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ドコモ光かポケットWi-Fiかという話

   

ポケットWi-Fiがあれば、ドコモ光なんて必要ない、という話をたまに聞くことがあります。

自由に持ち運びができ、どこでもWi-Fiをスマホ等に飛ばして利用できるという意味では、確かに非常に利便性が高いポケットWi-Fiは便利なように思えます。

しかしかといって、特にドコモユーザーの場合、ドコモ光を利用せずにポケットWi-Fiを利用する方がお得なのかというと、少々疑問が残ります。

ドコモ光と比べてポケットWi-Fiはどれくらい使い勝手がいいのか、ドコモユーザーであっても利用する価値があるのか、検証してみました。

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そもそもポケットWi-Fiって何?

世間一般に浸透している「ポケットWi-Fi」とは、広い意味でのモバイルWi-Fiルーターのことを指すことがほとんどではないかと思われます。

しかし実際には、「Pocket Wi-Fi」はワイモバイルのサービスかつ登録商標なので、多くの人が想像しているよりももっと限定された商品だったりするわけです。

そのため、ドコモショップに行って「ポケットWi-Fiが欲しいんですけど」というのは本来間違った使い方なのです。ポケットワイファイはドコモショップでは取り扱いしておらず、ワイモバイルショップ、もしくはそれを併設するソフトバンクショップにしかありません。

ただそのあたり、ある程度ドコモショップなどでも理解していたりするので、「あ、このお客様はモバイルWi-Fiルーターを探されているんだ」と察してくれることが多いです。

気が利いた店員さんなら「ポケットワイファイはワイモバイルの商品ですが、ドコモでも同等商品のモバイルWi-Fiルーターの取り扱いがあります。そちらのご案内でもよろしいですか?」という風に案内してくれるかもしれません。

 

では、ポケットWi-Fiを含むモバイルWi-Fiルーターとは、どういうものなのでしょうか。

簡単に言えば、持ち運びをすることができるWi-Fiルーター、Wi-Fiの親機となる専用端末のことを指します。

専用端末、という言い方をしたのは、たとえばスマホやタブレットでも、「テザリング」という機能を使うことでWi-Fiルーターとまったく同じ役割を果たすことができてしまうためです。スマホやタブレットはモバイルWi-Fiルーターではなく、あくまで同等機能を有している電話/通信用デバイス、と認識するといいでしょう。

さらに、「モバイル」という部分を省略してしまうと、自宅据え置きのWi-Fiルーターと混同してしまう可能性があるので注意しましょう。

 

こんな風に考えていくと、なんだかモバイルWi-Fiルーターって呼ぶの面倒だな、と感じられるかもしれません。

多くの人がそう感じた結果として、よりイメージが伝わりやすい「Pocket Wi-Fi」が一般的に普及するに至ったわけですね。基本的に伝わればいいので、内容を理解した上で、あとは人に伝わる言い方を選択すればいいのではないでしょうか。

 

ドコモ光とドコモのモバイルWi-Fiルーター

ドコモ光とポケットWi-Fiでどちらを利用するべきか悩んでいる、という人の大半は、おそらく脳内イメージとしてワイモバイルのポケットWi-Fiが念頭にあるはずです。

しかしそのイメージのまま、ドコモのモバイルWi-Fiルーターを検討してしまうと、まったく内容が異なることに気づくと思われます。

 

ドコモのモバイルWi-Fiルーターは、ドコモのデータプラン単独、もしくは2台目プラスシェアパックの子回線として契約する形となります。

ドコモの契約回線を他に所有していない場合には、モバイルWi-Fiルーターを単独で契約する必要が出てくるため、データプランとパケットパックを利用したいデータ容量に合わせて選択する必要があり、コスト的にあまりお勧めできません。

そもそも、ドコモの回線を利用していない状態でモバイルWi-Fiルーターだけ契約する、というケースは少ないとは思われるため、基本的には既設回線に追加する形での2台目プラス、またはシェアパック子回線になると思われます。

ただその場合、親回線のデータ容量を分け合う形になるため、モバイルWi-Fiルーターを追加したからと言って、利用可能となるデータ容量が増えるわけではありません。

もし、データ容量が足りないからドコモのモバイルWi-Fiルーターを追加したいと考えているとしたら、これは大きな見当違いということになります。

その場合、わざわざ追加で基本料金等もかかるモバイルWi-Fiルーターを新規契約するようなことはせず、素直に契約プランの容量を上げてテザリングを利用した方がいいです。

 

仮にデータMパック(5GB)をウルトラLパック(20GB)に上げるのであれば、1000円の追加で15GB増えます。

データMパック(5GB)のスマホにモバイルWi-Fiルーターを2台目プラスで追加契約したとしても、基本料金等が1900円(1200円+200円+500円)追加される上に、データ容量は据え置き5GBを分け合う形にしかなりません。ほぼ意味がないです。

 

もしデータ容量が足りないということで、何らかの対策を考えている中でのドコモのモバイルWi-Fiルーターという選択肢であるのなら、これは純粋に料金プランを変更するか、ドコモ光を素直に導入するかで検討した方が確実です。

 

ドコモ光とポケットWi-Fi(ワイモバイル)

さて、ここからが今回の本題ですね。ようやくたどり着きました。

ドコモユーザーが、ドコモ光「ワイモバイルの」ポケットWi-Fiを検討していた場合、どちらがお得なのか、ということです。

現在のドコモの料金プランには、ウルトラパックが存在しているので、ある程度の容量までにはプランの変更だけで耐えられると思います。ウルトラパックでも足りなくなるような利用方法としてやはり、動画の視聴ということになるのではないでしょうか。

そして動画の視聴ということであれば、利用できる容量は大きければ大きいほど有利です。

 

Pocket Wi-Fiの場合、大容量を利用したい場合には、Pocket WiFiプランLまたはPocket Wi-Fiプラン2が用意されています。月額料金はアドバンスモード付のプランLが4380円、プラン2が3696円にアドバンスオプションを合計して4380円、どちらも同額です。

どちらも標準モードでの利用可能容量は7GBですが、アドバンスモードを設定することにより、通信方式「AXGP」の提供エリアで月間データ容量による速度制限なしで利用できるようになります。

使い放題速度制限なし、という点は非常に大きな魅力ですね。

 

ただしワイモバイルのポケットWi-Fiの注意点として、直近3日間で約10GB以上の利用があった場合、速度制限がかけられる可能性があるという点には注意が必要です。そのため、完全な使い放題ではありません。使い放題と思って一気に動画を視聴してしまうと、この制限にかかる可能性があります。

さらに、アドバンスモードを利用できるAXGPの提供エリアの問題もあります。都市部では大体利用できますが、少し郊外に行くとまだまだ対応していないエリアも多いです。

そもそも自宅が提供エリア外だった場合、アドバンスモードが利用できないので、標準モードで結局上限は7GBまでしか使えません。そのためエリアの確認は必須です。

ちなみに上記のポケットWi-Fiの料金は「おトク割」を適用させた場合の料金で、利用期間は36ヶ月、つまり三年単位での自動更新となっています。二年ではありません。三年です。縛りの期間が通常よりも1年長い上に、もしバリューセットを利用していた場合には解約金も非常に高いので、この点は要注意です。

 

一方でドコモ光の場合は、完全な使い放題なので、何も心配することなくどれだけでもインターネットの利用や動画の視聴が可能です。

こちらももちろんエリアの問題はありますが、比較的多くの場所で最近は利用できるようになっています。

料金的にも、マンションタイプであれば4000円から利用でき、戸建タイプのタイプAなら5200円です。

これに、ドコモの料金から割引されるドコモ光パックが適用されるため、事実上さらに割引がかかる形となり、ポケットWi-Fiと比較しても安くなるケースの方が多いと思われます。

 

ドコモ光の弱点としては、あくまで自宅据え置き型のインターネットなので、持ち運びをしたり外出先で利用したりすることはできませんが、動画視聴が主な使い方であれば、基本的には自宅で利用できれば特に問題はないのではないでしょうか。

利用期間はスマホなどと同じ二年更新となっています。

 

個々の利用状況にもよるのですが、こうした点から、基本的にはドコモユーザーであればポケットWi-Fiよりもドコモ光を利用するのがお勧めです。

わざわざポケットWi-Fiを契約する必要性は低いですし、何より三年縛られることにより動きも取りにくくなります。

改めて、何をしたいのか、何のためにドコモ光やポケットWi-Fiを利用したいのかを明確にした上で、よく検討してみましょう。

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