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ドコモ・arrows NX F-02Hの性能評価検証/おすすめ機種か

      2017/02/14

(2016年1月5日加筆修正)

2015年12月4日、NTTドコモの新機種冬モデル・富士通のarrows NX F-02Hが発売されました。

富士通のスマホとしては先に発売されたarrows Fit F-01Hに次ぐ2015年冬モデル二機種目で、比較的性能と価格を抑えてあったFitよりもハイスペックなモデルとなっています。

ほとんどすべての機能に対応するのは前機種F-04Gと同様で、最近は少ないテレビのアンテナ内蔵型の機種にもなっています。

そして注目としてはNOTTVアプリがプリインストールされているのかどうか、プリインされているのであればNOTTV契約が残っている人はそのまま利用できるのか、という問題でした。その結果はー

小文字になった「arrows」

今回のarrowsは、今までと大きく変わった点があります。

前機種までは、「ARROWS」でした。今回は「arrows」です。

 

そうです、「アローズ」の表記が、大文字の「ARROWS」から小文字の「arrows」に変更になりました。

 

いまさらになってブランドイメージを一新しようというのはタイミング的に謎ですが、何かのきっかけでブランドイメージを変えるために名称が変更されるのはよくあることです。

 

身近なところでは、過去にDoCoMoが「docomo」に変更しましたよね。ちなみにドコモの由来は「Do Communications over the Mobile network」です。

覚える必要はまったくありませんが、豆知識です。

 

今回のarrowsはタフネスMIL14項目準拠

2015年冬モデルとしてのarrows NX F-02H最大の特徴は、タフネス性能です。以下、アメリカ国防総省の調達基準「MIL-STD-810G」の14項目に準拠しています。

 

防水(浸潤)、防水(風雨)、防塵、耐衝撃、耐振動、耐日射、防音、塩水耐久、高温動作、高温保管、低温動作、低温保管、低圧動作、低圧保管

 

つまりは水に濡らしても雨にぬれても、チリが積もっても落として衝撃が加わっても、車の振動に揺られても、強力な日光に焼かれても、海に落としても氷の中に突っ込んでも、多少の圧力をかけても大丈夫です。

このF-02H同様タフネス性能に特化したSC-01Hも発売されてはいるものの、そちらは完全にタフネス特化型スマートフォンのため、通常の利用にも耐えうるデザイン性等を考慮するとこのF-02H一択ではないかと思われます。

 

しかし、標準的な大きさ、もしくは若干小型を好む人には、5.4インチディスプレイは少し大きすぎるかもしれません。逆に、大画面で動画やネットブラウジングを楽しみたいという人には向いているといえます。

その点、判断が分かれるところではないでしょうか。

 

実使用時間は約100時間・CPUはヘキサコア

実使用時間について、前回の2015年夏モデルは軒並みそのさらに前機種の2014-2015冬モデルよりも短くなっていました。

その最大の要因としては、CPUにオクタコアのSnapdragon810を採用したことにあり、発熱の強さによって電池消費も進み、長時間の利用には耐えられなかったものと思われます。

しかしそれに対して今回のarrows NX F-02Hの実使用時間はなんと99.6時間で、もう少しで100時間超えという充実ぶりです。

 

今回の冬モデルについては、ヘキサコアCPUを利用している機種が多いこともあるのか、実使用時間が全体的に伸びています。

前作と同じオクタコアCPUを搭載しているXperiaシリーズが、やはり電池もちでは今回の冬モデルの中では苦戦を強いられているようです。

 

何より便利なSuper ATOK ULTIAS

ここ何世代かのFシリーズは、日本語入力ソフトには常にジャストシステムのATOKを採用しており、通常のATOKのさらにパワーアップ版のSuper ATOK ULTIAS(スーパー・エートック・ウルティアス)を採用しています。

利用している人にしかわからないかもしれませんが、スマホ版ATOK(通常版)は使い慣れると非常に使いやすい日本語入力ソフトであり、この日本語入力に慣れてしまうと、それこそiPhoneの日本語入力などはかなりの苦痛に思えてきます。

そのATOKのさらに進化版として現時点でarrowsにのみ搭載されているSuper ATOK ULTIASは、ただそれだけでこの機種を選びたくなるような魅力を持ち合わせています。

しかし大部分の人は、このSuper ATOK ULTIASの恩恵をほとんど知らぬまま利用しているようです。非常にもったいないです。

arrowsをもし購入したら、存分にこのSuper ATOK ULTIASの便利さを体感してもらいたいところです。

 

虹彩認証「Iris Passport」の魅力

そしてもう一つ。arrowsシリーズの強みとして生体認証が挙げられます。

もともと指紋認証で実績のある富士通ですが、iPhoneなどに指紋認証で追いつかれたと思ったら、実はすでにさらに先を見ていました。

人の瞳の虹彩でユーザーを識別し、セキュリティをかける虹彩認証システム「Iris Passport(アイリス・パスポート)」です。

指紋認証よりもかなり快適な認証が可能であり、非常に使い勝手のいい認証システムとなっています。他人受入率も指紋認証の1万分の1に対して10万分の1というセキュリティの高さです。

設定も非常に簡単なので、ARROWS NX F-04Gから搭載しているこの虹彩認証、F-02Hでもぜひ有効活用したいところです。

なお、虹彩認証Iris Passportについては詳細記事を参考にしてください

※「arrows NX F-02H/Fit F-01Hの虹彩認証「Iris Passport」を使ってみる

 

総評:arrows NX F-02Hは買いか

そうした様々な特徴を踏まえて、F-02Hは「買い」なのでしょうか。

欲しいか欲しくないかと言われれば、当然欲しいです。ハイスペックタフネススマホとして、所有していればいろいろな使い道がありそうな気がします。

 

ARROWSは前機種F-04Gで販売停止を出してしまうなど、昔の不安定感を今もまだ引きずってしまっている部分もありますが、それでもやはり、昔のFシリーズのスマートフォンと現在のFシリーズとは比較になりません。格段に性能が向上しているのは疑う余地もありません。

F-05DやF-10Dなどで痛い目をみた、という人も、そろそろそのイメージも忘れてしまってもいいのではないでしょうか。

シェア15特割にも対応していますので、シェア15以上利用の場合にはさらにお得に購入することができますが、ランニングコストも含めた全体としての価格と相談といったところでしょうか。

 

当然といえば当然かもしれませんが、端末単体としての価格は、10万円近い金額が設定されています。

一括での購入はそれなりの負担を伴いますが、端末は一括で手に入れて実際の運用はMVNOで、という方法も取れます。その場合は二年のスパンで考えれば、10万円を24ヶ月で割った金額約4100円とMVNO料金で運用できるため、毎月実質5000円~6000円程度での運用が可能となります。

十分検討に値するのではないでしょうか。

ドコモでの継続利用、MVNOでの運用など、arrows NX F-02H購入を前提として、多角的に検討をしたいところです。

 - ドコモ・スマホ/タブ情報の裏, 2015-2016年冬春モデル