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「auスマホはじめるプログラム」はドコモ「はじめてスマホ割」を超越したか

      2017/03/04

KDDI auの「auスマホはじめるプログラム」の3月1日からの改定が話題です。

当初、ドコモの「はじめてスマホ割」と似たようなスタンスの割引サービスだったのですが、ここにきて対象ユーザーを拡大してきており、機種変更ユーザーだけでなく、他社からの乗りかえユーザーおよび18歳以下の新規契約ユーザーをも対象として取り込みを狙っています。

今回の割引対象拡大によって、ドコモの「はじめてスマホ割」と比較して、auが圧倒的優位に立ったのでしょうか。

詳細内容を検証していきます。

関連記事:「はじめてスマホ割とシニア特割の詳細内容

auスマホはじめるプログラムとは

 

auスマホはじめるプログラムは、開始された当初は、ドコモの「はじめてスマホ割」と比較的似たサービスで、主要な役割としては現在までスマートフォンに変更できていない、従来型のケータイ利用者に対するスマホへの移行促進を担って開始されたサービスでした。

しかし2017年3月1日より改定が入り、auケータイからの機種変更ユーザーだけでなく、他社からの乗りかえユーザーおよび18歳以下の新規契約ユーザーに対しても適用させるように拡大されました。

具体的な内容は以下の通りです。

 

【auスマホはじめるプログラム】

1.以下の条件のいずれかに当てはまる場合に適用
・auケータイ(26ヶ月以上利用)から機種変更
・他社ケータイから乗りかえ(3月1日より追加)
・18歳以下で新規契約(3月1日より追加)
2.4G LTEスマートフォンの契約時に、「スーパーカケホ」「データ定額1またはデータ定額1cp」に加入する

 

【auスマホはじめるプログラム・割引内容】

スーパーカケホ+データ定額1+LTE NETで2980円を

1.最大三年間(2月28日まで)

2、次の機種変更まで(3月1日以降)

 

さて、これだけみれば確かに安いですね。月額2980円

3月1日以降の内容改定後はMNP新規でも適用されるため、これは非常にお得といえるのではないでしょうか。

ちなみにドコモのはじめてスマホ割は、あくまで「はじめてスマートフォンに替えた自社ユーザー」が対象なので、他社からの乗りかえや、通常新規契約には対応しません。→※3月3日より、「他社ケータイからの乗りかえ」の場合が適用対象と拡大されました。

ドコモの料金の最安値は、シェアパックを利用しない単独の場合はカケホーダイライト+データSパック+spモードなので、合計月額料金としては5500円です。

フィーチャーフォンからの乗りかえならばドコモの場合もはじめてスマホ割が適用されるようになりましたが、通常新規契約の場合にはauスマホはじめるプログラムを適用した料金の方が安いです。ここだけ見ると、ドコモがやはり不利です。

 

毎月割が適用しないデータ定額1が大前提

ただし、です。

よくよく観察すると、auの仕掛けた落とし穴が見つかります。

 

auスマホはじめるプログラムは、スーパーカケホとデータ定額1の利用が大前提なのです。

それ以外のプランでは2980円になりません。そのため、毎月高速で利用できるデータ容量は常に1GBですし、電話も5分以内無料ではあるもののそれを超える長電話は通話料金が別途発生します。

つまり電話の利用も通信の利用も最低限で抑えることができるユーザー向け、という点で、auスマホはじめるプログラムはある程度適用予定ユーザー数を絞っているのです。

おそらく、一定数以上のユーザーは、通話通信の制限枠には収まり切れないという思惑もあるものと思われます。電話を長時間かける、もしくはデータ容量が1GBでは足りないというユーザーは、「auスマホはじめるプログラム」は結局利用できないのです。

そしてさらにauは、「auスマホはじめるプログラムの適用回線が増えすぎる」という事態のためのセーフティネットを設けています。

 

それは、auスマホはじめるプログラムの条件であるデータ定額1に対しては毎月割が適用しないという点です。

つまり、長期的かつ高額な割引が発生する毎月割を適用しないことにより、auスマホはじめるプログラムには、au購入サポート対象機種への導線が用意されているわけです。

そしてそうすることで、auスマホはじめるプログラムを適用させるためにはau購入サポート対象機種でなければ選択しにくいという状況を作り上げることにより、極端に割引対象ユーザーが増えすぎる状況を防ぐことができるようになっているのです。

単純に毎月割適用機種を増やせば、auスマホはじめるプログラムを選択する意味がほとんどなくなるため、選択するユーザーも減るはずです。もう少しauスマホはじめるプログラム適用ユーザー数を増やしたいと思えば、単純に毎月割適用外の、au購入サポート対象機種を増やせばいいのです。

そうすることで、毎月割に関係なく購入ができるため、自動的にauスマホはじめるプログラム利用者は増えるはずです。よく考えられていますね。

 

ドコモのはじめてスマホ割にはプラン縛りがない

 

一方で、ドコモの「はじめてスマホ割」にはプラン縛りがありません。データ容量は、最小のデータSパックからウルトラデータLLパック、そしてシェアパックまでどれを選んでも適用されます。

カケホーダイプランを選択してもカケホーダイライトにしても割引適用です。

カケホーダイライトの場合は割引額が減りますが、もし利用者が60歳以上であればシニア特割が適用されて、減額前の割引額がそのまま二年間適用されます。

月々サポート適用機種を選んでも、端末購入サポート対象機種を選んでも、割引に変化はありませんので、自由に機種選定ができます。

2980円という金額面だけで比較すると確かに今回、auの方が安いのですが、ドコモの場合はプランの選択も機種の選択も自由にできるというメリットはあります。

ドコモのはじめてスマホ割の弱点として、今までスマホを利用したことがないドコモケータイユーザーにしか適用しないという点があったのですが、3月3日からの適用範囲拡大によって、他社ケータイからの乗りかえユーザーにも割引適用されるようになりました。

この変更によって、かなりドコモの不利も解消されたばかりか、状況によってはドコモ有利とも考えられそうです。

他社フィーチャーフォン利用中の場合には、ドコモに乗り換えるなら今が確実にチャンスと言えますので、5月31日までの期間中にしっかり検討したいところです。

 - KDDI auの裏