※dポイントとpontaポイントの相互交換は、2020年9月30日をもって終了します。
突然ですが、auのスマホ(HUAWEI P20 lite HWV32)が壊れてしまったので(再起動を繰り返す症状)、前々から考えていたことだったのですが、これを機会にauからソフトバンクにポートアウトすることにしました。ソフトバンク回線は1回線も持っていないので、前から欲しいと思っていたんですね。
早速MNP予約番号を取得するためにMy auにログインしようとしたのですが、2段階認証が実施されてしまい、壊れているauスマホでSMSを受信することができないので、そのままではログインをすることができませんでした。
仕方がないので、手元のドコモ・iPhone 11ProのSIMロックを解除し(一括購入分・WEBで無料)、そちらにauのSIMを入れて2段階認証を実施し、My auにログインしました。
すると、そこでauポイント=Pontaポイントが600ポイントほどですが、貯まっていることに気づきました。
全然意識していなかったのですが、au WalletポイントがPontaポイントと統合されたということは、元々あるPontaポイントからdポイントへのポイント交換の仕組みを使えばauのポイントをそのままdポイントに移行できる、ということになるのではないか、と閃きました。
ということで、早速auのポイントを、dポイントに移行してみることにしました。
Pontaポイントのdポイント移行のために、Ponta Webにログインする
以前、「Pontaポイントをdポイントに交換する方法」という記事を書いていますが、その際に一度、Pontaポイントのdポイントへの移行は経験済みです。なので、auで貯まっているPontaポイントが通常のPontaポイントと同じ扱いなら、間違いなくdポイントに移行できるはず、と思っていました。
が、あまりに久しぶりすぎたので、「あれ? こんな手続き必要だったっけ?」という戸惑いもありました。Ponta.jpがPontaWebに変わっていた点が影響していました。
その中での戸惑いの一つが、Ponta WebへのログインにリクルートIDが必要、という点でした。以前作った覚えが全くなかったので、改めて新しく作り、ログインを実施しました。
さらに手元にPontaカードを持っていないので、Pontaカードを改めて作り、リクルートIDとau IDを連携させることで、au IDのポイントとして貯まっていたPontaポイントを、PontaWeb上で移行手続きを実施することに成功しました。
Pontaポイントをdポイントに交換
auポイント=Pontaポイントなので、そのPontaポイントは予想通り、ドコモのdポイントへと交換することができました。この点、以前のPontaポイントとdポイントの交換手続きについてはそのままです。
dポイントからPontaポイントよりも、Pontaポイントからdポイントの方が有利に設定されており、dポイントに交換する場合には手数料等もかからず、一口あたり100ポイントから交換することができます。
逆にdポイントからPontaポイントに交換する場合には、一口5,000ポイントが最低ラインで、手数料として250ポイントがかかります。つまり最低5,250ポイントないと、交換できないということですね。手数料分もかなりもったいないので、dポイントからPontaポイントは、基本的には実施しない方がいいでしょう。
今回私はau側に680ポイントを所有していましたので、600ポイント分をdポイントに交換申請しました。残った80ポイントは、au Payなどで消費するしかないですね。
実際に交換が反映され、dポイントに600ポイントが加算されるまでには2ヶ月程度かかるので、気長に待つ必要があります。
auポイントのPontaポイント統合により生まれた、ドコモへのポイント交換ルート
もしかしたら、探せば他にも方法はあるのかもしれませんが、少なくとも私はauからドコモへのポイント等価交換の方法を知らなかったので、今回のPontaポイントからのルートは新鮮な発見でした。
まぁ、使うケースが少なすぎて意識が向かなかったということなのですが。
使えるケースを考えるならば、例えば家族内での利用キャリアがauとドコモに分かれていたとしても、au利用中の父からドコモ利用中の子にポイントを移行することもできますし、自分でauとドコモを所有している場合のauからドコモへのポイント移行も可能となります。
また、auからドコモへのMNPを検討している場合にも役立ちそうです。
Pontaポイントはdポイントに、100ポイント単位で等価交換でき、手数料もかからない、という点については、覚えておいて損はないと思います。
au Payはなんとなく使わなくなった/d払いメイン・サブにPayPay
一時、auとしてかなり大きなau Payのキャンペーンを展開していた時期がありましたが、私はあちこちに支払い方法が増えるのを嫌ってほとんど利用しませんでした。
基本はd払いとiD決済、またはdカード GOLDによるクレジット決済を利用しているのですが、それらの支払いに対応していない場合にのみ、PayPay(dカード GOLD払い)を利用しています。とにかく現金払いは極力避けるスタイルです。
ただ、au Payは使えるけれどd払い他ドコモの決済手段が一切使えない、というケースにはほとんど遭遇したことがなく、ドコモメイン、PayPayサブ、たまにSuicaという私の決済手段の中にau Payが入る隙はありませんでした。
ということで、auを転出すると今後一層au Payを使う機会は減りそうですが、かなり変化の激しいQRコード/バーコード決済市場、引き続きドコモを中心に、緩く他社も見ていこうと思います。