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ゼロから機種変キャンペーンは有効活用するべきか

      2016/02/07

ドコモの「ゼロから機種変キャンペーン」について、検証してみたいと思います。
※2016年1月31日にて「ゼロから機種変キャンペーン」は終了となりました。

 

ドコモのゼロから機種変キャンペーンは、2015年11月30日2016年1月11日までの期間限定キャンペーンです。

対象機種はiPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 6、iPhone 6 Plusとなっており、これらのiPhoneを購入する際に、現在利用しているiPhone 5s、もしくはiPhone 5cを下取りに出すことによって下取り価格とは別に月々サポート増額という形で割引をかけてくれるというキャンペーンです。

このキャンペーンにより、iPhone 6s 16GBなどが二年間の利用で実質0円となったりするため、「ゼロから機種変」というキャンペーン名になっているようです。

さて、このキャンペーンは利用するべきなのでしょうか。

 

iPhone 5s/5cの下取りと月サポ増額のセット

実際のiPhone 5sおよびiPhone 5cのドコモによる下取り価格は、少し前の価格と比べると現在、かなり少なめに設定されています。

 

iPhone 5sが、容量にかかわらず良品なら9720円画面割れ品なら2916円

iPhone 5cが、同じく容量にかかわらず良品が5400円画面割れ品が1620円です。

iPhone 6の下取り価格が3万円以上で設定されていることを考えると、いくらなんでも安すぎないだろうかと感じると思います。

 

ただし、iPhone 5s/5cは今回「ゼロから機種変キャンペーン」の対象機種になっていることで、下取り価格とは別に、月々サポートの増額が設定されています。

 

iPhone 5sが16200円月サポ増額、iPhone 5cが20520円月サポ増額です。

これにより、両機種ともに下取り価格と月サポ増額分を足した、実質の割引額としては25920円(良品の場合)となり、まったく同じ割引額が適用されます。

 

iPhone 5s/5cをオークションで販売したら

今回のドコモの「ゼロから機種変キャンペーン」との比較対象となるのは、ネットオークションで販売した場合だと思います。

iPhoneは元からネットオークションでは値崩れしにくく、旧機種になってもかなりの高値で売れることがあります。

そこで、2015年11月時点での直近のオークションでの販売状況を確認してみます。

 

新品同様の美品と呼ばれる状態のiPhone 5sは、やはりかなり高値で販売されています。

3万円以上から4万円を超える価格で落札されているものも見受けられます。

ただし、中古品やかなり使い込まれたiPhone 5sについては、2万円前後の価格での取引となっています。

そう考えると、決してドコモのゼロから機種変キャンペーンも、悪くはないかもしれません。

何より大きいのは、とりあえず画面破損や水濡れなど、あまりにひどい故障がなければ同じ価格で下取りしてもらえるという点であり、例えばネットオークションで出せばどうしても傷があると価格がその分落ちますが、ドコモなら多少の打痕は目をつぶってくれる可能性が高いというメリットもあります。

そういう意味では、ゼロから機種変キャンペーンは十分に利用価値があると考えてよさそうです。

 

ゼロから機種変キャンペーンの注意点とは

ただし、注意点があります。

iPhone 5s/5cを下取りに出し、かつ購入機種は最新のiPhone 6sをはじめとしたiPhone 4機種に限定されているという点です。

つまり、iPhone 5sを下取りに出しても、購入機種がAndroidのXperiaなどにしてしまえば、キャンペーンによる月サポ増額は適用されません。

 

さらにもう1点。

現在手元にあるiPhone 5s/5cについては、故障していなければ当然のことながらWi-Fi環境でインターネットをするためだけに使ったりすることもできますし、今後MVNOの利用などを検討しているのであれば、ぜひ手元に置いておきたい端末でもあるわけです。

ドコモによる目先の割引キャンペーンによって端末を下取り回収されてしまうということは、逆に言えばドコモにMVNOへの逃げ道を塞がれてしまっていると考えることもできます。

 

機種変更応援プログラムについても同じことが言えますが、使い終えた空き端末をユーザーの手元に残さないようにするドコモの施策は、どうもMVNOでの端末再利用を警戒したもののような気がして仕方がありません。

MVNOを利用しようとしても、格安スマホ購入代金が加算すれば思ったよりも安くならないというケースも確かに存在します。

その上、格安スマホのスペックはドコモが取り扱う最新機種と比べればかなり見劣りするのも事実なので、ドコモはMVNOを利用しようというユーザーに「安かろう悪かろう」の状態で利用させ、「ドコモの方が高くても安心して快適に利用できた」と思わせる環境を整えようとしているのかもしれません。

 

ゼロから機種変キャンペーンは期間が短いですが、下取りプログラムは今後も継続していくと思われますので、旧端末を下取りに出すのかオークションで売るのか、それとも将来を見越して手元に置いておくのか、しっかり吟味して判断しましょう。

 

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