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FREETELでんわで「かけ放題」/メリットデメリット比較まとめ

      2017/11/11

プラスワン・マーケティングのFREETELは、他のMVNOと比較して各種キャンペーンの展開が非常に早いです。

次々新しい手を打ってきている印象が強いですが、その分しっかり確認していかないと、本当にお得なキャンペーンを見逃してしまいそうにもなります。

そんなFREETELがスタートさせた「かけ放題」が話題です。

FREETELでんわ」と名付けられたかけ放題サービスは、限定生産10万本のパッケージを購入することで利用が可能となる、FREETELの音声通話付きSIM利用者向けのサービスです。

MVNOの中ではまだまだ珍しい「かけ放題」ですが、FREETELでんわとはどのようなサービスなのでしょうか。

FREETELでんわで「かけ放題」

MVNOについて、データ通信機能についてはある程度くるところまですでにきてしまっています。

既に月額料金でみると0円から利用可能な「0SIM by So-net」や、その他キャンペーンにより期間限定で0円利用可能なMVNOも見かけるようになってきました。

料金もここまで安くなってくるとMVNO同士の差別化が難しくなってくるわけですが、逆に重要になってくるのが今度は音声通話機能、つまり電話です。

そもそもスマートフォンも「携帯電話」なので、電話機能は最も重要な機能であったはずなのに、いつの間にかスマートフォンにおいては電話機能とインターネット機能の立場が入れ替わってしまい、ネットがメインにすり替わってしまっていました。

しかし現在、スマートフォンでインターネットを自由に格安で利用できるようになり、再び注目されているのが電話というわけです。

 

MVNOにおける電話は、まだまだ大手キャリアと比較すれば弱いというのが現状です。

安定感や品質においてはドコモやau、ソフトバンクの「電話」機能にMVNOは太刀打ちできません。

そんな中で少しずつ登場し初めているのが、MVNOにおける「かけ放題」プランです。

FREETEL SIMの「FREETELでんわ」も、そんな「かけ放題」を含む電話サービスです。詳細内容を見ていきます。
関連記事:「FREETEL SIM『使った分だけ安心プラン』

 

FREETELでんわの料金

FREETELでんわの料金を見ていきます。FREETELでんわは、「1分間かけ放題」で月額399円、「5分間かけ放題」で月額840円です。

 

~100MB ~1GB ~3GB ~5GB ~8GB ~10GB
音声通話付SIM 999円 1199円 1600円 2220円 2840円 3170円
かけ放題1分(399円) 1398円 1598円 1999円 2619円 3239円 3569円
かけ放題5分(840円) 1839円 2039円 2440円 3060円 3680円 4010円

 

表記の仕方で咄嗟に間違ってしまいそうですが、FREETELでんわの月額料金は、あくまでFREETEL SIMの音声通話付SIMを利用していることが前提です。

そのため、まずはベースとして音声通話付SIMの月額料金がかかります。音声通話付SIMは、データ通信「使った分だけ安心プラン」も含みますので、データ通信の利用容量によって料金が変わってきます。

 

つまり、最低限の運用を考える場合、データ通信を100MB以内に抑え、通話料金が発生しなければベースとなる999円です。

これに追加して、1分間かけ放題を追加すると+399円、つまり1398円で運用可能です。5分かけ放題なら1839円です。

注意点としては、FREETELでんわには、ドコモ、au、ソフトバンクなど大手キャリアにある、時間制限なしの完全通話定額制プランは存在しません。

 

「たっぷり半額通話」は利用した方が得

FREETEL SIMの音声通話付SIMを利用している場合、もし「1分間かけ放題」や「5分間かけ放題」を利用しない場合でも、もう一つのメニューである「たっぷり半額通話」は利用した方が確実におトクになります。

何故なら月額料金が0円で通話料が通常の30秒20円が30秒10円になるからです。

電話のかけ方次第ですが、一ヶ月の間に合計19分以内で通話を抑えられるのであれば、「1分間かけ放題プラン」よりも安く抑えることができます。

自分の通話の利用状況を考えて、たっぷり半額通話を利用するか「1分間かけ放題」、「5分間かけ放題」にするか選びましょう。

 

FREETELでんわは安いのか/ドコモ・OCNモバイルONE・IIJmioと比較

料金を一覧で見ても、FREETELでんわが安いのかどうかは、判断に悩むところではないでしょうか。

そもそも「1分間かけ放題」や「5分間かけ放題」という時間制限があるかけ放題は、判断が非常に難しいのです。

とりあえず、一番わかりやすいドコモと比較してみます。

 

プラン 料金
ドコモ カケホーダイライト
spモード
データMパック
7000円
FREETEL SIM 音声通話付SIM5GBまで
FREETELでんわ
(5分かけ放題)
3060円

 

とりあえず月あたり5GBまでのデータ通信であれば、ドコモの半額以下で抑えることができます。

ドコモの場合、カケホーダイライトを選択すればデータMパックからしか選択できませんが、FREETEL SIMの場合はもっとデータ通信の利用が少なければさらに料金は安くなります。1GBまでなら2039円で、ドコモの3分の1以下になります。

 

ただし、FREETEL SIMがドコモと比較して安くなるのは、MVNOなので当然といえば当然です。ということで、同じMVNOの大手OCNモバイルONE・IIJmioと比較します。

 

 FREETEL SIM ~100MB ~1GB ~3GB ~5GB ~8GB ~10GB
  音声通話付SIM 999円 1199円 1600円 2220円 2840円 3170円
  1分間かけ放題(399円) 1398円 1598円 1999円 2619円 3239円 3569円
  5分間かけ放題(840円) 1839円 2039円 2440円 3060円 3680円 4010円
OCNモバイルONE(音声付) 1800円 2150円 3000円
IIJmio(音声付) 1600円 2220円 3260円

 

OCNモバイルONEとIIJmioには「かけ放題」が存在しませんので、従量制プランとなります。かけた分だけ通話料が30秒あたり20円課金されます。FREETEL SIMに「たっぷり半額通話」を適用させれば、通話料金は30秒あたり10円なので、月額料金はOCNモバイルONEやIIJmioとほとんど変わらず通話料のみ安く利用できるため、FREETEL SIMの方が料金的にはおトクです。

「1分間かけ放題」と「5分間かけ放題」については、他のプランと一概に比較できませんが、通話をどれだけ利用するのか、そして1通話あたりの時間がどれくらいで抑えられるかによります。

仮にIIJmioを利用し、通話を19分以上かけるのであれば、FREETEL SIM「1分間かけ放題」が有利です。ただし、1分を超えての通話がもしかさんでくれば、逆にマイナスになる可能性もありますが、1分間を超えた場合の通話料は30秒あたり10円なので、通話料が多くなった場合でもFREETEL SIMの方が有利です。

 

まとめます。

・完全通話定額でなくても大丈夫なら、ドコモよりFREETELでんわは確実にお得

・通話の利用がとにかく少ないのであればFREETEL SIM「たっぷり半額通話」が最もお勧め

・ただし、データ容量が「使った分だけ」なので、うっかり使いすぎると高くなる可能性あり

・IIJmioで通話を19分以上かけ、データ容量3GBを利用するとするなら、FREETEL SIM「1分間かけ放題」が有利

・OCNモバイルONEで通話を10分以上かけ、データ容量3GBを利用するとするなら、FREETEL SIM「1分間かけ放題」が有利

 

FREETELでんわの利用には限定10万本パッケージ購入が必要

FREETELでんわを利用するためには、まずFREETEL SIMを使っていることが大前提で、かつその利用しているSIMカードが音声通話付SIMでなければなりません。

そのうえで、10万本限定生産「FREETELでんわ」「FREETELでんわ for iPhone」のパッケージを購入する必要があります。

パッケージ代金は910円(税抜)で、基本プランは「1分間かけ放題(399円)」「5分間かけ放題(840円)」「半額通話(0円)」となっています。

パッケージ購入特典として、開通月の翌月から3ヶ月間、毎月最大400円を請求額から割り引いてくれます。

さすがに限定とはいえ、10万本もあるのであればそう簡単にはなくならないと思われますし、これがなくなるほど人気が出るのであれば追加生産なども実施される可能性もありますので、そう焦らなくてもよさそうですが、もちろん利用したい場合には早めに申し込みしておくにこしたことはありません。

 

FREETELでんわの通話品質

電話機能において、実は非常に重要なのが通話品質です。

かけ放題とはいうものの、実際にはつながりが悪くかからないことやかけられないことも多く、繋がっても電波が悪かったり音質がひどかったり遅延が発生したりすれば、電話としてはほとんど使い物にならない、ということもあります。これではいくらかけ放題でもまるで意味がありません。

では、FREETELでんわの使用感はどうなのでしょうか。それを理解するためにはまず、通話の仕組みを理解するとわかりやすくなるかもしれません。
関連記事:「プレフィックス方式とIP電話、そしてVoLTE

一般的にはプレフィックス方式の電話の方が、IP電話よりは通話品質が高く利用しやすいはずなのですが、実際に利用してみると考えていたよりもずっと通話品質が悪い、という意見もなかにはありますので、通話の品質部分にこだわりがある場合には要注意です。

まずは「失敗しても大丈夫」、という程度の状況の場合、もしくはそもそも通話品質などほとんど気にしないというケースでなければ、まずは慎重になった方がいいかもしれません。特に、メインの番号を持ってこようと考えている場合などは、じっくり検討の上利用したいところです。

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