ドコモショップに解約に行くのが面倒だったので、MNP転出しつつ別回線を解約してみた

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1年前に契約したドコモの回線が不要になったので解約しようと思ったのですが、ドコモショップにわざわざ足を運ぶのがとにかく面倒で、なおかつ現状あまり外出もしたくないということもあり、ネット上で解約手続きを完結することができる別キャリアにMNPポートインをした上で、解約手続きを行ってみることにしました。

理論上、問題はないと思いますので、実際に試してみようと思ったところで、ふと思いつきました。

「そういえば既に楽天モバイルで1回線利用中だから、そちらを解約して同じく楽天モバイルにポートインし、そちらを残せばいい」。

申込直後の短期解約は基本的に印象がよくなく、あまりそれを繰り返すと新規契約自体が難しくなる可能性があります。

そのため、持ってはいるもののほとんど使っていない既存の楽天モバイル回線を解約する形にすれば、ドコモの回線数も減らせますし、すべてがうまく回りそうです。

実行してみたのですが・・・一つ、大きな落とし穴を見落としていました。

ドコモの契約はWEBで解約ができない

ドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアの契約回線は、WEB上で解約手続きを完了させることができません。

ではどうするのかというと、それぞれのキャリアショップに実際来店して解約手続きを行う必要があります。

今の時代に何故いちいち来店しなければならないのか、という話ではありますが、不正な手続きを極力防ぎたいがため、と思われます。

ただ、さすがに今のタイミングでわざわざショップに出向くのは抵抗があるため、WEB上で解約手続きを完了することができるキャリアにMNPポートインすることにし、ドコモの回線をまずは減らすことにしました。

この場合、当然MNP転出手数料がドコモ側で発生しますし、解約金も通常の解約時同様かかりますので、費用的には単純に来店して解約するよりも、余分にかかります。はっきり言って無駄です。

が、その費用を負担してでも来店したくないと思ったので、こういう手続きを考えてみたというわけです。

 

ドコモ回線のMNP転出(ポートアウト)に関しては、MNP予約番号を発行すれば実施できるので、WEB上でも完結することができます。早速MNP予約番号を発行してみました。

 

My docomoの「契約内容・手続き」の中の「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」を選択します。そのまま手続きを進めることで、その場で簡単にMNP予約番号を発行することができました。

 

 

後は、新しいキャリアである、楽天モバイルでMNP新規契約をし、逆に今まで使っていた楽天モバイル回線を解約すれば完了です。

が、一つ、見落としていた点がありました。

 

既存の楽天モバイル回線を解約

先に、既存の楽天モバイル回線の解約を実施してみることにしました。

何より今回の目的が、ドコモの利用していない既存回線を解約すること、つまり保有回線数を減らすことにあるので、この解約をもしWEB上でできなければ何の意味もないからです。

早速解約方法を調べたのですが、これがなかなかわかりにくく、結構手間取りました。

楽天モバイルの解約を今後実施される方のために、手順を残しておきます。

 

楽天回線移行前の楽天モバイルの解約については、メンバーズステーションから、とされていたのですが、楽天回線移行後の楽天モバイルの解約は、my楽天モバイルで実施します。

このmy楽天モバイルの一体どこに解約手続きがあるのかをなかなか発見することができませんでした。

「契約プラン」の中にある「各種手続き」を選択しましょう。この中に、「解約」を見つけることができます。

アンケートの入力を強制的に求められるため適当に入力しつつ先に進むと、解約を完了させることができます。見つけてしまえば実にカンタンでした。解約金は無料です。楽天回線移行後の楽天モバイルは解約金は常に無料です。これが非常に嬉しいです。

 

楽天モバイルでMNP新規契約しようとしたら、落とし穴に気づいた

無事に既存の楽天モバイル回線の解約処理ができたため、次にドコモから楽天モバイルへのMNP転入手続きを実施しました。

ここで、大きな落とし穴にハマってしまったことに気づきました。

 

というのは、現在楽天モバイルで実施されている、Rakuten UN-LIMIT(1年間無料)は、お一人様1回限りである、という点です。

つまり、既にRakuten UN-LIMITを利用しており、ついさっき解約した私の場合、改めて楽天モバイルの契約をした場合、通常料金が発生してしまうということです。

こうなると、楽天モバイルにMNPする意味は皆無なので、別の、もっと月額料金が安い格安SIMにポートインした方がメリットがある、ということになったため、方針変更、LINEモバイルの契約をすることにしました。

一応LINEモバイルはいまだに1回線データプランを利用し続けていることもあり、馴染みがあります。

内容を確認し、実際に手続きをしました。

 

LINEモバイルにポートイン

Rakuten UN-LIMITの無料回線がなくなってしまったので、今回ドコモから移行するLINEモバイル回線は今後も残しておいてもいいのですが、月額料金がどうしても1,000円弱は発生するため、数ヶ月は使ったとしても解約する方向では考えたいところです。

LINEモバイルのキャンペーンを確認したところ、2ヶ月無料も実施されていたものの、SNSデータフリーなどを選択する必要があったため、あえてキャンペーン対象プランは選ばず、音声SIMの500MBで契約することにしました。月額1,100円です。オプションは全非加入です。

とりあえず安いので、極端な短期解約にならないように、最低3ヶ月以上は利用してみることにします。それ以降はまた改めてどうするか考えます。

以前は当サイトでもかなり多く記事を書いていたLINEモバイルですが、最近はめっきり触らなくなったので契約を持っているとはいえ詳しい内容はよくわかっていませんが、基本的なところは変わっていないようです。

 

 

手続きは簡単に完了しました。これで、切り替えが完了した段階でドコモ回線の解約も完了、無事回線数を減らすことに成功しました。

 

ドコモの解約をしたいなら素直にショップにいきましょう

ということで、回りまわって本来の目的であったドコモの不要回線の解約が終わりました。

しかし本来であれば、わざわざこんな遠回りをする必要もないですし、むしろややこしくて失敗してしまうこともあるでしょうから、素直にショップに出向いて解約するのが一番です。

実際私も楽天モバイルの件で失敗しましたしね。Rakuten UN-LIMITがなくなったのはもったいなかったです。まぁ、いずれにしてもまったく使っていなかったのですが。

 

ソフトバンクの子会社になってしまったLINEモバイルですが、ドコモ回線もいまだに選択できました。

実は私の通信メイン回線のドコモ・Galaxy S10+にはLINEモバイルのSIMが入っていまして、普段使いには全く問題ありません。(※シェアグループのベーシックシェアパックの容量をステップ1内に抑えるためにドコモのSIMは音声のみ別回線で使ってます。)

格安SIMを検討中の方は、選択肢の一つとしてLINEモバイル、考えてみてはいかがでしょうか。