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DTI SIM/格安MVNO評価まとめ

      2016/06/17

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Freebitの100%子会社ドリーム・トレイン・インターネットが運営するMVNO「DTI」は、格安の料金体系と魅力的なキャンペーンで人気を集めています。

インターネットサービスプロバイダー(ISP)としては以前よりサービス展開しているものの、MVNOとして「DTI SIM」の発売を開始したのは2015年9月であり、まだまだMVNO事業者としては新興勢力となっています。

昨今、画期的料金体系を持つMVNOが増える中、So-netの0SIM」やFREETELの「FREETEL SIM」に対抗しうる魅力を持つMVNOとなっているDTI SIMを検証してみます。

DTI SIM「半年タダでお試し!キャンペーン」

DTI SIMの非常にお得な「半年タダでお試し!キャンペーン」が延長開催中です。

かなりの人気を集めているようですが、確かに半年タダで毎月3GBを利用できるのであれば、こんなにうれしいキャンペーンはありません。

月額料金に関しては、ついに月額0円という最低料金を実現したSo-netの「0SIM」が最安値ではあるものの、DTI SIMもキャンペーン期間については同じく0円で、しかも0SIMの499MBまでという制限に対してDTI SIMであれば実にその約6倍の3GBが利用できるというお得さです。

月に499MBではちょっと足りないというユーザーとしては、少なくとも半年間はコストなしで運用できるので十分使える格安SIMと言えるのではないでしょうか。

 

DTI SIM料金体系まとめ

DTI SIMの通常の料金体系をまとめます。

どのプランも非常に安く設定されています。3GBプラン(データ)3GB(音声)、5GB(音声)、10GB(音声)は、業界最安値をうたっています(2016年2月時点)。

事実、ずっと業界最安値を維持し続けていたDMM mobileよりも、それらのプランでは安く設定されていますので、最安値と言ってよさそうです。

ちなみにDMM mobileはそれを受けてか「全プラン業界最安値『水準』」と表現を少し変えています。変化の早いMVNO業界で細かく料金値下げに対応するのにそろそろ疲れたのかもしれません。

 

データプラン データSMSプラン 音声プラン
1GB 600円 750円 1200円
3GB 840円 990円 1490円
5GB 1220円 1370円 1920円
10GB
ネットつかい放題
2200円 2350円 2900円

(DTI SIM 料金プラン・税別)

DTI SIMのダブル放題・ネットつかい放題

DTI SIMの10GBプランが、料金そのままに「ネットつかい放題」へと進化しました。

容量の上限なしでLTE通信を利用できるというのは、非常に魅力的です。ドコモなど大手キャリアは当然実現できていませんし、MVNOでもまだまだ少ないLTEの使い放題プラン。

DTI SIMの「ネットつかい放題」は、そのニーズにしっかり答えてくれます。

月額料金はデータ専用で2200円、音声付でも2900円と格安です。ちなみにドコモのシェアパック30は22500円です。毎月30GB利用するとしても、約10分の1の料金で済みます。もはやドコモのシェアパック30が詐欺にしか見えない水準になります。

さらに、DTI SIMの「ネットつかい放題」のメリットとしては、直近数日で何GB利用したら速度制限、というルールがないことです。もちろん、極端に使いすぎるとさすがに制限がかけられるようですが、今のところまだその制限自体は厳しくとられてはいないようです。

たとえばU-mobileの「ネット使い放題プラン」やb-mobileの高速定額と比較してもその分快適です。

ある程度の動画視聴に利用したいというニーズであれば、現状DTI SIM一択といえるかもしれません。

 

DTI SIMのダブル放題・でんわかけ放題

DTI SIMのダブル放題のもう片方は、でんわかけ放題です。

このプランは、通常の音声プランに追加料金780円で、5分以内の通話がかけ放題となるプランです。

つまり音声付3GBであれば1490円ですが、それに追加の780円、合計2270円で5分以内の通話がかけ放題のSIMになるわけです。非常に安く、お得です。

しかも、DTI SIMのでんわかけ放題は、他のMVNOの音声通話と大きく異なり、IP電話でもプレフィックス型の電話でもありません。ドコモが提供している通常の電話機能をそのまま提供しているため、通話品質にも心配がいりません。

長時間電話をする、という場合には利用に注意が必要ですが、ある程度要件のみで済ませることができるという人にとっては、非常にお得です。

ドコモのFOMAカケホーダイプラン(2200円)とMVNOという、電話とネットの最強の組み合わせを、使い方によっては超えることができます。

DTI SIMの格安スマホ/SIMフリースマホは

各MVNO事業者は、昨今格安SIMカードサービスだけでなく、そのSIMカードを挿して利用することができる格安スマホ/SIMフリースマートフォンを同時販売していることが非常に多くなってきています。

その代表として独自の格安SIMフリースマホの自社ブランドを展開するFREETELがありますが、DTI SIMの場合には同時販売している格安スマホやSIMフリースマートフォンはありません。

 

DTI SIMは、ドコモの回線網を利用するドコモ系MVNOであるため、スマートフォンとしてはSIMフリースマホのほかにドコモのスマートフォンを利用して通信もできます。もちろんドコモのスマートフォンならSIMロック解除も不要です。

DTI SIMとして動作確認済み端末を明記することにより、ユーザーが選びやすくしてありますが、同時販売端末がないことで、DTI SIMを利用するSIMフリースマホを持たない場合にはどこかで手に入れる必要が出てきます。

 

DTI SIMの通信速度

ドコモ系MVNOであるDTI SIMは、通信速度についても基本的にドコモの通信速度をそのまま利用する形となります。

受信(下り)が最大225Mbps、送信(上り)が最大50Mbpsです。ベストエフォート方式での提供で、最低限の帯域保証はありません。

基本的に各プランで定められた通信容量上限までは高速通信が可能ですが、それを超過すると速度制限がかかり200kbps以下となります。

さらに、帯域を継続的かつ大量に占有する通信手段を用いて行われるデータ通信については、制御される場合があります。

 

DTI SIMの支払い方法

DTI SIMの支払い方法は、他のMVNOと同じくクレジットカード払いとなっています。口座振替やコンビニなどでの請求書払いなどには対応していません。

クレジットカードをそもそも所有していない場合には申込自体できませんので、最低でも一枚、クレジットカードを用意しておく必要があります。

申込月に初期費用3000円(税別)がかかり、利用開始月に関しては日割りでの請求となります。

 

DTI SIMの解約金

DTI SIMでは、データプランデータSMSプランにおいては最低利用期間契約解除料、いわゆる解約金は設けられていません。

そのため、契約後使わなくなったらならいつでも解約をすることができます。大手キャリアのような二年縛りのようなものは存在しません。

 

ただし、音声プランについてのみ、最低利用期間が設けられています

利用開始月から12ヶ月を経過した月の月末までが最低利用期間とされており、その間に解約をした場合には契約解除料金9800円(税別)かかります。

さらに、通常の解約ではなくMNPを利用した他社への転出の場合には、MNP転出手数料が別途5000円かかります。

つまり、最低利用期間内にMNP転出を実施した場合、9800円+5000円=14800円がかかる計算です。

 

DTI SIMのAPN設定

DTI SIMを利用する際には、スマートフォンでAPN設定が必要です。Androidスマートフォンの場合は下記APN設定することで通信可能となります。

 

APN dream.jp
ユーザー名 user@dream.jp
パスワード dti
認証タイプ CHAP

 

ドコモのスマートフォンの場合には手動での設定が必要ですが、SIMフリースマートフォンの場合には、はじめからAPN設定の中に設定の準備がされている場合もあります。

例えば、FREETELのSAMURAI MIYABIには以下の写真のようにDTIのAPN設定も準備されています。

 

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ちなみにFREETELのSIMフリースマートフォンはほとんどがある程度のMVNO事業者のAPN設定がはじめから用意されています。

 

DTI SIMのiPhoneでの利用

DTI SIMをiPhoneで利用する場合には、構成プロファイルのインストールが必要です。

こちらの構成プロファイルからファイルをダウンロードし、インストールを実施します。手順にそってインストール作業を実施するだけなので難しいことはありません。

完了したらそのまま通信可能になります。

 

DTIはISP事業者

DTIは以前より、ISP(インターネットサービスプロバイダ)事業も展開しています。「DTIって聞いたことがある」という人は、MVNOよりもISP関連で目にした耳にしたことがあるのかもしれません。

当然ISPということは、インターネット接続業者ですので、アクセスラインと呼ばれる足回り、つまり光ファイバーによる回線網を持つ事業者と協業する形になります。

すなわち、NTT・フレッツ光/NTTドコモ・ドコモ光/KDDI auひかりとの協業です。

 

DTI光は光コラボ/「SIMセット割」対象

2015年春にスタートしたNTTによる光事業の卸売り。それを受けて多数のISP事業者がコラボ光事業をスタートしました。

DTIもその中の一つ、「DTI光」をスタートさせました。フレッツ光を利用している場合には、そのまま転用承諾番号を取得したのち、DTI光へと「転用」することができます。

請求元がNTTからDTIに代わるだけで、内容はほとんど何も変わりませんので、簡単に切り替えができます。

 

DTI SIM利用時にメリットとなるのが、DTI光×SIMセット割です。DTI光とDTI SIMを利用している場合、セット割引対象となり、DTI光の月額料金がさらに150円安くなります。

 

DTI光 月額料金/通常時 SIMセット割適用時 ドコモ光
DTI光ファミリー 4800円 4650円 5200円
DTI光マンション 3600円 3450円 4000円

 

参考までにドコモ光でDTIを選択した場合の料金も出してみました。当然のことながら、自社コラボ光の料金よりも割高になっていますね。

ドコモユーザーであればさらにドコモ光利用時に割引が入るプランもありますが、それらはそもそものベースがかなり高いのでDTIとは比較になりません。

ドコモスマホとドコモ光の料金合計が1万円を切ることはあり得ませんが、DTI光+DTI SIMであれば、1万円を切るどころか、マンションタイプとDTI SIMがデータプランなら5000円すら切ります。

そしてこのSIMセット割が存在する点は、FREETEL SIMやSo-netの0SIMにはないメリットでもあります。

 

 

DTI with フレッツとDTI with ドコモ

DTI光 with フレッツおよびDTI with ドコモ光は、どちらもあくまでDTIがISPとしてサービス提供しているサービスです。そのため、こちらを利用中の場合にはDTI SIMセット割は適用されません

DTIをメインで利用しており、今後もDTIから移行することはないと判断したのであれば、フレッツからDTI光に転用した方がよりおトクです。

ちなみに、もしDTI with ドコモ光を利用中の場合、ドコモ光自体がNTTコラボ光サービスであるため、DTI光への再度の転用はできません。転用は一回のみしかできないのです。どうしてもドコモ光からDTI光へ変更したい場合は、一度ドコモ光を解約してから改めてDTI光を申込する必要があります。

何の気なくフレッツ光からドコモ光に転用してしまうと、こうしたデメリットがあります。

 

DTI SIMまとめ

・キャンペーンを活用すれば期間限定だが0円運用も可能

・月額料金はプランによっては業界最安値

・格安スマホ/SIMフリースマホの取り扱いはない

・ドコモ系MVNOなのでドコモの通信網を利用しドコモのスマホが利用可能

・支払い設定にクレジットカードが必要

・解約金は音声プランにのみ存在する

・契約後、APN設定/構成プロファイルインストールですぐに利用可能

・DTIはISPであり光コラボ事業も展開中

・DTI光×DTI SIMセット割がよりおトク

 - DTI(ドリームトレインインターネット)