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ドコモ光とソフトバンク光を比較してみた

   

ソフトバンク光が実は非常にお得、という話を聞いて、ドコモ光と比較してみました。

ドコモユーザーによくありがちなのですが、なぜソフトバンクではなくドコモを利用しているのかというと、ソフトバンクに対してなんとなく、漠然とした不信感を抱えていたりする人が案外少なくなかったりします。別に過去にトラブルがあったとか、そういうわけでもなく、です。

私も実は昔からそういう傾向があり、最近こそ平等に見ることができるようになってきたものの、相変わらずソフトバンク系サービスはほとんど利用していません。

ただそんな思い込みを捨ててしっかり内容を確認すると、やはりドコモ光よりもソフトバンク光がお得な部分もあるのかもしれない、と思い、内容を確認して比較してみました。

ソフトバンク光の料金

まずはソフトバンク光の基本的な料金内容について確認しておこうと思います。

ソフトバンク光の基本料金は、ドコモ光よりもさらにわかりやすく、マンションプランで月額3800円戸建プランで5200円です。

ドコモ光のマンション・タイプAが4000円、戸建・タイプAが5200円なので、戸建は同額、マンションはソフトバンクの方が200円安い設計となっています。

これだけで比較が完了するのであれば非常にわかりやすく単純な話ではあるのですが、セット割引やオプション、キャンペーン、選べるプロバイダーの違いなどがあるため、そう簡単にはいきません。

以下、順番に解説していきます。

 

ソフトバンク光の「おうち割 光セット」の割引内容

ソフトバンクを利用しながら自宅のインターネット回線をソフトバンク光にした場合のセット割引が、「おうち割 光セット」です。

ドコモにおけるドコモ光パックと同じですね。ただ、その割引内容は大きく異なります。

おうち割 光セットの場合の割引は、データ定額5GB・20GBの場合には2年間1回線あたり1522円の割引、3年目以降は1008円の割引です。

データ定額30GBの場合には毎月2000円の割引、3年目以降は1008円の割引です。

もしスマホでなく3Gケータイを利用している場合には、毎月ずっと500円の割引となります。

ここまで見ても、ドコモとはずいぶん仕組みが異なります。

 

当初24ヶ月間の割引額 それ以降の割引額
データ定額ミニ 1GB 500円 500円
データ定額ミニ 2GB 500円 500円
データ定額 5GB 1522円 1080円
データ定額 20GB 1522円 1080円
データ定額 30GB 2000円 1080円
データ定額(3Gスマホ) 443円 443円
データ定額(3Gケータイ) 500円 500円

 

おうち割 光セットの大きな特徴としては、回線ごとに割引が適用されるという点で、例えばソフトバンクのスマホをデータ定額5GB、または20GBで家族三人が利用している場合、それぞれの回線から1522円が割引される形となり、合計すると3人分で4566円が割り引かれる形となります。

ドコモ光の場合には光とペアになる回線のみが割引適用されるため、一見ソフトバンク光の方がお得に思えなくもありませんが、ドコモの場合、家族で利用する場合にはシェアパックを利用することを前提としているため、一概に比較もしにくいところです。

例えばソフトバンクでドコモのシェアパックにあたるサービスとしては家族データシェアがありますが、家族データシェアを利用している場合、おうち割 光セットでは割引対象外となるため、結果的に家族データシェアを利用しない方がお得になるケースが出てくるわけです。

 

ドコモの場合、シェアパック15で1800円の割引、ウルトラシェアパック30では2000円の割引が適用され、しかも二年限定という区切りもなく、ずっとその割引が適用されるため、そう考えるとむしろソフトバンク光よりもお得かもしれません。

もっと言うと、光の比較からは少し離れますが、シェアパックを利用するとドコモではシンプルプランも選択可能となりますし、購入機種によってはdocomo with(ドコモウィズ)も利用できます。しかし、ソフトバンクは格安サブブランドであるワイモバイルがあるがゆえに対抗プランをいまだ発表していないので、完全にドコモ有利と言ってよさそうです。

 

光の話に戻りますが、回線ごとに割引されるからソフトバンク光の方がお得、といえばそうかもしれませんが、その分回線ごとのデータ定額の基本料金がかかってきて高くついてしまうため、回線ごとに1522円割引されても結果としてドコモのシェアパックの方が回線数が増えれば増えるほど、1回線あたりの料金は安くなる可能性が高いわけです。

もちろん回線数と選択するデータ容量によって変わりますが、この辺りは意外にわかりにくい落とし穴と言えそうです。

 

おうち割 光セットは小容量プランもサポート

おうち割 光セットでは、データ定額30GBで2000円、20GB、5GBで1522円の割引が二年間適用されますが、データ定額2とデータ定額1の小容量プランを利用している場合にも割引が適用されます。ドコモのデータSパックに適用される期間限定割引1年間のみ500円の割引なので、ソフトバンク有利ですね。

ちなみに、おうち割 光セットの公式ページを見ても、データ定額2とデータ定額1に言及している部分が少なく、なかなか見つけにくいです。もしソースを確認したいのであれば、最終的に「おうち割 光セット」の提供条件書を確認するとしっかり記載されています。

ともかく、永年割引という部分について、純粋にソフトバンク光のドコモ光に対するアドバンテージと言ってよさそうです。

 

おうち割 光セットには必須オプションがある

この点は、実は非常に見落としやすいポイントでもあります。何しろ、ソフトバンク光の公式ページを見ていても、目立つ形では書いていないので、初見ではほぼ見落とします。私も途中まで完全に気づきませんでしたが、実際に申し込みページに進んだところで気づきました。

 

 

こうあります。

 

※本サービスにお申し込みいただく場合、以下3つのオプションサービス(光BBユニット/Wi-Fiマルチパック/電話サービス(ホワイト光電話・光電話(N)・BBフォンのいずれか))が含まれます。(月額500円~)

 

つまり、元々電話を利用しようと考えていたユーザーであれば、あまり気にする必要はないのですが、電話など必要なくインターネットのみ利用しようと考えていたユーザーについては、「おうち割 光セット」を適用させるためには強制的に月額500円が追加される形となります。つまりは割引額が500円減るのと同じことですね。

これはしかし、auひかりを利用した際のau スマートバリューと構造としては似ています。au スマートバリューも適用には光電話が必須とされていますので、月額500円はどうしてもかかります。

ということは、です。

 

ドコモ・au・ソフトバンクの三大キャリアの光回線インターネットサービスにおいて、電話や追加オプションを必須としていないのは、ドコモの「ドコモ光」だけなのです。

この点については、ドコモの良心と考えたいところですね。

 

ソフトバンク光はプロバイダーの選択が不可能

ドコモ光の場合、ドコモ光対応プロバイダーが数多くあるため、NTTフレッツ光で利用していたプロバイダーをそのまま引き継ぐことも多くのケースで可能なのですが、ソフトバンク光の場合にはプロバイダーの引継ぎができるのはYahoo!BB(ヤフーBB)のみで、そのほかのプロバイダーを利用している場合にはすべて、プロバイダーはヤフーBBに切り替えという形になります。

フレッツ光からドコモ光に転用する場合でも、プロバイダーが変更になる場合、それが一つの障壁となって転用に踏み切れないケースがあると思います。それがソフトバンクの場合はより顕著で、転用に踏み切れないケースも多いのではないかと思われます。

ただ、ドコモ光の場合にはどうしても変更になってしまうヤフーBBが、逆にソフトバンク光ではそのまま継続可能という利点もあるので、ヤフーBBユーザーにとってはソフトバンク光は申し込みしやすいコラボ光であるといえそうです。

新規契約の場合もソフトバンク光ではプロバイダーの選択はできず、自動的にヤフーBBを利用する形となります。ただ、新規契約の場合には転用よりもそれほど抵抗はないと思います。

 

ソフトバンク光の工事料はキャンペーンで相殺できる?

ソフトバンク光を新規で申込する場合、これは当然のことながら工事料金が発生します。

ドコモ光についても、新規契約時の工事料無料キャンペーンは終了してしまいましたが、ソフトバンク光においても工事料はどうしても発生します。

しかも、理由はよくわかりませんが、ソフトバンク光の方が、ドコモ光の新規の場合よりも工事料金の設定が若干高めです。ドコモ光の場合は新規工事費が戸建で18000円ですが、ソフトバンク光は24000円です。

 

しかし、その工事料金分を、他社光回線からの乗り換え新規契約であれば、キャンペーンによって事実上ゼロにすることができます。これが、2017年9月30日まで行われている、「商品券24000円プレゼントまたは、月額利用料1000円×24ヶ月割引」のキャンペーンです。

ただし、乗り換え新規のみなので、通常新規の際には適用しません。通常新規であれば、あきらめて工事料金を支払うしかありません。

ちなみにドコモ光の場合には、乗り換えでも通常新規でもdポイント20000ポイント、転用でも10000ポイントがもらえます。

 

ソフトバンク光のもう一つのキャンペーンとして、他社インターネット回線解約時の違約金全額キャッシュバックキャンペーンが実施されています。

この二つのキャンペーンをどちらも活用することができれば、初期費用としてはかなり有利に他社から乗り換えることができます。

 

ソフトバンク光とドコモ光の違いまとめ

こう内容を見てくると、どうやら必ずしもソフトバンク光がドコモ光に対して有利である、とは言えないようです。

というか、ドコモユーザーが利用するのであれば、やはりドコモ光を選択するのが一番です。特に家族が多い場合にはシェアパックを活用し、かつdカード GOLDによる高還元ポイントもゲットし、最大限にお得に利用することができるはずです。→「dカード GOLDは本当にお得なのか

固定電話等を必要としていない場合でもソフトバンク光では強制的に500円分のオプションが一つつきますが、ドコモ光にはそのようなオプションはありません。加えて、Wi-Fiルーターについても無料でレンタルすることがある高速プロバイダーも存在しています。

同じように、今までのプロバイダーに不満がある、という場合には、ドコモ光に変更するにあたって別のプロバイダーを選択したり、あとから別のプロバイダーに変更したりすることもできるわけです。ソフトバンク光と比べると、格段に選択肢の幅が広いといえます。

他社からの乗り換えキャンペーンについては、ソフトバンク光はかなり手厚いキャンペーンを用意しているため、一見お得に見えたりもするわけですが、この辺りもよくよく検討してから答えを出しましょう。

そもそもドコモユーザーがソフトバンク光を利用するという選択肢はほとんどないので、利用するとしたらドコモを完全に解約してケータイ/スマホごと固定回線もソフトバンク光へ、という流れになると思います。

となると、ソフトバンク光というよりもトータルでのコストを出していく必要があるのですが、シェアパックとdカード GOLDを持つドコモはやはり有利であるといえそうです。

ドコモ光についての詳細内容は、改めて「ドコモ光の詳細まとめ記事」にて確認されてください。

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