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イオンモバイルを利用したスマホ格安運用/評価まとめ

      2017/11/11

ionmobile

また一社、大手のMVNOが登場しました。新生「イオンモバイル」です。

正確には、今までも「イオンモバイル」自体は存在していたのですが、今までは他社のMVNO(IIJmio、b-mobile、BIGLOBE、So-net)を代理店として販売するという形で成り立っていました。

そんな「イオンモバイル」が、今後はイオン自体がMVNOとなり、イオンモバイル独自のMVNOサービスを展開していくことになります。

なお、当面現在取り扱いしている他社MVNOも引き続き提供していく予定ということです。

新生イオンモバイルの料金プランや特徴を検証してみます。

イオンモバイルの全29の料金プラン

イオンモバイルは、データプラン、音声プラン、シェア音声プランを合計して、全29プランを用意しています。

さらに、データプランについては、月額140円でSMS追加オプションを付加することもできます。

それぞれ容量繰越にも対応し、余った分は翌月末まで繰り越し利用ができるようになっています。

 

データ容量 音声プラン データプラン シェア音声プラン
0.5GB 1180円 × ×
1G 1280円 480円 ×
2G 1380円 780円 ×
4G 1580円 980円 1780円
6G 1980円 1480円 2280円
8G 2680円 1980円 2980円
12G 3280円 2680円 3580円
20G 5980円 4980円 6280円
30G 7980円 6980円 8280円
40G 10800円 9980円 11100円
50G 14800円 13800円 15100円

 

音声プランMNPにも対応していますので、他社から番号をそのままイオンモバイルに持ってくることも可能です。

シェア音声プランに関しては、音声+SMS+データのSIMを1枚と、データ専用SIMを2枚利用することができるようになっており、合計3枚のSIMで容量をシェアして利用することができるようになっています。

シェア音声プランのベースのプランでは音声対応SIMが1枚ですが、シェアプラン音声追加オプションが用意されており、月額700円追加でデータSIMを音声対応SIMに変えることもできます。SMSだけつけたい場合には、通常プラン同様、月額140円で追加ができます。

完全に業界最安値と言い切れない場合に、別のMVNOで便利な「業界最安値水準」という新しい表現が生まれていますが、イオンモバイルもさらに新しい言葉を生み出しました。「業界最安級」です。

「最安である」と断言はせず、しかし最安値に近い価格なんだよというアピールを成功させている、日本語らしい表現とも言えます。

 

ちなみに、料金だけで見るなら、イオンモバイルより安いMVNOとして、499MBまで0円のSo-net「0SIM」や、100MBまでなら299円のFREETEL SIM、速度は遅くなりますがライトプランが440円のDMMモバイルなどが存在します。

ただし、データ容量1GB水準で見る場合、20円程度の差ではあるものの、上記のMVNOよりも安くなります。1GBで抑えられる、というユーザーにとっては十分検討余地がありそうです。

 

イオンモバイルのシェアプランとは

イオンモバイルのシェアプランは、少し内容がわかりにくいので注意が必要です。

まず、シェアプランの料金は上記一覧表の通りです。最大3枚までSIMを追加できますが、そのうち1枚は音声プランである必要があります。

つまり、まず代表となる回線を音声プランで考えればわかりやすいと思います。

6GBのシェア音声プランは、月額2280円です。これがベースとなります。

ここに、仮にデータプランで1枚SIMを追加したとします。この場合の月額料金は変わらず2280円のままです。

もう1枚、つまり3枚目のSIMもデータプランで追加します。この場合も月額料金は2280円です。

つまり、最大3枚のSIMをシェア音声プランの料金で利用可能になるわけです。

ただし、2枚目以降のSIMに音声通話機能やSMS機能を付けると料金が変わってきます。

2枚目に音声通話機能、3枚目にSMS機能をつけると、料金はこうなります。

 

2280円+700円(音声機能)+140円(SMS機能)=3120円

 

最大3枚、というところがなかなか微妙なラインで、データプラン込で最大10枚までいけるIIJmioや、最大5枚まで容量シェアできるOCNモバイルONEなどと比べると若干使い勝手がよくない印象かもしれません。

SIMカードの追加には、それぞれ初期手数料として1枚あたり3000円がかかります。

 

イオンモバイルの基本仕様

イオンモバイルの基本的な仕様、各種手数料を確認していきます。

 

初期費用
(パッケージ価格)
3,000円
プラン変更手数料 3000円:音声プラン→データ/SMSプラン
3000円:データ/SMSプラン→音声プラン
0円:同一SIMカード機能内での料金プラン変更
シェアプラン
SIM追加
3000円 ※最大2枚まで追加可能
最低利用期間 なし
解約金 なし
MNP転出手数料 契約後、180日以内の場合は8000円
契約後、181日以降の場合は3000円
SIMカード NTTドコモのSIMカード・ドコモ系MVNO
標準SIM/microSIM/nanoSIM
通信速度 高速通信時 下り最大375Mbps 上り最大50Mbps
低速通信時 最大200kbps
通信規制対象 最大200kbpsでの通信時で、3日あたりの通信量が366MBを超えた場合、当該SIMカードを使った通信の速度を制限する場合あり
音声通話料金 標準通話:20円/30秒 ※デジタル通信の場合は、36円/30秒
回線契約上限 一人あたり音声最大5回線/データ最大5回線まで

一般的なMVNOと同等のものもあれば変化があるものもあります。よく比較しておきましょう。

イオンモバイルの追加容量チャージは格安

イオンモバイルの高速データ通信容量の追加については、他社MVNOと比較しても非常に安い水準となっています。

例えば、楽天モバイルの追加チャージは100MB/300円となっていますが、イオンモバイルの場合は1GBが480円です。驚きの安さですね。

同水準のMVNOとしては、エキサイトモバイルが1GBあたり580円となっていますので、近い水準ですが、この両社が他の追随を許しません。

 

追加高速データ通信容量1GB 480円/回 イオンモバイルお客さまセンター、マイページにて受付 同月内で最大3GB追加可能

 

ただし、安さの反面注意点もあります。

イオンモバイルの追加容量チャージには、翌月への繰り越しが存在しません。そのため、月末に容量を追加したはいいものの、実際にはそれほど使わないままに翌月になってしまうと、完全に損をしてしまいます。そのため効率的なデータ容量の利用が求められます。

さらにもう1点、容量追加に関しては、1GB480円と格安のイオンモバイルですが、同月内に追加できる容量は最大で3GBまで、つまり3回までとなっていますので要注意です。安いからといって際限なく追加できるわけではありません。

 

 

イオンモバイルは音声プランでも解約金なし

MVNOの契約の場合、その多くがデータ専用プランに対しては解約金を設けておらず、利用しなくなったならいつでも解約することが可能となっています。

ただ、そんなMVNOでも音声プランの場合には大手キャリアと同じような、解約金が発生する最低利用期間が存在することがほとんどです。その期間についてはMVNOごとにまちまちですが、半年から一年の間で設定してあることが多いようです。

そんな中、イオンモバイルに関しては、解約金も一切発生しないということです。

ただ、解約金はかからないものの、MNPを利用して転出する場合には話が変わってきます。以下の通りです。

 

契約後180日以内にMNPにて転出の場合は、SIMカード1枚につき8,000円(税抜)

契約後181日以降にMNPにて転出の場合は、3,000円(税抜)

 

つまり、MNP転出の場合には、解約金はかからなくても解約金相当の手数料がかかるわけです。

MVNOの中では例えばFREETEL SIMが同じような形にしており、キャッシュバック目的の転出などを防ぐようなシステムになっています。

 

イオンモバイルの充実サポート「安心パック」

イオンモバイルの「安心パック」は、三つの安心でできています。「電話サポート(300円)」「安心保証(350円or450円)」「セキュリティ(150円)」です。

この三つを合計して、月額600円(機種によっては700円)となっています。

 

安心保証は月額350円/450円で、自然故障や落下による破損、水濡れなどによる故障端末を、電話一本で新端末と交換してくれるということです。ただ、その際にかかる料金は機種によって異なるということです。ドコモでいえばケータイ補償サービスのようなものですね。

電話サポートに関しては、月額300円で初期設定やAndroidの基本操作、LINEや地図などのアプリ操作などまで、フリーダイヤルの電話で対応してくれるというものです。遠隔サポートや出張サポート(別料金)にも対応しているということです。ドコモでいえばあんしん遠隔サポートです。

さらに、セキュリティでは、月額わずか150円で国内最高レベルのウィルス検出率でスマホを守ってくれるということです。

この三つを合計してセットにしたのが「安心パック」ということです。イオンモバイルでスマホ端末まで手に入れようと考えている場合には、ぜひ利用しておきたいところです。

 

イオンモバイルの全国213店舗でのサポート体制が魅力

MVNOが安いとわかっていても多くの人がなかなか踏み込めない理由の一つとして、「わかりにくさ」、「不安感」があります。どちらも漠然としたもので、特に明確な理由などないのです。

ですが、やはり「万が一」という事態はいつでも起こりうるものでもあるので、常にリスクに関しては考えておく必要があります。MVNOにおけるリスクとは、やはり端末故障リスクではないでしょうか。

そんな中でイオンモバイルは、全国のイオン213店舗で販売だけでなくサポートも実施するとされており、料金プラン変更や故障修理受付、スマホのそもそもの使い方などまで、多くのサポートをしてくれます。

受付窓口が格段に増えるという意味でも有用なサービスといえそうです。そもそもドコモなど大手キャリアの料金が高くてもなぜそのシェアをある程度維持していけるのかというと、やはりこの変更するにあたっての注意事項などが非常に面倒なのだと思います。

イオンモバイルはまだまだ新しいサービスなので、これからますます実力を付けていくものと思われます。

 

イオンモバイルはドコモ系MVNO/MVNEはIIJmio

イオンモバイルは、他の多くのMVNO同様、ドコモ系のMVNOとなっています。

そのため、ドコモのスマホを所有していれば、SIMカードスロットの形さえあえばそのままイオンモバイルのSIMを入れて、SIMロック解除なしで利用することもできます。

MVNOとしてサービス提供するのはイオンモバイルですが、そのベースとなるMVNEは非公開ではあるものの、自実際にはIIJmioであると判明しています。

同じドコモの回線を借り受けているという意味ではあまり深く考える必要はありませんが、帯域の問題など、MVNEによって速度の出やすさ出にくさというものもあるので、とりあえずわかるなら知りたいところだったため、安定のIIJmioとわかってほっとした人も多いかもしれません。

 

イオンモバイルのAndroidスマートフォンAPN設定

イオンモバイルのSIMカードをAndroidスマートフォンに入れデータ通信をする場合、APN設定が必要となります。

利用できるスマートフォンは、ドコモのスマートフォンおよびSIMフリー(SIMロック解除済み)スマートフォンです。イオンモバイルで購入した格安スマホなど、SIMフリースマホの中には初めからイオンモバイルのAPN設定がプリインストールされているものもあります。

その場合は、わざわざAPNを手動設定する必要はなく、イオンモバイルをAPNに選択するのみで通信可能となります。

イオンモバイルのAPNがプリインストールされていない場合には、手動設定にてAPN設定をすればつながります。設定内容は以下の通りです。

 

APN i-aeonmobile.com
ユーザ名 user
パスワード 0000
認証タイプ chap

 

イオンモバイルのiPhone(iOS)利用時のAPN構成プロファイル

イオンモバイルをiPhoneで利用する場合には、APN設定が手動設定できないために、イオンモバイルからAPN構成プロファイルが提供されています。

これをそのままiPhoneにインストールすれば通信可能となります。以下のリンクからダウンロード可能です。

 

イオンモバイル・iPhone(iOS7以降)APN構成プロファイル

 

インストールが完了するとそのまま通信できるようになります。対象のiPhoneは、ドコモのiPhoneおよびSIMフリー(SIMロック解除済み)のiPhoneとなっています。

 

イオンモバイルにもバースト転送機能はあるらしい

公式には今のところ公表されていない内容ですが、イオンモバイルにもIIJmio同様、「バースト転送機能」があるようです。

このバースト転送があるかないかでは、速度制限がかかった際の体感速度が大きく変わってきますので、地味かもしれませんが注目すべきポイントでもあります。

バースト転送機能があることで、万が一の際のブラウジングやSNS利用について、便利に活用できるのではないでしょうか。

 

イオンモバイルには通話定額制プランがない

昨今MVNOでもかなり増えてきた「通話」に関する定額プランやかけ放題プランが、イオンモバイルにはありません。

そのため、電話をかなり多くかけるユーザーにとっては、イオンモバイルは使い勝手がいいMVNOとは言いにくくなっています。

通話料金は30秒あたり20円と、かけた分だけ従量制で課金されていく形となっています。

ただし、例えば楽天でんわや050plusなど、イオンモバイルを使いながらでも他社通話アプリを利用することはできるため、その辺りをうまく活用しながら利用していきたいところです。

 

イオンモバイルの支払い方法はクレジットカードのみ

イオンモバイルの、毎月の利用料金の支払い方法はクレジットカード払いのみとなっています。

銀行引き落としや振り込み、請求書払いなどは出来ませんので注意が必要です。

支払いに設定するクレジットカードを所有していない場合には、何らかのカードを作って用意しておく必要があります。

イオンモバイルを利用するのであれば、もっとも親和性の高いイオンカードは所有しておいた方が非常に便利です。入会金年会費無料で、イオンで買い物する際にも非常に便利に使えます。

全国のイオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュなどの対象店舗で利用すると、ときめきポイントがいつでも2倍もらえます。しかも、毎月20日と30日の「お客さま感謝デー」には買い物代金が5%OFFになります。

イオンモバイルを利用していればイオンに立ち寄る機会も増えてくると思いますので、イオンモバイルの支払い設定はもちろん、イオンでの買い物等にも効率よく利用することができます。

【イオンカードの申し込みはこちらから】

イオンモバイルは2016年2月26日開始

イオンモバイルの受付が、2016年2月26日より開始されています。

それに合わせてスタートキャンペーンも展開されています。※終了しました。

キャンペーン期間は2016年2月26日~3月31日となっており、2GBプラン特別価格キャンペーンと、イオンモバイル商品の特別価格提供です。

注目は、ARROWS M01の特別価格提供です。

SIMフリースマートフォンとして評価が高いのは、arrows M01の後に発売されたarrows M02の方ですが、それでも価格が通常29800円のところ、14800円と激安となると話は多少変わってきます。

これはとりあえずでも、是非手に入れておきたいところです。価格水準としてはFREETELのPriori 3 LTEと同水準です。

今から購入の準備をしておきましょう。

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