ドコモ情報裏ブログ

ドコモのサービス/料金/キャンペーン/MVNO/格安スマホ/SIMフリースマホ/Android/iOS/Windows/アプリゲームを裏側から検証

*

ASUS/ZenFone Zoom/ZenFone Max/ZenFone Goのスペック比較詳細まとめ

   

zenfonematome

SIMフリースマートフォン「ZenFone」をご存知でしょうか。聞いたことがある、という人は少なくないかもしれません。

ZenFoneは「ゼンフォン」と読みます。台湾のASUS(エイスース)製スマートフォンです。

知る人ぞ知る格安SIMフリースマホですが、格安スマホ端末として、そしてSIMフリー端末として、日本におけるMVNO市場の拡大を担ってきたブランドの一つと言っても過言ではありません。

昨今も次々新機種を投入してきており、格安スマホ市場が拡大し続ける現在、ますます存在感を示しています。

そんなASUSのZenFoneについて、そしてZenFoneの新機種についてまとめ、検証していこうと思います。

ASUS/ZenFoneとは

そもそもZenFoneのゼンとは「禅」を表しており、「心に平和をもたらす、無駄のない美しさ」を意味しており、台湾のASUS製とはいえ、日本人の心に寄り添いやすいネーミングとなっています。

ASUSは元々、日本においてはパソコンの主要パーツであるマザーボードのメーカーとして、主に自作パソコンに親しむ人たちに認知されていました。当時はまだASUS自体、自社の読み方に対する態度が曖昧だったことから、日本ではアスース、エイサス、アサスなど、様々な読み方をされていましたが、現在では統一して「エイスース」が正式であるとしています。

現在ではマザーボードはもちろんパソコン本体やスマートフォンまで、幅広く事業展開しているメーカーでもあります。個人的には私もASUS製PCを昔から愛用しており、非常に馴染み深いメーカーです。格安でありながら優れたデザイン性を持つPCを発売しながら、元々マザーボードをメインで取り扱いしているメーカーでもあるため、信頼もできます。

 

そんなASUSがスマートフォン事業に参入し、日本市場に初登場したのが2014年11月8日発売のZenFone5でした。

2014年8月、徐々にMVNOの認知度が拡大しつつあった時期です。そしてそれまで、SIMフリー格安スマホといえば、まだまだ実用性に欠ける端末がほとんどだった中で、低価格ながら十分な性能を持つ機種として大きな話題となりました。

そしてこのZenFone 5が登場した時期を皮切りに、格安スマホの性能も向上しはじめました。

ZenFone5の「5」は5インチの「5」と思われ、次のモデルとしては逆にZenFone2が発売されており、数字の大きさから混乱が生じているケースもありますが、ZenFone5よりもZenFone2の方が新しいモデルです。

その後、ZenFone5よりも価格が上がってしまったZenFone2の廉価版としてZenFone2 Laserが発売されました。やはりSIMフリー端末はコストパフォーマンスが重要なので、ZenFone2よりも人気を集めているようです。

 

そんな中で、今回ZenFoneシリーズが続けて3機種新登場しました。

種類が多いとどの機種がどういう性能なのか、どれを選んだらいいのかがわからなくなってしまうと思われますので、その点を一度まとめてみます。

 

ZenFone Zoom スペック詳細

まずは2016年2月5日から順次発売されたZenFone Zoomです。

 

プラットフォーム Android 5.0(Lollipop)
本体カラー ブラック/ホワイト/プレミアムレザーブラック/プレミアムレザーホワイト
サイズ 158.9 ×78.84 ×5 mm ~ 11.95 mm
質量 185 g
CPU インテル/Atomプロセッサー Z3590 (クアッドコアCPU)
インテル/Atomプロセッサー Z3580 (クアッドコアCPU)
メモリ 4GB LPDDR3 RAM
ストレージ eMMC 32GB/64GB/128GB
5GBASUS WebStorage(永久無料版)
ネットワーク 無線LAN 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth V4.1
対応無線規格 2G :
EDGE/GSM :
850/900/1800/1900
3G :W-CDMA 800(6)/800(19)/850(5)/
900(8)/1900(2) /2100(1)
TD-SCDMA:
1,900(39)/2,100(34)
4G :
FDD-LTE:
2100(1)/1900(2)/1800(3)/850(5)/2600(7)/900(8)/
1700(9)/800(18)/800(19)/700(28)
TD-LTE:
2600(38)/1900(39)/2300(40)/2600(41)
表示機能 5.5型, 1,920x1,080(フルHD),IPS
インターフェース USBポート:microUSB×1
SIMカードスロット:microSIMスロット×1
カードリーダー:microSDXCメモリーカード
microSDHCメモリーカード、microSDメモリーカード
オーディオ:マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1
バッテリー 3000 mAh リチウムポリマーバッテリー
カメラ 前面 500 万画素
背面 1300 万画素
価格  49,800円~68,800円

 

ZenFone Zoomの大きな特徴としては、光学式手振れ補正機能付き光学3倍ズームカメラを搭載したSIMフリースマートフォンという点です。

搭載プロセッサ、ストレージ容量、背面パネルの材質、本体カラーが異なる合計8モデルが2016年2月5日より順次発売されています。

価格が最も高いモデルが、CPUにAtom Z3590を搭載し、内蔵メモリは128GB、背面パネルに本革を利用したモデルで、68800円となっています。逆に最も安いモデルは、Atom Z3580とメモリ32GB、背面パネルはプラスチックとなっており、49800円です。

格安スマホ、と呼ぶには少し高すぎる価格帯であり、SIMフリースマートフォンの中ではハイスペックモデルにあたります。基本スペックの高さに加えて日本語入力にはATOKをプリインストールするなどソフト面でも利便性が追及されており、性能にこだわるユーザー向けの一台となっています。

 

ZenFone Max スペック詳細

次にZenFone Maxのスペック詳細です。

 

プラットフォーム Android 5.0.2
本体カラー ブラック/ホワイト
サイズ 高さ約156mm×幅約77.5.mm×奥行き約5.2mm~10.55mm
質量 約202g
CPU Qualcomm Snapdragon 410
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
ネットワーク IEEE802.11b/g/n
Bluetooth 4.1
対応無線規格 LTE:2,100(1), 1,800(3), 850(5), 800(6), 900(8), 1,700(9), 800(18), 800(19), 700(28) MHz
W-CDMA:2,100(1), 1,900(2), 850(5), 800(6), 900(8), 800(19) MHz
表示機能 5.5型ワイド TFTカラータッチスクリーン IPS液晶 (LEDバックライト)
インターフェース USBポート:microUSB×1
SIMカードスロット:microSIMスロット×2
カードリーダー:microSDXCメモリーカード、microSDHCメモリーカード、microSDメモリーカード
オーディオ:マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1
バッテリー 5,000mAh
カメラ 1,300万画素
価格 27800円

 

ZenFone Max最大の特徴は、ついにタブレット並みの水準にまで到達した大容量バッテリーです。実にそのバッテリー容量は5000mAhです。

つい先日発売されたFREETELのPriori 3S LTEのバッテリー容量が4000mAhで5インチサイズの国内スマホでは最大級という触れ込みでしたが、ZenFone Maxは5.5インチではあるものの、さらに1000mAh多い5000mAhという驚異の電池容量を実現しています。

その大容量を生かして、逆に他のスマホやルーター、タブレットに対するモバイルバッテリーとしても利用ができる「リバースチャージ機能」を搭載しています。そのため、ZenFone Maxを一台持っておけば、電池もちのよくない他の機種に対する持ち運び用充電端末としても利用できるなど、使い方の幅が広がります。

全体的なスペックとしてはそれほど突出しているわけではなく、あくまで標準的な機能を搭載しているスマホですが、電池の持ちの良さを考えたときに3万円を切る価格帯は非常に大きな魅力と言えます。

 

ZenFone Go スペック詳細

最後にZenFone Goのスペック詳細まとめです。

 

プラットフォーム Android 5.1.1
本体カラ― ブラック・ホワイト・ブルー
サイズ 高さ約151mm×幅約76.9mm×奥行き約10.7mm
質量 約160g
CPU Qualcomm Snapdragon 400
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
ネットワーク IEEE802.11b/g/n
Bluetooth 4.0
対応無線規格 FDD-LTE:2,100(1), 1,800(3), 850(5), 800(6), 2,600(7), 900(8), 1,700(9), 800(18), 800(19), 700(28) MHz
TD-LTE:2,600(38) MHz
W-CDMA (HSPA+):2,100(1), 1,900(2), 850(5), 800(6), 900(8), 800(19) MHz
表示機能 5.5型ワイド TFTカラータッチスクリーン IPS液晶 (LEDバックライト)
インターフェース USBポート:microUSB×1
SIMカードスロット:microSIMスロット×2
カードリーダー:microSDXCメモリーカード、microSDHCメモリーカード、microSDメモリーカード
オーディオ:マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1
バッテリー 3,010mAh
カメラ 800万画素
価格 19800円

 

このZenFone Goについては、とにかく価格の安さが注目ポイントです。2015年8月に発売された前機種・ZenFone 2 Laserよりもさらに安く設定されています。その他のスペックなど、特に目を引く部分はないのですが、ZenFoneブランドでSIMフリースマホデビューを果たしたいと考えている人などに、購入しやすい価格帯になっていると言えます。

2万円台であれば、万が一思っていた感じと違ったとしても、取り返しがつく価格帯とも言えます。

 

ZenFone3機種/SIMフリースマホ・スペック比較

今回のZenFone3機種の中で、Zoomのみは価格帯がかなり高めの設定なので、それ以外の2機種と前機種ZenFone 2 Laserの主要スペックを比較してみます。

 

ZenFone 2 Laser ZenFone Max ZenFone Go
質量 145g 202g 160g
CPU Qualcomm Snapdragon 410 Qualcomm Snapdragon 410 Qualcomm Snapdragon 400
メモリ 2GB 2GB 2GB
ストレージ 16GB 16GB 16GB
ディスプレイサイズ 5型 5.5型ワイド 5.5型ワイド
バッテリー 2400mAh 5000mAh 3010mAh
カメラ 1300万画素 1300万画素 800万画素
価格帯 24800円 27800円 19800円

 

そもそものディスプレイサイズが、ZenFone MaxとZenFone Goは5.5インチワイドということでなかなか大きいです。まずはこの大きさを受け入れられるかどうか、もし難しい場合には従来通りZenFone 2 Laserが狙い目となりますが、電池の持ちの良さに特化するならZenFone Max、価格の安さを重視するなら少しの大きさは我慢してZenFone Goが選択肢として残ってきます。

参考までにFREETELの格安スマホやARROWS M01を同じように比較してみます。

 

MIYABI Priori 3S LTE ARROWS M01
質量 150g 161g 153g
CPU MT6735 Quad core1.3GHz MT6735P Quad Core1.0GHz 64bit MSM8926 1.2GHz Quad Core
メモリ 2GB 2GB 1GB
ストレージ 32GB 16GB 8GB
ディスプレイサイズ 5インチ 5インチ 4.5インチ
バッテリー 2200mAh 4000mAh 2500mAh
カメラ 1300万画素 800万画素 800万画素
価格 19800円 17800円 19800円(イオンモバイル)

 

個人的に触った感覚でいうと、上記3機種の中ではARROWS M01が一番スムーズなタッチ感で使いやすい印象でしたが、メモリ(RAM)が1GBという点を見ると、若干の不安は覚えます。

上記3機種の中では価格帯として最も安く設定されていながら、電池容量が5インチモデルの中では最大級の4000mAhを誇るPriori 3S LTEが個人的にはお勧めです。操作感も悪くないですし、何よりやはり電池が持ちます。

ディスプレイの大きさの好みによって、ZenFone MaxとPriori 3S LTEのどちらを選択するか、検討してみてもいいかもしれません。

ZenFoneシリーズをMVNO利用のパートナーとして選ぶのか、それとも他の格安スマホを利用するのか、選択の幅は広がります。

ちなみにASUSのZenFone公式サイトでは、IIJmioとのコラボでの販売も実施されていますので、ZenFone利用時にはIIJmioの利用も検討してみてもいいかもしれません。

関連記事:「IIJmio評価レビューまとめ
関連記事:「Priori 3S LTE評価レビュー」「ARROWS M01評価レビュー」「MIYABI評価レビュー

 - ZenFone