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スマホからフィーチャーフォン(ガラケー)に戻す場合の注意事項まとめ(2016年12月版)

   

スマートフォンをまだ利用していない人の中にも、近いうちにそろそろ利用してみたいと考えている人も少なくないのではないでしょうか。

世の中のケータイ事情は一方的に従来型のケータイ(フィーチャーフォン/ガラケー)からスマートフォンへと移行が進み、かつて一世を風靡した「ケータイ」は、「ありがとうさようならケータイ」というドコモのCMソングとともに過去の歴史と化しつつあるようです。

確かに、その世の中の動きはそれはそれで仕方ないのですが、そんな動きに逆行した動きもまた、存在します。

それはつまり、スマホからフィーチャーフォン(ガラケー)への移行です。

そして少し前から、こうした時代に逆行する動きを検討している人も、逆に増えてきているのです。

スマホの「使いにくさ」・「料金の高さ」がネック

スマホからフィーチャーフォンへ、という流れには二通りの種類があります。

一つは流行りにのってスマホにしてみたものの、考えていた以上に使いにくく、やはり従来型のガラケーの方がいい、というケース。

そしてもう一つは、料金の問題で、やはりスマホは高いので安いフィーチャーフォンを使いたいというケースです。

 

基本的にスマホからガラケーに戻そうと考える人は、スマートフォンを実際に利用してみてそのメリットを感じることができなかった人なので、スマホのネガティブな面ばかりを強く拾ってしまっています。

上記の二つのケースでいえば、「使いにくさ」というネガティブイメージ、さらには「料金が高い」というネガティブイメージが存在します。

どちらもスマートフォンのよく指摘されるマイナス面なので、フィーチャーフォンに戻したい気持ちの動機としては十分ではないかと思われます。

 

そのほか、スマホのネガティブイメージとしては、「電池が持たない」「電源が落ちる」「タッチパネルが効かない、誤動作する」「固まる」「発熱する」「多機能あっても使わない・使いこなせない」といったところでしょうか。

実はどれもこれも、初期Androidスマートフォンの悪しきイメージなので、そんなイメージでスマートフォンが使えないと判断されるのはなんとももったいない話ではあります。

 

料金的な問題については、これはどうしようもありません。

確かにキャリアのスマホは高すぎます。毎月かかるランニングコストに対してそれ相応のメリットが享受できないと感じたのであれば、「戻したい」という流れが生まれるのも当然のことです。

 

しかし、一度スマホを利用してからのフィーチャーフォンへの回帰は、様々な弊害やリスクを生みだします。

すべてのマイナス要素を踏まえた上で、スマホからのフィーチャーフォンへの逆戻りを検討する必要があります。

 

フィーチャーフォン(ガラケー)への回帰リスク

リスク1:買い替えを伴う場合、端末割引が適用外

リスク2:データ移行が難しい

リスク3:変更当月が二重課金

リスク4:思いのほかディスプレイ(画面)が小さく感じる

リスク5:部材不足によるiモードケータイというプラットフォームの終了

 

リスク1:買い替えを伴う場合、端末割引が適用外

例えばドコモで現在Xiスマートフォンを利用している場合、フィーチャーフォンに戻したいと考えて買い替えた場合、FOMAの機種を選択してしまうとXiからFOMAへの変更に伴う買い替えとなり、端末代金に対して月々サポートが適用外となります。つまり、本体価格が丸々全額かかる、ということです。

キャリアとして3G回線はすべてLTE回線に切り替えていきたいと考えているため、3G(FOMA)からLTE(Xi)への変更については割引や優遇をしても、逆のケースでは割引も優遇も実施してくれません。

この場合、既にXiに対応したspモードケータイが発売されていますので、こちらを選択することをお勧めします。

 

リスク2:データ移行が難しい

スマートフォンからフィーチャーフォンへ戻す際に、電話帳を移したいと考えると思います。しかし、スマートフォンからフィーチャーフォンへのデータコピーは意外に難しく、機種によっては移せないケースがあります。

通常データコピーはSDカード経由でコピーすることが多いと思われますが、スマホからFOMAフィーチャーフォンの場合は、SDカードでのコピーができません。ドコモショップ店頭のデータコピー専用機を使っても、スマホからFOMAフィーチャーフォンはコピー不可です。

唯一の方法としては赤外線がありますが、赤外線は昨今の新機種では搭載していないスマートフォンが増えてきており、もともと赤外線が搭載されていないスマートフォンを利用していた場合には打つ手なしです。一件一件手打ちするしかありません。

 

ただし、この問題は少し、潮目が変わりつつあります。なぜなら、iモード対応フィーチャーフォンがなくなりつつあるからです。既にspモードケータイへの本格移行は始まっており、近い将来iモード対応フィーチャーフォンは本当に姿を消してしまいます。

spモードケータイの場合、利用しているOSがAndroidのため、microSDカード経由で簡単にデータコピーが可能です。

 

リスク3:変更当月が二重課金

Xiスマートフォンの料金プランからFOMAの料金プランに変更になると、当月は二重課金になります。

逆にFOMAプランからXiカケホーダイプランに初めて変更する場合には新しいXiカケホーダイプランのみが適用され、旧プラン分の料金は請求されないのですが、逆のパターンの場合には二重課金という厳しい設定になっています。

ただし、Xi対応spモードケータイも既に登場しています。こちらに変える分には二重課金はされず高い方の料金が請求されるだけなので、特に問題にはならないと思います。

 

リスク4:思いのほかディスプレイが小さく感じる

スマートフォンの大画面に使い慣れてしまった状態でフィーチャーフォンに戻すと、画面の小ささが際立ちます。

「こんなに小さかったっけ?」と感じるはずです。

場合によっては、非常に見にくい思いを抱くかもしれません。これはスマホに慣れてしまったが故の弊害です。

しばらく利用していけばまた慣れるかもしれませんが、大画面で見慣れた体が小さい画面に適応できずストレスになる可能性があります。

 

リスク5:部材不足によるiモードケータイというプラットフォームの終了

このリスクは既に顕在化しています。

各キャリアともにスマートフォンへと資源を移しつつあるため、もともとのフィーチャーフォン(ドコモではiモードケータイ)用プラットフォームが部材不足に陥り、製造が難しくなってきているのです。

こうなってくるとフィーチャーフォンが製造終了の流れになっていくのはもはや間違いありません。事実、今後iモード対応フィーチャーフォンが新たに発売されることはありません。

ドコモのガラケー新機種は、すでにspモードケータイへと移行してしまっています。

 

リスク6:料金は安くなるがdカード GOLDのポイント付与が減る

スマホの際にかかっていた通信料金がほとんどなくなれば、カケホーダイプランをFOMA/Xiで維持したとしても、確実に毎月の料金は安くすることができます。

ただし、その分、料金が安くなればdカード GOLDを利用していた場合に付与されるポイントが減ります。利用金額に対してポイントはつくので、毎月の料金が安くなればポイントも減るのは当然のことです。

dカード GOLD自体は別の部分でたくさんのメリットを享受できるのですが、ポイントがせっかく10%も貯まるのに、利用料金が少ないのは若干もったいない部分ではありますね。

 

ざっとみても、これだけのリスクをスマホからフィーチャーフォンへの変更は抱えているのです。理解した上で実行する必要があります。

 

spモードケータイ(ガラホ)の登場

ただ、それでも料金的にはフィーチャーフォンの方が安くなるのは間違いありませんし、新しいプラットフォームとしてAndroid OSを採用した「spモードケータイ」、いわゆるガラホなるものも登場してきています。外観上はフィーチャーフォンと変わりませんし、使い勝手も今までとほぼ同じです。

AndroidなのでSDカードを利用して電話帳移行やデータ移行は簡単にできますし、充電器もAndroidスマホのものと同じACアダプタを利用できます。

これからのフィーチャーフォンは、Androidベースのフィーチャーフォンに生まれ変わり、そちらが主流になっていきます。

割引等において優遇されにくいリスクは相変わらず抱え続けるものの、最低限の料金で電話のみ利用したいユーザーには十分利用価値はあると思われます。

引き続きフィーチャーフォンを利用していきたい人、スマホからフィーチャーフォンに戻したいと考えている人は、先々まで考えて今後はspモードケータイ(ガラホ)をメインに検討していくといいのではないでしょうか。

 

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