマートフォン全体に言える注意点でもあります。

ドコモのスマートフォンでは、MVNOのSIMカードを利用する場合、テザリングを利用することができません

理由としては、ドコモのスマートフォンでテザリングを利用しようとすると、APN設定を自動的にドコモのテザリング用のAPNに切り替えられてしまうのです。そのため、せっかく設定したはずのMVNO用のAPNが無効化されてしまい、通信ができなくなってしまうわけです。

実際にarrows NXで試してみましたが、やはり駄目でした。テザリングをONにした瞬間に、LTE通信が切れてしまいます。

この点に関しては正規の方法ではどうすることもできませんので、ドコモスマートフォン利用+MVNOの場合にはあきらめるしかありません。

つまり、0SIM+arrows NXの場合、テザリングは利用不可です。

 

0SIMをARROWS M01のmicroSIM/nanoSIM挿入時の重要な注意点

次にSIMフリースマートフォンのARROWS M01における0SIM利用についてです。

arrows M02の場合はまったく問題ないのですが、M01については一つだけ重要な注意点が存在します。これは、実際に利用してみなければわからない点でもあります。

 

ARROWS M01のSIMスロットは、microSIM対応のSIMカードスロットになっています。

そのため、もし0SIMの契約をmicroSIMではなくnanoSIMにしていると、そのままの大きさでは利用することができません。

ですので、契約時点でARROWS M01で0SIMを利用したいと考えているのであれば、microSIMで契約をする必要があります。

ただ、仮にnanoSIMにしたとしても、SIMカードアダプターを使えばそのまま利用することが一般的には可能なため、それで問題解決と考えると、ここに落とし穴があります。

 

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上記写真は、nanoSIMサイズの「0SIM」にSIMカードアダプターをつけてARROWS M01に装着しているところです。

このまま中に押し込めば装着完了なのですが、実施してみて私は非常に怖い思いをすることになりました。

 

通信の利用自体はまったく問題ありません。APN設定を実施すれば、nanoSIMサイズの0SIMを入れても、ARROWS M01はしっかり動作します。

ただ、この0SIMを本体から抜こうとしたときに問題が発生します。

つまり、今回ARROWS M01のSIMサイズに本来対応しているmicroSIMでなくnanoSIMを利用しているため、SIMカードアダプターを利用しているのですが、これが問題となり、SIMカードスロットに引っかかってしまい、なかなか抜けなくなってしまうのです

実際、かなり冷や汗が出ました。

私が今まで検証してきたSIMフリースマートフォンではまったくそんなことがなかったのですが、このARROWS M01に関してのみは、SIMカードアダプターの利用時には注意した方がいいと思われます。無理に出そうとすると、SIMスロットが破損してしまったり傷がついてしまう可能性もあります。

元々SIMカードアダプター利用には保証はないですし、本来の使い方でないのは間違いないため、こういうリスクも存在するのです。

今回私はどうにか取り出しに成功しましたが、非常に恐ろしかったので再度nanoSIMを入れる気にはなりません。

 

では、本来の大きさのmicroSIMカードであれば問題ないのだろうかと、試しに入れてみました。

 

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当たり前かもしれませんが、何の問題もなく入れることができ、取り出しもスムーズでした。通信ももちろん可能です。

ARROWS M01では、SIMカードアダプターを利用したnanoSIMカード利用時には要注意です。

 

0SIMのARROWS M01におけるAPN設定

ARROWS M01のAPN設定についてです。基本はarrows NXと変わりません。

「設定」の「無線とネットワーク」の中に「モバイルネットワーク」という項目がありますのでまずはここから確認しましょう。その中の「アクセスポイント名」を選択します。

 

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イオンモバイル購入分のARROWS M01の場合、デフォルトでAPNに「biglobe」「b-mobile」「iij」が設定されています。

今回は「0SIM」を利用するため、So-netのAPNを手動で設定します。設定はarrows NXの場合と全く同じで、名前は任意、APNが「So-net.jp」ユーザー名とパスワードに「nuro」、認証タイプは「PAPまたはCHAP」を選択します。

 

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これで設定完了です。無事、0SIMを利用したドコモのLTE/3G回線での通信が可能となります。

 

0SIM+ARROWS M01ではテザリングは利用可能

0SIM+arrows NXの場合との大きな違いはテザリングについてです。SIMフリーのスマートフォンの場合、ドコモのスマートフォンのような仕様はありませんので、MVNOのSIMカードを利用した場合でもテザリングは可能です。

特に問題なく、設定したAPNを利用して通信をし、テザリングもできます。

0SIM+ARROWS M01でも、arrows M02でもテザリングはできますので、テザリングにこだわりがある人でも心配せずに利用できます。

 

0SIMはドコモ/SIMフリー双方のARROWSシリーズで快適動作

以上、0SIMをドコモのスマートフォンとSIMフリースマートフォンの両方でAPN設定して利用した結果でした。

通信については快適に実施することができ、どちらでも特に問題は発生しませんでした。

SIMフリースマートフォンのARROWS M01やarrows M02、他のMIYABIやPriori 3S LTEなどでもそうですが、どれも当然SIMロックはかかっていませんのでそのまま0SIMを挿して利用可能です。

ドコモのスマートフォンについては、SIMロック解除を実施していなければSIMロックがかかっています。ただし、SIMロックがかかっていたとしても、0SIMはドコモ系MVNOなのでドコモのスマートフォンで利用する場合においてはSIMロック解除不要で利用可能です。

 - 0SIM(ゼロシム) by So-net, ARROWS M01