ドコモのdマガジンは、元々各ジャンルで雑誌が分けられており、簡単にジャンルごとの雑誌を探せるようになっています。
そのジャンル一覧の中に、「期間限定」コーナーが設けられているのをご存知でしょうか。
期間ごとに最適な特集が組まれており、その特集に沿った雑誌を一覧として並べてあります。定期的に役に立つdマガジンの期間限定コーナーを今回、確認してみました。
また、期間限定特集などで特に要望が多い内容として、dマガジンで雑誌の印刷は可能なのか、という問題があります。
この点に関しても、合わせて解説していこうと思います。
関連記事:「dマガジンの使えばわかる便利機能」
dマガジンのジャンル一覧
dマガジンでは、雑誌ごとに指定されたジャンルへの振り分けが行われています。
特定の雑誌を探す場合には雑誌名などから検索もできるのですが、特定ジャンルの雑誌を幅広く探したい場合にはジャンルごとに確認していくと、今まで知らなかった雑誌が見つかったりすることもあるので便利です。
dマガジンに用意されているジャンルについて、一覧で確認しておこうと思います。
人気雑誌TOP50/雑誌一覧 新着順/期間限定/男性ライフスタイル/男性ファッション
女性ライフスタイル/女性ファッション/ビジネス・IT・国際/スポーツ・車
from docomo/エンタメ・趣味/お出かけ・グルメ/総合週刊誌
特にジャンルごとの説明は不要かと思いますが、対応雑誌も約180誌となったdマガジンでは好みのジャンルで普段読んでいないような雑誌を探すのは非常に効果的です。
特に、人気雑誌TOP50ではどういう雑誌が人気があってよく読まれているのかがわかりますし、新着順で探すこともできます。
ライフスタイルとファッションは女性と男性で分けられていますし、趣味やビジネスパーソン向けジャンルまで、幅広くそろえてあります。
そんなジャンルの中に一つ、「期間限定」という見慣れないジャンルがあることに気が付くと思います。
dマガジンの「期間限定」コーナー
dマガジンにおける「期間限定」ジャンルは、期間と内容を限定してdマガジン独自に雑誌を集めている、特集コーナーとなっています。
前回は「快適♪新生活のススメ増刊」でしたが、2017年5月8日からは「期間限定☆初夏の旅行&お出かけ増刊」が配信されています。
今回の特集は、初夏を満喫できる「旅行&お出かけ」雑誌の増刊号となっています。
週末の予定や夏休みの計画にぴったりな日本各地の観光情報やテーマパーク攻略法、おすすめアウトドア、海外旅行までたっぷり紹介されています。
前回の、ゴールデンウィークを最大限効果的に楽しむための特集に続いて、お出かけ中心の特集です。
特集期間は梅雨時期の6月7日までとなっています。
dマガジンの特集記事を印刷して持ち運びできる?
各種特集記事を読み放題で読めるのは非常に便利だけど、旅行に行くときはいつでもその情報を確認できるように、印刷して持ち運びしたい、という要望が少なくないようです。
確かに、必要な時にdマガジンを起動して、一度見つけた情報があった記事とページをもう一度探しなおすのはなかなか大変です。
もし指定のページを印刷することができるのなら、旅行に行くときなども有用な情報を印刷してハンドブックなどに挟んでおけば便利そうですよね。
ただし、dマガジンには、基本的に印刷の機能はついていません。
ユーザビリティを考えるのであれば、確かにdマガジンに印刷機能があるとより使い勝手は広がりますが、それよりもまず、著作物の印刷を可能にする、ということ自体かなりハードルが高いのではないかと思います。
著作権や肖像権の問題がdマガジンでどういう形になっているかまで詳細はわかりませんが、今後印刷が可能になるという期待はしない方がいいでしょう。
あくまでdマガジンはスマホ上、もしくはパソコン上のみで記事という情報を確認することができるサービスであり、その情報の印刷までは許可されていないのです。
印刷の代わりに用意されている機能・dマガジンの「クリッピング」
ただ、使い勝手を考えると、確かに後でもう一度見たいと思ったページを残しておけないと、かなり不便に感じられると思います。
そこでdマガジンには、そうした要望に応えるべく「クリッピング」という機能を搭載しています。
非常に簡単に利用可能で、閲覧しているページを後でもう一度読みたいと思ったときに、ページ下部の「クリッピング」をタップします。
すると、即座にそのページがクリッピング登録されますので、あとはマイページでいつでも閲覧ができるようになります。
もし旅行に行くのに必要だと感じたページがあったなら、このクリッピングで登録をしておけば、あとから好きな時にいつでも確認をすることができます。
クリッピングができる最大件数は100件ですが、一時的な保存として考えれば十分な件数ではないかと思います。役割を終えたページは都度消していけば問題ありません。
クリッピングの削除は、全削除もできますし個別削除も可能なので、消したいものから順に削除していくことができます。
dマガジンはスクリーンショットを撮れる?
情報の残し方は人それぞれですが、必要な情報があったときに、ある人はノートやメモ帳に書き残し、ある人はスマホのメモ帳アプリなどを利用し、またある人は写真やスクリーンショットを撮ることで写真データとして情報を残す人もいます。
dマガジンも同様に、スクリーンショットを撮って写真データとして情報を残すことが果たしてできるかというと、これは基本的には可能です。
現在のスマホ機能で、スクリーンショットを撮ることができないシーンはあまり多くないと思いますので、dマガジンでも同じです。
ただし、当然のことながら著作権的な問題は生じますので、あくまで個人利用にとどめる必要はありますし、わざわざスクリーンショットを撮るのであれば、クリッピングを利用した方がずいぶん手軽ですしわかりやすいと思います。
何かしら、クリッピングではどうしても使い勝手が悪い、という理由がある場合のみ、スクリーンショットを活用することを考えるといいかもしれません。
スクリーンショットを印刷するという方法はありなのか
スクリーンショットを撮ることができる、ということがわかると、それを元に「あること」にひらめく人が、中にはいると思います。
つまり、スクリーンショットが撮れるのであれば、その撮影したスクリーンショットを印刷すれば、dマガジンの情報を印刷できるじゃないか、ということです。
確かに、理論上は可能です。簡単な話ですね。
しかしこれも、法的にどうなのか私にはわかりませんし、基本的に著作権的なことを考えるとあまり推奨できる方法ではないと思いますので、やめておいた方が無難かなと思います。
個人利用レベルであれば大きな問題はないかもしれませんが、基本的に雑誌には丸ごと著作権がある、という意識をもって、その基本に基づいた良識的な利用を意識しておきたいところです。
関連記事:「dマガジンの使えばわかる便利機能」