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ドコモのACアダプタ05は値上げ後、ACアダプタ06の時代へ

   

ACアダプタ05が値上げされて、すでに一年が経過しました。

その当時、値上げに気付いた私はすぐにその事実を伝え考察すべくこの記事を書いたわけですが、その時私が考えた内容とは全く違うところで、ドコモの思惑は進行していたのかもしれません。

状況は変わり、なぜ2016年の4月時点でACアダプタ05は値上げされたのか、うっすら見えてきたものもあるので改めて考えてみました。以下、当時の記事です。

 

ふと、充電器が必要になりドコモオンラインショップで購入しようとしたところ、まさかの出来事に遭遇しました。

ドコモのスマートフォン用標準充電器である「ACアダプタ05」の価格が、元々2376円(税込)だったはずなのに、2592円に値上がりしていたのです。

充電器はケータイやスマートフォンを利用する場合に、なくてはならない備品であるため、そんな重要備品の値上がりは見逃せません。

しかも九州での大規模災害直後という時期が時期だけに、今回のドコモの突然の値上げ措置は一体どういう意図があるのでしょうか。

 

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ドコモACアダプタ05の値上げ

ac05

 

実際に値上げされたのに気づいたのは、4月23日でしたが、やはりちょうどこのころに、値上げは実施されていたようです。

基本的にドコモでACアダプタが値上げされるという事態は今まで記憶になかったため、その時はかなり驚いたものです。

スマートフォンを利用する限りにおいて必ずなくてはならない充電器の値上げは、当然ユーザーからしてみれば面白くない事態です。ユーザーの不満も当然予想されたはずです。それでもドコモが値上げを強行した理由は何なのか、その時にはまったくわかりませんでした。

そこで私が想像したのは、二つの理由でした。

 

 

ドコモの収益悪化/環境の変化要因?

一つの可能性としては、単純に昨今のドコモの収益悪化に伴う値上げ、もしくは環境の変化に伴う値上げ、という理由を考えました。

どちらも正しい要因ではないかもしれませんが、かといって間違いでもない、ただ、それが決定的な理由とは言い難いような気がしていました。

いずれにしても、単体で考えればたかが200円の値上げですが、これがすでにドコモ契約者の半数がスマホに変わっていた当時、仮に2500万契約回線が1つずつACアダプタ05を購入すれば、200円の値上げがそれだけで50億円もの利益に変わります。なかなか大きな収益源になるわけです。

とすれば、ドコモが多少の無理を押してでも値上げを強行した理由もわかるような気もしました。

 

災害支援とACアダプタ05値上げの関係は

もう一つ、一年前に私が考えたのは、ACアダプタ05の値上げの要因として、ちょうどその直前に起こった、熊本・大分を中心とした九州での震災の影響でした。

ドコモは熊本地震の際、東日本大震災の時に続き、各種様々な災害支援を実施していました。その中の一つとして、「付属品の無償提供」という項目がありました。

 

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災害地区のユーザーに対して、充電器や電池、ポケットチャージャーなどを無償で提供するという内容でした。

危機に瀕している地域のユーザーに対して、この措置は非常に心強く、大きな助けになる素晴らしい対応だとは思うものの、この取り組みによりドコモの収益を圧迫するのは間違いなかったわけです。

だからこそそれを回収するためにも、ACアダプタ05の値上げが必要だった、と考えられても仕方がないタイミングでの値上げでした。

まぁとはいえ、実際にはそういうことはなかったと思います。そんな震災から一週間も経過していない時点で、ACアダプタ05の値上げが決定し、実施されるとも考えにくいですしね。

 

当時からACアダプタ06の発売が検討されていた可能性

一つ大きな可能性として、その時には考え付かなかった可能性が今は思い当たります。

つまり、ACアダプタ06の存在です。

世界の潮流として、今後スマートフォンの充電端子はUSB Type-Cに代わっていくということは、その当時から大体わかっていたことでした。

ドコモ初のUSB Type-C端末であるNEXUS 5Xは2015年10月に発売されています。今後ほとんどのAndroidスマホがUSB Type-Cになっていくということは、ACアダプタ05は、事実上使えなくなっていくということです。そうした予想は2016年4月時点では十分可能だったはずです。

とすると、商業的には、2016年4月時点は値上げのタイミングとしてはまさに絶妙だった、と言えそうです。

何故なら、そこでの値上げは高い価格帯でのACアダプタ05の販売に加えて、近い将来また短いスパンで新しい充電器としてUSB Type-C対応充電器の購入にもつなげられることが確定しているわけですから、二度おいしいわけです。

実際には、Type-Cへの変換アダプタ(500円)も同時に販売していますから、必ずしも二つの充電器をそれぞれ売ろう、という強い意図がみられるわけではないのですが、結果的にドコモは二度おいしい状態を意識的にか無意識的にか作り出していたわけです。500円の変換アダプタでも数をさばけばかなりの利益になりますしね。

そして実際に販売開始された、USB Type-C対応のACアダプタ06は、そのまま値上がり後のACアダプタ05の価格を引き継いでいます。まったくの同価格です。

 

ポータブルACアダプタ01 kurukoという選択肢は生きている

今後ドコモで充電器を購入する場合、急速充電2対応でなくても、通常の急速充電があれば十分という場合には、今までも一つ逃げ道があったのですがよりそちらを選択した方がお得になります。

すなわち、ポータブルACアダプタ01 kurukoを購入するという選択肢です。こちらなら、ACアダプタ05の急速充電2はありませんが、ACアダプタ04と同じ急速充電対応で、価格も2160円(税込)と安いです。税別2000円です。

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特に急速充電2を必要としていない、もしくは対象機種を持っていないという場合には、あえてACアダプタ05を選択する理由がまったくないため、こちらを選択した方が賢いといえます。

ただしUSB Type-C対応機種を持っている場合には、これに500円の変換アダプタを加えるとむしろそちらの方がACアダプタ06を買うより高くなってしまうので、注意しましょう。

今後ドコモでAndroidスマートフォン用充電器を購入する際、できる限り安く抑えたいと考えるのであれば、ポータブルACアダプタ01 kurukoを合わせた検討が必要になるかもしれませんね。

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