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nuroモバイル(ニューロモバイル)のメリットデメリット詳細まとめ

   

ソニーネットワークコミュニケーションズのMVNOサービス・nuro mobile(ニューロ・モバイル)」が人気です。

ソニーは元々「nuro光」という「世界最速」を売りにした独自のFTTH事業を展開しており、ISP事業としての「So-net」ブランドとはまた別の独自ブランドとなっています。

nuroモバイルはその「nuro」ブランドを、モバイルに充ててきた形です。

さらに、ソニーのMVNOとしては、もう一つ独自ブランド「0SIM」が存在しています。

両格安SIMともに、ソニーらしい独自性を打ち出したMVNOとなっており、非常に注目度の高いMVNO事業者となっています。

nuroモバイルと0SIMとは何が違うのか、その違いを確認していきます。

まずは公式サイトを見るnuromobile

nuroモバイルの1GB刻みプラン

nuroモバイルで用意されている料金プランは、最低の2GBから1GB刻みで、10GBまで提供されています。

データ通信専用SIMの2GBが月額料金700円で、それをベースに1GB200円追加で最大10GBの2300円となっています。

 

2GB 3GB 4GB 5GB 6GB 7GB 8GB 9GB 10GB
700円 900円 1100円 1300円 1500円 1700円 1900円 2100円 2300円

 

一般的なMVNO同様、SMS付きSIMにすると+150円、音声通話付きSIMにすると+700円です。

非常にシンプルな料金体系です。

1GB刻みなので選択肢も広く、自分の好きな容量のプランを選択できる良さがあります。

 

nuroモバイルの「時間プラン」

2017年2月1日より開始されたnuroモバイルの「時間プラン」は今まで大手キャリアにもMVNO各社にもなかった、画期的プランです。

具体的には、毎日「5時間」までは、高速通信が使い放題という料金プランとなっています。料金はデータ通信専用SIMの場合が2500円、音声付きSIMの場合が3200円です。

毎日5時間、とはつまりどういうことなのかとわかりにくいかもしれません。

たとえば、朝、出勤前にインターネットを1時間利用。これで残り4時間。

昼、休憩時間に1時間利用した。これで残り3時間。

仕事中に用事があり、1時間利用。これで残り2時間。

帰宅し、家で思う存分2時間インターネット。

これで合計5時間、ということです。

5時間を超過した通信に関しては、速度制限がかかり200kbpsとなりますが、翌日0時ころから再び高速通信が5時間まで利用可能となります。

さらにうれしいことに、5時間の高速通信時間中には、通信総量制限もないということです。安心して動画を視聴することもできますね。

詳細は別記事でも解説しています。⇒別記事:「nuroモバイルの時間プランが画期的すぎる

参考:公式サイトnuromobile

 

nuroモバイルでんわと5分かけ放題オプション

nuroモバイルでは、通話アプリが別に用意されています。

「nuroモバイルでんわ」アプリを利用して通話をすると、通常30秒20円のところが、30秒10円でかけられるようになります。

プレフィックス型の通話のため、アプリを使わず発信先の電話番号の頭に「0037-692」をつけて発信しても、同じ料金で通話できます。

ただし、フリーダイヤル・ナビダイヤル・110番などへの発信はできませんので注意が必要です。それらに電話したい時には、アプリを利用せずに電話をしましょう。

 

加えて、5分かけ放題オプションが2017年2月より新しく開始されました。

月額料金は800円で、5分以内の通話に関してはかけ放題、通話料無料となります。ドコモなど大手キャリアや各種MVNOが提供している5分かけ放題と同じ内容です。

5分を超過した場合の通話料に関しては、30秒あたり10円となります。

 

nuroモバイルの手数料一覧と注意点

nuroモバイルを利用するにあたっての手数料をここでまとめておきます。

 

登録事務手数料 3000円
最低利用期間内解約金
(音声通話プランのみ)
12000円~0円
(サービス開始月から12ヵ月後まで、毎月1000円ずつ減額)
ユニバーサルサービス料 2円/月
音声通話料 20円/30秒
チャージ 100MB/500円・500MB/2100円・1GB/3800円
SIM切替手数料 3000円
SIMカード準備料 394円
SIM有償交換手数料 3000円
SIM損害金 3000円
SMS送信料 3円~/通
国際SMS 50円~/通
MNP転出手数料 3000円

 

ちょっとわかりにくい点もあるので解説しておきます。

一つは「SIMカード準備料」です。これは、新規契約をした際にかかってくる費用で、登録事務手数料とは別途かかる形となります。つまり、新規契約時には3000円+394円が手数料としてかかるわけですね。

ただし、「SIMカード準備料」とはいっても、SIMカードサイズ切り替え時などにはかかりません。あくまで新規契約時のみです。

 

さらに、「SIM切替手数料」と「SIM有償交換手数料」も意味が似ていますが、両方が重複してかかることはありません

SIMカードのサイズ変更を実施する時には「SIM切替手数料」がかかり、SIMカードを紛失してしまい再発行する必要がある場合などに「SIM有償交換手数料」がかかる、ということです。

SIM損害金」については、解約時、SIMカードを返送する必要があるのですが、これを実施しなかったときにかかる費用となっています。解約時のSIMカード返送は忘れないようにしたいところです。

 

nuroモバイルのAPN設定手順(Android)

nuroモバイルのSIMカードをスマートフォンで利用する際に、APN設定は必ず実施する必要があります。

よく、格安SIMを利用している場合に「電話はできるけど通信ができない」と悩んでいる人がいるのは、ほぼこの設定の問題と思われます。

Androidスマートフォンの設定から、「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「APN設定」を選択します。機種やAndroidのバージョンによって、表記に若干の違いがあります(「APN」が「アクセスポイント」など)が、表現が違うだけで似たような設定部分がありますので、まったく同じ表記がない時には近い表現を探してみましょう。

以下の項目を、そのAPNに入力すれば完了です。

 

ネットワーク名 so-net
APN so-net.jp
ユーザー名 nuro
パスワード nuro
認証方式 PAPまたはCHAP

 

 

同じソニーの0SIMを利用したことがある人は気づくかもしれませんが、APNは0SIMとnuroモバイルは全く同じです。

そのため、0SIMとnuroモバイルは、APN設定を変更することなく、SIMを入れ替えさえすればそのまま利用が可能となっています。

 

nuroモバイルのAPN構成プロファイルインストール手順(iPhone)

iPhoneでnuroモバイルのSIMカードを利用したい場合には、iPhoneのAPN設定に当たる、APN構成プロファイルのインストールが必要となります。

この手順に関しても、他社MVNOや0SIMを利用するときの方法と全く同じです。

ソニーネットワークコミュニケーションズの公式サイトから、ファイルをインストールする必要があるため、まずはiPhoneをWi-Fiで接続する必要があります。

そのうえで、以下のサイトにアクセスしましょう。

http://www.so-net.ne.jp/retail/i/

実はこのインストール用のAPN構成プロファイルも、0SIMのものとまったく同一です。

 

CapD20151228_9

 

このファイルをインストールすると完了です。

一つ注意点としては、事前に他のMVNOのAPN構成プロファイルがインストールされていると、正常に動きませんので、事前に他のAPN構成プロファイルは削除しておくようにしましょう。

削除の仕方はiPhoneの「設定」から「一般」に入り、「プロファイル」という項目を選んで、そこに存在しているプロファイルを選択して「削除」を選べば完了します。

もちろん既存のプロファイルを削除してしまえば、今までのMVNOのSIMでは通信ができなくなりますので注意しましょう。

 

nuroモバイルのスマホセット

nuroモバイルの特徴の一つに、SIMカードだけでなく、スマートフォンとのセットもある、という点が挙げられます。

そのため、利用したいスマホ端末を所有していなくても、セットで購入することでそのまますぐに利用することができます。

数こそそれほど多くありませんが、人気の5機種をそろえてあります。

「Brade E01」、「arrows M03」、「ZenFone 3」、「ZenFone 3 Max」、「AQUOSケータイ SH-N01」です。

とりあえずここを抑えておけば、という人気機種のarrowsとZenFone 3、格安で利用したい人向けにBradeとZenFone 3 Max、さらにAQUOSケータイとバランスのとれたラインナップとなっています。

 

ドコモからもF-03Hとして発売されている防水端末がよければarrows M03、デュアルSIMで、かつ「デュアルSIMデュアルスタンバイ」機能を持つZenFone 3。

どちらも利用状況に合わせて選ぶことができる優良機種といえます。

例えば、ZenFone 3であれば、片方のSIMにnuroモバイル、もう片方のSIMにドコモのSIMなどの使い方も可能です。

同じようなデュアルSIMデュアルスタンバイ対応端末に、FREETELから発売された「RAIJIN(雷神)」などもあります。

 

0SIMとnuroモバイルの差別化

さすがに同じソニーから登場するMVNOということで、nuroモバイルと0SIMでは、しっかり差別化が図られているようです。

と言うより、元々0SIMがかなり特殊なタイプのMVNOなので、スタンダードな格安SIMであるnuroモバイルと比較すると、自動的に差別化が図られたように見えるだけかもしれませんが。

とにかく0SIMは最低限利用でできる限り安くしたい人向けで、スマホ端末も自分で用意する必要があります。

それに対してnuroモバイルでは、スマホ端末も準備しますし、料金プランの選択肢も幅広く、0SIMでカバーしきれず他のMVNOに流れていた部分をつなぎとめる役割を担う形になりそうです。

そして2017年2月より開始した新たな料金プラン「時間プラン」によって、新たなユーザー層を取り込むことができるのではないでしょうか。

 

特化型の0SIMの方が需要はあるかも→「時間プラン」の魅力で勝負

nuroモバイルはシンプルで分かりやすいMVNO、と言えば確かに聞こえはいいようですが、もう少し何かインパクトがほしかったような気がしたのが、サービス開始当初の印象でした。

ほかのスタンダードなタイプのMVNOに対して後発となるのですから、何か訴求ポイントがないとなかなかMVNO戦国時代を勝ち抜いていくのは難しい、と考えたわけです。

まだ、ほかにはない「0円」という魅力を全面に打ち出した0SIMの方が、特定のユーザーに向けて強い需要があるのではないかと思われました。

しかし今回の「時間プラン」は、今までどのMVNOでも大手キャリアでも採用していなかった仕組みを導入しており、この点だけで大いに目を引きます。

強力な訴求ポイントになると思われます。So-netは0SIM同様、nuroモバイルでも独自性を打ち出してきたわけです。

最低料金2500円で5時間容量関係なく使い放題は、ヘビーユーザーにとっても使い方によっては非常に便利に使える内容なだけに、多くのユーザーに刺さるのではないかと思います。

 

関連記事:「nuroモバイルの時間プランで大容量動画を視聴してみた

まずは公式サイトを見るnuromobile

 

nuroモバイル申し込みの流れと契約時の注意

私も早速、nuroモバイルを実際に申し込みしてみました。

もちろん選択したのは「時間プラン」です。

他にも使い方に合わせて様々なプランを選択できるのも、nuroモバイルの特徴の一つと言えます。

具体的にどういう書類が必要になるのか、流れはどうなるのかをまとめましたので参考にどうぞ。

関連記事:「nuroモバイルを申し込みしてみた手順/MNP新規契約時で準備しておきたいこと

 

nuroモバイルとLINEモバイル

nuroモバイルの一つの特徴として、1GB刻みの料金プランが挙げられますが、nuroモバイルにはLINEモバイルにあるような1GBプランが存在しません

そのため、最低限のLINEのみ利用したいというユーザーであればやはり月額500円のLINEモバイル・LINEフリープランが最強となります。

ただ、それ以外のLINEモバイル・コミュニケーションフリープランの場合、3GB、5GB、7GB、10GBのいずれのプランにおいても、nuroモバイルの料金の方が安くなります。

その一つの理由として、LINEモバイルのデータSIMには、SMSなしプランが存在しないということが一つ、加えてLINEモバイルのメリットとしてはコミュニケーションフリープランではLINEのみならず、FacebookやTwitterの利用に関しても、カウントフリーとなり通信容量をカウントされません。

つまり、同じ3GB、5GB、7GB、10GBとはいっても、利用状況によってはLINEモバイルの方がかなり容量としては余裕ができる可能性もあります。

LINE・Twitter・Facebookの利用が多いならLINEモバイル、少ないならnuroモバイルに軍配が上がりそうです。

 

関連記:「LINEモバイルの評価・メリットデメリットまとめ

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