ドコモのdキッズは、携帯大手3キャリアの中で唯一、ドコモしか提供していない、お子様向けの知育サービスです。
小さいお子様が興味や好奇心を持つ、様々な知育アプリが満載で、スマホやタブレットで親子一緒に楽しみながら学ぶことが出来ます。
小さいお子様、といっても、対象年齢は幅広く、下は0歳から、上は9歳以上12歳までを対象としており、年齢に合わせて長く利用することが出来るのも大きな特徴と言えます。
楽しみながら学べるdキッズの魅力を、実際に子供と一緒に利用してみた感想とともに解説していきます。
dキッズのサービス内容と月額料金
ドコモのdキッズは、各種お子様向けアプリを利用して様々な学びを得ることが出来る、月額372円(税抜)のサービスです。
一般的には月額コースである372円のコースがメインですが、実は他にも、iPhone向けに税込610円の30日コースがあります。月額コースは利用者から解約の申し出がない限り毎月継続しますが、30日コースは30日のみの利用で、その後契約が続くということはありません。
ちなみにこの両サービス、その両方を同時に申し込むことができてしまうため、間違って両方を申し込みしてしまう、ということが起こり得ます。間違えないよう注意しましょう。
dキッズのサービス内容としては、年齢に合わせたお子様向けのアプリを利用でき、楽しみながらお子様の考える力を育むことが出来ます。
実際に利用してみて感じた、dキッズの魅力をまとめてみます。
dキッズには大人気キャラクターが多数登場! お子様の興味・関心を引き付ける
dキッズには、お子様なら誰でも知っているような人気キャラクターの数々が登場します。
アンパンマン、ハローキティ、しまじろう、ドラえもん、ミッフィー、クレヨンしんちゃん、はなかっぱ、リカちゃん、かいけつゾロリ、プリキュア、トーマスなどなど、盛りだくさんです。これだけキャラクターが並んでいると、それだけで楽しそうに見えてきますよね。
そのキャラクターたちが活躍するアプリを多数利用することができるのですが、ジャンルとしても非常に幅広く、国語、もじ・ことば、算数、かず・かたち、英語、社会・生活、自然科学、生活習慣・マナー、アート・リズムから選択ができます。
それらのアプリが、対象年齢に合わせて絞り込み、検索ができますので、非常に便利に利用することが出来ます。
個人的には、一度親自身でそれぞれのアプリを利用してみて、これは今の我が子に合う、と思ったものを利用させるのがお勧めです。
使ってみてこれはいい、と感じたものを厳選して紹介します。
年少以下の小さい子にはこれ! きかんしゃトーマスせんろをつくろう
年少以下のお子様の場合、まだまだタブレットやスマホの操作はほとんどできないので、利用できるアプリは限られてきます。
そんな中で、グッとお子様の心をつかむのが、アンパンマンやきかんしゃトーマスです。
「きかんしゃトーマス せんろをつくろう」は、特に男の子が大好きな「乗り物」ということもあり、男の子に対してはせんろをトーマスが走っているところを見せるだけでも、それなりに満足してくれますし、トーマスの動画を見ることもできてとても便利です。
アンパンマンについては、性別に関わらず人気の高いキャラクターで、1歳~2歳くらいでもアンパンマンの顔は認識できるくらい、お子様に馴染んでくれます。
年少から年中なら「しまじろうパーク」
「しまじろう」は、ベネッセの「こどもチャレンジ」の人気キャラクターですが、実際に「こどもチャレンジ」を利用されていない場合でも、様々な場面で見かけることも多く、お子様が親しみを感じやすいキャラクターです。
しまじろうパークの中には、年中さん以上でないと操作はできないかな? と思うコンテンツもあるものの、単純に「しまじろうが出てくる」というだけで興味を持たれることも多いと思います。また、しまじろうの映画やアニメを視聴することもできるため、それだけでも非常に便利に活用できます。
単純な話、お子様のための映像コンテンツが欲しい、ということであれば、dTVやdアニメストアでなく、dキッズで十分足りるかもしれません。
年中さん以上になると、スマホの操作もお手の物、カンタンなゲームでしまじろうと一緒に楽しく遊ぶことができます。
年少以下のお子様向けに「タッチ! あそベビー」が追加! NEW
主に年少以下のお子様向けの人気アプリ「タッチ! あそベビー」がdキッズに登場しました。
しかも、このdキッズ版のすごいところは、通常版では有料でしか利用できない部分まで利用することが出来るという点です。
非常に役立つアプリである反面、無料版だけでは遊びのラインナップがやや少なく、早期に子が飽きてしまうというのが弱点だったのですが、dキッズ版では利用できる遊びが格段に増えて非常に便利です。
これは利用しない手はありません。
外出先などでちょっとお子様の気をそらしたい場合などにも使えます。是非お試しください。
年中さん~年長さんなら小学生への準備で数字に親しめる!
小学校に進学するまでには、最低限の足し算や引き算はできるようになっていて欲しいところだと思います。
そんな時に利用できるアプリが非常にたくさんあります。
お勧めなのが、まず「ドラえもん おやこですうじあそび」。たし算、ひき算、かけ算、わり算、九九表と選択でき、楽しみながら学習できます。
特に、公文等、習い事で既に学習を始めている子であれば、喜んで遊びながら学習してくれると思います。比較的無機質な習い事での計算よりも、ドラえもんと遊びながら学習できる方が確実に楽しいですしね。
仮に習い事をしていなくても、幼稚園等でもたし算ひき算は習うので、習い始めて少しできるようになってきたなら、このアプリで遊ばせてあげると相乗効果ですぐに上達していきます。
また、かけ算、わり算まであるので、小学生になってからも長く利用できると思います。
さらに、もう一つ算数でお勧めなのが、「算数忍者 国語海賊」です。
実は私はこの算数忍者の、dキッズではないiOS版を、dキッズで発見する以前から利用しており、しかも有料版を購入して使っていました。dキッズで見つけた時は、「あー、もっと早くdキッズを確認すればよかった」と思ったものです。
知育系アプリ、学習アプリはサードパーティ製でもたくさんありますが、そのほとんどが無料版ではお試し程度の利用しかできず、メインは有料となっていたりします。
しかし、dキッズならそうしたアプリをわざわざ単独で買わなくても、30種類以上、アプリ内コンテンツ1,500以上を月額たった372円で使い放題で使うことができるため、非常にお得です。
「算数忍者 国語海賊」の面白いところは、問題をクリアするごとにカードを引くことができ、激レア、レアなど、ガチャ的な楽しみとともに学習することが出来る点です。お子様にもよると思いますが、ちなみにうちの子はかなり強力にハマりました。
学習にハマるのはいいのですが、ゲーム的な部分にハマりすぎると、親としては別の不安が頭をよぎるもの。
しかし、そこでdキッズのいい点が一つ、アプリによっては一定数クリアをすると、それ以上進めることができなくなり、「また明日遊べるよ」という感じで、強制的にそれ以上進めることが出来なくなるのです。「算数忍者 国語海賊」はそんな感じで制限が入るので、「やりすぎる」ということがありません。
後述しますが、dキッズは全体として、利用時間の制限もありますし、お子様がスマホ依存、タブレット依存にならないような工夫も施されています。
大人も意外に知らない!? 都道府県の場所を楽しんで覚えられる
意外に自分が住んでいる地域以外の正確な場所は知らない方も多いのが、都道府県の位置関係についてです。
東北の方に、九州各県の場所を正確に答えられるか、と聞いたらなかなかわからない方も多いでしょうし、逆もまたしかりです。
しかし、お子様の学習面では、都道府県の場所は覚えておくにこしたことはないので、楽しみながら覚えさせたいと思っているご両親も少なくないと思います。
私の経験上、地球儀という便利なアイテムがある世界の国の場所よりも、日本の都道府県の方が覚えにくい部分もあると思っていて、それを子に教えるには最適なアプリだと思ったのが、dキッズで利用できる、「ちずモン」です。
「ほっかいどう・とうほく地方」「かんとう地方」「ちゅうぶ地方」「きんき地方」「ちゅうごく・しこく地方」「きゅうしゅう・おきなわ地方」という形で地方ごとに都道府県の場所を楽しんで覚えることができます。
まずは地元の地方から、親戚のいる地方、首都圏などなど、関連付けながら覚えていくとすぐに場所を覚えることができます。
都道府県の場所の知識と、カンタンな付加情報を覚えておけば、先々、地理の学習上では有利になるのではないでしょうか。
余談ですが、世界の国々を教えるなら、世界の国旗カード、という市販されているツールを使うのがお勧めです。年中くらいの年齢から始めると、あっという間に国旗と国名、場所も関連付けて教えれば覚えてくれ、軽々と親を超えていきます。
dキッズで英語への備えも万全! 英検対策も
幼少期から英語なんて、という意見もあると思いますし、私自身そういう傾向を元々持っていたのですが、やらせてみると年少、年中くらいからでもドンドン吸収してくれ、効果を実感することができます。
dキッズでは、英語ジャンルとしてはディズニーの「マジカルえほんワールド」や、「森のえほん館」において、英語での読み聞かせを実施することが出来ます。
まだまだ内容を完全に理解することは難しくても、幼少期から耳を慣らしておくのは大事だとも思うので、人気の物語を英語で聴ける、という意味で、非常に活用しやすいです。
また、小学生以上になれば、「英検4-5級ラーニング」という英検の対策アプリも利用できます。リスニングテストもあるので、まずは大人の方が試してみても面白いと思います。私は英語は苦手ですが、どうにかギリギリ問題に正解できるレベルでした。
少なくとも、私が中学生で習った程度のレベルくらいはあると思ったのですが、今は小学生がこのレベルの問題をやる時代なんですね。これを小学生でできれば、すごいと思いました。
プログラミング教育にも対応! 論理的思考力を鍛える
最後に、もう一つ面白いな、と思ったアプリが、「ロジーとカールのスイーツアイランド」です。
どういうアプリかというと、パズルでプログラミングを習得する、という内容のアプリで、物事を筋道立てて論理的に考える、ロジカルシンキング(論理的思考)を遊びながら学ぶことができる、とされています。
実際試してみましたが、まさに、プログラミングの基礎の基礎を地で行く内容だと思いました。知育系アプリとしてかなりお勧めできる、優良アプリです。
プログラミング教育に備えて、今から先取りでこういうアプリを利用させておくのはありだと思います。お勧めです。
タイマー設定機能で使い過ぎ防止! あんしんのdキッズ
スマホやタブレットをお子様に使わせる場合、やはりどうしても心配になるのが、「使い過ぎ」による「スマホ/タブレット依存」ではないかと思います。
いくら知育系アプリとはいえ、お子様にスマホやタブレットを使わせる場合には、多くの方の頭によぎる不安であるはずです。
しかし、そういう心配に対しても、dキッズはしっかり対策してくれます。
アプリ単独でも、ずっと継続して長時間遊び続けることができないよう、「ここから先はまた明日」という具合に、当日遊べる分に制限をかけているアプリも多いですし、アプリ全体としても、「タイマー設定機能」が用意されており、あらかじめ設定した時間内でしか利用が出来なくなっています。
デフォルトでは30分に設定されていますが、お子様の年齢やそれぞれの家庭の考え方によって、10分単位で変更することが出来るようになっています。
制限時間が終わると、それ以降はパスワードを入力しないと継続して利用することが出来なくなるので、使い過ぎを確実に防いでくれます。
実際にdキッズを子に使わせて思うのは、長時間の学びを定期的に実施するというよりも、毎日少しずつでも短時間の学びを継続して実施する方が、日々の習慣も付きつつ効果もあるのではないか、目にもやさしいのではないか、ということです。
そのため、年長以下なら1日10分~30分程度、小学生なら30分~1時間、という感じで設定して、まずは各家庭でやるべき宿題や課題を終わらせた後にスマホ/タブレットでdキッズを使わせる、という流れを作っていくといいのかもしれません。
他にも、Androidの場合には、他に利用制限設定もでき、dキッズ以外の機能を利用できないように制限したり、インターネットをしたりすることをできなくすることも可能です。
初回31日間無料と、ドコモ子育て応援プログラムによる最大13ヶ月無料
dキッズの月額コースは、初回申し込みの場合、31日間無料が適用されるので、お試しで使ってみるには最適です。とりあえず申し込みをしてみて通常版をフルで使ってみると、dキッズの全容が見えてくると思います。
それによって、「使える!」と思えばそのまま自動継続して使っていけばいいわけです。
注意点としては、無料期間中にサービス解約の申出がない場合、無料期間終了後は有料となり、無料期間終了日の翌日が属する月より月額利用料(1か月分)がかかります。日割り計算はされません。
つまり、31日間無料を最大限活用しようと思うなら、月初めに申し込みをした方が、効率がいい、ということになります。
また、Apple Storeで30日コースを購入した場合には31日無料は適用されませんので注意しましょう。
31日無料はあくまで、初回、月額コースのみです。
さらに、dキッズのお得な利用についてはもう一点、「ドコモ子育て応援プログラム」の存在があります。
現在、ドコモ子育て応援プログラムの特典の中に、「dキッズ最大13ヶ月無料」が含まれています。
そのため、ドコモ子育て応援プログラムを利用されている方がdキッズを申し込みした場合、最大13ヶ月の無料が適用されますし、逆にdキッズを利用されている方がドコモ子育て応援プログラムの申し込みをされた場合も同様です。
非常にお得なので、是非活用しましょう。
タブレットやiPadがあればより最強! お勧めはiPad Pro12.9インチ
dキッズは、スマホ/iPhone/タブレット/iPadなど、どれでも使うことができるのですが、お勧めはやはり、タブレット/iPadです。
大画面で使うことができるので、非常に使いやすいです。
スマホやiPhoneでもできなくはないですが、画面の大きさは全然違いますし、特に親がメインで使っている端末を触らせるのにはやや抵抗がある方も多いと思いますので、もしお持ちであれば、タブレットやiPadの方が確実にお勧めです。
その中でも圧倒的にお勧めしたいのは、やはりiPad Pro12.9インチです。
iPad Pro12.9インチは、2020年3月27日に第4世代の新モデルが発売されたばかりです。価格もやや高いのですが、一家に一台あって全く損することがない、非常にお勧めのモデルです。
私が利用しているのは旧モデルですが、それでもいまだに何の不満もなく、十分使えています。
さすがにiPad Proを2台も3台もはいらないので新モデルは購入していませんが、万が一故障することがあれば、また絶対に購入しようと思っているくらいに、お勧めの1台です。
もし購入することがあれば、dキッズ用にも是非、活用されてみてください。
今まで何故使わなかったのだろう、と思える知育アプリ・dキッズ
実際に子育てをしていて、「こんなアプリがあればいいのにな」という要望にしっかり応えてくれるサービス、それがdキッズです。子育て世代の方が使ってみると、そうした魅力が非常によくわかると思います。
例えば、お子様に様々な習い事をさせている家庭も多いと思うのですが、習い事は一つ一つに本当にお金がかかります。
人気の公文であれば、1教科あたり7,000円~1万円もかかるので、2教科、3教科、しかもお子様が二人三人となると、到底支払えないくらいの金額になってしまいます。
ベネッセのこどもチャレンジや進研ゼミならもう少し安いですが、それでも月あたりにすると2,000円~4,000円くらいかかります。
もちろん、習い事には習い事の良さがあるので、本当は併用できるのが一番ではあるのですが、そうした習い事の一部でもdキッズで補えるのであれば、お子様全員が使えて、なんと月額372円(税別)。費用対効果という意味では最強です。
前述した通り、有料版の知育アプリを単独でそれぞれ購入する必要もなくなります。
また、個人的には、dキッズの役割としては、たくさんの習い事にお子様が疲れた時間に、フッと気を緩めつつ楽しく学べる、という良さもあるのではないか、とも思います。
子供はゲームが大好きです。どうせゲームをさせるなら、楽しみながら学びにもつながるdキッズは最適です。
学びにつながるゲームと言えば、最近私自身始めてみた「マインクラフト」は大人もハマる魅力がありますが、世間で言われている通り、子の想像力を育むのにもすごくいいゲームだと思いました。dキッズはそれとはまた違いますが、幅広い各ジャンル・教科を網羅しており、同じように大きな魅力あるサービスです。
使ってみると、ママ友/パパ友の間で、「これいいよ、使ってみなよ!」と勧めたくなるサービスだと思います。
まずは初回31日無料、または子育て応援プログラムを活用して最大13ヶ月無料から始められてみてください。