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ドコモとMVNOによる格安運用を考える

      2016/09/26

今回、当ブログの記事を読んでくださった方から質問のコメントをいただきましたので、その内容開示を承諾の上、選択可能な最も最適なドコモ/MVNOによる格安運用方法について検証してみたいと思います。

ドコモ・タイプXiにねんからの格安運用

まずは現在利用されている料金プランの内容を見ていきます。

夫妻ともにドコモ利用15年
タイプXiにねん
カケホーダイライト
ケータイ補償加入
有料オプションが最近までついていた(ドコモの請求内訳では気づかなかった)
フォトパネルの解約を忘れていた

キッズケータイ1台(3年無料の学割付き・もうすぐ二年)

家族間通話は結構多い・現在の支払いは毎月2万円程度

 

さて、この条件で、どうすれば安くなるでしょうか。

この方は、「通話をしないユーザーのためのドコモ/MVNO格安併用術」の記事を見ていただいて興味を持ってくださったようですが、確かに最安値を目指すのであれば、ドコモスマホを音声で継続利用かつMVNO利用が最安値になると思われます。

コメント内で大変難しいと言われていますが、正しく判断されているのではないかと思われます。

具体的な方法としてポイントを挙げるとすれば、まず「家族間の通話が多い」という点です。つまり、音声ごとMVNOへの転出は逆に不利になる可能性があるパターンです。MVNOでは現状、NifMoなど通話定額制を標榜するプランもあるにはありますが、通話品質があまり褒められたものではなく、逆に通話が多いユーザーにはお勧めしにくいという状態です。

そのため、音声通話は現在利用されているドコモを生かすのが得策といえそうです。

ただ、現状維持では現在の状態から料金もまったく変わらないため、それでは仕方がありません。いくつか方法を考えます。

 

カケホーダイライト+シェアパック5のケース

まず、もっとも簡単な方法です。

まだお二人とも旧プランであるタイプXiにねんをご利用中なのですが、そのまま端末代金が終わってしまえば、実は単純に結構安くなる可能性があるという事実を認識しておいた方がいいでしょう。とりあえず現状そのままにしておいても二万円行くことはほとんどなくなるのではないかと思われます。

高くなっていた原因としては、有料オプションが最近までついていたということなので、そのあたりの影響と端末代金残りが影響していると思われます。

有料オプションについては、ドコモの請求書でわからなかったということなので、これはドコモ提供のサービスではなく、ドコモ外の強制オプションと思われます。明細上は名前が載らない(spモード決済、ドコモケータイ払いなどになる)ため、気づきにくいのは確かです。不安な人はもう一度自分の利用内訳を確認しておいた方がいいでしょう。

 

料金プランはここで、カケホーダイプランに変えてしまいましょう。そうすることで通話料金がまず、定額でカケホーダイになるので安心です。家族間通話無料も維持できます。家族以外への通話はあまりされないということなので、5分以内通話無料のカケホーダイライトでいいでしょう。

さらにカケホーダイライトに組み合わせるのであれば、シェアパック5を選択するべきです。お二人ともドコモの長期利用者のため、ずっとドコモ割も適用されますし、今後は更新ありがとうポイント付与対象者にもなります。
関連記事:「ずっとドコモ割/フリーコース/更新ありがとうポイントメリットデメリットまとめ

カケホーダイライト+spモード+シェアパック5+ケータイ補償(現状維持)でこうなります。

 

代表回線 子回線
カケホーダイライト 1700円 1700円
spモード 300円 300円
シェアパック5 5700円(ずっとドコモ割適用) 500円
ケータイ補償 380円 380円
合計 8080円 2880円

 

2台合わせて10960円(税別)です。現状2万円近くかかっていたということなので、そこからすればずいぶん安くなります。

 

タイプXiにねん+MVNOのケース

次に、少し難しくはなるかもしれませんが、さらに安く運用したい場合の方法です。

まず、音声通話についてはやはりドコモの契約を残す方が通話品質・価格ともに得策といえますので、ドコモの契約は継続します。そのうえで、今利用しているタイプXiにねんをそのまま残しましょう。そしてインターネット契約のspモードとパケホーダイライトは外してしまいます。

ドコモのメールアドレスを継続したい場合は、spモードは外さずに残します。ただしこの場合気を付けるべきは、間違ってインターネットを利用しないようにするということです。そのリスクを減らすためには、できればメールアドレスはあきらめてspモードを外し、タイプXiにねんとケータイ補償のみにするのが理想的です。

ケータイ補償を残す理由としては、端末が壊れた時に5000円で交換ができるため、買替をするよりもメリットが大きいといえるからです。ただ、私の経験上、スマホを音声のみで利用してインターネットを一切利用しない場合、不具合の起こる率は劇的に下がりますし、電池も非常によく持ちます。本当の非常時のためにのみ残すイメージですね。

さて、それに加えて次にインターネットを利用するための端末についてです。

こちらはMVNOを利用します。ただ、お二人はスマホ端末もフィーチャーフォン端末も別に所有されている分はないということなので、別のスマホを準備する必要があります。

ここでは人気のSIMフリースマホ/ZenFone2 Laserで考えてみます。MVNOにおいてOCNモバイルONEに次ぐシェアを誇るIIJmioで購入する場合、総額が27800円です。24回の分割で1250円/月です。

IIJmioをそのまま利用するとして、データ専用SIMの3GBミニマムスタートプランで900円です。端末価格と合計して2150円となります。二人分で4300円です。つまり、合計で以下のようになります。

 

タイプXiにねん 743円 743円
ケータイ補償 380円 380円
IIJmioデータ専用SIM3GB 900円 900円
ZenFone2 Laser割賦分 1250円 1250円
合計 4173円 4173円

 

二人分で8346円となります。これだけで見ると、あまりドコモ単独で利用するのとそう変わりません。ドコモ単独の場合は5分カケホーダイであるカケホーダイライトがあることを考えると、こちらのプランで少し多めに通話をすると、ドコモ単独の料金を超える可能性もあります。

ただし、大きなメリットとしては、端末代金が終わった後になります。もしくは、2台分のZenFone2 Laser本体価格を一括で払った場合です。毎月かかってくる端末代金1250円×2台分がなくなるので、単純計算2500円安くなります。つまり、8346円-2500円で5846円です。

二人で5846円なら、かなり安いと言えるのではないでしょうか。

さらに、SIMフリースマホを完全に別に調達するのであれば、IIJmioである必要もないので、ほかのMVNOを利用してさらに価格を落とすことも可能です。

例えばデータ容量を499MB/月で抑えられるなら、So-net「0SIM」なら0円です。これが最安値となりますので、ドコモ分の1123円×2台分のみ、つまり2246円で月額料金を抑えられます。二人分です。499MBを超えた分は、従量課金となります。

もう少し容量は使う必要があるというのであれば、当サイトお勧めのOCNモバイルONEの110MB/日コースはどうでしょうか。

容量シェアを利用すれば、一台目900円、二台目400円、合計1300円、ドコモ分2246円と合計で3546円です。格安ですね。

 

MVNOのみ利用のケース

さて、ここからは2台持ちは煩わしい、というケースを考えます。

つまり、安くはしたいけれど2台持ちまではしたくない、というケースです。こういうニーズの方がむしろ多いかもしれません。

2台持ちは、実際実行してみるとそれほどの負担にはならないと思いますが、なかなか最初は抵抗もあると思います。ということで、1台のまま、できる限り安くする方法を考えます。

一つは、前述したドコモでカケホーダイライト+シェアパック5にする方法です。

もう一つは、完全に通話も含めてドコモからMVNOへと脱出してしまう方法です。

ただしこの場合の最大のリスクは、「家族間通話無料」が消滅してしまうという点です。そういうマイナス点を補うために、例えばプレフィックス方式の電話サービスである楽天でんわを使うとか、IP電話なら050plusを使うとか、方法はいくつか考えられます。
関連記事:「プレフィックス方式とIP電話

ただ、ここではいっそのこと、LINEの通話機能を利用することをお勧めします。

家族間での通話のみなら、LINEの通話でも十分です。確かに音質が悪いこともありますし繋がりにくいこともあります。不安定でもあります。それでも、重要な内容でなければ、トークも利用可能です。

そう考えてしまえば簡単で、単純にMVNOへ通話機能ごと持ってきてしまえばいいのです。

お勧めのMVNOはOCNモバイルONEですが、ほかのMVNOでも普通に利用する分には特に問題ないと思われます。

 

OCNモバイルONE・音声通話付きSIM/110MB/日コース・・・900円+700円=1600円

IIJmio・音声通話付きSIM/3GB・・・900円+700円=1600円

 

この価格帯をベースとして考えて、MVNOによってはもっと価格を落とすことができます。そして、音声通話機能ごとMVNOに変更した場合のメリットとしては、ドコモで現在利用しているスマートフォンをSIMロック解除なしでそのまま利用できるという点です。つまり新しい端末を購入する必要がありません。

デメリットとしては、完全にドコモ契約がなくなってしまうことで、ケータイ補償もなくなってしまうということです。つまり、利用しているスマートフォンが故障してしまった場合に補償を使って交換をすることができなくなってしまうため、以後は格安SIMフリースマートフォンを購入してつないでいく必要が出てきます。

この方法の最大のメリットはやはり、わかりやすく1台でまとめることができるという点です。

そのほか、有料オプションの廃止や不要なフォトパネル契約の解約、そしてキッズケータイも必要か不要かの判断も重要です。余分な契約は極力減らしながら、格安運用を目指したいところです。

 

はじめてドコモからMVNOへの脱出する場合、なかなかの労力が伴います。本当に安くなるのか、何か問題があるのではないか、トラブル時はどうしたらいいのか、この機能やあの機能も同じように使えるのか、などなど、多数不安はあると思います。

人によって重視する点は違いますので、それぞれの点についてしっかり確認したうえで、「こんなはずじゃなかった」と思うことがないように、MVNO格安運用にチャレンジしましょう。

関連記事:「0円SIM/格安SIMを比較してみる

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