ドコモ情報裏ブログ

ドコモのサービス/料金/キャンペーン/MVNO/格安スマホ/SIMフリースマホ/Android/iOS/Windows/アプリゲームを裏側から検証

*

光スマホ割は誰のための割引キャンペーンなのか

      2016/02/07

条件が厳しすぎる光スマホ割

NTTドコモが2015年3月1日に開始した「ドコモ光」を先取りして2015年2月16日にスタートした「光スマホ割」は、かなり長期のキャンペーンとなっています。

終了予定が2016年3月31日2月29日となっており、約一年にわたる長期の割引施策です。

それだけドコモとしては力を入れたいキャンペーンなのでしょうが、いかんせん条件が厳しすぎてなかなか適用に至らないというあまりに大きな弱点があります。

光スマホ割の適用条件

光スマホ割は、新規契約時に予約を含むシェアパックの申し込みをして、なおかつそのシェアグループにおいてドコモ光を翌々月1日までに申し込みした場合に適用される割引で、基本料金から1350円(税別・以下同)が最大12ヶ月間割り引かれるというものです。

1350円の最大12ヶ月分なので、最大16200円分も割引がかかるため、かなりお得なキャンペーンであるのは間違いありません。

しかしこの光スマホ割を適用させるためには、前述した三つの条件をクリアしなければならないのです。

もう一度、一つずつ確認します。

 

まずは、他社からの乗り換え、もしくは純粋な新規契約であること。

つぎに、ドコモ光の通常新規、もしくは転用新規の申し込みを翌々月までに行うこと。

そして新規契約時に、シェアパックを申し込み(翌月開始予約を含む)かつ継続すること、となります。

 

逆説的にいきます。

機種変更では対象外です。

auひかりやソフトバンク光、電力系光サービスを利用しているとそちらを解約してドコモ光を申し込みしなければならないためハードルが高く、そもそもインターネット自体必要としておらず元々利用していないのであれば、ドコモ光を申し込みすることで割引額以上に高くつくため、まず対象外となります。

プランはデータSパックやMパックでは割引適用されないので、そもそも家族がいなかったり、いたとしても家族が他社利用中でシェアパックが難しい場合は光スマホ割は適用されません。

もちろん一人でシェアパックの申し込みは一応可能ですが、余計に高くつきます。

 

これだけみても、いったい光スマホ割を適用することができるケースとしては、どういうケースをドコモは想定しているのだろうかと疑問に思えてくるほどです。

しかし、そこはドコモ、想定しているケースはあまりにも明確です。

 

光スマホ割でターゲットとされている層は、ドコモに家族がいる、他社利用中のユーザーです。

 

狙いは家族まるごと囲い込み

つまり、他社利用中の家族をドコモへMNPポートインしてもらい、シェアパックを利用してもらってシェアグループに追加することで全体としての利用料金の底上げを図りながら家族のつながりを強くし、ドコモから再度出ていきにくくします。

そして最後のとどめに、もしNTTフレッツ光を利用しているのであれば、同時に転用してもらうことでドコモ光に変更し、囲い込みを徹底的に強化、二度と他社利用を検討できない状態にしてしまうわけです。

 

光スマホ割を確実に適用させることができる条件は、これしかありません。

 

あとは家族の中での子供の新規回線追加と光の同時申し込みというケースです。

家族まとめて割が存在することからも、とにかく家族まるごとドコモにし、ファミリーグループができればシェアパックは必ず利用してもらいながら囲い込みの仕上げのドコモ光を追加するというドコモの意図が読み取れます。

 

光スマホ割が適用されず置いていかれる、キャンペーン難民のパターンとしては、前述したように単身者でドコモを利用しているユーザーと、家族まるごと既にドコモを利用しており他社の家族などいないというドコモ長期利用家族のパターンです。

まずどちらも「新規契約」という条件が難しく、単身者の場合はシェアパックも難しいといえます。

このあたり、ドコモは「釣った魚には・・・」と言われても仕方がないところです。

 

タブレット新規の場合

しかしちょっと待ってください。

既にドコモを利用しているユーザーでも、まだ光スマホ割を受けるチャンスはあるのではないでしょうか。

 

それが、タブレットやiPad、つまりデータプランの新規契約です。

タブレットを契約し、かつそのタブレットをシェアグループに追加し、ドコモ光を申し込む。これで条件は満たすのではないでしょうか。

 

その答えとしては、上記のケースでも光スマホ割は、適用されます。タブレットの新規契約でもOKです。

ただし割引額は、1350円×最大12ヶ月ではなく、350円×最大12ヶ月です。

 

つまり、タブレットの新規契約もドコモとしては、二台目需要という意味で重要なので割引はしてくれるわけです。ただ、光スマホ割の本当の目的は他社からのMNP転入なので、タブレット新規の場合は割引額を少なめにするよ、ということです。

 

結局ピンポイントで条件を満たさなければお得にならない光スマホ割は、現時点でドコモを利用しているユーザーとしては、光スマホ割の存在自体考えない方がいいかもしれません。

 

そして、あくまでシェアパック継続が光スマホ割適用の条件であるという点も忘れてはいけません。

仮に新規契約をし、ドコモ光を申し込みしてシェアパックまで利用したとして、その後シェアパックを廃止してデータSパックやMパックに変えてしまったら、光スマホ割はその瞬間に終了となってしまうのです。

 

しっかり自分や家族がこの光スマホ割の条件を満たしているのか、そしてドコモと心中する覚悟があるのかどうか全員で家族会議を開く必要がありそうですね。

 - ドコモのキャンペーン情報の裏