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OCNモバイルONEを使ってはいけない

      2016/09/03

NTTコミュニケーションズのOCNモバイルONEは、速度も平凡、料金も平凡、大手でシェアナンバーワンという以外に特に特徴がないMVNOで、使ってはいけないMVNOである、という意見が一部であるようです。

これは本当なのでしょうか。

ちなみに私は個人的に、その使ってはいけないと言われているOCNモバイルONEを二年以上利用しています。

OCNモバイルONEは使ってはいけないと言われる詳細内容を検証してみます。

OCNモバイルONEを使ってはいけない理由

OCNモバイルONEを利用してはいけないという主張の理由を確認すると、まず挙げられているのが料金が特別安いわけではないから、という理由です。

これは確かにその通りで、OCNモバイルONEよりももっと安いMVNOはたくさん存在しています。OCNモバイルONEは最安値のMVNOではありません

ただし、とはいっても最安値のMVNOとの価格差も、月額数百円程度しかない状態なので、「使ってはいけない」と目くじらを立てるほどのものではないと思われます。

 

そしてもう一点指摘されているのは、110MB/日コース170MB/日コースについてです。

日コースでは一日のデータ使用量を定めているため、大容量のアプリや動画のダウンロードが難しいという事実が指摘されています。

確かに、仮に100MB超のアプリをダウンロードすれば、一瞬でその日の容量は消化してしまいます。そもそも200MB、300MBのデータについてはダウンロードも難しいという話になってしまいます。そしてこの件は、私のまさに盲点でした。

何故なら、私のMVNOユーザーの常識として、「大容量データのダウンロードはWi-Fi環境にて」、という考えがあったからです。

 

確かに、大容量のデータダウンロードには110MBおよび170MB/日コースは向いていないかもしれませんが、しかし、逆を言えば、二日我慢すれば繰り越しされる分も含めて220MB/340MBは利用できるため、そのデータ量を超えるようなアプリがどれほどあるのかという問題ではあります。

それでも足りなければ、公衆無線LANをうまく活用する方法を考えた方がいいでしょうが、そもそもの話に戻ると、MVNOを利用するということは、元々それほど大容量を利用しないことが前提でもありますし、大容量を使うのであれば自宅のWi-Fi利用が必須なのです。

大容量ダウンロードはするけれど自宅にWi-Fi環境はない、という状況自体に少し無理があり、中にはU-mobileぷららモバイルLTEのように、MVNOでありながら月額LTE通信を容量制限なく「使い放題」というプランを持つ事業者もありはするものの、その裏ではやはりどうしても「LTE」を標榜していても速度が犠牲になると思われます。

MVNO利用で大容量ダウンロードを必要としているのであれば、やはり自宅の光回線を利用したWi-Fi環境が必須なのです。

 

つまりこれからOCNモバイルONEをはじめとしたMVNOを利用したいと考えている場合、まずはデータ容量をどれくらい利用するのか、利用が多いのであれば自宅にインターネットとWi-Fi環境はあるのかが非常に大事になってきます。

まだインターネットを自宅で利用していない場合には、そちらの契約も含めて検討を進めていく必要があります。

 

使ってはいけないOCNモバイルONEを2年以上利用してみた

問題点をいくつか指摘され、使ってはいけないと言われながらもシェアとしてはナンバーワンを誇るMVNO・OCNモバイルONE。

実際に使ってみないと、使えるのか、それともやはり使ってはいけないのか、なかなかわかりにくいと思います。

そんな中で、私個人的に、OCNモバイルONEは既に2年以上継続して利用しています。そのため大抵の使い勝手はわかっているつもりです。

私が利用しているのと同様の環境がそろえば、OCNモバイルONEを利用するにあたって、そんなに不満が出ることはないのではないかと思います。

 

条件1:自宅に光回線とWi-Fi環境がある

条件2:外出先での大容量通信利用が少ない

条件3:他のMVNO(0SIMが望ましい)との併用ができる

条件4:電話利用が多い場合は別契約にして二台持ち

 

自宅に、もし光のインターネット環境とWi-Fiがあれば、自宅で使う分には何の心配もなく利用することができるようになります。そして外出した時にのみ、OCNモバイルONEを利用して一日あたり110MBで利用するようにすれば、十分すぎるほど容量は足りると思います。

もし遠出をする場合などで足りなさそうな時には、その前日から節約をしておき、翌日繰り越しをさせておけば単純計算倍の容量が翌日に利用できるようになるため安心です。

万が一それでも足りない場合、その場合には別のMVNOとの併用を考えます。この場合にもっともふさわしいのは、So-netの0SIMです。

単独利用では心もとない0SIMも、こうしたサブ的な役割では途端に輝きを増します。

そして、電話の利用が多いのであれば、MVNOの電話サービスを活用するのではなく、大手キャリアの完全通話定額制プランを利用するのが賢い方法かもしれません。

つまり二台持ちです。

 

一台目・・・カケホーダイもしくは通常音声プラン

二台目・・・データ専用プラン(OCNモバイルONE)

 

そもそも電話の利用が少ないのであれば、一台にまとめてOCNモバイルONE音声付きSIMにする方法もあります。この場合の注意点は、通話をすればするほど通料金がかかり高くなるので、極力電話は抑えて使うか、050plusなどを有効に活用するなどした方がいいでしょう。

 

OCNモバイルONE利用環境例:「110MB/日コース・OCN光併用・容量シェア×2枚」

 コース  料金・割引
利用コース 110MB/日コース 900円
OCN光利用  あり 200円割引
容量シェア 2台 400円×2台

 

例えば110MB/日コースを利用していた場合、月額料金は通常900円。ただしOCN光を同時利用した場合にOCN光モバイル割が適用されるため、200円引きで700円。容量シェアはSIM1枚につき400円かかるので、2枚追加すれば800円かかる形となります。

料金が他のMVNOに比べて高いと言っても、総額でこの場合メインデータ専用SIMが700円、容量シェアが400円×2台で合計3台分利用して1500円です。十分安いのではないでしょうか。

個人的には、2年利用して、OCNモバイルONEに対して特に不満を覚えたことはありません。

気になるというなら昼(午後0時台)の速度の遅さくらいですが、そこまで高速な通信がその時間帯に毎日必要という事情がなければ問題ないと思われますし、問題があってもMVNOの併用ができていれば解決します。遅い時間帯だけ、0SIMを使って通信をする、という工夫をすればいいのです。

 

0SIMとOCNモバイルONEの併用

0SIMのOCNモバイルONEとの併用方法にも二通りのやり方があります。

一つは、スマホ本体自体をデュアルSIM対応のスマートフォンにして、いつでも切り替えての利用ができるようにしておくという方法。本来ならこの方法がわざわざSIMの入れ替えをしなくて済むのでお勧めです。
関連記事:「0SIMとOCNモバイルONEのデュアルSIM利用

もう一つは、SIMカードをその都度入れ替える、もしくはもう一つ別の端末を持っておくという方法です。

どちらも若干手間がかかりますし、別端末を用意すると、音声端末と合わせると合計三台になってしまうので、かなり荷物になります。使い勝手を考えると、デュアルSIM端末利用が最も理想的です。

ちなみに私個人の場合は、速度はそれほど気にならないので、OCNモバイルONEのみの利用にしています。どうしても通信が遅いと困る場合などには0SIMやほかのMVNOのSIMを入れた別端末を準備して同時に持ち歩いています。

 

0SIMがあればOCNモバイルONEは必要ないか

月額料金0円でスタートできるSo-netの0SIMがあれば、OCNモバイルONEは必要ないではないか、と言われることがあります。

確かにそれはその通りで、少しでも月額料金は安い方がいいので、0円で済むのならそちらの方がいいでしょう。だからこそ、OCNモバイルONEは使ってはいけないのだ、と。

 

ただし、0SIMを単独利用をしていくには、その使い勝手に大きな問題があります。

0SIMよりもOCNモバイルONEを優先して利用する場合の理由としては、その点しかありません。

つまり、当月どれくらいの容量を利用しているのかが、即時でわからない0SIMに対して、リアルタイムでアプリを使って確認ができるOCNモバイルONEの方がわかりやすく、データ使用量の調整がしやすいのです。
※関連記事:「OCNモバイルONEのデータ容量確認アプリ

0SIMのみを単独利用した場合の怖さは、気づいた時には料金が0円ラインの499MBを超過してどんどん課金されていた、というパターンです。月額定額料金のOCNモバイルONEにはそうした怖さはありません。使いすぎたら通信制限がかかるのみです。

加えて、OCNモバイルONEには、高速通信を利用しない場合には「ターボ機能」をOFFにして、自ら速度制限をかけることで利用容量を節約することもできます。
※関連記事:「OCNモバイルONEのターボ機能

0SIMにはこうした機能がないのが、やはり致命的です。こうした、料金だけではわからない細かい使い勝手の違いが、それぞれ存在しているのです。

 

容量が足りない場合にはOCNモバイルONE・容量追加オプションよりも0SIM

OCNモバイルONEを利用していてデータ容量が足りないというケースもあるかもしれません。

そんな時には、容量追加オプションがOCNモバイルONEには用意されています。500円の容量追加オプションを申し込めば、そのまま即時で反映されてすぐに高速通信が追加で利用できるようになります。

 

しかしここは考えどころです。

500円で0.5GBを追加するといっても、110MB・170MB/日コースの場合そんなに追加容量は必要ありません。そもそも翌日まで我慢すれば済む話です。

3GB・5GB・10GB/月コースの場合には確かに便利かもしれませんが、0.5GBを500円で追加をするのであれば、それこそ0SIMを利用した方がいいと言えます。同じ499MBが0円だからです。0SIMの場合、仮にその容量をオーバーしても1600円までは100MB単位で100円課金されていく形なので、利用が少なければ500円以下に抑えることもできます。

これこそが0SIMとの併用をした時のメリットでもあります。

 

OCNモバイルONEの解約を思いとどまった理由

私は0SIMがスタートしたときに、OCNモバイルONEからの完全な乗り換えを検討していました。

0SIMがあれば、OCNモバイルONEはまったく必要なくなると考えたのです。

しかし最終的にそれを思いとどまるに至ったのは、やはり使い勝手の問題です。

私の使い方であれば、0SIMでは容量が足りないし、しかも場合によっては最悪0SIMの上限金額まで到達する可能性も考えられました。仮に家族で3枚の0SIMを利用してそれぞれが上限金額まで到達すれば、4800円になってしまいます。

それなら、初めから金額が固定になるOCNモバイルONEで容量シェア2枚を含めて合計3枚で1500円の方がはるかに効率的です。

そして何も心配せずに気にせずに利用ができます。仮に上限金額に引っかかったとしても即日まで速度制限がかかった状態で我慢すればいいのです。

速度制限が困るという場合には初めからターボ機能をOFFにしておき節約をして、高速通信を必要とするときだけターボONにすればいいのです。

そしてリアルタイムでどれくらいの容量を使ったかがわかるOCNモバイルONEの使い勝手の良さ、これが最大の決定要因でした。

 

OCNモバイルONEには数々の強みがある

OCNモバイルONEには、他のMVNOにはない数々の強みがあります。

特徴がないMVNO、ということはないと思います。

確かに他のMVNOで代替できるケースもあるでしょうが、ここにしかない良さもあります。使ってはいけない、ということはまったくありません。

お勧めのMVNOと言えると思います。是非一度実際に使ってみていただきたいところです。

関連記事:「OCNモバイルONEがMVNO最強な理由

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