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ドコモのdマガジンとauブックパスを比較してみた

      2017/10/01

ドコモのdマガジンよりもauのブックパスの方がいいよ、という話を人づてに聞いて、両者を比較してみる気になりました。

私自身dマガジンを愛用しているので、それによりも使い勝手がいいのであれば、ブックパスは気になる存在です。

どちらも「読み放題」のサービスではあるのですが、調べてみるとかなり細かいところに違いがありました。

ドコモが有利なのか、それともauが有利なのか、どちらを利用するべきなのか、詳細を検証していきます。

関連記事:「dマガジンの使えばわかる便利機能

dマガジンとブックパスの基本内容比較

 

まずはドコモのdマガジンとauのブックパスの、基本となる内容を比較してみたいと思います。

 

ドコモ・dマガジン au・ブックパス
月額料金 400円 562円
雑誌本数 約180誌 雑誌:約270誌
コミック他:5万冊
無料期間 初回31日間 初回30日間
利用対象 ドコモ利用者・他社利用者ともにOK
※他社利用者はdアカウントが必要
auユーザーのみ
au IDが必要
支払い方法 ドコモユーザー:ドコモの利用料金に合算
キャリアフリー:クレジットカード
au料金に合算
auかんたん決済
コイン決済
サービス内容 雑誌読み放題(最新号からバックナンバーまで) 雑誌読み・コミック
写真集・専門書読み放題
閲覧可能デバイス スマートフォン/タブレット/iPhone/iPad/パソコン スマートフォン/タブレット/iPhone/iPad/パソコン
マルチデバイス 可能/5台(専用アプリ)+インターネットブラウザから同時接続で1台 可能
ポイント 利用不可/月額料金に対しては付与(dカード GOLD利用で最大化)  ブックコインをアラカルト購入で利用可能
ダウンロード 可能・冊数制限、閲覧期限なし 可能

 

月額料金はdマガジンの400円に対してブックパスは562円と若干高めに設定されています。

ただ、読み放題の内容を確認するとそれも納得といえるかもしれません。

読める冊数が、あまりにも違いすぎます。

dマガジンは基本的に読むことができるのが雑誌のみ、しかも約180誌であるのに対して、ブックパスは雑誌に関していえば270誌、しかもdマガジンと違い、雑誌以外にコミック、写真集、実用書など、様々な書籍を実に5万冊も読むことができるのです。

私はブックパスの詳細を今までよく把握していなかったのですが、これを調べた瞬間、「dマガジンよりもブックパスが確実にお得だ・・・」と、痛感しました。

dマガジン、この段階では完全に白旗です。

 

dマガジンはブックパスに太刀打ちできない

dマガジンを利用している人がしばしば感じるポイントの一つとして、「漫画は読めないのか」という点があります。

雑誌が読めるのは便利でいいけど、普段は雑誌よりもどちらかというと漫画の方がよく読むんだよね、という人は少なくないと思います。

そんな、dマガジンの弱点を補えているサービスが、ブックパスなわけです。

漫画が、読めます。

写真集も、読めます。

各種実用書も、見つかります。

まさに、書店で立ち読みし放題、と言われているのと同じです。

読むことができるデバイスも、スマートフォンやタブレットのほか、iPhoneやiPad、パソコンでも読むことができる点もdマガジンと同じ、ダウンロードも可能、何をとってもdマガジンと同等。

しかもアラカルト購入という読み放題対象以外の書籍の個別購入も可能で、その対象になると実に35万冊と飛躍的に冊数も増えます。

ここまで、どこにもdマガジンに勝ち目が見えてきません。

 

ブックパスの弱点はないのか

ただ、一点だけ、ブックパスにも弱点があります。

それは、ブックパスはあくまでauユーザーに向けたサービスであって、au以外のユーザーは一切利用することができない、という点です。

 

ブックパスはそのサービスの内容自体を見る限りにおいて、非常に優れたサービスといえるにもかかわらず、残念なことに、ドコモユーザーには利用ができません。

MVNO・格安SIMユーザーにも使えません。

これは非常に大きなポイントです。

 

一方で、ドコモのdマガジンは、キャリアフリーのサービスです。つまり、利用しているキャリアを問いません。つまり、必ずしもドコモユーザーでなかったとしても、auでもソフトバンクでもワイモバイルでもMVNOユーザーでも、dアカウントさえ所有していればdマガジンを利用することができるのです。

 

すなわち、dマガジンとブックパスは、それぞれの持つ存在意義が大きくことなるのです。

dマガジンはドコモから独立して、サービス単体として成長させていきたいというドコモの意図があるサービスであるのに対して、ブックパスはあくまで、自社回線を利用しているユーザーにのみ利用してもらえるようにすることで、自社回線への他社からの乗り換え獲得や、逆に他社回線への乗り換え防止の役割を同時に担っているサービスなのです。

そのため、ブックパスはあくまでまずはauありき、dマガジンはドコモを意識することなく利用できるという点が異なるのです。

 

auユーザーにとっては、わざわざ他社回線のdマガジンを利用せずともブックパスを使った方がはるかに使い方の幅が広がるので便利だと思います。

ただ、au以外のユーザーは、ブックパスは使いようがないので、dマガジンや同等の別サービスを利用していく流れになります。

これはブックパス最大の弱点ということができそうです。

 

dマガジンの方が「安い」という事実

 

dマガジンとブックパス、両者を比較した場合、圧倒的にブックパスの方がお得、と思えるわけですが、根本的な問題に戻るとdマガジンの方が安い、という事実に突き当たります。

 

そもそも、コミックや実用書や写真集を読むのか?

雑誌は、マイナーな雑誌を含めた270誌という数に意味があるのか?

 

そう考えたときに、ブックパスの562円に対するdマガジンの400円という、162円の差が地味に効いてきます。

 

そもそもdマガジンの180誌にはメジャーな雑誌のほとんどが含まれているので、それで十分だ、と考えることもできるわけです。

もっと拡大して考えていくと、確かにブックパスでコミックを読むことはできますが、そもそもどういうコミックが読めるのかという問題があります。人気の少年誌の漫画などはそれほど含まれていないということもあり、それではコミックが読めるといっても意味がないともいえるわけです。

コミックは読むけれど、そんなにマイナーなコミックは読まない、という人もいるでしょう。そういう人にとってコミックの読み放題はほとんど無意味です。

そうなると、ブックパスの冊数やコミックや実用書読み放題は、両者の差額である162円の価値にも満たない可能性があるわけです。

 

ドコモ・dブックの意外な存在感

どちらのサービスがおすすめである、といったとしても、そもそもブックパスはauでなければ利用できないので比較自体あまり意味がないかもしれません。

ただ、ブックパスの方がdマガジンよりも料金は高いけれども利用できる幅は広い、と覚えておけばいいでしょう。

 

ブックパスのアラカルト購入については、ドコモの同等サービスでいえば、dブックにあたります。dブックとdマガジンはドコモでは完全に分けてあるため、一つのサービスとしては認識しにくいですが、ブックパスの同等サービスをドコモで考える場合には、dマガジンだけでなくdブックも含めて考えた方が平等になる気がします。

ちなみにdブックの利用については、月額料金は一切かかりません

 

dブックはdマガジン同様、キャリアフリーで利用することが可能なため、ドコモ以外のユーザーでも格安スマホや格安SIM利用中でも使えます。→「dブックを利用してみた話

無料コミックを読み、読みたいコミックが見つかったらその都度購入するという流れとなります。

もしauユーザーの方であれば、またはこれからauを利用しようと考えているのであれば、au特化型のブックパスと大きく開かれたdマガジン、dブックを、それぞれお試し利用して試してみても面白いかもしれませんね。

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