小さな子供がいる家庭では「あるあるネタ」かもしれませんが、自分のスマホをそのあたりに置いていたら、気づかないうちに踏み割られていたり、投げられてしまったり、落としたり、噛まれたりなめられたりと、様々なトラブルが発生する可能性があります。
そのため、通常であれば故障するはずがないスマホの故障修理費用がかさんでしまうようなケースもあります。
修理費やケータイ補償利用料金は、元々想定していない費用でしょうから、これがかさむと家計においてなかなかの痛手になることもあるでしょう。
実は我が家では当時利用していたXperiaが、おそらくそうした子供トラブルのため、調子が悪くなってしまったことがありました。
子持ち家庭にありがちな子供が絡むスマホの故障トラブルと、その対処方法について、考えていこうと思います。
目次
快適に使えていたXperiaに不具合が出始めた/よくあるスマホの故障
よくある症状1:充電不良
私が当時利用していて調子が悪くなってしまったのは、ドコモのXperia X Performance SO-04Hです。
その時点で購入して1年数ヶ月でした。メインに近い形で利用していたのですが、子供に落とされるケースがとにかく多く、それが原因なのかはわかりませんが、気が付けばかなり調子が良くない状態でした。
私が見舞われた症状としては、フリーズ、そして充電不良です。
フリーズは、アプリの量がそれなりに多くRAMの利用率も高かったので、そちらにも原因があった可能性が高いと思っていましたが、ただ問題なのは充電不良でした。
完全に充電ができなくなっていたわけではありませんが、充電器によっては全く反応しなかったり、充電できても接触が悪かったりということがかなり増えてきていたのです。完全に充電ができなくなるとアウトなので、かなり緊急を要する症状でした。
大切に扱っていても同じ症状が出た可能性はありますが、それでも下手すると割れていてもおかしくないという勢いで落とされてしまったりしたことが数度あり、ケースをしていたおかげで衝撃は多少吸収されたとはいえ、内部になんらかの異常が発生していても自己責任で何も言えない、というところです。
我が家のXperiaの症状はこういう症状でしたが、子を持つご家庭ではこのほかにも色々なトラブルに見舞われる可能性があります。
よくある症状2:画面破損
非常に多いと思われる症状が画面破損です。これは子を持つ家庭でなくても頻繁に起こりえる故障でもあります。
私の場合、落としてはいたもののXperiaの画面が割れることはなかったのは、ただ単に運がよかっただけです。
落ち方が悪いとそれほど高いところから落ちたわけではなくても、画面が破損してしまうことはよくあります。
画面破損のパターンとして、外部のガラスが完全に割れてしまったが内部は無事、というケースと、逆に外部は大丈夫だったけれども内部が割れてしまうというケース、外も内も完全に割れてしまうケースがあります。
落としたり、カバンなどに入れていて圧力がかかってしまったり、ポケットに入れていてどこかにぶつけてしまったり、置いていたら子供に踏まれてしまったりと原因は様々です。
子を持つ家庭での破損の原因は、「踏む」か「落とす」か「投げる」などが原因としては多いのではないかと思います。
いずれにしても割れてしまうと完全に無料での修理はできなくなりますので、有償での修理、または修理が難しいようなケースであればケータイ補償サービス、dカード GOLDのケータイ補償のいずれかを利用するような形となります。
よくある症状3:水濡れ
子育て世帯でのスマホの水濡れ故障といえば、よくあるのが「なめられてしまった」「何かをこぼして水がかかった」というケースです。
特に一昔前のフィーチャーフォンの頃によく話を聞いたのが、充電端子部分を子供がなめてしまい充電ができなくなった、というケースです。
この場合、端子部分が腐食してしまっており、修理に出しても水濡れ判定されてしまい修理ができずケータイ補償を誘導されるというケースが多かったようです。
現在では、スマホだけでなくiPhoneも防水に対応しているため、以前と比べれば水濡れ故障の発生確率はかなり減っていると思われますが、とはいえ、防水端末であっても100%水濡れを防ぐことができるわけではないので、意図しない水濡れ故障に見舞われてしまうこともあると思います。
できる限りお子様の手に届かないところにスマホは置くようにする、というのは基本中の基本ですが、ついうっかり、というのがなかなかなくならないこともあります。私も性格上、そこらにポイッと適当にスマホを置いていたりするのでよくわかります。
とはいえ、ここは改善のため努力するしかありません。
レアケース(あるいはあるある?):ペットに噛まれる
ここに書くことは、ペットを飼われている方にはイチイチ言わなくても重々承知のことだと思います。
なので、これからペットを飼おうかな、と検討されている方に特に気を付けていただきたい項目です。
主に、犬の場合かな、と思います。スマホを噛まれてしまうパターンですね。
猫にスマホを引っかかれたとか噛まれたという話はあまり聞かない気がします。もしそういうことがあるなら情報いただけると助かります。私の周囲に猫を飼っている方があまりいないので。
ちなみに犬の場合、これは私の身近に3度ほど噛まれてケータイ補償案件になった知人がいるため、非常に馴染みがあるパターンです。
ただ、ここはワンちゃんたちの名誉のためにしっかりお伝えしておきたいのですが、すべての犬がスマホを噛むわけでは、決してありません。基本的にほとんどの犬は、スマホを噛んだりはしません。
おそらくしつけの問題もあるのだと思います。ちなみに、そのスマホを噛まれた方は、生まれたばかりの子犬を飼い始めた頃に立て続けにやられています。ここ数年は、本人たちが気をつけるようになったということもあるでしょうし、しつけも行き届いたのでしょう、全く噛まれてはいないようです。
ただ、本当にレアなケースであっても、犬に噛まれるとスマホは本当に、あっさり壊れます。彼らの噛む力は本当にすごいです。バキバキに割れます。破損、というよりほぼ全損になることを覚悟した方がいいです。噛まれ方にもよりますが、本気で噛まれるとデータ取り出しはもちろん、復旧も難しいと思います。
なので、ここは子供のケースと全く同じで、スマホを噛んではいけない、ということもなかなか彼らには伝わらないのですから、そもそも彼らの手の届くところに大事なスマホを置いておくのが間違いなんですね。
私のようなスマホの「ポイ置き」は、あまりいいクセではないので、お子様&ペットのいらっしゃる方は特に気を付けましょう。
Xperiaは早めにデータを取り出し機種変更実施
で、結局私のXperiaはどうしたかというと、まずは素早く大切なデータは取り出しておき(普段からバックアップもしていましたが)、修理はやめてそのまま買い換えました。なので、一応故障したまま手元に残しています。
故障がどうなったかというと、ほとんど使ってはいませんが、今のところ一進一退で、たまに充電できるので完全に故障してしまっているわけではないようです。
いずれにしてもそのまま使っていたらストレスも大きかったと思うので、買い替えて正解でした。
仮に細心の注意を払って大切に扱っていたとしても、その努力の甲斐もなく、こうした様々な故障が発生してしまった場合、購入から二年近い期間が経過していたら、いっそのこともう買い替えてしまおうか、という気持ちになることも少なくないと思います。
その場合は、頭金含む総額が安く、手数料完全無料のドコモオンラインショップを必ず利用しましょう。店頭窓口よりも確実に有利になります。
関連記事:「ドコモオンラインショップでの機種変更/購入がリアル店舗より圧倒的有利な件」
子育て世帯の要望に応えてくれるスマホ「arrows」
少し前、小栗旬さんと山田孝之さんが出演している富士通のCMを見たことがないでしょうか。
見たことがない方のために、Youtubeの公式動画を置いておきますので、まずはどうぞ。
二人で犯人を追跡する小栗刑事と山田刑事。しかしその途中、山田刑事はスマホを落としてしまいます。そして、その落としたスマホは残念ながらディスプレイが破損してしまいます。そこで、小栗刑事が一言。
「お前、arrowsじゃねえの?」
面白い上に非常にわかりやすいCMですね。私も初めて見た時には笑ってしまいました。ちなみにこのCM、ほかに「似てない刑事篇」と「読めない刑事篇」などいくつかのバージョンがあり、どれも非常に面白いので気になる方は観てみてください。
で、何が言いたいのかというとつまり、「arrowsは割れにくい」のです。
現在発売中のarrows、arrows NX F-01Kやarrows Be F-04Kのどちらとも「割れにくい」という特徴を備えています。
F-01Kは、ガラスと樹脂の特殊コーティングされたボディに、耐久性とデザイン性を両立するNEW SOLID SHIELD構造で、1.5mの高さからコンクリートへの落下試験を実施し、頑丈さが実証されています。また、MIL規格23項目にも準拠しています。
実際に私は両方とも利用していますし、F-01Kに関しては結構落としていますが、何事もなく無事です。
関連記事:「arrows NX F-01Kを購入して色々試してみた結果」
F-04Kも、docomo with対象機種として非常にお得な上に安く、MIL規格23項目準拠で安心感があります。
その上、「泡タイプのハンドソープや食器用洗剤で洗える」という特徴を持つなど、とても面白く便利な機種となっています。
関連記事:「ドコモのarrows Be F-04Kに機種変更した感想評価」
ハイスペックモデルが欲しい人はarrows NX F-01K、コストを抑えたい人はdocomo with対象機種でもあるarrows Be F-04Kと、状況に応じた選び分けも可能です。→「docomo with(ドコモウィズ)は本当にお得なのか」
iPhoneは人気があり非常に使いやすくもありますが、残念ながらどうしても落下などには弱くディスプレイが割れることも少なくありません。たまに割れたまま利用しているような人を見かけることもあります。
そういう意味で、arrowsは大いに子育て世帯にとってはかなり優位性があると考えていいと思われます。
もしこれから機種購入を検討しているのであれば、割れにくいarrowsは一つの選択肢として検討に値すると思います。
iPhoneは子供に触らせてはいけない
私の現在のメイン端末の一つが、ドコモのiPhone XSなのですが、相変わらずカメラ性能が高いため、Android派ではあるものの、かなり気に入って利用しています。
ただし、iPhone XSについては、とにかく子供に触られないように注意しています。うっかりその辺に置き忘れる、ということもNGです。
ガラスボディのiPhone XSはあまりにも儚げに見え、実際、落としてしまうと簡単に割れてしまいそうな気がします。ゆえに、子供に触られてはいけません(※ちなみに私はiPhone XS Maxを二度、高さ1mくらいの机から落としましたが、無事でした・・・)。
とはいっても、そうした親の苦労を見事にかいくぐるのが子供でもあります。どうしても対応できないケースもあると思いますので、万が一のためのケータイ補償サービスの利用は必須です。必ず購入時には申し込みしておくようにしましょう。
合わせてdカード GOLDを所有していれば、全損時にdカードケータイ補償を活用することができますので、こちらもしっかり利用したいところです。