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スマホ料金・家族で月3万円は高いのか

      2016/07/21

「毎月家族3人で3万円もかかってて、高い高いと思ってたんだけど、プランの見直ししたら家族3人で2万円くらいになったのよ!」

喜び勇んでそう報告してくれた知人Aさん。ちなみに自宅のインターネットは別で、毎月光回線に7000円くらいかかっているそうです。

 

「うちは子供が多いから通信料が高くて大変なんだ。夫婦でスマホ、そして子供が4人いるうちの2人がスマホを使ってるから4人がスマホだね。現時点で毎月軽く5万円は超えてる。家でもインターネット使ってるけど、電話代も含めて9000円くらいかな。あと2人もやがてスマホ買ってあげないといけないから憂鬱だよ」

家計に占める通信費の割合が大きすぎるという悩みを抱えたBさん。

 

それぞれ家族構成が違うため、当然世帯における通信費も様々ですが、構成人員が同じなのに通信費がまるで違う世帯があることをまずは認識する必要があります。ちなみにAさんもBさんもドコモを利用しています。

例えばそれは、ドコモだから高い、という話でもありません。高いからauに、ソフトバンクに乗り換えればきっと安くなる、と考えるのは大きな間違いです。既に大手キャリア間で乗り換えて極端に安くなることがあったのは昔の話です。

このケースでは、Aさんは使い方がうまく、Bさんは改善余地があるのでしょうか。

Bさんは確実に高いと言っていいと思われますが、Aさんは本当に安いのでしょうか。家族3人でスマホ利用かつ固定のインターネット光回線で合計3万円を切れば、安いといっていいのでしょうか。ほかに安くする方法はないのでしょうか。

解説していきます。

格安通信費実現のモデルケース1(家族3人ドコモスマホ+ドコモ光)

まず初めに断っておく必要があるのは、それぞれ家族構成は同じでも、使い方は世帯ごとに異なるということです。

使い方が異なれば、当然かかる通信費は変わってきます。

それを踏まえた上で、まずはAさんと同じ夫婦と子供一人の家族3人世帯のケースを考えてみます。

 

音声 データ通信
8500(カケホライト+SP+シェア5) 音声と同一 5200(ドコモ光・戸建)
2500(カケホライト+SP+シェアOP) 音声と同一
2500(カケホライト+SP+シェアOP) 音声と同一
合計 13500ー800(光シェア引)=12700 5200

 

本体代金や補償などはすべて省いて、純粋に基本料金やデータ定額料などだけで計算しています。Aさんと同じような世帯でも、使い方によってはこんな形のプランを組むことも可能です。

内訳としては、カケホライト×3人、spモード×3人、シェアパック5+シェアオプション×2人、そしてドコモ光。電話もあまりかけず、データ通信料も自宅のWi-Fiを活用して最小限で抑えられる世帯であることが前提です。1通話あたり5分以上の通話量が増えると、料金はさらに追加になる可能性が出てきます。

このケースではスマホ3台+ドコモ光の合計が、2万円を切ります。もちろん消費税や端末代金は別なので、そこまで含めるともう少しかかってくるとは思いますが、それでもAさんの世帯よりは安くなると思われます。

格安MVNOや格安スマホを利用する、という話ではありません。ドコモを利用していても、使い方次第ではここまで安くできます。

 

格安通信費実現のモデルケース2(家族3人MVNOスマホ+コラボ光)

次に、同じ世帯構成でMVNOを利用している場合の月額料金についてみていきます。

 

音声 データ通信
700(音声SIM) 1100(3GBプラン) 5100(OCN光・戸建)
700(音声SIM) 400(容量シェア)
700(音声SIM) 400(容量シェア)
合計 2100 1900ー200(光モバイル割)=1700 5100

 

例として、シェアNo.1のMVNO、OCNモバイルONE利用として料金を出しています。

データ通信量は3GBを家族3人でシェアする形で組んでいます。固定のインターネットはコラボ光としてOCN光を使います。それによりOCN光モバイル割が適用されます。

音声通話は無料通話分などがないため、かけた分だけ通話料が発生します。ただしIP電話として050plusが利用できるため、使い方を工夫すれば安く通話を利用することもできます。

合計金額は実に、8900円です。

下手すると、ドコモでスマートフォンを単独利用した場合の1契約分です。

格安利用を追及すると、ここまで安くできます。しかも、通話や通信量の使い方によってはここからまだ下げることも可能です。

この形をベースとして、例えば1台分の音声契約はたくさん通話を利用するのでデータ通信専用スマホと別に2台持ちにしてドコモのカケホーダイを使うとか、子供のデータ通信分はSo-net・0SIMを利用して0円運用したいとか、色々な応用が考えられます。

 

格安通信費実現のモデルケース3(家族4人ドコモスマホ+ドコモ光)

Bさんの世帯のケースをドコモで考えてみます。子供を含めた家族4人がスマホ、フレッツ光とひかり電話利用中です。

この場合も、Aさんのケースとまったく同じではあるのですが、家族の人数が多い分、シェアパック5ではさすがに容量が足りないということも考えられます。さらにドコモは、シェアパック5の場合の月々サポート減額なども最近行っているため、あえてシェアパック5にせずにシェアパック10を利用する形で計算してみます。

 

音声 データ通信
11500(カケホライト+SP+シェア10) 音声と同一 5200(ドコモ光・戸建)
2500(カケホライト+SP+シェアOP) 音声と同一 500(ドコモ光電話)
2500(カケホライト+SP+シェアOP) 音声と同一
2500(カケホライト+SP+シェアOP)
合計 19000ー1200(光シェア引)=17800 5700

 

合計金額は23500円です。さすがに5万円も6万円もいきません。仮にシェアパック15にしたとしても+3000円で26500円です。

家族4人スマホで5万円を超えるケースとしては、それぞれ単独で利用していて、なおかつオプション等も外し忘れたままになっているというケースが考えられます。もしそこまで高い金額を支払っている人は、見直し必須です。

加えてこのケースでは、dカード GOLDを活用すると、より効率よくポイント還元も受けることができます。年会費がかかっても確実に元をとれる可能性が高いので、dカード GOLDの契約を検討した方がいいでしょう。

 

格安通信費世帯のモデルケース4(家族4人MVNOスマホ+コラボ光)

さらにドコモではなく、MVNO利用で考えてみます。ケース2と同じくOCNモバイルONEで計算してみます。

 

音声 データ通信
700(音声SIM) 1100(3GBプラン) 5100(OCN光・戸建)
700(音声SIM) 400(容量シェア) 500(ひかり電話)
700(音声SIM) 400(容量シェア)
700(音声SIM) 400(容量シェア)
合計 2800 2300ー200(光モバイル割)=2100 5100

 

こちらもかなりの激安となります。合計金額がちょうど10000円です。

端末代金や補償や消費税等、すべて別とはいえ、それでもこの料金です。月あたり50000円を超えていたというのが馬鹿馬鹿しく思えるほどの料金になります。

もちろん、利用環境としては通話にしても通信にしてもかなり抑える必要があります。ただ、容量はもう少し家族で利用するために5GBにしてみたり10GBにしてみたりすることもできますし、応用して1台はドコモスマホにするとか、ほかのMVNOを利用するとか、そんな方法もあります。

利用状況に応じて、ここをベースに変更を加えることも可能です。

それにしたとしても、ここがベースになる限りにおいて、月あたりの料金が5万円もかかるということは考えにくいところです。

 

格安通信費世帯の特殊ケース(MVNOスマホ7台+コラボ光)

最後にもう一つ、特殊ケースをご案内します。

 

音声 データ通信
700(音声SIM) 1100(3GBプラン) 5100(OCN光・戸建)
夫2 なし 0(0SIM)
夫3 なし 500(LINEモバイル)
700(音声SIM) 400(容量シェア) 500(ひかり電話)
妻2 なし 0(0SIM)
700(音声SIM) 400(容量シェア)
700(音声SIM) 400(容量シェア)
合計 2800 2800ー200(光モバイル割)=2600 5100

 

このケースは、夫がメインのOCNモバイルONE音声付SIMを利用しており、さらに格安スマホ本体にSo-net0SIMを入れて0円運用、さらに別の以前ドコモで使っていた空き端末に2016年夏開始予定のLINEモバイルのSIMを入れた場合を想定しています。

さらに妻は、メインがOCNモバイルONEの容量シェアSIM、さらに空き端末に0SIM、子にはそれぞれOCNモバイルONEの容量シェアSIMです。

これで合計7台のスマートフォンを、合計10500円で毎月運用可能となります。

7台もいるか、と言われたらまったく必要ないわけですが、ケースによってはそういうことも可能、ということですね。

例えばたまに実家に帰ってきた家族に使わせるとか、海外からやってきた友達に日本滞在の間に貸してあげるとか、使い勝手の幅は様々に広がっていきます。あとはそれこそ、使い方次第です。

 

結論として、家族で月3万円は通信費として高いのか、という問いに対しては「高い」と答えざるを得ません。

工夫すればいくらでも安くなるからです。安くならない人は、安くする努力をしていないか、もしくはかなりのヘビーユーザーであるかのどちらかです。仮にヘビーユーザーでも、ある程度安くするための方法はいくつか存在しています。

月あたり通信費が1万円か3万円か。月2万円も差があれば、年間で24万円も違います。10年で240万円違います。車1台新車で買えてしまいます。

そして必ずしも大手キャリアから脱出すべし、というわけではありません。ドコモはじめ大手キャリアには本体代金の優遇や故障時における修理窓口が身近にあるという大きなメリットがあり、それを重視するなら利用価値は十分あります。

ただそれでも、ドコモ利用時でも安くする方法があることはわかったと思いますし、現状自分の世帯がどれほど損をしているのかということを、しっかり認識しておいた方がいいでしょう。

知らなかったら、本当に損をする世界なのです。

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