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格安タブレットは本当に必要なのか/2台目タブレット獲得競争から3台目へ

   

ドコモに限らずau、ソフトバンクを含めたケータイキャリア三社ともに、収益拡大のためにもっとも力を入れてきていたのが、2台目需要でした。

既に日本国民一人1台以上のケータイやスマホを所有する時代になった今、さらなる市場拡大を狙うには従来のメインとなるケータイスマホに続く2台目、つまりタブレットWi-Fiルーターなどのデータ端末、あるいはデータプラン専用のスマホ持ちを訴求していかなければならなくなっていたわけです。

 

とはいえ、世界的に見ても、タブレット需要もすでに一巡しています。

日本におけるタブレット所有率もかなり上がってきており、まだまだ伸びしろがあるのは確かかもしれませんが、本当に必要な家庭や個人にはもうすでに大体行きわたった状態とも考えられます。

今後さらにタブレット市場を拡大していこうとするのであれば、タブレットなど必要ないと考えていた層を啓蒙し、タブレットの必要性や魅力について理解を広めていくところからはじめなければならないという、なかなか骨が折れる作業が必要になります。

そうしたタブレットに対する啓蒙活動の役割を与えられているのは最前線のキャリアショップだったり家電量販店などの販売店であり、そこで窓口に立つスタッフだったりします。

その一人一人の能力、つまり営業力によってタブレットの普及率は今後ずいぶん変わってくるのではないかと思われます。

さて、そんな2台目、3台目のタブレット、今、買うべきなのでしょうか。検証します。

一人一人が考えるべきタブレットの必要性

1台目はともかくとして、さすがに2台目、3台目のタブレットなどは必要ないのではないか、と思って当然だと思います。販売する側の理屈とユーザー側の理屈が違うのは当然といえば当然です。

使う側、つまり私たちユーザー側から考えた場合、もし既にタブレットが家庭に一台あるのであれば、追加の台数はあまり必要としないでしょう。

口がうまい営業マンであれば、「一家に一台ではなく一人一台の時代」とでも言われるかもしれませんが、実際はそんなことはありません。

「一家に一台」でも「一人一台」でもなく、「必要なものを必要な分だけ利用する時代」が正解です。無駄は極力、省くべきです。

必要もないタブレットを何台も所有していても仕方がありません。必要がないのであれば、そもそも一台もいりません。

逆に本当に必要であるのなら、三台でも四台でもどんどん追加するべきです。

 

つまりここが冷静に考えるべきところです。

もし既にスマートフォンを所有してるのであれば、タブレットはいったい何のために使うのでしょうか?

機能的な違いは両者にはほとんどなく、あるとすれば画面の大きさの違いくらいのものです。

インターネットをする、ナビとして使う、テレビを見る、写真を撮る観る、防水なのでお風呂で使う、ゲームをする、すべてスマホで可能です。

 

もしiPhoneを利用しており、iPhoneシリーズではiPhone 7/iPhone 7 Plus以外にはついていない防水や、Androidにしかないテレビ機能が必要、ということであればAndroidタブレットを所有する意味はありますが、もしここでiPhoneと同じく防水もテレビもないiPadを選択したら意味がわかりません。

「iPhoneを使っているのならiPadの方がまったく同じだからわかりやすいですよ」

そんな営業トークを投げかけられたのであれば、こう返すべきです。

 

「でもまったく同じなら、何のために必要なんですか?」

 

勘違いしてほしくないのですが、iPhone利用中のユーザーがiPadを連携させて利用することには、十分意味があるのです。

ここで言いたいのは、そういう利用イメージもなく、ただiPhoneが大きくなったiPadを言われるままに購入する意味があるのか、ということです。つまり購入後の目的が曖昧なのです。

 

特別な利用イメージがない限り、タブレットやiPadのスマホやiPhoneとの最大の違いは、そのディスプレイサイズの大きさのみ、なのです。

それでも「大画面でスマホの機能を使いたい」、という需要があればタブレットは当然利用価値があります。

ただし、その分キャリアでタブレットを購入すれば、毎月の利用料金が発生し、負担が大きくなるのは間違いないため、そのあたりの費用対効果を十分検証する必要があります。

 

おそらくタブレットを購入する人の大半は、「あったら便利だろうな」という漠然とした「気分」で購入に踏み切っているのではないでしょうか。

そのため非常に多いのが、「買ってはみたけれど、家にあってもスマホがあるからタブレットは使わないんだよね」という声。

実はこれが現実です。

 

ユーザー側の視点とキャリア側の視点は違う

窓口での営業販売を推進するドコモをはじめとするケータイキャリアは、「新しいライフスタイルの提案」だったり「価値の啓蒙」を大義名分・錦の御旗として前に前に突き進みます。企業としては利益の追求が最大の目的なので当然といえば当然です。

結果として、本来まったくタブレットなど必要としない人々にもタブレットが何故か訴求され、場合によっては不適切な販売につながることもあるわけです。

しかしそうした地道で積極的な案内こそがタブレット市場の裾野を広げていることもまた事実です。

お客様目線だけでは基本的に営業は成り立たないということをユーザー側も理解する必要があります。

 

 

「今ならタブレット、0円で持って帰れますよ。近々0円端末はなくなるかもしれませんから今しかないですよ

 

端末代金は実質0円に確かになるかもしれません。

しかし結局、利用料金を最低でも二年間、支払っていく必要性が発生します。

結果としてデータプランとspモード、シェアオプションで2500円、二年間で60000円です。

これに補償と消費税が入れば、もはやWi-Fiタブレットを普通に定価で買っているより場合によっては高くつく計算になります。

そしてその料金自体、メインのドコモ契約を持っていてカケホーダイプランとデータパックを利用していることが大前提です。すなわち、タブレットの割賦支払いが終わるまではドコモとの付き合いは続きます。

これが大手キャリアの一つの狙いでもあります。いわゆる囲い込みです。

 

端末価格は総務省主導で上がり続けており、0円スマホは事実上なくなりました。タブレットも0円がなくなるのは時間の問題というのは間違いではないかもしれません。

ですが、だからといって今、必要かどうかもわからないものを購入するのは間違いです。

問題は将来必要なのかではなく、今、必要なのか、です。

将来もし必要になる可能性があるのだとしても、それはそれでその時にまた考えればいい話です。この業界は変化が非常に早く、数年後にはまったく違う姿に変わっているということなども十分ありえます。

そんな世界で、先々のことを考えても無意味です。将来ではなく、今を見ましょう。

 

格安タブレットで本当にいいのか

ドコモを例に出します。

現在販売されているドコモのタブレットは、iPadを除くAndroidタブレットに絞れば、ドコモブランドの「dtab」が2台と富士通のarrowsが1台です。

dtabは、d-01Hとd-02Hの2台で、単純に分けると画面が大きい方(10.1インチ)か小さい方(8インチ)かという分け方ができます。「ドコモ タブレット」というくくりですが、メーカーはどちらも中国のHUAWEI(ファーウェイ)です。

唯一、arrows Tab F-04Hだけが、フルスペックを維持しているものの、dtabはどちらも性能を抑えた廉価版端末です。

タブレット0円ですよ、と言われたときに現在、その対象となるのはdtabです。

ここが判断の分かれ目です。

スペックにこだわらずとにかく安くタブレットを持ちたいという人にはdtabはお勧めですが、せっかくタブレットを持つのであれば、防水機能などもついたarrows Tabクラスを持ちたいということもあるでしょう。

少なくとも私は、いくら安くてもdtabはあまりほしくないので、arrows Tabを選択します。そうなると0円にならないので、必要性がなければ、買いません。

タブレットを選択するときに考えるべきは、何を目的としているか、です。

 

販売員の言うことを鵜呑みにしない

 

販売店のスタッフはプロですが、必ずしも顧客のために存在するのではありません。会社員である限り、まずはキャリアの意志を実現するために働いているのです。社員が企業のために働くのは当然のことです。

店頭スタッフが常に自分たちユーザーの方向を向いて勧めてくれている、という意識は根本から変えた方がいいでしょう。

よくある話ですが、保険の営業などと同じですね。顧客の方向を見ながらも自社利益につながる商材を案内するわけです。そういうときの提案は、間違いではないかもしれませんが。正解でもないのです。

安さだけに限定して調べなおすとほかにいくらでも安い保険会社があった、なんてことはザラです。

あくまでキャリアの最終目的は業績向上です。顧客満足は目的ではなく、あくまで業績を向上させるための手段なのです。

つまりは、どこまで行っても正否を見極める自己判断が必要なのです。正しい知識は自分を守る武器となります。

 

もう一度聞きます。

あなたは今、タブレットを、買いますか? 買いませんか?

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