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「カケホーダイ&パケあえる」と「カケホとデジラ」/ドコモとauの違いまとめ

      2017/01/16

知っているようで知らない、ドコモの「カケホーダイ&パケあえる」と、auの「カケホとデジラ」の違いを考えてみました。

そもそも、ドコモを利用している人でも、「カケホーダイ&パケあえるって知ってる?」と聞いても、知らない人が実は結構多かったりするのではないでしょうか。

同じように、au利用者に「カケホとデジラって何のこと?」と聞いて正確に答えることができたら、逆にすごいと思います。

 

乱暴ですが、とりあえず一言でまとめてみます。

どちらも、通話かけ放題の料金プランを選択した際に選択することができる、パケットプランとのセットのこと、を表現しています。つまり、ドコモの「カケホーダイ&パケあえる」とauの「カケホとデジラ」は、詳細内容は細かく違っていても、ほぼ同じ内容を指す言葉なのです。

 

もう少し、分解してみてみると、ドコモの「カケホーダイ&パケあえる」は、「カケホーダイプランとパケットパック/シェアパックのプランのこと」を指し、auの「カケホとデジラ」もドコモとほぼ似たような内容で、「電話かけ放題プランとデータ定額プランのこと」を指します。

ここまでくると、なんとなくわかったような、聞いたことあるような気がする人も増えてくるのではないでしょうか。

ではこの両プラン、何がどう一緒で、何が異なり、どちらがよりメリットがある内容なのでしょうか。

検証していきます。

ドコモのカケホーダイプランを考える

ドコモのカケホーダイプランに関しては、当ブログの過去記事でも色々と解説してきているので、内容をご存知の人も多いかもしれません。

ですがここでは、とりあえずそれも含めて改めて振り返っておこうと思います。

ドコモのカケホーダイプランとは、ドコモが2014年6月1日より提供開始したサービスです。

もうなんだかんだで2年半も経つのですね。

Xi対応のスマートフォン及びiPhone、さらにはFOMAドコモケータイやXiドコモケータイでも利用可能な料金プランとなっており、以前のFOMAプランタイプXiにねんに代わる標準プランとなっています。

当初は「電話をほとんどかけないユーザーであっても、月額2700円がかかる」というXiのカケホーダイプランに変更したくないがために、タイプXiにねんに留まったり、フィーチャーフォンを使い続けたり、二台持ちをしたりと様々な対策をとるケースもよくありました。

ただ、現在はカケホーダイライトの登場によって以前ほどそうした裏技に走る必要がなくなってきたため、改めてそう形を模索する人は減ってきているものと思われます。

何より、そうした手法をわざわざ利用するくらいなら、素直にMVNOに移行してしまう方がはるかにお得、という時代になってしまったということもあります。

そしてすでに、詳しいユーザーはほぼMVNOへの移行が完了しているか、MVNOとドコモなど大手キャリアとの効率のいい併用方法を実現しています。

 

いずれにしてもドコモで利用しつづけるのであれば必須のプランとなっており、通話付きプランの場合にはカケホーダイ、もしくはカケホーダイライトのいずれかの選択が必要となっています。

それに加えて、「カケホーダイ&パケあえる」の「パケあえる」の部分を同時に選択する必要があります。

 

カケホーダイプランにおけるパケットプランは、パケットパックおよびシェアパックとなっています。

パケットパックは回線単独で利用することができるパケットプランで、シェアパックは家族でデータ容量を分け合うことができる、ドコモ特有のパケットサービスとなっています。

後述しますが、このシェアパックの存在がauとの明確な差別化ポイントとなっています。

 

auのカケホとデジラを考える

カケホとデジラを、ドコモ目線で理解しようと思うのであれば、カケホーダイがカケホ、パケあえるがデジラと考えればいいでしょう。

内容もほぼ同様、金額もほぼ同等です。

スマホ用のカケホは2700円とドコモのカケホーダイと同額です。

カケホにはドコモのカケホーダイライトプランと同等のスーパーカケホ(1700円)も用意されており、電話をあまりかけないユーザーに対しても選択肢を与えてくれています。

そういう意味では、通話の部分ではドコモもauも、まったく違いはないと言っていいでしょう。

カケホーダイプランもカケホも、通話定額かけ放題、カケホーダイライトとスーパーカケホは、5分以内が通話定額無料、5分を超えると通話料金が発生します。

 

ドコモとの間に差異を見つけることができるのは、デジラの部分です。

auのデジラ、データ定額サービスは、毎月の高速通信利用可能容量を最低の1GBから最大の30GBまで用意しています。

具体的には、データ定額1/2/3/5/20/30です。20GB・30GBの大容量プランのことをスーパーデジラと呼びます。

ドコモのパケットパックは、データSパック(2GB)、Mパック(5GB)、ウルトラLパック(20GB)、ウルトラLLパック(30GB)なので、選択肢としては1GBと3GBのプランも用意されているauの方が広くなっています。

とりあえず家族がどうということもなく、まずは単独回線のプランを考える形になるため、見方によってはドコモよりもわかりやすいといえるかもしれません。

 

ドコモ「パケあえる」とau「デジラ」の明確な違い

このドコモとauの二つのプランの明確な違いとしては、「家族」をどう意識するか、という部分につきます。

完全通話定額制プランである「カケホーダイ&パケあえる」を一番初めに開始したドコモは、この「家族」に対するこだわりがスタートの段階から明確でした。家族向けの「シェアパック」が用意されていたことからもそれは明らかです。

ドコモのシェアパックは、家族で最初から利用可能な容量と料金をまとめてしまい、あとはその家族の中で使いたい人が多くの容量を使うことができるという仕組みですが、一方でauの場合にはそうした初めから家族で分け合うという仕組みはありません。

auの「カケホとデジラ」はドコモにかなり遅れてのスタートとなったことも影響したのか、ドコモのシェアパックと同等のプランは存在しません。

代わりに、余ったデータ容量を家族に贈る「データギフト」という仕組みを構築しています。

データギフトの場合、あくまで余った分を家族の足りない誰かに分けてあげるという、贈る側目線に立っているわけです。

そのため、贈る側が能動的に「ギフトしてあげよう」という行動に移らない限り、足りない家族が容量をもらうこともできません。

逆にドコモのシェアパックの場合は、足りない家族が一人で全体の容量を使い込むこともできてしまうため、逆に使わない家族に影響を及ぼしてしまうことがあります。

たくさん使う家族にとって便利なのはドコモのシェアパック、不便なのはauのデータギフトであり、逆にあまり使わない家族にとってはドコモのシェアパックは自分の容量を確保できるという意味で使い勝手がよく、たくさん容量を使う家族にとっては足りなくなったときにわざわざ誰かにギフトしてもらわないといけないデータギフトは、使い勝手は悪いといえます。

このどちらがいいのかは家族それぞれの使い方次第なので一概には言えません。

 

ウルトラシェアパックはドコモだけの強み

さて、そうして考えていくと、ドコモの強みが見えてきます。

auのデータギフトはあくまで余ったデータ容量を家族に贈るサービスではあるものの、そもそもデータ容量が足りないのであれば、わざわざ毎回家族にギフトしてもらわないといけないデータギフトを期待するよりも、初めから大きな容量のプランを選択すればいい話でもあります。

大きな容量のプランとしては、2016年に開始されたauのスーパーデジラ、ドコモのウルトラパックがあります。

どちらも回線単独で申し込みをした場合、20GB30GBのプランが用意されています。

個人の回線で最大30GBが利用できれば、さすがに十分足りるケースがほとんどなのではないでしょうか。そうなると、データギフトの存在意義は限りなく少なくなりますし、そもそもauのデータ定額20・30ではデータギフトは利用できなくなっています

家族の中で一人がスーパーデジラ・データ定額20・30にしておき、余った分を最低容量のデータ定額1にした家族に贈る、などの裏ワザは塞がれているわけです。

 

そこで、生きてくるのがドコモのシェアパックおよびウルトラシェアパックです。

家族で容量を分け合い利用することができ、料金も均等に分け合う分割請求オプションなども存在するため、分け合う回線数によっては非常にお得になる可能性があります。

 

例えば、ウルトラシェアパック50であれば、料金は月額16000円+子回線数×500円となります。

仮に家族4人+タブレット1台で分け合うとするなら、16000円+4回線×500円で合計18000円です。

これを5回線で割れば1回線あたり3600円となります。データSパック(3500円)とほぼ同水準ですね。あまり普段からデータ容量を利用しない家族は、ほんの数GBで足りるでしょう。残りのデータ容量は、大容量を使いたい家族が使えばいいわけです。たっぷり使えます。

参考情報としては、これにドコモ光のセット割引や利用年数による「ずっとドコモ割」が追加されると、ウルトラシェアパック50の場合、合わせて最大4300円(2500円+1800円)も割引されます。

上記の5回線のケースであれば、1回線あたり2740円とかなり安くなります。

さらには、dカード GOLDという還元率10%の最高のツールもあるため、合わせての利用は必須といえます。

割引なしでウルトラシェアパック50を利用している場合、dカードGOLDの利用があれば単純に月あたり1600ポイントが貯まり、年間にすると19200ポイントにもなります。これだけで簡単に年会費も元をとってしまう計算となります。

 

auの強みとMVNOへの動き

auの「カケホとデジラ」にももちろん強みはあります。

auスマートバリューやau STARによるメリットも含めて考えればかなりお得になるケースも出てくるでしょう。家族を意識せず単独回線で考えると、データ定額1という最安値プランを持つauは、ドコモよりもお得になるケースが出てきます。

 

しかし、とにかく家族の回線数が多くなればなるほど有利になっていくというドコモの強みに加えて、dカード GOLDとドコモ光を中心とした総合力で、「家族まるごと」をアピールするドコモを選択するのは十分合理的だと思います。

 

総務省による動きはケータイ・スマホ業界全体の仕組みを複雑化してしまいました。

現在はドコモ、auにソフトバンクを加えた3キャリアおよび、格安スマホ・格安SIMと呼ばれるMVNOも選択肢として存在します。2016年は0SIMLINEモバイルなど、新しい勢力も登場しました。

料金だけで考えるのであれば、MVNOが圧倒的有利なのは間違いないでしょう。移行を検討するのもありだと思います。

しかしまずは、ドコモ、auなどの基本を知らなければ比較しようがないので始まりません。そこから始めてみてはいかがでしょうか。

それらを総合的に判断し、2017年、最高に効率のいいモバイルの活用方法をしっかり模索していきましょう。

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