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FREETEL SIM「使った分だけ安心プラン」は0SIM対抗MVNO

   

格安競争が続いていたMVNOにおいて、ついに月額料金0円という安さの限界にまで最初に到達したのはSo-netの「0SIM(ゼロシム)」でした。※参考記事0SIMを利用したスマホ0円運用まとめ

月額料金が毎月499MBまでなら0円で利用できるという画期的SIMカードである「0SIM」は、雑誌コラボで大きな人気を集めたあと、正式サービスとして先日改めてスタートしています。

MVNOは既に無数の事業者がサービス提供を開始していますが、この0SIMに対抗できるMVNOはなかなか見当たりません。

そんな中でも、最も0SIMに近い、対抗馬となりうるMVNOとして、新しい「1GB/0円」キャンペーンを開始したFREETEL SIMについて検証します。

FREETEL SIMの最大1年間0円キャンペーン

FREETELは、2016年2月4日より最大1年間0円キャンペーンを実施すると発表しました。

期間は2016年2月4日から2月22日まで。FREETEL SIMを購入したユーザー向けに、6ヶ月間1GBまでの利用が0円となります。加えて、スマホ&SIMカードを同時購入したユーザーに対しては、なんと1年間が0円となります。

ただし、2月1日から3日の間にFREETEL SIMを契約したユーザーや、1月22日から1月31日までの間にPriori 3S LTEの先行予約と同時にSIM購入したユーザーも対象となります。

最大1年間の期間限定とはいえ、0SIMを上回る1GBまで0円という画期的SIMカードとして、FREETEL SIMが0SIM対抗として名乗りを上げてきたわけです。

今契約するのであれば、期間限定なら0SIMよりもFREETEL SIMが利用容量的にはおトクになることが確定しています。

 

FREETEL SIM/1GB・0円の場合の料金「使った分だけ安心プラン」

FREETEL SIMのキャンペーン適用後の料金体系をまとめてみます。

 

 FREETEL SIM ~100MB ~1GB ~3GB ~5GB ~8GB ~10GB
データ専用 0円 0円 401円 1021円 1641円 1971円
データ専用+SMS 140円 140円 541円 1161円 1781円 2111円
音声通話付 700円 700円 1101円 1721円 2341円 2671円

 

FREETEL SIMの大きな特徴としては、「使った分だけ」という上限を定められた従量制になっているところです。

1GB・0円キャンペーンの恩恵を受けて月額料金が0円になるのは、データ専用プランの1GB利用まで、ということになります。それを超過すると次は3GBまでが401円、という具合です。

 

参考までに、キャンペーン料金を適用しない通常料金は下記のとおりです。

 

 FREETEL SIM ~100MB ~1GB ~3GB ~5GB ~8GB ~10GB
データ専用 299円 499円 900円 1520円 2140円 2470円
データ専用+SMS 439円 639円 1040円 1660円 2280円 2610円
音声通話付 999円 1199円 1600円 2220円 2840円 3170円

 

データ容量1GBまででも499円と、実はこの容量水準では0SIMと料金は同レベルです。

100MBまで299円はさすがに使い物にならない可能性がありますし、もしこの水準で利用するのであれば499MBまで0円の「0SIM」を選んだ方がいいでしょう。

もう少し容量が欲しい場合には3GBまで900円で利用可能ですが、この容量水準としては、他のIIJmioOCNモバイルONEなどのシェア上位を走るMVNOや、mineoなど他の大多数のMVNOとも同水準となりますので、FREETEL SIMのメリットは薄くなります。

つまり今回のキャンペーンを除いてFREETEL SIMにその存在価値を見出すのであれば、最も狙い目は月あたり1GB前後の利用の場合、ということになります。

 

FREETEL SIMは格安スマホとのセットが魅力

FREETELの最大の魅力は、SIMカード自体の料金もそうなのですが、自社で同時に販売されているSIMフリースマートフォンの存在が何より大きなメリットと言えます。

他社にはあまり見当たらない、ミドルスペックかつ低価格帯のスマートフォンがFREETELでは取り扱いされています。通常の利用をする分にはまったく問題ないレベルの端末を、実に手に入れやすい価格で販売してくれます。

そしてロースペックからミドル、そしてさらにはハイスペックモデルまで網羅する選択肢の広さも魅力です。

「スマホ端末がないからSIMフリーの格安スマホの取り扱いがあるFREETELで端末を購入して、ついでにMVNOのSIMカードもFREETELで申込みしよう」というユーザーも少なくないと思われます。

 

ロースペック ミドルスペック ハイスペック
Priori 3 LTE Priori 3S LTE/MIYABIKATANA02 KIWAMI

 

どれも特徴があり魅力的なスマートフォンです。詳細はそれぞれのレビューをご覧ください。

 

FREETEL SIMはドコモ系MVNO

FREETEL SIMは、他のMVNOの多くがそうであるように、ドコモの回線を利用したドコモ系MVNOとなっています。

そのため、ドコモのスマートフォンであればSIMロック解除を実施しなくても利用可能であり、わざわざSIMフリースマートフォンを調達する必要はありません。

とはいえ、格安スマホとして良質なSIMフリースマートフォンを展開・販売しているFREETELなので、せっかくなのでSIMフリースマホを購入してみても面白いでしょう。

ちなみにソフトバンクのスマートフォンであればSIMロック解除が実施されていれば利用可能、auのスマホではFREETEL SIMは利用不可となっています。

 

FREETEL SIMの通信速度

FREETEL SIMの通信はドコモの通信網を利用するため、その速度についてもドコモとほぼ同じです。

下りが最大225Mbps/上りが最大50Mbpsとなっています。3GおよびLTEで利用可能であり、データ使用量上限である10GBを超えた場合、最大200kbpsという低速になってしまいます。

いわゆる速度制限です。

逆に言うと、10GB越えになるまでは速度制限がかからないので、利用については要注意です。0SIMと同じレベルで頻繁に利用容量を確認しておくようにしないといけません。

 

FREETEL SIMの支払い方法はクレジットカードのみ

FREETEL SIMを利用する場合の支払い方法はクレジットカードのみとなっています。そもそもクレジットカードを持っていない人は利用ができませんので、クレジットカードの申し込みから必要となります。口座振替や請求書払いなどは存在しません。

MVNOは基本的にクレジットカード払いのみとなっているところばかりなので、もしクレジットカードを持っていない場合は、一枚程度は所持しておくことを考えましょう。

 

FREETEL SIMには解約金がない

ドコモやau、ソフトバンクの契約に慣れた人には非常に驚きかもしれませんが、FREETEL SIMには解約金が存在しません

契約をして、いつ解約をしたとしても特に問題はありません。使わなくなったらやめればいいのです。一年や二年など、解約更新月まで期間を縛られたりということは一切ありません。

 

ただし、注意点としては解約に対しては解約金はかかりませんが、MNPの転出については手数料が非常に高い金額でかかります

つまり、「FREETELの契約自体を大手キャリアや他社MVNOへのMNPの発射台にはさせない」、ということです。

転出手数料については、契約当月にMNP転出をした場合に15000円、それから一ヶ月ごとに1000円ずつ手数料が減っていき、最終的に契約から13ヶ月目以降であれば手数料は2000円となります。ここがMNP転出手数料の最低金額です。

 

FREETEL SIMのAPN設定

FREETEL SIMも当然他のMVNOと同じように、利用する場合にはスマートフォン本体でAPN設定を実施する必要があります。

SIMフリースマートフォンやFREETELの格安スマホであれば当然のことながら初期の状態からFREETELのAPN情報が設定されていることもありますが、ドコモのスマホを利用しようと考える場合には、手動でAPN設定を実施する必要があります。

以下、FREETEL SIMのAPN情報です。設定方法は通常のAPN設定方法と同様ですのでここでは省略します。

 

APN(アクセスポイント名) freetel.link
ユーザー名(認証ID) freetel@freetel.link
パスワード freetel
認証方式 CHAPまたはPAP

 

FREETEL SIMにはiPhone専用プランもある

FREETEL SIMには、iPhone専用プランも一応用意はされているものの、料金体系などはAndroid向けとまったく変わりません。

名称は「FREETEL SIM for iPhone」とそれらしくなっていますが、実際のところはiPhone用として単純にわかりやすくしてあるだけと思われます。

ちなみにiPhoneに関しては、ドコモのiPhoneSIMフリーiPhoneが利用可能となっています。

APNについても、FREETELによって用意されている構成プロファイルをインストールすることで利用が可能となります。

 

ドコモ・au・ソフトバンクの1GBプランとFREETEL SIMの1GB

2016年に入ったばかりの先日、ソフトバンクを皮切りに、ドコモ、auからも5000円以下のプランの発表が実施されました。

いずれも総務省からの要請を受けてのライトユーザー向けプランの創設という形で発表されたわけですが、一方で今回のFREETELのキャンペーン料金やSo-netの「0SIM」の料金を見てみるとその違いは明らかです。

FREETEL SIMや0SIMでは、実に月額0円という画期的料金でスマートフォンを利用することも可能なのです。大手3キャリアの料金がいかに高いかわかると思います。

もちろん、大手キャリアの料金は日本全国に無数に存在するキャリアショップやそのサポート体制、大手ゆえの安心感こそが存在価値でもあるので、それは確かにMVNO事業者にはない部分でもあります。

ただし、料金だけで比較するともはや大手キャリアは存在する意味すらありません。

総務省はこの意味をしっかりととらえ、あてにならない大手キャリアに対する値引き指導などよりも、現状のMVNO保護を優先して実践してもらいたいところです。

 

 

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