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iPhone XのApple PayにSuica(スイカ)を登録する方法

   

iPhone 6s以前の機種からiPhone XiPhone 8などへの買い替えの場合、今回初めてApple Payを利用できる環境になった、という人も少なくないと思います。

Apple Payが利用できるようになったなら、ドコモユーザーとしてはまず真っ先に、dカード/dカード GOLDを登録して、iPhoneで「iD」の利用をできるように設定したいところです

その内容については「Apple Payでdカード GOLDを利用する」にて解説してありますが、今回はそれに加えて、特に首都圏にお住いの方向けの内容として、どうしても欠かすことのできないSuica(スイカ)の登録について考えていこうと思います。

Suicaカード、モバイルSuicaなど、利用していない人にとってはよくわからない内容かもしれませんが、iPhone Xへの登録を追っていきます。

SuicaカードとモバイルSuica

iPhone XのApple PayにSuicaを設定するということは、言い方を変えるとiPhone XでモバイルSuicaを利用できるようにする、ということです。

モバイルSuicaをiPhone Xで利用できるようにするためには、SuicaカードをiPhone Xに転送し、利用できるようにするという方法が一つ、もう一つはモバイルSuicaを直接発行するという方法があります。

 

iPhone XへのSuicaカードの取り込み

Suicaカード入手方法

Suicaカードの入手方法は、東日本および首都圏に住んでいる人からすると常識かもしれませんが、西日本およびJRよりも車中心の生活を送っている人にとってはわかりにくい部分だと思いますので、参考程度に触れておきます。当然知っている、という方は読み飛ばしてください。

 

Suicaカードを手に入れる場合には、JR東日本の駅の券売機を探せば「Suica」の文字を見つけることができると思います。

その券売機、またはみどりの窓口を利用して、My Suica(記名式)またはSuicaカードを購入することができます。

どちらも役割はまったく同じですが、とりあえず券売機で購入するときにMy Suicaを選ぶと手間がかかるので、Suicaカードを購入します。金額は1000円・2000円・3000円・5000円・10000円から選択することができます

500円がデポジット(預り金)となりますので、実際にすぐに利用できる金額は購入額マイナス500円の金額となります。

例えば2000円をチャージすれば1500円、5000円をチャージすれば4500円が利用できる金額となります。デポジットは、カード返却時またはiPhone Xへの転送時などに返金されます。

 

WalletアプリとモバイルSuicaアプリ

Suicaカードを入手したら、早速iPhone Xに取り込みをして、モバイルSuicaの設定をしてみましょう。この方法も二通りあります。

一つは、iPhone標準の「Walletアプリ」から実施する方法。

もう一つは、「モバイルSuicaアプリ」をインストールして、そのアプリから実施する方法です。

どちらも流れはほとんど同じなのですが、それぞれ微妙に違いがあります。

 

Walletアプリから実施する場合には、Suicaカードの取り込みを実施する形となるため、Suicaカードを手元に持っていることが前提となります。

一方で、モバイルSuicaアプリから実施する場合には、Suicaカードからの取り込みも可能ですし、Suicaカードが手元になくても、モバイルSuicaを新規発行することができます。これは、便利な点ですね。

ただし、そのモバイルSuicaにチャージを実施するのに、Apple Payを利用する必要があります

ドコモのdカード GOLDが既にApple Payに登録されていればいいのですが、この場合、dカード GOLDのブランドがMastercardでなければApple PayでのSuicaチャージができません。この点こそが、dカード GOLDにおけるブランドがVISAよりも現時点でMastercardが有利になっている部分です。

 

とりあえず、何かと面倒だなと感じたら、Suicaカードを買ってきて取り込みを実施するのがお勧めです。以下、そのやり方を案内していきます。

 

WalletアプリでSuicaカードをiPhone Xに取り込み

 

Walletアプリの右上にある「+」から、追加のカードを登録することができます。

 

 

Apple Payの登録画面が出てきます。

 

 

「クレジットカード/プリペイドカード」と「Suica」のいずれかから選択する必要があります。

今回は「Suica」を選択します。

 

 

カード情報の入力をします。

SuicaID番号は、Suicaカード裏面右下にあるアルファベットと数字の羅列から、下4桁の数字を入力します。

生年月日の入力は、My Suicaおよび定期券の場合について必須なので、今回は入力不要ですが、入力しても構いません。

 

 

続けて、カードの転送を実際に行います。Suicaカードを平らな面に置き、カードの下半分を隠すようにiPhone Xをその上に置きます。そしてそのまま待ちます。転送完了後、Suicaカードは無効となり、チャージや利用ができなくなりますので注意しましょう。

デポジットの500円はこの段階でiPhone X内にSuica分として戻ってきます。残るのは空っぽで全く何も利用価値のないSuicaカードの抜け殻です。再チャージしたりして利用することはできません。

 

 

実際にやってみるとこんな感じになります。「転送中・・・」という表記が出て、数秒で完了します。

 

 

最後に、「エクスプレスカードに設定完了」という表示が出ます。

この設定は非常に重要な部分で、この「エクスプレスカード」に「Suicaカード」が入っているからこそ、改札機通過の際にFaceIDを使う必要なくそのままかざすだけでSuicaが利用できるのです。ちなみにもしiPhone 8やiPhone 7の場合だと、エクスプレスカードの設定があることで、Touch IDなしでSuicaが利用できます

 

ちなみにこのエクスプレスカードは、Suicaを登録した場合デフォルトで登録が入りますが、iPhoneの「設定」アプリの「WalletとApple Pay」という項目から、「なし」を選択することもできます。ただ、「なし」にしてしまうと、Suicaを使いたい時にその都度WalletアプリでSuicaを立ち上げて顔認証をしないといけないので、非常に面倒です。

そのままデフォルトでエクスプレスカードを利用することをお勧めします。

これで、Suicaカードの取り込みによるiPhone XのSuica設定は完了です。

 

モバイルSuicaアプリでモバイルSuicaの新規発行

手元にSuicaカードがない場合には、iPhone XにモバイルSuicaアプリをインストールして、その上でモバイルSuicaの設定をすることができます。

駅でわざわざSuicaカードを買ってから手続きをするのが面倒、という場合にはこちらの方法を利用しましょう。

 

 

今回はSuicaの新規発行なので、「Suica発行」を選択します。

 

 

もしSuicaカードから取り込みをした場合には、ここからでも可能です。

一番シンプルに発行するためには、一番上の「Suica(無記名)」を選択します。最初からチャージのためのクレジットカードを登録しておきたい場合には「My Suica(記名式)」を選択しましょう。

初回チャージする電子マネー金額を決めると、支払い方法にApple Payが要求されます。My Suicaに登録しておけばクレジットカードからチャージをしたりすることも通常はできますが、今回はSuica(無記名)を選んだのでクレジットカードからのチャージは選択肢に出てきません。

 

 

私が現時点でApple Payに登録している三つのカードからチャージに利用するカードを選択します。

ただし残念ながら私の場合、dカード GOLDだけが対象外でした。何故なら、私のdカード GOLDはかなり初期に申し込みしたものなので、ブランドがMastercardではなく、VISAなのです。dカード GOLD(VISA)ではAPP内の支払いができないのですね。

もしここが、Mastercardのdカード GOLDを所有していれば、まったく問題なくdカード GOLDからのApple Payチャージは可能です。これからdカード GOLDの申し込みを検討している人は、こういうところに影響が出るので、極力Mastercardを選択しましょう。→dカード GOLD

 

 

一応誤解がないように補足しておきますが、今回dカード GOLD(VISA)で利用できなかったのはApple PayのAPP内利用についてで、dカード GOLD(VISA)をチャージ用のクレジットカードとして設定することは可能です

 

チャージが完了すると、そこでモバイルSuica発行手続きは完了です。最後に、エクスプレスカードの設定完了画面が出てきてすぐにSuicaが使えるようになります。

 

Suicaにチャージ用のクレジットカードを設定する(My Suica)

とりあえずここまでで、iPhone XのApple PayにSuicaを登録することが完了しました。

すぐにJR東日本の各路線で利用することができますし、Suicaに対応したショップでの買い物に利用したりすることも可能です。

また、交通系ICカードは全国相互利用できるようにされていますので、東日本エリアだけでなく、東海や西日本、北海道、九州など各エリアでそのまま利用することもできます。

ただし、エリアごとに利用の内容には制限がありますので、首都圏以外で利用する場合には念のため何ができて何ができないのか、事前に確認した上で利用するようにしましょう。→Suica公式サイト・利用可能エリア

 

さらに、Suicaを利用するにあたっての注意点として、チャージの最高額が2万円までであるという点があり、そのためある程度頻繁にチャージをする必要が出てきます。

チャージの方法として最も一般的なものとしては、やはりクレジットカードを利用してのチャージです。

 

dカード GOLDでのチャージ

チャージ用のクレジットカードを設定しておけば、好きな時にチャージを実施することができるので、非常に便利です。モバイルSuicaアプリで簡単に設定ができますが、これが完了すると以下のような画面でクレジットチャージを選択できるようになります。

 

 

今回、dカード GOLDをチャージ用のクレジットカードとして設定してみました。また、dカード GOLDのブランドが「Mastercard」であれば、Apple Payを通してチャージすることも可能です。

ただし、dカード GOLDでSuicaへチャージをしても、そのチャージ分に対してdポイントは付与されませんので注意しましょう。

 

iPhone XでSuicaのオートチャージを利用したい

クレジットカードを登録して、いつでも自由にチャージできるようにしておいても、そのチャージの作業自体が手間に感じてしまうこともあると思います。

その場合には、Suicaに備わっている「オートチャージ」を利用するのが最も効率的です。

 

オートチャージとは、事前にSuica残額が「いくら以下になると」「いくら入金(チャージ)する」という設定を入れておくことで、改札を通る際に設定した金額以下になっていると、自動的にチャージが実施されるというものです。

これにより、改札機通過時にいつの間にか残額が減っていて通過できない、という事態を防ぐことができますし、手動でのチャージも基本的には必要なくなります。

この、オートチャージ機能を利用したい場合には、JR東日本のビューカードをチャージ用クレジットカードとして登録しておく必要があります。

 

基本的にドコモユーザーであればdカード GOLDを所有しておくのが絶対的にお得ではあるものの、残念ながらdカード GOLDではモバイルSuicaのオートチャージには対応していません

そこで、オートチャージを実施するためには、ビューカードを利用するしかありませんが、種類の多いビューカードの中でのお勧めはやはり、ビックカメラSuicaカードです。

Suicaへのチャージごとに1.5%のポイントが付きますし、ビックカメラでの買い物時には、基本となる10%のビックポイントサービス付与を合わせて合計11.5%のお得が生まれます。

もしSuicaのオートチャージに興味があり、かつビックカメラやコジマでの買い物が多い、という場合には是非所持しておきたいクレジットカードです。

 

SuicaをApple Watchで利用するとさらに便利に

SuicaがApple Payで利用できるようになったことで、Apple WatchでのSuica利用も可能となっています。

Apple WacthでのSuica利用については、iPhone用のSuicaと別々になってしまうという少しわかりにくい部分もありますし、iDの利用とはまた感覚が少し変わってくるのですが、慣れてしまえば非常に使い勝手よく活用することができます。

iPhoneに設定したSuicaと同じようにチャージをしながら継続利用することで、それこそApple Watchさえ身に着けていればiPhoneさえ持っていなくても、そのまま山手線を移動したりiD/Suicaを利用して買い物をしたりと、財布もスマホもなく首都圏を練り歩くこともできてしまいます。

Apple WatchについてのSuicaの設定や使い方については、「ドコモのApple WatchでApple Payを設定して利用してみた」にて詳しく解説しています。

 

実際にApple Payに設定したSuicaで改札を通過してみる

2016年にiPhone 7が発売されるまでは、iPhoneでおサイフケータイ機能は一切利用できませんでした。

そのため、まだまだiPhoneでSuicaを使ったことがない人も多く、そういう人たちが実際にiPhoneをかざすだけで簡単に自動改札機を通過できると、ある種新鮮な気持ちになるものと思われます。

しかし、「Suicaで改札機を通る」という行為自体は、特に首都圏の人々にとってはおそらく今まで何百回何千回と繰り返してきている行為だと思いますので、Apple Payで改札を通過できたからと言って、それほど新しい驚きはないでしょう。

とりあえずApple PayにSuicaを設定して改札を通過した瞬間に感じるのは、何よりも、よかった、ちゃんと通れた、という「安堵感」かもしれません。

大丈夫とわかっていても、実際にやってみるまではなんとなく不安があると思います。

しかし、ちゃんと上記の設定が完了している状態であれば何の問題もなく通れますので、自信をもって試してみましょう。

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