ドコモ情報裏ブログ

ドコモのサービス/料金/キャンペーン/MVNO/格安スマホ/SIMフリースマホ/Android/iOS/Windows/アプリゲームを裏側から検証

*

カケホーダイライトプランはお得なのか

      2016/10/20

カケホーダイライトプラン」がドコモから提供開始される要因となったそもそもの始まりは、auの「スーパーカケホ」提供開始でした。

「スーパーカケホ」はiPhone 6s発売直前にサプライズで発表されたauの新料金プランであり、それまでは通話をかけない人も、定額カケホーダイ料金(2700円)を払わざるを得なかったところに風穴を開ける廉価版プランとして開始されました。

サービス開始を聞いた当初は、私も所有している全回線を早速auに転出してしまおうかと、真剣に検討したほどでした。

 

しかし内容をよくよく調べてみると、私が期待していたものとはずいぶんかけ離れており、結局利用には至りませんでした。

そのあとを追ってサービス展開を開始したソフトバンク、ドコモにしても内容に大差なく、私の希望するプランでは到底ありませんでした。

はたしてカケホーダイライトプランは、どういう人がお得でどういう人がお得でないのでしょうか。

関連記事:「カケホーダイライトプラン(ケータイ)はお得なのか

カケホーダイプランとカケホーダイライトの比較

まず、最もわかりやすい比較をします。

カケホーダイプラン2700円を選択した場合の最安の組み合わせと、カケホーダイライト1700円を選択した場合の最安の組み合わせの比較です。

 

2700円(カケホーダイプラン)+300円(spモード)+3500円(データS)=6500円

1700円(ライトプラン)+300円(spモード)+5000円(データM)=7000円

 

カケホーダイライトプランの最大の注意点は、それ自体単体での申し込みができず、データMパック以上、もしくはシェアパック15以上シェアパック利用時のみ選択可能という点です。

そのため、上記のような逆転現象が出てきます。カケホーダイライトプランの方が、結果的にトータルの料金で見ると最安値より高くなってしまうのです。

元々カケホーダイプランとデータSパックを利用しており、容量2GBで十分足りている人からすれば、カケホーダイライトプランは月額料金総額は高くなり、しかも通話には5分を超えると通話料金がかかってしまうという、何のメリットもないどころかデメリットしかないプランなのです。

 

ちなみに私が当初カケホーダイライトに希望していたのは、カケホーダイライト単体での利用です。

つまり、通話について5分以外が無料という制限はつくものの、1700円のみで済むプラン。インターネットは一切必要ありませんでした。

しかし現実のカケホーダイライトは、インターネットが不要どころかデータSパックもNG、データMパック以上でないと利用できないのです。これでは意味がありません。

 

キャリア各社の思惑としては、通話をあまりしない人のために基本料金は引き下げたものの、逆にデータ容量の下限を引き上げ、全体としての収益の悪化を未然に防ごうというプランです。

結果としてカケホーダイライトプランは、ユーザー全体にメリットがあるプランではなく、あくまでデータMパック以上を元々利用しており、かつあまり電話を利用しない層向けのプランに落ち着くに至ったのです。

 

そういうわけで、カケホーダイライトが開始された当初は、全体としての最安値は一切更新されることはないプランだったわけですが、その後総務省の横やりを経て、シェアパックについてはシェアパック15以上が条件だったカケホーダイライトの制限が解除され、シェアパック10およびシェアパック5の場合でも、カケホーダイライトを選択することが出来るようになりました。

これにより、シェアグループ全体の回線数が多くなれば、カケホーダイプラン+データSの最安値を更新可能となりました。

つまりカケホーダイライトプランとは、単独ではデータMパックとしかセットにできないためメリットが薄いですが、シェアパック利用時にはシェアパック5、シェアパック10などどのプランともセットにできるため、組み合わせ次第ではかなり安く抑えることができるように変更されたわけです。

 

シェアパック+カケホーダイライトは非常にお得

どんなに電話をかけないからと言っても、データSパックの人がカケホーダイライトに変更しようと思ったら、同時にデータMパック以上に変更する必要があるので、それではまるでメリットがないのは理解できたと思います。

しかし、前述したようにシェアパック利用ユーザーについては、シェアパック10およびシェアパック5との組み合わせが可能になったことにより、非常にお得になるケースが出てきています。

 

つまり、とにかく電話をかけない回線は全部カケホーダイライトにしてしまい、さらにシェアパックは家族の利用データ容量に合わせて調整をすることで、今まで以上に安く抑えることができるようになっています。

今までは、カケホーダイライトを選択するためには、シェアパック15以上でなければならなかったわけです。しかしその条件は撤廃されたため、シェアパック10でも5でも、カケホーダイライトにすることは可能です。

 

2000円(ライト+sp)×3台+7500円(シェア5+シェアオプション×2)=13500円(最安値)

3000円(カケホーダイ+sp)×3台+10500円(シェア10+シェアオプション×2)=19500円

2000円(ライト+sp)×3台+13500円(シェア15+シェアオプション×2)=19500円

 

最安値にしたければ、カケホーダイライトとシェアパック5を選択すればOKです。

さらに、カケホーダイプラン3回線とシェアパック10の場合と、カケホーダイライト3回線とシェアパック15の場合、料金はどちらも同じになります。

そのため、通話が多いのか、それともデータ容量の利用が多いのかを家族の特性によって見極め、そのうえで全体のプランを組み合わせることで最適プランを選ぶことができるようになります

 

カケホーダイライトは選択の幅を広げるプラン

元々カケホーダイライトは選択の幅を広げるプランとして登場しましたが、当初シェアパック10と組み合わせられないことで不便な面もあったのですが、シェアパック5の登場と同時にシェアパック10と組み合わせられるようになったことで、一気に活用しやすいプランへと変わりました。

家族でまとめてシェアパック5を利用し、最安値を適用させるもよし、通話はしないけれどもデータ容量が必要であるなら大きいシェアパックを選択してもいいですし、データMパック、データLパックと組み合わせることもできます。

データSパックと組み合わせられないという点を除けば、カケホーダイライトプランは様々な選択肢が可能となっています。

 

ただし、とはいいながらも、それでもMVNO利用ユーザーにとってみればまだまだ高く、メリットもありません。データパックをセットにしない、単独での利用が可能になるか、楽天でんわ「5分かけ放題オプション」を3.1GBで利用した際の2450円と同等の金額で利用できるようにならないと、手が出せません。

あとは、さらなるドコモの値下げに期待したいところです。

 

カケホーダイライトはU25応援割の割引適用外

カケホーダイライトプランは、基本料金が1700円と非常に安いプランではあるものの、25歳以下のユーザー、すなわちU25応援割対象ユーザーが選択する場合には注意が必要です。

カケホーダイライトプランを選択した場合、U25応援割については1GBの容量追加は適用するものの、500円割引については適用対象外となってしまいます。

つまり、料金としては、カケホーダイプラン2700円を選択してU25応援割の500円が割引され2200円で利用するか、カケホーダイライト1700円を選択し、U25応援割の割引なしの1700円で利用するかのどちらかとなりますが、その価格差はわずか500円で、もし多少5分を超える通話が増えるのであればカケホーダイプランの方がお得になる可能性も高いといえます。

そのため、本当に通話が少ないユーザー以外は、U25応援割が適用する場合に関しては、カケホーダイライトではなく通常のカケホーダイプランを選択した方がいいでしょう。

 

カケホーダイライト+シェアパック5を完全否定する月々サポート減額

現時点でドコモのスマホ料金の最安値は、カケホーダイライトプラン+シェアパック5、かつ家族が3人以上多ければ多いほど、というところですが、残念ながらそんな最安値を黙って見過ごすドコモではありませんでした。

現在、カケホーダイライトプランを選択しても割引等に影響が出るということはまったくありませんが、シェアパック5を選択すると、購入機種の月々サポートが減額されてしまうという弊害が出てしまうようにドコモの料金システムが変更になりました。

「ただでは最安値にはさせない、どうしてもする場合には割引を減額しておく」、ということです。

とはいえ、月々サポート減額分は月あたり432円で総額10368円です。あえて月々サポート減額を避けようと思ってシェアパック10にしたりするよりは、月々サポート減額になったとしてもシェアパック5にしておいた方がまだ安く済みます。

 

カケホーダイライトプランがシェアパック子回線なら最安値

シェアパックのグループ回線であり、子番号であれば、カケホーダイライトを適用させることで、最安値に抑えることができます。

具体的には1700円+300円+500円(シェアオプション)で合計2500円です。

もちろん、シェアパックの元々の金額を親回線が支払っているからこそのこの安さですが、それでももし家族間でシェアパックを組めそうであれば、ドコモの中で最も安いカケホーダイ契約を作り出すことが出来ます。

ともかくカケホーダイライトで最安値を作るためには、誰かとシェアパックを組む必要があるわけです。

一度家族の利用状況もまとめて考えてみてもいいかもしれません

 

なお、カケホーダイプランについては別記事(「カケホーダイプランはお得なのか」)を参考にどうぞ。

 - ドコモのサービス情報の裏