先日、少し遠出をした際に、今回カメラが「特にいい」と感じたXperia 1とGalaxy S10を持っていきました。そこで今回メインで使ってきたのが、「超広角カメラ」です。
最近は普段の生活の中でも写真を撮影する機会は最近非常に多いと思いますし、特にお子様がいらっしゃるご家庭などは日常的に写真は撮影されると思いますが、正直「超広角って何? そんなのいる??」と思われる方も少なくないと思います。
ただこの超広角カメラ、正しい場所で正しく使ってみると、非常に便利です。色んな写真を撮影して、人に見せたくなりますし、超広角カメラ付きのスマホをお勧めしたくなります。
ということで今回は、機種ではなく、「超広角カメラ」について、実際体感したその便利さを語ってみようと思います。
目次
超広角カメラとはそもそもどういうカメラなのか
2019年夏モデルにおいて、Xperia 1やGalaxy S10/S10+に搭載された超広角カメラですが、では超広角カメラと聞いて、具体的にどういうカメラなのか大まかにでもイメージできる方は果たしてどれくらいいらっしゃるのでしょうか。
ちなみに私はカメラには元々詳しい方ではなく、正直「超広角」と聞いても当初全然ピンときませんでした。
ということで、私と同程度の知識の方のために、わかりやすく超広角カメラで実際に撮影した写真でご案内します。
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Galaxy S10 広角(標準)カメラ |
Galaxy S10 超広角カメラ |
上の写真は、Galaxy S10で撮影した写真です。左が標準の広角カメラ、右が超広角カメラです。
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Xperia 1 標準カメラ |
Xperia 1 超広角カメラ |
こちらはXperia 1で撮影した写真です。Galaxy、Xperiaともに、撮影の際に全くスマホを動かさず、同じ場所同じ角度で標準と超広角を撮影しています。
一目で違いはわかると思いますが、撮影距離は変わらないのに、標準カメラで撮影した時よりもカメラが枠内に捉えられる部分がかなり広いです。これが、超広角カメラです。
Galaxyで言うと、視野角が約123度で、人間の視界の広さに近い範囲を撮影することが可能になっています。
ただ、こうしてみるだけでは、超広角の何がいいのか、よく伝わらないと思います。
超広角カメラは、どういう場面で活躍するのでしょうか。
超広角は狭い室内での撮影時に活躍
例えば、アパートやマンション、建売の戸建の内見をする場合、後日検討できるように写真を撮影しておきたい、ということもありますよね。
そうした時に、通常のスマホのカメラでは視野が狭すぎて、かなり限定された範囲でしか撮影をすることができません。
しかしそんな時に、超広角カメラだと、ほぼ部屋の全体を撮影しておくことができ、後からの検討に非常に役立ちます。
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Galaxy S10 広角(標準)カメラ |
Galaxy S10 超広角カメラ |
標準カメラだと、部屋の角から精一杯広く撮影して、左側の写真のような感じになりますが、全く同じ場所から撮影して、超広角カメラだと右のような写真が撮影できます。広がりの違いが一目瞭然です。視野角の広さも体感できると思います。
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Xperia 1 標準カメラ |
Xperia 1 超広角カメラ |
Galaxy S10とXperia 1の違いは分かりにくいと思いますが、超広角での視野はGalaxyの方がやや広いです。ちなみに上記の写真はXperiaもGalaxyも、まったく同じポイントから撮影しています。
限定された空間で広がりのある写真が撮影できる、という意味で、超広角カメラは内見の際にとどまらず様々なシーンでの活用が見込まれます。
超広角カメラは旅行で風景を一画面内に取り込みたい時に活躍
二人以上で旅行に行くと、当然人の写真は撮影するでしょうが、人の写真と同時に残しておきたいのが旅行先の風景の写真だと思います。
その風景の写真を撮影する際に、超広角カメラであれば標準カメラでは入りきれない風景まで、かなり広く取り込むことが可能です。
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Galaxy S10 広角(標準)カメラ |
Galaxy S10 超広角カメラ |
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Xperia 1 標準カメラ |
Xperia 1 超広角カメラ |
超広角カメラで撮影すると、部分でしかなかった写真が一気に全体像を捉えられる感じになるため、「こんなところに行ってきた!」という感じがより出しやすくなります。
その分、人は小さくなってしまったりもしますが、そこは立ち位置を調整するなりすれば人も大きく、背景となる風景も最大限広く、という写真は撮れます。その辺りは撮影者の腕次第だと思いますが、とにかく撮影時の幅が広がるのが何より面白いと思います。
距離が近すぎて周辺情報がほとんど画面に入らないような場所でも活躍
同じように、どうしても撮影する距離的に、周辺環境まで入りきれない、という場合でも、超広角ならぐっと引いて周辺の映像まで一枚の写真の中に詰め込むことができます。広がりがあり、迫力ある写真が撮影できます。
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Galaxy S10 広角(標準)カメラ |
Galaxy S10 超広角カメラ |
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Xperia 1 標準カメラ |
Xperia 1 超広角カメラ |
XperiaとGalaxyではそれぞれ微妙な違いは出ますが、比較しているからこそ違いに気づきやすいですが、実際に利用していたら、全然気にならない感じでどちらの超広角もかなり使えます。
中心にお子様を据えてプロが撮影したような写真が撮れる
お子様がいらっしゃる方が写真を撮影する場合、当然のことながらお子様の写真が中心になってくると思います。
そんな時でも、超広角カメラがあると、ライブフォーカスなどで背景をぼかしたプロっぽい写真だけでなく、超広角によってそれとはまた趣の違う非常に深みのある写真が撮影できます。
「この場面では背景をぼかしたがいいかな」、「このシーンなら背景も含めて綺麗に撮影したいな」、など、場面に合わせた選択が可能になり、その時にしか撮ることができないお子様の写真を様々なパターンで残すことができるため、超広角カメラにはかなり強い価値を感じられるのではないかと思います。
また、Xperia 1の場合は、それに加えて「クリエイティブエフェクト」によって、様々なアレンジを加えた写真を撮影することもでき、単純に面白く楽しめます。お勧めです。
今後カメラにこだわってスマホを選ぶなら、超広角カメラ付きの機種を選びたい
ということで、私がちょっと遠出した際に撮影してきた、Galaxy S10、Xperia 1それぞれの写真でしたが、超広角カメラの面白さが多少はご理解いただけたでしょうか。
実際利用すると、もう超広角なしのスマホは使えない、という気分になります。
事実、今までメインで利用していたGalaxy Note9には、Sペンで遠隔撮影できるという大きなメリットがあるにも関わらず、そうした利用シーン以外ではGalaxy S10かXperia 1をメインで使いたい、と感じています。
結局写真にどこまでこだわるか、という話ではありますが、かなり撮影シーンに幅が出ることを考えると、超広角は絶対的にあった方が便利で、お勧めです。
現状発売されている機種の中では、Galaxy S10(S10+)とXperia 1の両機種は、スペックも高く非常に長く利用することもできると思いますので、今から検討されるのであれば圧倒的にお勧めの2機種、ということができます。
まずは、店頭などで是非お試し撮影されてみてください。
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