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ドコモ・AQUOS Compact SH-02Hは「買い」か

   

2015年12月4日に発売されるドコモの新機種冬モデル・SHARPのAQUOS Compact SH-02H。

個人的にはまったく興味がなく、カタログ上でチラ見しただけで完全放置していた機種です。

別にSHARPが親の仇であるとか経営が厳しいからとかそういうことではまったくないのですが、今まで縁がなかったメーカーであるという理由だけで、なんとなく「SHARPは対象外」とはなから選択肢に含めていなかったのです。

AQUOSケータイからAQUOS Phone、そしてAQUOS Compact

振り返ってみれば、AQUOSケータイなるものがソフトバンクで人気を集めている頃から、なんとなくSHARPとは距離がありました。※私の完全主観です。

「ドコモと言えばやはりPかNだろ!」と私はその当時の大多数の皆様と同じような気持ちでいたわけですが、完全にスマホに乗り遅れてまともに使えないような機種を連発した挙句、真っ先に撤退に追い込まれたのもPとNでした。

パナソニックとNEC、この両メーカーは、PとNを信じていたドコモのスマホ初心者ユーザーの心にスマホに対するトラウマを残しました。

PのLUMIX Phone、のちELUGA、NのMEDIASは、iPhoneを知らないドコモのスマホ初心者に、致命的な深い心の傷を与えたのです。この傷が致命傷となり、スマホ利用を挫折した人も少なくないと思われます。

 

そんな中登場したSHARPのAQUOS Phoneも、お世辞にもずば抜けて性能が高いなどとは言えない代物でした。

唯一、「これは」と思えたのはIGZOが登場した時です。SH-02Eの頃ですね。

当時スマホ最大の課題とされていた電池の持ちを改善させる省電力高精細のIGZOは、SHARPがスマホ市場においてかなりの優位性を保つようになるのではないかという期待を持たせる新技術でした。

ドコモのスマホを引っ張るのはSHARPになっていくのではないかとその当時は思っていました。

 

が、SH-02Eが発売された次のシーズンでドコモは、「ツートップ」と呼ばれる施策を開始し、SO-04E、SC-04Eの両機種を他の機種に比べて圧倒的に優遇、後押ししました。割引金額に大きな差がつけられたのです。

結果、当然のことながらAQUOS Phoneは売れず、SHの命運もまた、風前の灯となったのです。

 

もはや現在、ドコモのAndroidスマホの代表といえば確実にSONY Xperiaであり、SHARP AQUOSではありません。

極端な話をすれば、既にドコモでのスマートフォンの選択肢は、iPhoneかXperiaかのほぼ二択状態であり、AQUOSは「その他諸々」に分類されてしまったわけです。

もちろん、ドコモの価格設定の問題もありますが、SHARPのスマホ端末それ自体の魅力不足という点も否めませんでした。

しかし今回、AQUOS Compact SH-02Hは、案外悪くないと思ったわけです。良機種ではないかと、期待させるのです。

 

2015‐2016冬モデルで持ちやすさはナンバーワン

大きさをみたときに、4.7インチという大きさは小型というには大きすぎますが、現在のスマホの主流の大きさからすれば間違いなく小型と言えます。

比較対象にしやすいSONY Xperia Z5 compact SO-02Hよりも軽く、手に持った感触に心地よさを覚えます。

大きさと薄さと重さのバランスがいいのかもしれません。もちろん持った時の感じ方には個人差がありますので、購入検討している人は是非一度自分で触ってみてもらいたいところです。

 

赤外線とフルセグには非対応・実使用時間は約100時間

コンパクトな機種として、機能的にも最低限に絞ってあります。そのため赤外線やフルセグには非対応です。

ワンセグは搭載していますが、アンテナは内蔵型ではないので同梱のテレビアンテナケーブルの接続が必要です。

 

ヘキサコアCPU搭載で実使用時間は約98.8時間とかなり長くなっています。

参考までに夏モデルでオクタコアCPU搭載のSH-03Gは74.2時間、クアッドコア搭載のSH-04Gは81.3時間なので、そのどちらよりも長時間の利用に耐えられます。

ちなみに同じ冬モデルのハイスペックモデル、AQUOS ZETA SH-01Hは110.6時間の実使用時間となっており、今回の冬モデルの中では実使用時間最長となっています。

同じコンパクトモデルのSONY Xperia Z5 Compact SO-02Hは85.6時間です。

いずれにしても、電池の持ちについては、安心してよさそうです。

 

エモパーは必要か

SHARP製スマートフォン特有の機能としてもう一つ、エモパーが挙げられます。

SHARP独自の人工知能「ココロエンジン」をベースにスマートフォン向けに開発されたというエージェント機能で、iPhoneの「Siri」ドコモの「しゃべってコンシェル」などと同じような機能となっています。

その二つとの違いとしては、こちらからしゃべりかけられたことに対してのみ受動的に反応するだけではなく、自ら能動的に会話をしてくるという点に特徴があります。

 

例えばバッテリー残量が減ったときに「おなかが減りました」という具合です。

楽しくスマホを利用できるという意味では斬新な機能ではあるものの、必要かと言われたら微妙なところかもしれません。

ないならないでも済んでしまうのなら、なくしてしまってその分少しでも安価にしてもらったりメモリの容量を空けてほしいと思わなくもないです。

他のメーカーとの差別化ポイントではあるので、もう少し明確に「これは使える!」と感じられるようになってくるとまた違った感想になるのかもしれません。

 

総評:AQUOS Compact SH-02Hは買いか

とにかく今回私が、このAQUOS Compact SH-02Hはなかなかいいぞ、と思えたのは、そのデザインとサイズにあります。

Xperia Z5 compactよりも軽い点や、電池の持ちの良さ、無駄な点を省いたシンプルさなどが魅力のスマートフォンだと思います。

全力でハイスペックを追い求めるのでなければ、十分すぎる機能を有していますし、スペックを抑えて価格も安価に落とした前機種SH-04Gよりもスペックは格段に進化していますので、長く利用できるコンパクトタイプのスマートフォンと言えるのではないでしょうか。

発売当初の価格は、実質価格でSH-04Gほど安くなることはありませんが、シェア15特割などを活用すれば比較的安めに手に入れることもできますので、検討の余地は十分あると思います。

まずはそのサイズ感、手に持った時の感覚などを体感してみてはいかがでしょうか。

 

 - ドコモ・スマホ/タブ情報の裏, 2015-2016年冬春モデル