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OCN光 2段階定額はお得なのか/評価レビューまとめ

   

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2015年12月、NTT東西は光回線卸について、2段階定額制を導入することを発表しました。

それを受けて2016年1月13日よりサービス開始されたのが、「OCN光 2段階定額」です。

元々NTT東西には、「フレッツ光ライト」という2段階定額制プランが存在しますが、このライトプランの卸サービスが「OCN光 2段階定額」と考えればわかりやすいと思います。

OCN光とは/ドコモ光と比較

そもそもOCN光とは何かをまず、理解する必要があります。

OCNはインターネット普及期からNTTコミュニケーションズによって運営されている、インターネットサービスプロバイダー(ISP)です。

初期のころは主にADSLに対するISPとしてサービス展開しており、既にイー・アクセス(現Y!mobile)に吸収されたアッカ・ネットワークスとのセット販売や、そのあとに開始されたフレッツADSLとのセット販売でシェアを伸ばしました。

その後、インターネットの主戦場はADSLからFTTHへとシフトし、フレッツ光のISPとして圧倒的なシェアを伸ばしていきました。

そして2015年、NTT東西の光卸が開始されると、同じNTTグループであるドコモが念願の「ドコモ光」の販売を開始するのを横目に見ながら、単独であればドコモ光よりもさらに安く利用できる「OCN光」を開始したのです。

 

OCN光 ファミリー ドコモ光 戸建て OCN光 マンション ドコモ光 マンション
5100円 5200円(タイプA)
5400円(タイプB・OCN)
3600円 4000円(タイプA)
4200円(タイプB・OCN)

 

キャンペーン価格を含めて考えると煩雑になりわかりにくくなるので、とりあえず通常価格で比較します。

戸建てタイプの場合、OCN光ファミリーでは月額5100円ですが、ドコモ光ではタイプAのプロバイダーを選択した場合でも5200円と100円高くなります。仮に、ドコモ光でプロバイダーにOCNを選択した場合、タイプBとなり5400円となります。

マンションタイプでも同じように、OCN光が3600円に対してドコモ光はタイプAで4000円、OCNのタイプBを選択すると4200円と、ドコモ光の方が600円も高くなります。

ここで、ドコモ目線で擁護するとするなら、「ドコモ光はドコモユーザーでカケホーダイプランを利用していれば、毎月のドコモの利用料金も安くなるからドコモ光の方がトータル的にお得」ということになるでしょうが、残念ながらトータルコストを比較するのであれば、OCN光にはMVNO・OCNモバイルONEが控えており、OCN光モバイル割を利用した場合、音声付き3GBコースで月額1800円から200円割り引かれ、1600円となります。
関連記事:「OCNモバイルONE評価レビュー

OCN光の5100円とOCNモバイルONEの1600円、合わせても6700円です。ドコモ光+ドコモスマホとどちらが安いかは明らかです。

 

OCN光 2段階定額とは

そんな中で新しくスタートしたOCN光 2段階定額

通常あまりインターネットをしないユーザー向けの「フレッツ光ライト」のOCN版と思えばわかりやすいと思われます。

特徴としては、使った分だけの従量制という部分と、戸建て住宅向けのプランという点です。

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OCN光 2段階定額の基本料金は5000円ですが、そこに2年自動更新型割引を適用させると基本料金が3900円になります。

利用容量については、3040MB、つまり約3GBまでが基本料金で利用でき、それを超えると使った分だけ料金が加算されていく従量制となります。

そして上限のデータ利用量が10040MB、約10GBで、5600円です。

通常のOCN光の料金が5100円なので、上限まで行けば逆に損をしてしまうので、あくまで毎月の利用容量を抑えられるユーザーだったり、ひかり電話だけ利用してあまりインターネットは使わないという場合にのみ利用意義があるプランとなっています。

従量部分の通信料については、3040MB~9940MBまでが24円/100MBとなっており、9940MB~10040MBまでが44円/100円となっています。

重量部分を計算をすると、8040MB利用の段階で5100円となりますので、ここが損益分岐点となります。

8040MBよりも利用が少ないのであれば、OCN光 2段階定額のメリットあり、8040MBよりも利用が多いのであればOCN光 2段階定額の利用メリットなしとなります。

 

OCN光 2段階定額の2年自動更新型割引とは

OCN光 2段階定額の2年自動更新型割引とは、24ヶ月間「OCN光 2段階定額」を継続利用することを条件に、月額基本料を1100円割引するというものです。

これにより、通常基本料金5000円のOCN光 2段階定額が、1100円割引されて3900円になります。

ケータイやスマホの2年更新と同じで、割引開始月を1ヶ月目として25ヶ月目を契約更新月とし、その契約更新月以外で解約をした場合には、11000円(不課税)の違約金が発生します。

契約更新月にユーザー側からの申し出がない限りは自動更新となるため、解約を考えている場合には注意が必要です。

例えば、OCN光 2段階定額から、2年自動更新側割引を維持したまま「OCN光」の通常プランへ変更する場合には違約金は発生しませんので、OCN光 2段階定額とOCN光間の変更は問題なく実施可能です。

 

OCNひかり電話も利用可能

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OCN光 2段階定額では、通常のOCN光同様、OCNひかり電話を利用することができます。

NTTフレッツ光のひかり電話と同等の内容となっており、NTT固定電話の番号をそのまま引き継ぐこともできます。通話料金も固定電話の料金よりも安くなり、全国一律でかけることができるようになるなど、非常にお得です。

例えばドコモ光では、ひかり電話の提供がないため、ひかり電話を利用しようとするとNTT東西に申し込みをする必要があり、請求もNTT東西から発生する形になります。そのため、請求元がわかれてしまいわかりにくくなります。

OCNひかり電話であれば、その点、まとめてOCNに一本化できるため、料金としてもわかりやすくすっきりする形となります。

もちろん緊急通報もできますし、「発信者番号表示」「通話中着信」「転送電話」「発信者電話番号通知リクエスト」「迷惑電話お断り」「着信お知らせメール」など各種オプションサービスも充実しています。オプションサービスをまとめて利用することができるアドバンスプランも存在します。

 

そして何より、このOCNひかり電話を利用するときにこそ、OCN光 2段階定額はもっとも輝くプランになります。

つまり、OCN光 2段階定額は料金が安くはあるのですが、どうしても通信容量を抑える必要があり、インターネットを思う存分楽しみたいユーザーには向いていません。結果的に上限5600円まで到達してしまうのであれば通常のOCN光にした方がいいからです。

そのため、あまりインターネットを利用しないユーザーの場合、しかし電話の利用時間が長い、遠距離の通話が多いという場合には、OCN光 2段階定額を利用すると、同時にOCNひかり電話が500円で利用できるようになるため、トータルでの金額を抑えることができるようになるわけです。

 

例えば通話料金が毎月10000円近くかかっている、ということであれば、3900円のOCN光 2段階定額とOCNひかり電話500円の合計4400円で通話料金を今まで以上に安く利用することができるようになるわけです。

つまりOCN光 2段階定額は、インターネットよりも通話が多い、というユーザーに対してもっとも訴求力があるプランというわけです。

 

OCNリモートサービスも利用可能

OCN光同様、OCN光 2段階定額でもOCNリモートサービスも利用可能となっています。

月額500円で、パソコンやインターネット等のトラブルや使い方についての問い合わせに対して電話や遠隔操作で解決支援をしてくれます。初めての利用でも安心できますね。

この辺りのリモートサービスについては、NTTやドコモ光などともほぼ同等の内容となっています。

 

OCNモバイルONEユーザーにはOCN光 2段階定額は向いていない

OCNの人気のMVNO・OCNモバイルONEを利用しているユーザーには、OCN光 2段階定額はあまり向いていません。

何故なら、データ容量を抑えて利用することで格安を実現しているMVNOにおいて、自宅の光Wi-Fi環境は必須だからです。

自宅ではWi-Fiで気にせず使い放題で利用できるという強みがあるからこそ、OCNモバイルONEの通信容量がそれほど多くなくてもストレスなく利用できるのです。

そもそもインターネットをそれほど利用しないのであれば話は別ですが、ある程度ストレスなくインターネットは利用していきたいと考えている場合には、自宅の光は上限を気にせず利用できる、通常のOCN光の方がお勧めです。

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