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QTモバイルは九州生まれの格安SIM/メリットデメリット詳細内容まとめ

      2017/04/03

九州生まれの新しいMVNO、QTモバイル(QT mobile) by BBIQが2017年3月1日よりスタートしています。

実は既に結構前から、BBIQスマホとしてサービス提供はされていたQTモバイルですが、ローカルなMVNOとしてあまり知られていませんでした。

九州電力系列のBBIQ(ビビック)が提供するMVNOということで、ケイ・オプティコム(関西電力系列)のmineoと似たイメージかもしれません。

そして何より、マルチキャリアMVNOで有名なmineoよりも一歩早く、当時のBBIQスマホでマルチキャリアMVNOとして稼働していた実績があります。

当時からそのことを知ってはいましたが、どうもmineoのように全国区までには伸びてきそうになかったため、とりあえず今まで触れずにきました。

そんなQTモバイルも今回心機一転、新たなスタートを切り、「ハルル」の愛称で人気の川口春奈さんを起用したテレビCMも放送開始されています。

mineoの対抗勢力として今後伸びてくることもあるかもしれないと思い、取り上げてみました。

九州発のMVNO・QTモバイル詳細

 

mineo(マイネオ)同様、マルチキャリアのMVNOであるQTモバイルには、DタイプとAタイプが存在します。

つまり、ドコモ系SIMか、au系SIMか、ということですね。

まずはDタイプから確認してみます。

 

QTモバイル・Dタイプ料金プラン

 

データ データ+通話
通常 初回1年間 通常 初回1年間
1GB※4月より 800円 600円 1450円 890円
3GB 900円 700円 1550円 990円
5GB 1520円 1300円 2200円 1590円
10GB 2560円 2300円 3260円 2690円

 

2017年3月の段階では、1GBプランがまだ提供されていません。4月1日より提供開始予定です。

料金としては、通常料金に対して、最大1年間(利用開始月から12ヶ月目まで)をキャンペーン価格として割引されます。

この割引により、最初の1年間は非常にお得に利用することができます。

表にはSMSプランがありませんが、「データ」コースに月額140円でSMS機能を追加することもできるようになっていますので、この点ほかのMVNOと似たような仕組みとなっています。

「データ+通話」コースはSMS機能も含んでいます。

データの容量としては1GB(4月より)/3GB/5GB/10GBと、スタンダードな形となっています。

なお、3GBのプランが、テレビCMで「キュキュキュキューテー」と表現している「990円」のプランとなっています。

 

QTモバイル・Aタイプ料金プラン

 

データ(SMS付き) データ+通話
通常 初回1年間 通常 初回1年間
1GB※4月より 800円 600円 1450円 890円
3GB 900円 700円 1550円 990円
5GB 1520円 1300円 2200円 1590円
10GB※4月より 2560円 2300円 3260円 2690円

 

QTモバイルは、Dタイプの場合もAタイプの場合も、料金はまったく同じ内容となっています。

ただし、1GBと10GBのプランが4月からの提供開始となっており、3月時点では3GBと5GBプランのみが提供可能プランです。

Dタイプと異なる大きなポイントとしては、「データ」コースがSMS機能を含んでいるという点です。そのため、Dタイプのように月額140円がかかることなくSMSを利用することができます。

SMS機能がないと、LINE、Twitter、Facebookなどのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に新規登録することができないので、はじめからその機能を含んでいるAタイプはDタイプよりもお得といえます。

データ+通話の場合にはどちらもSMS機能は含んでいますので変わりはありません。

 

QTモバイルは余ったデータ量の繰り越し可能

QTモバイルでは、毎月の利用容量が余った場合には、そのまま翌月に繰り越しされます。

そのため、余った容量も無駄なく利用することが可能です。

ただし、例えばmineoに存在しているような友達にパケットをプレゼントするパケットギフトや、繰り越ししたデータ量をグループでシェアできるパケットシェアのような機能は存在しません。

 

もちろん、mineo独自のみんなでパケットを貯めて使えて助け合えるフリータンクのような機能もありません。

この辺りはまだまだ、同じマルチキャリアMVNOとはいえ、人気の独自機能が満載のmineoには及ばないようです。

 

QTモバイルはアプリによる速度切り替えが可能

QTモバイルには、アプリを利用することによって通信速度を高速/低速で切り替えをすることができます。

この機能を利用すれば、必要ない時には低速にしておくことにより、無駄なデータ容量を消費せずに効率的な利用ができるようになります。

OCNモバイルONE他、多くのMVNOが実装している機能ですが、まだまだ速度切り替えできない格安SIMもありますので、そういう意味では自分で調整しながら利用することが可能な分、使い勝手はいいと言えます。

 

QTモバイルのかけ放題プランは5分かけ放題

2017年4月1日から、QTモバイルに新しい「かけ放題プラン」が登場します。内容としては、1通話あたり5分以内の通話を無料とする、「5分かけ放題」です。

月額料金が850円で、5分を超過した場合の通話料は、30秒あたり15円です。

この通話料金は少し珍しいですね。30秒20円ないし30秒10円が最近は多いですが、その中間ということになります。

専用の「QTモバイル電話アプリ」を利用することによって5分かけ放題となる、いわゆるプレフィックス型です。音声通話の発信時に「0037-692」を通話番号の先頭につけることでも5分かけ放題を利用することが可能です。

 

BBIQ(光インターネット)でサポート

QTモバイルの大元は、光インターネットサービスを九州で展開している「BBIQ(ビビック)」です。

そのため、もともとBBIQでサポートを実施しているQTNetお客さまセンターにて、QTモバイルの問い合わせにも対応してくれるということです。

年中無休でいつでもわからないことがあったら問い合わせができます。受付時間は午前9時から午後9時までとなっています。

 

QTモバイルで格安スマホも同時購入可能

QTモバイルを利用する際にスマートフォン本体を持っていない場合、同時にQTモバイルで購入することも可能です。

マルチキャリアMVNOであるため、Dタイプを利用するのかAタイプにするのかで、利用端末は変わってきますので、それぞれのプランに合わせた機種を選択したいところです。

もちろん、すでにスマートフォンを所有しているということであれば、利用できる可能性もありますので、ドコモのスマホなのか、auのスマホなのか、SIMフリーなのかによってDタイプを利用するべきかAタイプにするべきか変わりますので、サポートセンターに事前に確認してみるといいでしょう。

 

BBIQユーザーなら請求を一本化可能

九州在住の場合限定となってくるかと思いますが、もし光インターネットでBBIQを利用している場合には、QTモバイルと請求を一本化することも可能ということです。

ただし、セットで利用することによる割引等は現時点では存在しないようなので、今後の展開に期待したいところです。

 

QTモバイルのAPN設定

QTモバイルのSIMカードを契約したなら、スマートフォン側でAPN設定をして利用することになります。

APN設定は、利用端末がiPhoneの場合とAndroidスマートフォンの場合とで異なりますので、どちらを利用しているのかによって、以下のどちらかの設定を実施する必要があります。

QTモバイル・iPhone用APN設定

iPhoneを利用する場合には、APN設定はiPhoneではできませんので、QTモバイル側で準備してあるAPN構成プロファイルをインストールし、使えるようにする必要があります。

このあたりの設定方法などは、他のMVNOのSIMをiPhoneで設定するときと全く同じです。以下のリンクから構成プロファイルをインストールすればOKです。

 

【QTモバイルのAPN構成プロファイル・Dタイプ】:ドコモSIMの場合

http://support.bbiq.jp/smartphone/bbiqSp/sp_howTo/sp_howTo_fst/sp_howTo_fst_apnSet/iosApn/QTmobileD2.mobileconfig

 

【QTモバイルのAPN構成プロファイル・Aタイプ】:auSIMの場合

http://support.bbiq.jp/smartphone/bbiqSp/sp_howTo/sp_howTo_fst/sp_howTo_fst_apnSet/iosApn/QTmobileA2.mobileconfig

 

くれぐれも、自分が契約したのがドコモのSIMなのか、auのSIMなのかを間違わないようにしましょう。

Dタイプがドコモ、Aタイプがauです。

 

QTモバイル・Android用APN設定

Androidスマートフォンを利用している場合には、方法は二つあります。

一つは、格安スマホをQTモバイルで同時購入した場合や、格安スマホを元々所有している場合などです。

APN設定の中に、機種によってははじめから「BBIQ」という設定が入っている機種があります。この場合、そこを選択するだけでAPN設定は完了します。

もし見当たらない場合には、通常の手動設定を行います。

入力する内容は以下の通りです。

 

【QTモバイル/APN設定・Dタイプ】:ドコモSIMの場合

名前 任意
APN vmobile.jp
ユーザー名 qtnet@bbiq.jp
パスワード bbiq
認証タイプ PAPまたはCHAP

 

【QTモバイル/APN設定・Aタイプ】:auSIMの場合

名前 任意
APN mineo.jp
ユーザー名 qtnet@bbiq.jp
パスワード bbiq
認証タイプ PAPまたはCHAP

 

さて、上記内容を確認して設定し、勘のいい人はおそらく気づいてしまったと思います。

QTモバイルのAPNは、ドコモ系SIMの場合が「vmobile.jp」、au系SIMの場合が「mineo.jp」です。

つまり、QTモバイルのMVNEは、ドコモ系SIMの場合はIIJmio、au系SIMの場合はmineoなのです。

いずれにしても主要なMVNEです。この点、安心して利用できそうですね。

 

QTモバイルの利用価値

とりあえず内容をざっと確認した感じでは、本当にスタンダードなMVNOだな、という感想です。

スタンダードであるということは、逆に言えば特徴が薄いとも言えます。

QTモバイルが備える機能はどれもすでに先行しているMVNOが実施している内容ばかりで、QTモバイル独自、というものは見つかりません。

せめてLINEモバイルnuroモバイルのような、他にはない特性を備えていれば検討の余地もあるのですが、そういう部分は今のところないようです。

ドコモとauの両方のSIMを取扱いしているというマルチキャリア特有のメリットも、mineoのように生かされておらず、ただただもったいない内容です。

今までもBBIQスマホとして展開してきていたわけですが、今回QTモバイルと内容も新しくスタートする形となりましたので、今後ますます進化してくるという可能性を考えて、期待値込みで利用してみるのはありかもしれません。

固定のインターネットとの一本化という意味では、九州在住かつBBIQ利用中の方であれば、少し興味はわくかもしれませんが、それ以外の地域に住んでいる場合にはメリットはあまりないようです。

すべての面において、「これならmineoを利用した方が・・・」となってしまいます。

さすがに私も実際利用してみるほどではないかな、と判断しましたので、今後を様子見、ということにしておこうと思います。

参考:QTモバイルと同じ、マルチキャリアMVNOのmineo公式サイトmineo

 

九州で話題のQTモバイルテレビCM女優は川口春奈さん

一応参考情報として、QTモバイル初のテレビCMで話題の女優さんは、川口春奈さんです。放送自体は九州のみでしか行われていないため、九州以外の地域に住んでいる人は、テレビCMを見る機会はありませんので、気になる人はYoutubeなどで確認してみましょう。

QTモバイルのポートレートカラーなのでしょうか、黄緑色の服を着て踊る姿に思わず「この人誰だろう??」と思った人が結構多いようです。

ただ、新人さんというわけではないですし、有名なドラマや映画にも出演されていますので、これをきっかけとして出演作を追ってみてもいいかもしれませんね。

 - QTモバイル