デスクの上に、dカード GOLDをなんとなく出した状態で作業をしていたのですが、ふと、そのdカード GOLDに目が行き、そのまましばらくじーっと眺めていました。
もうそれなりに長い年数を利用しているゴールドカードなので、じっくり至近距離で見ると細かい傷や汚れを多数見つけることができます。私の場合、かなりdカード GOLDの利用頻度が高いことも傷が多い原因の一つだと思います。左上には塗装の剥がれのようなものも見えます。
せっかくのゴールドカードが、これでは台無しです。
そろそろdカードゴールドデスクに電話をして、新しいカードに再発行してもらおうかなと考えています。→「dカード GOLDに傷や汚れがついた場合の対処方法」
さて、それはそれとして今回、dカード GOLDをじっくり眺めていることで、このゴールドカードの券面には様々な情報が記載されているなぁ、ということに改めて気づかされました。
利用していても、意外に意識していない部分ではないかと思いますが、知っているに越したことはない情報でもあるため、今回細かく券面の表、裏にある情報の詳細をお伝えしていこうと思います。
dカード GOLDの利用をまだ悩んでいる方は、まずはこちらをどうぞ。→「dカード GOLDは本当にお得なのか」
dカード GOLDの券面の意味を知る(表面)
dカード GOLDの券面(表面)には、様々な情報が詰め込まれています。
人に見られたからといって、細かい個人情報を類推されることはありませんが、当然のことながら非常に重要な情報なので、あまり安易に素性のわからない他人などには見せない方がいいでしょう。
項目を一つ一つ確認していきます。
dカード GOLDのカード番号
特に重要なのはクレジットカード番号、真ん中の4×4、合計16桁の数字の部分です。
インターネット上でクレジット決済を実行する場合などには必ず入力する必要がある部分なので、なんとなく重要な数字なのだということは理解できていると思います。
ちなみにdカード GOLDでは、この数字の頭4桁については完全に固定で、Mastercardの場合が「5302」、VISAの場合が「4980」です。もう少し厳密に言うと、次の2桁までも限定できるのですが、ここでは一応伏せておきます。
家族カードの場合も、カード番号の数字は本カードとは異なります。
関連記事:「dカード GOLDの家族カードを作っていないのは絶対的にもったいないという話」
dカード GOLDのカード名/対応サービス
カード上部左側には、カードの名前が記載されています。dカード GOLDの場合も記載は「d CARD」です。
上部右側には、左から「Visaタッチ」「d POINT」と「iD」の記載があります。dポイントカードとしての役割と、「iD」決済ができることを表しています。
つまりdカード GOLDは、一枚で「クレジットカード」、「dポイントカード」、「iD」決済用カードとして利用できるというわけです。
dカード GOLDの有効期限
クレジットカードの有効期限を表す表記です。dカード GOLDの場合「MONTH/YEAR」、つまり月/年の順で記載されています。例として、2018年7月が有効期限なら、「07/18」、という具合です。
有効期限も、ネット上で買い物等を行う際には必ず入力が必要な重要な情報の一つです。
氏名
アルファベット表記でファーストネーム・ファミリーネームの順で記載されています。家族カードの場合には、ここに家族の名前が記載されます。
国際ブランド
dカード GOLDの右下の見慣れたマークは、国際ブランドです。dカード GOLDはMastercard(マスターカード)とVISA(ビザ)から選択することができます。
5大国際ブランドとしては他に、JCB(ジェーシービー)、AMERICAN EXPRESS(アメリカン・エキスプレス)、DINERS CLUB(ダイナースクラブ)があります。
ちなみにこの国際ブランド、加入時に一度選択したら、後から変更することはできませんので要注意です。
例えば、dカードでVISAを選んだ場合、dカード GOLDにアップグレードする場合も、同じ国際ブランドのVISAがそのまま引き継がれます。
どうしても変更したい場合は、一度解約して申し込みしなおすしかありませんが、その際にまたクレジット加入の審査に通るかはわからないので、よほどの理由がない限り、国際ブランド変更のための解約、新規申し込みし直しなどはしない方がいいでしょう。
氏名の上の番号の正体は・・・
通常の他のクレジットカードには記載がない、名前の上に記されている数字、これはいったい何の数字だろう?と悩んだことがある人ももしかしたらいるかもしれません。
この数字の正体は、dカード GOLDの裏面を確認すればすぐにわかりますが、「dポイントカード番号」です。以下で続けて解説します。
dカード GOLDの券面の意味を知る(裏面)
dポイントカード番号
モザイクをかけていますが、黄色い枠で囲んだ部分を、ご自分のdカード GOLDで確認されてみてください。
「dポイントカード番号」と表記があり、そのあとに15桁の数字が並んでいると思います。この数字が、カードの表面の名前の上にある数字と一致します。
つまり、この裏面にある数字はdポイントカード番号と、その下にあるバーコードはそのdポイントカード番号を読み取ってもらうためのバーコード、そして表面の氏名の上にある数字は、このdポイントカード番号、というわけです。
謎が解けましたね。
ただし、表面に記載してあるdポイントカード番号は、ただ記載してあるばかりで、バーコードで読み込んだりすることはできないので、ローソン等でdポイントを付与してもらう場合には裏面のバーコードを提示する必要があります。
iD会員番号(iDカード番号)
dカード GOLDは、通常のクレジットカードよりも多機能なので、まだまだ他のカードにはない記述があります。
dポイントカード番号の上のあたり、「iD カード番号」と記載あり、その右側に4×4の16桁の数字が並んでいます。
クレジットカード番号でも、dポイントカード番号でもなく、この数字はiD会員番号です。
どういうことか、というと、このdカード GOLDと紐づけている「iDアプリ」を立ち上げてみれば一目瞭然です。
ばっちり「iD会員番号」が表示されています。つまり、iDを利用するための会員番号、というわけです。
実際にこの番号を利用することはほとんどありませんが、自分のスマホのiDがどのdカードと紐づいているかわからない、というような場合には確認に利用することができます。
セキュリティコード
実際にウェブ上でクレジットカードを利用したことがある人にはお馴染みだと思います。
dカード GOLDの裏面、署名欄の右上に記載されている数字は、セキュリティコードです。実際にカードが利用者の手元にあるかを確認するための数字です。この数字も非常に重要なので、他人には決して伝わらないように気を付けましょう。
発行会社名/連絡先
カード裏面右端に記載されている情報は、発行会社であるNTTドコモの本社住所、dカードゴールドデスクの電話番号、ポイントに関する問い合わせ用の電話番号、ドコモインフォメーションセンターの電話番号です。
ここに電話番号の記載があることには意外に気づいていない人もいますので、覚えておきたいポイントの一つです。もし何か知りたいことがあったら、dカードゴールドデスクを積極的に活用しましょう。
とても親切に教えてくれますよ。→「dカードゴールドデスクを利用してみた」
PLUSマーク
このマークの意味は私も知らなかったのですが、VISAカードに付帯している機能で、海外のATMでもこのPLUSマークがついていれば利用できる、というような意味合いがあるようです。
ちなみにMastercardの場合の同等サービスは「Cirrus(シーラス)」ですが、私のdカード GOLDはVISAなので、Mastercardの裏面は未確認です。
Masetercardをお持ちの方で確認出来たら情報いただけると助かります。
カードをじっくり見るだけでも様々な情報に気づける
以上みてきた通り、意外に奥が深いdカード GOLDの券面の表裏でした。
普段何気なく利用していると思いますが、こんなに情報が詰め込まれていたんですね。
そんな情報満載のdカード GOLD、万が一紛失などをしてしまったとしても、すぐに止めてしまい再発行することが可能なのでまったく心配はいらないのですが、まずはそういうことがないように、常に大切に利用していきましょう。