ドコモ情報裏ブログ

ドコモのサービス/料金/キャンペーン/MVNO/格安スマホ/SIMフリースマホ/Android/iOS/Windows/アプリゲームを裏側から検証

*

「ドコモ光にしたら高くなった」という口コミは本当なのか

   

たまに見かけるドコモ光に関する口コミ情報で、「ドコモ光にしたら数千円高くなった」というようなものがあります。

これからフレッツ光からドコモ光に転用しようと考えている人や、新しくドコモ光を契約しようかなと検討している人にとっては、これほど戦慄の走る口コミはありませんよね。

 

「え、ドコモ光にしたら安くなると思ってたのに、実際は高くなるの?」

「しかも数千円も高くなるの?」

 

速度が遅くなるとかドコモ光サポートセンターの対応が悪いとかそんな情報ではなく、もっと根本的な料金の部分でお得になるどころか損をしてしまうのでは、これはもはやドコモ光に変える意味がありません。

ただ、そんな口コミを見かけるたびに思うのです。

何をどうしたらドコモ光に転用することで現状より数千円も高くなるのか? と。

そんな口コミの信ぴょう性について考えてみました。

関連記事:「ドコモ光は本当にお得なのか

ドコモ光に変えたら高くなる、はあり得るのか

ドコモ光にして高くなった、という口コミを見かけた場合、まず初めに私が考えるのが、「それは『本当に』高くなったのか?」ということですね。

実はかなりの確率で、高くなったと思い込んでいるだけで、実際はそれほど変わっていない、もしくは逆に安くなっていたというケースも隠れていたりします。少なくとも私が今まで実際に話を聞いたケースは、このパターンばかりでした。

ただ注意しなくてはいけないこととしては、フレッツ光からドコモ光に転用することで高くなるケースも、実際に一部ですが、存在します。

リアルにドコモ光に転用したことで逆に料金が高くなってしまった人は、基本的にNTT西日本の管轄エリアに住んでいる人がほとんどです。東日本エリアに住んでいる人で、ドコモ光にして高くなった、というケースは、考え方が間違っていたケースばかりです。

それはどういうことなのか、順番に解説していきます。

 

ベースの料金はフレッツ光+プロバイダよりドコモ光が安い

基本となる料金体系は、これは公式サイトなどを見れば一目瞭然ですが、ドコモ光の方が安いです。

 

フレッツ光の場合、東日本と西日本ではそれぞれ別会社となっているNTT東日本とNTT西日本で料金体系が異なります。

NTT東日本の場合、ベースとなる基本料金は戸建てタイプで5700円です。ここから、にねん割ギガ推し!割引フレッツ光メンバーズクラブのマンスリーポイントを料金に充てることまで実施して、実質料金が4600円としています。

この段階で色々複雑でわかりにくくなりますが、そこはとりあえず目をつぶります。仮にここからプロバイダー料金を平均的な1000円程度と見積もれば、合計で5600円程度となります。

 

NTT西日本の場合は、5400円を基本として、ここにプロバイダー料金1000円を加えると6400円です。

 

ドコモ光はプロバイダー料金込みで、タイプA戸建ての場合は5200円です。

ここだけ見ると、確実にドコモ光が安いですね。

ただし、まだこの段階では正しい比較にはなりません。なぜなら、ここからそれぞれキャンペーン等による割引が存在するからです。

 

フレッツ光とドコモ光の本当の料金

フレッツ光の場合、NTT東日本では上記以上の割引はそれほど多くありません。

指定のプロバイダー料金をセットでまとめてしまう「プロバイダパック」を利用することで、500円でプロバイダー契約ができるので、それを加えて実質5100円です。ここでいったん、ドコモ光タイプAの5200円より安くなります。

ですが、ドコモ光にはドコモ光パックという、ドコモ利用者に対するお得割引が存在しているわけです。ここが実は非常に大きいわけです。

ただ、どうしても比較が難しくなってしまうのは、ドコモ光パックが、利用しているパケットパックの容量によって割引金額が異なるためです。

最低ラインで計算するのなら、データMパックの場合が800円引きとなりますので、実質料金は5200円から800円を引いた、4400円としておこうと思います。

この水準なら、やはりNTT東日本よりは安いわけです。

そのため、NTT東日本でフレッツ光を利用しているユーザーが、「ドコモ光に変えたら数千円も高くなった」というケースは、どう計算しても考えにくいわけですね。

仮にドコモのパケットパックを利用していなかったとしても、一年目は少なくともドコモが安いですし、それがなかったとしてもNTT東日本が100円安いだけです。大した差はありません。

請求をまとめられるという利便性や、dカード GOLDによるポイント還元率を考えれば、どう考えてもドコモ光に転用する方がいいと考えられます。

 

ただ、これがNTT西日本の場合は話がそう簡単ではありません。

 

NTT西日本のフレッツ光「どーんと割」は安すぎる

ドコモ光に変えたら数千円高くなった、というケースで考えられるのは、NTT西日本エリアで、「どーんと割」を利用しているケースです。

なんとこの「どーんと割」、申し込みから2年間が、どーんと3610円で利用ができるという割引なのです。3年目以降は一旦料金が上がるものの長期利用していけば、8年目以降は再び3610円で利用ができるというNTT西日本の格安プランです。

現在では申し込みが終了しており、代わりに「光もっともっと割」が提供されていますが、こちらも8年目以降は3810円と「どーんと割」にはかなわないもののかなりの格安です。

これにそれぞれプロバイダー料金が1000円加算されたとしても、5000円に届きません。

この最安値にプロバイダー料金も1000円を切る安いプロバイダーを選択すれば、ドコモ光でドコモ光パックによる割引が適用された場合に匹敵する安さとなります。

ただ、それでもドコモ光に変えたからと言って、数千円も高くなるということは考えにくいわけです。

 

ドコモ光にしたら高くなった、と感じた原因

以上の内容から、フレッツ光からドコモ光に転用したら料金が数千円も高くなった、という口コミの考えられる要因としてはいくつかしかありません。

ドコモ光にした場合の、ドコモ光パックによる割引を失念しているケースです。請求内訳をみても、実際非常にわかりにくいので無理もありません。

または、そもそもドコモ光パックが適用されない料金プランを利用しており、一年限定の期間限定割引(500円×12ヶ月)しか適用されていないというケースです。

その上で、現在利用しているフレッツ光で「どーんと割」が適用されており、かつプロバイダー料金を別で考えている場合が考えられます。

その場合、フレッツ光は3610円、ドコモ光は5200円と判断できてしまいます。そうすると、ずいぶん高くなってしまったように見えますね。

 

ちなみにNTT西日本の「どーんと割」は2015年4月30日をもって新規受付を終了しています。つまり、その頃に申し込みを完了したとして、開通がよほど遅れていなければすでに2017年夏の時点ではすべてのユーザーがどーんと割の最安値料金から3年目以降の料金へ移行しているはずです。

そのため、今後は同様のケースで「数千円も高くなった」というようなケースは減ってくるのかなと思われます。

 

ドコモショップでタブレットを同時契約していないか?

もう一つ、ドコモ光に変更したら料金が高くなったというケースで考えられるのが、ドコモショップでドコモ光を契約した際に、同時にタブレットの契約をしているケースです。

ドコモショップにおける負の側面の一つに、トータルでのコスト提案を行い、その中にタブレットの料金も組み込んで案内してくるケースがあるのです。

スマホ、光、タブレットと様々な商材がある中で、それぞれに料金を案内していては複雑になり混乱のもとになってしまうという言い分もわかりはするのですが、トータルコスト提案の中に、本当に必要なのかもわからないタブレットの料金も含まれているとあれば話は別です。

ドコモ光に転用することによる割引額を、そのままタブレットを追加することで増える料金にあて、料金はあまり変わらずにタブレットも利用できますよ、と案内されると、ついつい購入してしまう、というケースですね。

大体この論法でタブレットを購入してしまう場合には、利用者側は詳しい内容がよくわかっていません。

 

「お得といわれたから買った」

「料金がかからないと言われたからタブレットをもらって帰った」

 

返ってくるのはこんな回答が多いわけです。

結果、「ドコモ光に変えたら高くなった」、となるわけです。この場合、ドコモ光に変えたことが直接的な原因ではないのですね。

 

ドコモ光に変えたとしても・・・

ここまでの内容が正しく理解できれば、ドコモ光に転用した場合に何が起こるのか、本当に高くなるのかは理解できたと思います。

私もメインのデータ端末はMVNOの格安SIMを利用したりしているわけで、ドコモ光を盲目的に勧めるわけではありません。ただそれでも客観的に見て、ドコモを利用している場合にドコモ光が有利であることはほぼ間違いないわけです。

もっと言うなら、dカード GOLDの利用でドコモ光利用分のうち500ポイント程度は戻ってくるわけです。

そこまで合わせて考えることができれば、どう転んでも損することはありませんし、ドコモ光にして高くなったということはほとんど考えられませんので、安心して転用を選択して問題ないと思います。

その他、速度的な部分やドコモ光については、また別記事にて解説していますので合わせて参考にどうぞ。

関連記事:「ドコモ光は本当にお得なのか

 

 - ドコモ光