ドコモでんきBasic(ベーシック)のお得さをわかりやすく解説

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2022年3月1日より提供開始されている、「ドコモでんき」。既にご利用されているでしょうか?

まだ変えていない、という方は、実は非常にもったいない状態ですので、まずはドコモでんきについて詳しく知る必要があります。

毎月当たり前に利用する「でんき」だからこそ、下手に料金プランを変更することはしたくない、という守りの気持ちが優先されるのは当然といえば当然かもしれませんが、ただただ、コモでんきに変更するだけで、今まで以上にお得になります

詳しく内容をご存知ないだけでそのままにしておくのは大きな損です。

 

ドコモでんきには二つのプラン、ドコモでんきGreen(グリーン)と、ドコモでんきBasic(ベーシック)が存在します。

今回は、ドコモでんき、二つのプランのうちのより基本となるプラン、ドコモでんきベーシックについて解説していきます。

関連記事:「ドコモでんきグリーンのお得さをわかりやすく解説

ドコモでんきベーシックの特徴まとめ

ドコモでんきベーシックの特徴をまとめます。

 

【ドコモでんきベーシックの特徴まとめ】


・ドコモでんきグリーンの料金は、基本料、利用料ともに従来の電気料金と同じ(従量電灯相当)

・ドコモ利用かつahamo(アハモ)/ドコモのギガプランなど利用の場合、dポイント還元率が3%

手数料や解約金、工事の立ち合い等一切不要

申し込みは下記サイトから簡単にできる → ドコモでんき公式サイト

・申込時に必要なのは、供給地点特定番号現在契約中の電力会社のお客様番号検針票を確認

・ドコモでんきベーシックの利用料金はドコモ利用分と合算

・ドコモでんきは申し込みできないケースとして、一括受電の場合、エリア外がある。オール電化の場合はお勧めしにくい

・ドコモでんきグリーンよりは安いが、dカード GOLDを持っている場合の還元率が低い
dカード GOLD所有ならドコモでんきグリーンがお勧め

 

以下、詳しく解説していきます。

 

ドコモでんきベーシックの料金と内容

ドコモでんきベーシックの料金は、基本的に今利用されている料金そのままで、いつも通りに電気を使うだけで、利用料金に応じてdポイントが還元されます

切り替えにおける費用は一切発生せずただ毎月の料金の請求元がドコモになることで、dポイント分お得になるというわけです。

 

今利用中の電気料金がそのまま、というのはどういうことかというと、地域電力会社の重量電灯相当の料金がかかる、という意味です。

例えば、東京電力のエリアで従量電灯Bを40Aで利用している場合、基本料金が1144円(2022年6月現在)ですが、これをドコモでんきに変更した場合、ドコモでんきの基本料金は、そのまま同じ、1144円となります。

地域ごとに電気料金は異なるため、ドコモでんきの料金も地域によって料金が変わります。

北海道電力であれば、従量電灯Bで40Aの場合、1364円です。これをドコモでんきにした場合、全く同じ、1364円となります。

基本料金だけでなく、利用に応じた電気料金も同じです。

そのため、ドコモのdポイントが還元される分、ドコモでんきの方がお得、というわけです。

今すぐ変更した方がいい、という理由がご理解いただけたのではないでしょうか。

 

ドコモでんきベーシック利用時のポイント還元率

ドコモでんきベーシック利用時のdポイント還元率は、料金プランによって変わります。

ドコモのギガプラン、ahamoなどを利用中の場合、dポイント還元率は3%となります。電気料金100円(税抜)に対して3ポイントです。

3%還元対象のドコモの料金プランの詳細は、以下の通りです。

 

対象プラン:5Gギガホ プレミア/ギガホ プレミア、はじめてスマホプラン、ahamo、5Gギガホ/5Gギガライト/5Gデータプラス、ギガホ2(Xi)/ギガライト2(Xi)/データプラス2(Xi)/ケータイプラン2(Xi)/キッズケータイプラン2(Xi)、home 5G プラン、LTE上空利用プラン、U15はじめてスマホプラン、homeでんわプラン

 

上記、2019年10月以降に提供開始している料金プランを、電気料金の請求月前月末日時点で契約している場合に、3%ポイント還元の対象となります。

 

上記以外の料金プラン、またはドコモ回線契約を持っていない場合のdポイント還元率は、2%です。

電気料金の100円(税抜)利用につき、2ポイントの還元です。

 

例えば、3%還元で、月々の電気料金の利用金額が仮に1万円の場合、年間で3,600ポイントほど貯まる計算となります。

非常にお得ですね。

 

なお、注意点として、 ポイント還元対象は、基本料金と従量課金分となります。燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金はポイント進呈の対象外です。

 

ドコモでんきの品質・安定性

ドコモでんきを利用するにあたって、もう一つ気になるのは、従来の電力会社と契約している場合と比較して、品質や安定性に問題がないのか、という点だと思います。

これについては、電気の安定は、電力ネットワーク全体で保たれる仕組みになっているということで、電力会社を変更した場合でも電気の品質が下がったり特定の電力会社だけが停電しやすくなるということはありません。

電気の「安定供給」のために、法律的にも制度的にも、様々な措置が講じられているということです。

よって、全く不安を感じる必要はない、ということです。

 

ドコモでんきの料金計算式

ドコモでんきにおける電気料金の計算は、

基本料金+従量料金+再エネ発電促進賦課金+燃料費調整額

とされています。詳細が気になる方は、以下のドコモサイトにて、確認が可能です。

ドコモでんき料金シミュレーション

 

ドコモでんきの解約金

 

ドコモでんきは、いつ解約をしたとしても、解約金などは一切発生しませんので心配は不要です。

そもそも解約しなければならないような状況は想像しにくいですが、万が一の際に、解約という手段もあることが理解できていると、より切り替えもしやすいと思います。

また、切り替えの際、現在の電力会社への解約手続きや工事の立ち合い、来店なども一切必要ありません。

 

ドコモでんきの申し込み方法

ドコモでんきは、下記公式サイトから簡単に申し込みをすることができます。申し込みの際には、供給地点特定番号現在契約中の電力会社のお客様番号が必要です。→ドコモでんき公式サイト

検針票を見れば間違いなく記載されていますので、検針票を用意して手続きしましょう。

 

 

 

ドコモでんきベーシックとドコモでんきグリーンの違い

ドコモでんきBasic(ベーシック)は、その名の通り基本となるプランなので、上記解説してきた通り、今までの料金と変わらない料金で、dポイント分だけお得になるという内容です。

一方で、ドコモでんきGreen(グリーン)はというと、再生可能エネルギー比率実質100%、CO2排出量実質ゼロという、環境保全に貢献できる、地球にやさしい料金プランです。

基本料金がドコモでんきGreenの方がBasicよりも500円高いため、それならドコモでんきBasicの方がいい、と思ってしまいそうですが、ドコモでdカード GOLDを持っている場合、ドコモでんき利用料金に対するdポイント還元率がなんと10%になる、という特典があります。(※ 10%還元は電気料金の請求月の前月末時点で、ドコモでんきの契約が紐づいている携帯電話回線をdカードGOLDのご利用電話番号として登録する必要がある)

つまり、電気料金を毎月1万円利用した場合、還元率10%でもらえるdポイントは1,000ポイント、年間にすると12,000ポイントにもなります。

毎月500円の基本料金の上乗せがあっても年間で6,000円、年間にすると差し引き、6,000円程度、ドコモでんきBasicよりもドコモでんきGreenの方がお得、ということになります。→「ドコモでんきグリーンのお得さをわかりやすく解説

 

もし毎月の電気の利用がもっと多く、2万円、3万円とかかっている、ということであればなおさらです。

dカード GOLDに関しては、ドコモの利用料金やドコモ光の利用料金、また、しっかりクレジット決済やd払いを通して毎月しっかり利用していくことでより大きなお得を手に入れることができますので、まだご利用でない方はそこから申し込みをしておきましょう。

詳しくは以下関連記事内で詳しく解説しています。

関連記事:「dカード GOLDは本当にお得なのか

ドコモでんきの支払い方法と支払期日

ドコモでんきの利用料金の支払いは、携帯料金やドコモのサービス利用料と合わせてまとめてお支払いが可能です。

また、請求金額や電気利用状況を簡単に確認することもできます。

 

確定請求額/過去利用明細

確定した利用明細(利用料金/電気使用量)と、次回の請求確定予定日が確認でき、過去の利用明細の履歴も確認できます。

 

電気使用の実績/予測

使用量や料金の概算を日々確認でき、どれくらいの電気代になりそうか事前に予測できます。また、日別/月別/年別などの実績も確認可能です。

 

ドコモのケータイ回線の有無で支払日の考え方が異なる

ドコモのケータイ回線を所有している場合ドコモでんきの料金はケータイ回線の利用料金と一括請求になります。

そのため、ドコモでんきの料金請求としては、ドコモでんき利用月(検針日/計量日の属する月)の翌月分のドコモケータイ回線の料金支払い期日と同日になります。

ドコモの支払期日は、ケータイ回線利用月の翌月末なので、ドコモでんき利用月からすると、翌々月末、ということになります。

dカード/dカード GOLD払いに設定している場合、さらに翌月の10日の支払いなので、実際の利用からはかなり期間が空く形となります。

例として、ドコモでんき3月利用分(2月の検針日/計量日の翌日から3月の検針日/計量日分まで)の料金支払い期日は、ドコモケータイ4月利用分の料金支払い期日と同日、つまり、5月末日、ということになります。

 

一方で、ドコモのケータイ回線をそもそも持っていない場合ドコモでんき料金の請求月(検針日/計量日の属する月の翌々月)の末日が支払期日です。

つまり、3月利用分(2月の検針日/計量日の翌日から3月の検針日/計量日分まで)は、検針日/計量日が属する月である3月の翌々月末日、5月末日ということになり、基本的にはドコモケータイ回線を持っている場合と基本的には同じ、ということになります。

ただし、月末日が土曜・日曜・祝日にあたる場合には、その翌営業日が支払期日となります(ドコモの利用料金も同じ)。

 

ドコモでんきの申し込みができない/お勧めできないケース

ドコモでんきは、利用したくても利用できないケースと、利用を積極的にはお勧めできないケースがあります。

 

ドコモでんきが利用できないケース:現在の契約が一括受電の場合

現在住んでいるのがマンションで、そのマンション全体で一括受電契約がなされている場合には、ドコモでんきに切り替えをすることができません。

 

ドコモでんきがお勧めできないケース:オール電化からドコモでんきに変更する場合

オール電化住宅にお住いの場合、元々がオール電化に特化した電気プランを契約しているケースが多く、その利用状況でドコモでんきに切り替えた場合、かえって料金が高くなってしまうケースが考えられます。

そのため、何も考えずに変更するのはお勧めしません。詳細に料金内容を精査の上、本当にお得、と確信したなら変更を実施しましょう。

 

ドコモでんきのエリア外

当然のことですが、そもそもドコモでんきの影響エリア外であればドコモでんきを利用することはできません。

ドコモでんきの提供エリアは、沖縄電力エリア全域および離島等を除く日本全国です。

沖縄電力エリアでは利用できませんが、そのほかの地域では、一部地域を除いて利用可能です。

詳しくはドコモでんきの公式サイトにて、提供エリアが案内されています。→ドコモでんき公式サイト