d払いについて考えていてふと、こんなことを思いました。
「d払いって、お店だと200円に1ポイントだけど、ネットだと100円に1ポイントだから、アマゾンでd払い使えば、支払設定してるdカード GOLDの1%分と合わせて2%分もお得!? となると、合わせて1.5%のdカードポイントUPモールよりお得なのでは!?」
・・・結果的にこの内容は、間違っていました。間違っていたんですが、迂闊にもこのネタをそのままTwitterでツイートしてしまい、フォロワーの皆様にご迷惑をおかけしました。
何が間違っていたのかというと、アマゾンでd払いを利用する場合には、電話料金合算払い、またはドコモ口座残高充当しか利用できなかった、という点です。
d払いにdカード GOLD払いを設定した状態で、アマゾンでd払い決済ができたので、ついつい「普通にdカード GOLD払いでも使える!」と思い込んでしまったんですね。
ということで、同じ間違いをされないように、アマゾンでd払いをする場合の内容について、解説していこうと思います。
また、その過程でアマゾンにおけるd払いで非常にお得なキャンペーンが実施されていることに気づきましたので合わせてご案内していきます。
関連記事:「dカード GOLDは本当にお得なのか」
アマゾンで初めてd払いを利用する際にエラーが出ていたので設定をして実際に購入してみた
アマゾンで買い物をする際に、「d払いを利用しよう」と思って決済方法を選択しようとしたところ、「認証が必要です」という表示が出ていました。
なるほど、d払いをするには認証が必要なのか、と思って普通にそこから進んで設定をしました。
spモードパスワードの入力が求められ、認証があっさり完了したところでd払いが使えるようになったため、私はこの時点で、「自分のd払い=dカード GOLD払い」がそのまま使えるようになった、と勘違いしてしまったわけです。
ここで設定が完了したのは、確かにアマゾンでd払いを利用できるようにする設定だったのですが、その支払い方法はドコモの電話料金合算払いになる設定だったんですね。
ちなみにその設定直後、ドコモメール充てにこんなメールが送られてきていました。
届いたのは確認したのですが、チラッとみてすぐに他のことに意識がうつってしまい、深くは読んでいませんでした。
これをちゃんと見ていたら、あるいは「本当にdカード GOLD払いになっているのか」と疑いを持ったかもしれません。
これが結果的に、「アマゾンでのd払いに、ドコモの電話料金合算払いを設定しましたよ」という通知のメールだったわけです。
私は一切の疑いを差しはさむこともなく、「アマゾンでの支払いはdカード GOLD払いを設定したd払いの方がdカードポイントUPモールよりおトク」という誤った内容のツイートを書き込んでしまったのでした。
アマゾンにおけるd払いではクレジットカード払いはできない、というご指摘
さて、この直後に、Twitterにてご指摘をいただきました。
amazonのd払いの場合は、電話料金合算かドコモ口座払いしかだめなような気がしましたが。
実はその直前に私はアマゾンでd払いを試しており、問題なく利用することができたために「d払い(dカード GOLD払い設定済み)はアマゾンで利用できる!」と確信していました。
そのため、「いや、しかし、さっき決済できたからなぁ」と思い、その旨を指摘してくれた方に返信しつつ、自分でも間違いないかどうかを調べ始めました。すると・・・。
「Amazonにおけるd払いでは、電話料金合算払いでのご利用のみご利用いただけます。クレジットカードでのお支払いは、現在ご利用いただけません。」
バッチリ記載がありました。
まさに周章狼狽、慌てました。「えっ、でもさっきできたけどなぁ???」と。
とりあえずd払いアプリの支払設定を確認。dカード払いになっています。
d払いの利用履歴を確認しようと電話料金合算払いを確認するも、直後は反映されていませんでした。冷静になってよくよく考えたら、直後だったので反映していなかっただけなのです。結局、アマゾンでのd払いでは、d払いアプリでdカード払いに設定していようと、電話料金合算払いになるんです。
アマゾンでの設定時にそういう設定になっているんですね。完全に見落としていました。
後から確認したらばっちり履歴にも反映されていました。ほかに今月一回も電話料金合算払いをしていないですし、金額も間違いありません。
amazonは、一般のd払いとは、違っていて支払先やポイント使用(全額か使わないかの選択)などをドコモ側で設定したままになっています。 おそらく電話料金合算になっているはずです。d払いの支払い明細を確認してみてください。 他のd払いだと、クレジットカード選択やポイント使用数の確認があります
ご指摘いただいた通りでした。間違いありません。
結論です。
ドコモユーザー利用のd払いは現状、d払いアプリにてdカード払いを設定していてもいなくても、アマゾンで利用する場合には電話料金合算払いになる、ということです。
アマゾン利用するならd払いで1%、dカード GOLDを支払い設定していてさらに1%で2%、という期待は「とりあえず」儚くも打ち砕かれました。
電話料金合算払いになるのなら、d払いで1%のみしかポイント付与されないので、それならdカードポイントUPモールを利用した方が合計で1.5%のポイントが獲得できるのでお得、という従来の流れになってしまいます。→「dカードポイントUPモールは利用しないともったいない!」
ただ、話はここで終わりません。
Amazonでのd払い利用はキャンペーンが非常にお得!!
今回の一連の流れで、アマゾンにおけるd払いキャンペーンの存在に気づきました。今まではd払いへの興味が薄かったので完全スルーしていたのですが。
これがお得すぎるんです。
まず、一つはこちら。今までアマゾンでd払いを使ったことがない人向けのキャンペーンです。
なんと、期間中にアマゾンでd払いを利用して購入をすると、dポイント進呈額が20倍/10倍/5倍のいずれかになる、というものです。しかも、既に利用したことがある場合も、もれなくdポイント2倍という、既存ユーザー向けの特典もついています。
私は今回アマゾンでd払いを初めて利用したので、キャンペーン対象になります。エントリーをしたところ、10倍が当たりました。つまりは1割引きと同じですね。
これだけでもかなりすごいのですが、さらに。
これです。2月は必ずdポイント10倍。
しかも、2つのキャンペーンがどちらも適用されるという、すごいことになっています。
つまり、もし初めてアマゾンでd払いを利用する人向けのキャンペーンで20倍が当たった場合、もう一つのポイント10倍と合わせて非常に大きなポイントが獲得できるというわけです。
厳密に言うと、「通常ポイント(1倍分)」+「19倍分」+「9倍分」=29倍分ということになります。
つまり、1万円の買い物をしたなら、通常もらえるdポイント100円分に加えて1,900円分+900円分で、合計2,900円分が還元される形になります。
ただし、10万円の買い物に対しては、通常もらえるdポイントは1,000円分ですが、キャンペーン分は19,000円分+9,000円分とはなりません。正解は、キャンペーン分は9,000円分+9,000円分です。
その理由としては、どちらのキャンペーンも進呈上限ポイントが設定されており、最大20倍のキャンペーンの方が獲得ポイント上限が10,000ポイント、毎日おトクなd曜日で10倍のキャンペーンが進呈上限は通常ポイントを除く20,000ポイントとされているのです。
高額な買い物をすればするほど、進呈上限を突破してしまい、還元されないポイント分が発生してしまうので、全体としての還元率は下がります。非常にわかりにくいので、一覧にしてみました。
買い物金額 | 1万円 | 3万円 | 5万円 | 10万円 | 22万円 |
通常ポイント | 100P | 300P | 500P | 1000P | 2200P |
キャンペーンP (20倍の場合) |
1900P | 5700P | 9500P | 10000P |
10000P |
キャンペーンP (10倍の場合) |
900P | 2700P | 4500P | 9000P | 10000P |
キャンペーンP (5倍の場合) |
500P | 1200P | 2000P | 4000P | 8800P |
必ず10倍 | 900P | 2700P | 4500P | 9000P | 19800P |
最大合計獲得P | 2900P | 8700P | 14500P | 20000P | 32000P |
最大還元率 | 29% | 29% | 29% | 20% | 14.5% |
仮に20倍が当たった時に、進呈上限をいずれも突破せずに、確実にMAXの進呈率29%でもらいたいと考えるならば、約5万円分の買い物が上限となります。それを超えると、進呈上限に引っかかることでもらえるポイント数は増えないため、進呈率は下がっていきます。
どのラインで妥協するか、というのは、どれくらいの購入予定があるか、というところによります。
まぁ、ざっくり考えるなら、いずれにしてもお得、ということです。
ちなみに私の場合は10倍が当たったので、とりあえず10万円分くらいの買い物なら、MAXの19%分の還元で買い物ができる計算になります。
キャンペーンの増額分の獲得ポイントはすべてdポイント(期間・用途限定)
このパターンはもう、ずいぶん私も慣れてきましたが、たいていこういうキャンペーンでもらえるdポイントは、通常ポイントではなく、期間・用途限定ポイントです。
どちらの有効期限も、2019年6月30日とされています。進呈時期はそれぞれ3月下旬と4月上旬なので、単純に考えて2ヶ月~3ヶ月程度で使い切る必要があります。
今回のように比較的大きいポイントがもらえるチャンスがある場合は、しっかり利用する方法を考えておかないと、利用する前に失効させてしまわないとも限りません。
あらかじめ、利用方法までぼんやりとでも考えておくといいかもしれません。
結論:Amazonでのd払いは、キャンペーン分を考慮すればdカードポイントUPモールよりお得!
ということで、色々と寄り道をしてきましたが、現状アマゾンでのd払いは、dカード/dカード GOLDはじめクレジットカード決済はできないのですが、それでもキャンペーン分の追加進呈ポイントを考慮すれば、確実にdカードポイントUPモールを通してdカード/dカード GOLD決済で購入するよりもお得です。
PayPayや楽天Pay、LINE Payなど、多くの競合支払い方式に負けられない、ということかもしれませんが、こうしたお得キャンペーンが継続している限りにおいて、d払いを積極的に利用していく価値はあります。
とりあえず2月中は問題ありませんが、3月以降については改めて追っていきたいと思います。
今回はアマゾンでのd払いの話でしたが、街のお店でd払いを利用する際は、確実にdカード GOLd払いを設定しておいた方がポイントを2重獲得できるためお得です。こちらも参考にどうぞ。→「dカード GOLDをd払いの支払い方法に設定する方法」