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arrows M03とarrows SVを比較検証してみた

      2016/12/16

NTTドコモより2016年-2017年冬春モデルが発表されました。

その一世代前の夏モデルの注目機種として、SONY・Xperia X PerformanceやサムスンGalaxy S7 edgeなどが人気を集めましたが、そんな夏モデルの中で少し変わった人気を集めた機種に注目したいと思います。

今回注目する機種は、富士通のarrows SV F-03Hです。

XperiaやGalaxy、AQUOSと比較するとスペックを抑えた機種となっていますが、もう一つの注目ポイントとしては、SIMフリー版arrowsの新機種・arrows M03のベースモデル/兄弟モデルである、という点です

つまり、arrows Fit F-01Hに対するarrows M02と同じスタンスで、SIMフリー版の「arrows M03」が登場したのです。

arrows M03およびarrows SVのスペック詳細を確認していこうと思います。

ドコモユーザーならarrows SV F-03Hとarrows M03はどちらが買いか

それぞれのスペック比較の前に、現在ドコモを利用している場合、そのまま素直にarrows SV F-03Hを買うべきか、それともあえてドコモ端末を選択せずarrows M03を選ぶべきなのかを考えてみます。

 

結論から言うと、arrows SVかarrows M03かと言われれば、もしドコモユーザーの場合であれば、どちらも選択せずに「スルー」が推奨です。

つまり、他に多くの選択肢があるため、あえてこの機種を選ばなくても、というところです。もちろんよほど魅力を感じているのであれば話は別ですが。

ドコモユーザーがarrows SVを選択する場合、月々サポートや端末購入サポートの恩恵を受けることができるため、SIMフリーのarrows M03よりも確実にお得になります。

そのため、わざわざドコモを利用しながらarrows M03を選択するメリットはほとんど存在しません。

 

では、ドコモの契約を利用しながら、単独でSIMフリーのarrows M03を購入し、ドコモのSIMを入れればいい、ということでもありません。結局ドコモの契約が生きれば、トータルの料金は上がってしまうのです。

しかも、楽天モバイルやNifMoはじめ、arrows M03を取り扱う各種MVNO事業者は、基本的にarrows M03を単独で販売することはせず、自社SIMカードとセットでのみ販売をしているため、MVNOの契約がついてくればますますドコモの契約の存在意義が薄れます。

つまり、身も心もドコモから飛び出して、MVNO格安スマホ生活を始めようという人であればarrows M03は非常にお勧めな反面、そこまでの覚悟がない人にはお勧めできません。

ただ、ここはもう一段階踏み込んで、よく考える必要があります。

 

arrows M03/楽天モバイルをドコモと併用する裏技

あえてここは、ドコモの契約を残しながら、arrows M03を楽天モバイルのSIMカードとセットで申込みをしてみるという方向性を考えてみます。

つまり、楽天モバイルで最安値のベーシックプランをデータ通信のみで申込むとします。料金は税別525円です。arrows M03の本体代金分割分が1327円(税込)です。合計・税込1891円です。格安です。

つまりこの契約を利用しながら、ドコモの契約は通話のみにしてしまう、という使い方です。

そうすると、ドコモ契約はカケホーダイプラン(スマホ)利用で2700円のみで済みます。フィーチャーフォンを現在利用しているなら、カケホーダイでも2200円、使い方によってはFOMAプランでもっと安く抑えられます。それに加えて上記楽天モバイルの料金1891円が乗るのみです。

合計しても5000円いきません。

さすがに楽天モバイルのベーシックプランでは通信も遅いし容量も足りない、ということであれば一つプランを上げて3.1GBプランでもいいでしょう。+375円で済みます。

2台持ちとなりますが、格安でarrows M03が持てて、なおかつ毎月の利用料もドコモ単独で利用するよりも料金を抑えることができます

 

もう一つ、楽天モバイルの契約を寝かせながら(SIMカードはarrows M03に入れない)、ドコモのSIMをarrows M03に入れて利用するという方法もありますが、この場合はドコモの通信料が結局かかってしまうので逆に割高になるため、お勧めはできません。通信は一切しないけれども、通話用にarrows M03だけが欲しい、という場合にはありかもしれません。

 

いずれにしても、楽天モバイルなら月額料金端末代金込で1891円(税別)でarrows M03が手に入ると考えれば、それはそれでありかもしれませんね。

 

arrows M03購入をMVNOで申し込む

arrows M03を購入することができるMVNOは限られています。そのお勧めのいくつかの事業者を紹介します。

お勧めは期間限定7000円引きキャンペーンが実施されており、32800円のarrows M03が25800円(税別)になる楽天モバイルです。期間限定12月20日までです。

【7000円引き条件】
・通話SIMの場合:楽天でんわ5分かけ放題 by 楽天モバイル(850円)
・データSIMの場合:楽天モバイルWiFi by エコネクト(362円)

 

もう一つ、注目のMVNOからキャンペーンが開始されています。
LINEモバイル です。

2016年12月12日から、年が明けて2017年1月10日までの期間限定で、arrows M03を含む3機種を5000円割引するキャンペーンが開始されています。そのためarrows M03の価格が27800円と、激安です。この期間を逃す手はありません。

 

参考までに、家電量販店のWEBサイトから購入すると、ヤマダ、コジマ、ビックカメラなどすべて税込4万円を超えます。MVNOセットで申込みした方がお得ですね。

楽天モバイルの公式サイト【楽天モバイル】
LINEモバイルの公式サイト→LINEモバイル

mineoの公式サイト→mineo

UQ mobileの公式サイト→UQ mobile

NifMoの公式サイト→NifMo

 

arrows SV F-03Hのスペック詳細

ここでドコモのarrows SV F-03Hのスペックを確認していこうと思います。

 

ディスプレイサイズ 約5インチ TFT液晶 IPS
サイズ 約144×約72×約7.8
重量 約140g
解像度 720×1280
CPU MSM8916 1.2GHzクアッドコア
RAM/ROM 2GB/16GB
OS Android6.0
バッテリー 2580mAh
カメラ 1310万画素
防水防塵 IPX5,8/IP6X
その他主要機能 VoLTE
ワンセグ
おサイフケータイ
Bluetooth
Wi-Fi
非常用節電機能
SUPER ATOK ULTIAS
非対応機能 赤外線
生体認証
ハイレゾ
フルセグ
VoLTE(HD+)
PREMIUM 4G

 

さすがに機能を抑えて価格も抑えてあるエントリーモデルであるため、目を引く項目はほとんどありません。どの機能も悪くはないものの特別秀でているわけでもなく、普通に使う分には十分すぎる機能である、ということのみが認識できます。

arrows SVについては、あくまで重視するポイントは価格、というユーザーがターゲットにされているといえそうです。

 

arrows Fitとarrows SV比較

arrows M02のベースとなったarrows Fitと比較して、arrows SVは、全体的なスペックではそれほど大きな違いはありません。

例えばCPUにはクアルコムのSnapdragon410/MSM8916 1.2GHz、ROMRAMは16GB/2GBと、arrows Fitとまったく同じになっており、差分がありません。

違いとしては、カメラの画素数が810万画素から1310万画素に進化したのと、ワンセグに対応したところなどが大きく変わったところではありますが、その代わりに指紋認証はなくなりました(arrows M02は指紋認証非対応)。耐衝撃など、MIL14項目準拠しているarrows Fitと同じくarrows SVもMIL14項目に準拠しているそうです。

そう考えると、arrows SVはarrows Fitと比較して必ずしも全体的な性能がアップしたわけではありませんが、デザインも新しくなり、また別の需要を喚起するかもしれません。

ちなみにワンセグに関してはアンテナ内蔵型のため、わざわざ外部アンテナケーブルを接続する必要はありません。

 

arrows Fit arrows SV
 arrowsfit  arrowssv
約810万画素 約1310万画素
2330mAh 2580mAh
ワンセグなし ワンセグあり
指紋認証あり(arrows M02は非対応) 指紋認証なし
 MIL14項目準拠 MIL14項目準拠

 

arrows SVは、arrows Fitに比べて背面から見るとXperiaに似たようなデザインとなっています。ディスプレイサイズは同じ5インチなので、大きさ自体はそれほど変わりませんが、デザインが違うため好みには差が出ると思われます。

電池容量が若干大きくカメラ画素数が多くワンセグがあるarrows SVを取るか、指紋認証があるarrows Fitをとるか、というところです。

 

arrows SVとarrows M03を比較してみる

改めて、arrows M03とarrows SVを比較してみたいと思います。

 

arrows M03 arrows SV
 arrowsm03
 arrowssv
約1310万画素 約1310万画素
約141g 約140g台
2580mAh 2580mAh
ワンセグあり(アンテナ内蔵) ワンセグあり(アンテナ内蔵)
生体認証なし 生体認証なし
VoLTE対応 VoLTE対応
Super ATOK ULTIAS搭載 Super ATOK ULTIAS搭載
Wi-Fi/テザリング対応 Wi-Fi/テザリング対応
GPS/NFC/FeliCa/Bluetooth 4.1 GPS/NFC/FeliCa/Bluetooth 4.1
 MIL14項目準拠 MIL14項目準拠
ブラック・ホワイト・ピンク
シャンパンゴールド(楽天限定)
グリーン(ケイ・オプティコム限定)
ブラック・ホワイト・ゴールド

 

主なスペックはほとんど同じですね。とりあえずカタログスペックで比較する分には差分を発見できませんでした。カラーバリエーションについてのみ、若干の違いがあります。

arrows M03のシャンパンゴールドは楽天限定カラー、つまりMVNO楽天モバイル限定ですね。

グリーンはケイ・オプティコム限定、つまりこちらはmineoです。

arrowsm03color

 

arrows M03はSIMフリースマホに珍しいおサイフケータイ対応

arrows M03の特筆すべきポイントの一つは、SIMフリー格安スマホには珍しい、おサイフケータイに対応しているという点です。

現在日本で流通しているSIMフリースマートフォンの中には、おサイフケータイ対応機種はまだまだ少なく、おサイフケータイが必須のユーザーにとっては非常に貴重な機種といえます。

前作arrows M02もおサイフケータイには対応しており、そのため防水とともにSIMフリー端末には珍しい機能を搭載しているという点でも人気を集めました。今回のarrows M03も、そのおサイフケータイと防水防塵という同じ武器を持ちます。

他にはない武器を持つというだけでも、arrows M03は確実に人気を集めるものと思われます。

 

arrows M03は生体認証には非対応

arrowsシリーズの最大の特徴の一つでもある生体認証(指紋認証・虹彩認証)ですが、arrows M03はこの生体認証には非対応となっています。

あれば便利な指紋認証や虹彩認証ですが、なければないでどうにでもなる機能でもあるため、価格や他の機能とトレードオフになるのであれば、この選択は正しいといえるのかもしれません。※「虹彩認証を使ってみる

 

arrows M03の対応バンドとau SIMへの対応は?

arrows M03の周波数帯対応バンドを確認してみます。

 

LTE Band1/3/8/19/26
3G Band1/5/6/8/19
GSM 850MHz、900MHz、1800MHz、1900MHz

 

LTEにおけるauの対応バンドは「band1」「band11」「band18」「band26」「band28」です。つまり、band1とband26で対応しています。

このことから、auのSIMカードを入れても利用出来るようになっています。

それを受けて、arrows M03の取り扱い会社の中に、au系MVNO「UQモバイル」を運営するUQコミュニケーションズも登場しています。

当然のことながら、ドコモのSIMカードにも対応しています。

 

arrows M03の取り扱いMVNO

arrows M03の取り扱い会社が発表されています。

株式会社インターネットイニシアティブ、株式会社ケイ・オプティコム、スマートモバイルコミュニケーションズ株式会社、Smart Labo、株式会社DMM.com、ニフティ株式会社、ビッグローブ株式会社、UQコミュニケーションズ株式会社、楽天株式会社

 

IIJmiomineo・スマートモバイル・スマートラボ・DMMモバイル・NifMo・BIGLOBE SIM・UQモバイル・楽天モバイルLINEモバイル など

arrows M02の取り扱いをしていたMVNOも多数含まれています。

上記に加えてイオンモバイルや業界1位のOCNモバイルONE、2016年下半期注目度No.1のLINEモバイルなども取り扱いを開始しています。

 

arrows M03取り扱い家電量販店

arrows M03は、家電量販店でも取り扱いされます。取り扱い家電量販店は以下の通りです。

 

株式会社エディオン、株式会社ケーズホールディングス、株式会社コジマ、上新電機株式会社、株式会社ソフマップ、株式会社ノジマ、株式会社ピーシーデポコーポレーション、株式会社ビックカメラ、株式会社ヤマダ電機、株式会社ヨドバシカメラ

 

近くに必ずどこかの量販店はあるのではないでしょうか。それくらい、有名どころはほとんど含まれています。実際にいつからどのように取り扱いをされるかは、各家電量販店に確認する必要があります。

 

arrows M03はポケモンGO対応/ARにも対応

arrows M03は、格安SIMフリースマートフォンの中では珍しい、ジャイロセンサー対応機種であるため、大人気アプリ「ポケモンGO」のAR機能も問題なく利用することができます。

通常、格安SIMフリースマホは、価格を抑えるためにジャイロセンサーは搭載していない機種がほとんどなのですが、例外的に大手キャリアモデルをベースとする、arrows M02およびarrows M03に関してはジャイロセンサーも搭載しており、もちろんポケモンGOの利用も可能となっています。

格安スマホやMVNO格安SIMでポケモンGOができるのか心配だという声もあると思いますが、arrows M03を選択すれば間違いありません。
関連記事:「格安スマホでポケモンGOを利用してみる

 

arrows M03感想

arrows Fit/arrows M02と比較して、操作感が幾分か向上していると感じました。大きさや形状も手にフィットしやすく、Fit/M02よりも使いやすかったです。

格安スマホとしてはこれは間違いなく「買い」です。おそらく現状発売されているSIMフリースマートフォンの中でも、最高レベルで使いやすい機種となるのではないでしょうか。

価格帯も、arrows M02と比較してもそこまで高くはありませんので、現状で最も検討に値するSIMフリースマートフォンと言えそうです。

 - 2016年夏モデル, arrows M03