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ドコモ光 Wi-Fi利用中の切断の原因は電子レンジだった?

   

Wi-Fiの仕組みをある程度理解している人には常識かもしれませんが、意外と見落としている人も多い話です。

自宅でWi-Fiを利用している際に、2.4GHz帯の電波を使うと、同周波数帯を利用する家電製品、特に電子レンジと干渉してしまうのです。

実は私も、知識としてはその内容を理解していたのですが、「とはいえそんなに大きな影響はないでしょ」、と安易に考えていました。しかしこれが実は、場所によってはかなりの影響が出るんですね。

まさか電子レンジがWi-Fi切断の元凶とは夢にも思わず、「ドコモ光はすぐ切断する!」と怒り心頭のクレームに発展しているケースも多かったりします。

基本的にこの原因に気づけないと、ドコモ光にしようがauひかりにしようがソフトバンク光にしようがプロバイダーをどこに変えようが同じことです。まったく同じように切断が繰り返されます。

実際に実験してみた話と、対処方法について解説していきます。

無線LAN(Wi-Fi)には2種類の周波数帯がある

無線LAN用のWi-Fiルーターの箱などを見てみると、必ず「IEEE802.11」という記載を見つけることができます。

読み方としては「アイトリプルイー ハチマルニー テン イチイチ」とよむことが多いです。簡単に説明すると、無線LANの標準規格なのですが、この「11」のあとに続く、「b/g/a/n/ac」の部分の違いにより、通信の速度や周波数帯が異なります。

 

 

このうち、11b・11g・11nが主に利用する周波数帯が2.4GHz帯であり、家電製品と混信しやすい周波数帯であり、一方で11aと11acの場合には5GHz帯を利用するため干渉の恐れがありません。

 

 

上の写真はGMOとくとくBBで無料レンタルできる高速Wi-Fiルーター・バッファローのWXR-1750DHPの表示ですが、5GHzと2.4GHzの両方に対応しているWi-Fiルーターであることがわかります。

そもそもb/gにしか対応していないルーターなどもありますので、もし自分でWi-Fiルーターを購入する場合には、この部分はしっかり確認する必要があります。安いからといって、11bにしか対応しないような一昔前のルーターを購入すると、「速度が遅い!」と光回線の高速環境を生かせずストレスがたまることになってしまいます。

基本的には11b以外の規格であればそれなりの速度が出るため、どれを利用しても問題ないのですが、電子レンジなどの家電製品が近くにあると、思い切り影響を受けてしまうのが2.4GHz帯、つまりb/g/nを利用している場合と覚えておく必要があります。

 

Wi-Fiの電波は切れやすい、は間違い?

ONUとWi-Fiルーター(またはホームゲートウェイ)が正常に動いている状態であれば、電波が途切れるということは基本的にはないはずです。にもかかわらず細かく電波が途切れてしまうということは、ONUかWi-Fiルーターに問題があるのか、または他の要因が考えられるわけです。

機器の故障は、もちろん可能性としては十分考えられますが、確率の問題としてそれを疑う前に確認しておきたいのが電波干渉についてです。なぜなら、電波の干渉による通信の切断は、それほど起こりやすいためです。特に戸建てよりもマンションの方が体感としてよくある気がします。

 

マンションなどでよくある構造として、リビングと奥の部屋のちょうど中間あたりにキッチンが配置されているというケースがあります。このパターンでキッチンの電子レンジを動かすと、2.4GHzのWi-Fiを利用している場合、つながりにくくなったり、場合によっては通信が切断されます。

同周波数帯での電波の干渉・混信は、考えている以上に強かったりするのです。

 

実際に電子レンジの近くでWi-Fiの接続状況を確認してみた

 

ものは試し、実際に自宅の電子レンジの近くで、2.4GHzで接続したWi-Fiの状態がどうなるか、試してみました。

利用したスマホ端末はZenFone 3です。Wi-Fiスペックは「IEEE802.11a/b/g/n/ac」のすべてに対応しています。

2.4GHz帯のSSIDを拾い、Wi-Fi接続している状態で電子レンジのそばに行き、スイッチを押して動かしてみました。

すると、20秒ほどしたところでWi-Fiの電波マークが減り、その直後、見事に切断しました。LTE通信に切り替わり、Wi-Fiマークはスマホ本体から消えてしまいました。

何度試しても同じです。つまりこれが、電波が干渉しあい混信している状態ですね。

 

ちなみに、数メートル離れた場所で試してみると、影響はかなり弱まりました。つまり、場所が非常に重要というわけです。

そのため、考え方としては、それぞれの場所で実際に試してみて、つながりやすい場所、切れやすい場所を把握しておけばいいというわけですが、さすがにそれはそれで非常に面倒です。ではどうするのかというと、答えは一つですね。

 

電波干渉を避けるためには5GHz帯を利用する

電波干渉が起こりやすい2.4GHz帯を利用すると、こうしたトラブルはどうしても起こりがちです。そのため、それを回避するためには単純に2.4GHz帯を利用せずに5GHz帯を利用すればいいのです。

簡単な話ですね。

もし、今まで電波干渉でWi-Fiが切断されたりした経験などない、という人は、もしかしたら初めから5GHz帯でWi-Fiを利用しているからかもしれません。

逆に、本当に頻繁に切断されて困っている、という人で、もし2.4GHz帯を利用しているのであれば、5GHz帯に変えてみることで原因を切り分けることができます。それでも切断が治らなければ、これはルーターなどの機器側に問題がある可能性が出てきます。

 

Wi-Fiルーターは機器ごとにかなりの性能差がある

マンションの場合の方が電波干渉が起こりやすい印象があるのは、やはりその部屋の構造上の問題だと思うのですが、これが戸建てになると今度は、電波干渉というよりも単純に電波が届かない、ということもよくあります。

特に、自宅の端にWi-Fiルーターが設置してあり、その逆の端の二階、などになると、かなり電波が弱くなり、性能の低いWi-Fiルーターでは全く電波が届かなかったりもします。

そのため、家が大きくWi-Fiでカバーしたい範囲が広ければ広いほどWi-Fiルーターの性能にはこだわる必要がありますし、場合によってはWi-Fi中継器を利用する必要が出てきます。

これからドコモ光を利用しようと考えている場合など特に、どのWi-Fiルーターを購入しようか悩んでしまいそうですが、性能にこだわればこだわるほどWi-Fiルーターもなかなかの価格がしますので、躊躇してしまうところだと思います。

そんなときには私も利用している上記のバッファロー・Wi-Fiルーターを無料で貸出してくれるGMOとくとくBBは非常におすすめです。

関連記事:「GMOとくとくBBの高速Wi-Fiルーターを使ってみたら驚くべき結果が出た

 

ドコモ光はよく切れるという口コミは案外あてにならない

どんなサービスでも、実際に人が利用した感想を伝えてくれる口コミは非常に参考にできると思いますが、詳細情報が提示されておらずただただ「ドコモ光は切れやすい」などの口コミは、まずあてになりません。

前提条件が提示されていない状態での「切れやすい」という感想は、本当にドコモ光が悪いのかルーターなのかスマホなのかパソコンなのか電波干渉なのか、原因がまったくわからないためです。これだけ可能性が様々考えられる中、ただ「ドコモ光が悪い」というのはおかしな話です。

同じように、ソフトバンク光は~、auひかりは~というネガティブな口コミも同じことです。

実はどの光サービスも、そうした「切れやすい」だの「つながりにくい」だのと言ったネガティブな口コミは存在したりするわけです。これを真に受けていると、では一体どの光ならいいのだ、という話になります。

そのため、切れやすい、つながりにくいと感じた場合には、そもそも何が原因なのかを切り分けて正しく対処することで改善することもよくあります。

最終的にプロバイダーのせいなら変更すればいいですし、もっと根本的なドコモ光のせい、ということが確信できたなら、その時はauひかりでもソフトバンク光でも、他に変えてみればいいと思います。

 

その最初の段階として、とりあえず電子レンジをはじめとした他の家電製品と電波干渉しあっていないか、確認しておくようにしましょう。

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