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ドコモ「のりかえボーナス増額」対象端末拡大とキャッシュバック問題

   

のりかえボーナス増額対象機種が全スマホに

NTTドコモの2015年12月版キャンペーン内容(※参考記事「2015年12月ドコモキャンペーン情報まとめ」)に若干変更が入っています。

変更になったのは、「のりかえボーナス」の対象機種です。

 

当初、2016年1月31日までの期間中、月々サポート対象のXiスマートフォンとiPhoneを対象として最大10800円(税込)の割引としていたのりかえボーナスですが、12月4日から1月11日までの期間中、iPhone 6とiPhone 6 Plusに限り、のりかえボーナスをさらに10800円増額して21600円とする変更が入っていました。

その変更にさらに今回変更が入り、12月11日から1月11日までの間、月々サポート対象のXiスマートフォンとiPhoneを対象としてのりかえボーナスを21600円に増額するとされています。

 

つまり、のりかえボーナス増額の対象機種が、iPhone 6と6 Plusから拡大されたということです。

特にドコモ公式サイトの「報道発表」にも「ドコモからのお知らせ」にも「新着情報」にも記載されておらず、ひっそりとキャンペーン内容部分だけ変更が入っています。

たまにドコモは、誰も気づかないような変更を急遽さしこんでいながらまったく発表していない時がありますが、今回のケースはそれに該当しそうです。

たまにこういうことがあるので、定期的にキャンペーンのページをチェックしていたりしないとなかなか変更点に追いつけません。

のりかえボーナスは結局キャッシュバックと同じではないかという問題

のりかえボーナスが増額されて21600円になるということは、他社からドコモへののりかえがその分お得になるということです。

その場で即時割引されるため、スマホやiPhoneをそのまま2万円安く購入できるようになるわけです。

何もないよりも2万円の割引がある方がいいに決まっていますし、その分、仮に他社で解約金がかかったとしてもその分割引がかかっていると考えれば気も楽になります。

しかしこうした仕組みには、私たちは覚えがあります。

 

「2万円還元しますよ」

「2万円キャッシュバックしますよ」

 

さて、この二つは何が違うのでしょうか。

まだあります。

 

「他社iPhone 5sを下取りに出していただくと、さらに2万円割引しますよ。合計で4万円の割引になります」

「現金4万円キャッシュバックしますよ」

 

さあ、これならどうでしょうか。何か違いがありますか?

結局どのキャリアも、「キャッシュバックはもうやらない」という態度を示してはいるものの、事実上のキャッシュバックはまだまだ無数に生きています。

現金をばらまくか、割引として反映させるかの違いでしかありません。もちろんその違いは状況によっては非常に大きくはあるのですが(現金が手元に入るか入らないかの違いなど)、長期的に見れば、結局同じ金額を端末割引に反映しているわけなので、キャッシュバックをなくしたと言っても表面上の話でしかないのです。

下取りなどはその最たるもので、もちろん端末を回収するという行為と引き換えの割引ではあるものの、結局割引を実施するための言い訳として下取りを利用しているとしか思えないわけです。

下取りすることが目的ではなく、下取りを割引の隠れ蓑にしているだけです。結局は「キャッシュバック数万円」時代とそう変わらない割引が飛び交っているわけです。

 

長期ユーザーにメリットを与えることによる流動性低下

それと比べれば、光スマホ割やドコモにチェンジ割など、利用料金に反映される割引は、ドコモを継続利用していないとメリットが享受できないためまだ健全なのですが、総務省としてはこうした割引も「買い替えをする人の方が得になる」とお気に召さない模様なので、やがてなくなっていく可能性が高いと思われます。

長期利用ユーザーがお得に利用でき、買い替えユーザーには厳しくなるのであれば、当然のことながらスマホ市場の購買意欲はそがれ、誰もがMNPなど利用しようという気にはならなくなります。

結果として、競争は完全になくなり、現在のキャリアでできるだけ長く使っていこうという保守ユーザーばかりが急増、経済活動がストップし完全に誰も得をしないスマホ市場となり、当然メーカーもキャリアも体力を消耗し、結果ユーザーにとってもマイナスになっていくという負のスパイラルに陥っていきそうな気がして仕方がないのは考えすぎでしょうか。

キャリアは、総務省からの横やりを煙たく思い、今のうちにできるだけ割引を詰め込んでユーザーをかき集めたいと考えている可能性もあります。

そうなると、過去に例のない大きな割引合戦が、この冬から春にかけて、最後の聖戦よろしく繰り広げられる可能性もあります。

注目して今後のキャンペーン情報を追っていきたいところです。

 

 

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