楽天モバイルへの乗り換えを検討している人が知っておくべきこと【2026年最新版】

楽天モバイル

ドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアが相次いで料金値上げを実施している2026年現在、「スマホ代をもっと安くしたい」と感じている人が増えています。そうした状況で改めて注目を集めているのが楽天モバイルです。

かつてMVNO(仮想移動体通信事業者)として格安SIMを提供していた楽天モバイルは、現在はMNO(移動体通信事業者)として自社回線を持つ本格的なキャリアに成長しています。サービス開始当初は電波エリアの狭さや品質への不安から敬遠されていましたが、2026年時点では状況が大きく変わっています。

この記事では、楽天モバイルへの乗り換えを検討している方に向けて、現在の料金プラン・通信品質・楽天経済圏との連携まで、最新情報をもとに解説します。

現在の料金プランはシンプルな1本体制

楽天モバイルの料金プランは、2026年現在「Rakuten最強プラン」の1プランが基本です。データ利用量に応じて月額料金が自動的に変わる従量制を採用しており、3段階の料金体系になっています。

3GB以下の月は1,078円(税込)、3GBを超えて20GB以下の月は2,178円(税込)、20GBを超えて無制限で使う月は3,278円(税込)です。上限を気にせず使っても月3,278円というのが、他の大手キャリアと比べたときの最大の強みです。

大手3社の無制限プランは月7,000円から8,000円台になることも珍しくありません。楽天モバイルとの差は年間にすると47,000円から57,000円にのぼります。毎月コンスタントにデータを使う人ほど、乗り換えのメリットは大きくなります。

ライトユーザーにとっても魅力的な設計になっています。月3GB以内に収まるような使い方であれば、1,078円という最低水準の料金で利用でき、使わない月は自動的に安くなります。サブ回線として持つ場合にも非常に使い勝手がよい仕組みです。

なお、2025年10月には「Rakuten最強U-NEXTプラン」が追加されました。月額4,378円(税込)でデータ無制限に加えて動画配信サービスのU-NEXTが使える内容です。U-NEXTを単体で契約するよりも割安になる構成ですが、U-NEXTを使わない方は通常の最強プランで十分です。

料金は2026年5月時点でも据え置きが続いており、三木谷会長も公の場で値上げを否定するコメントを発しています。ただし将来的な変更の可能性はゼロではないため、最新情報は申し込み前に楽天モバイル公式サイトで確認しておきましょう。

通話料は実質ゼロにできる

通話料については、Rakuten Linkというアプリを使うことで国内通話が時間・回数を問わず無料になります。アプリを通じて発信するだけでよく、相手がどのキャリアを使っていても無料で通話できます。

ただし、0570から始まるナビダイヤルや一部の特番(188など)は対象外です。コールセンターへの問い合わせや役所・病院への電話が多い方は、この点を念頭に置いておきましょう。Rakuten Linkを使わずにOS標準の電話アプリで発信した場合は、30秒あたり22円の通話料がかかります。

かけ放題オプションとして「15分(標準)通話かけ放題」(月額1,100円税込)や「5分かけ放題」(月額550円税込)も別途用意されています。ナビダイヤルへの発信が多い方は、こうしたオプションの活用も検討してみてください。

通信エリアの不安は大幅に解消されている

楽天モバイルに対して「電波がつながりにくい」というイメージを持っている方は少なくないと思います。しかしこれは、サービス開始当初の2020年前後の話です。2026年現在は状況が大きく変わっています。

2024年6月にプラチナバンド(700MHz帯)の商用サービスが開始されました。プラチナバンドは障害物を回り込む性質が強く、地下や建物の中など、これまでつながりにくかった場所での電波状況が大幅に改善されています。人口カバー率は99.9%を達成しており、主要なエリアでの利用については他キャリアと遜色のない水準になっています。

さらに2026年10月から12月にかけては、AST SpaceMobileと提携した衛星通信サービスの開始が予定されています。山間部や離島など、地上の基地局が届かないエリアでもスマートフォンがつながる環境が整いつつあり、エリア面でのウィークポイントが解消されつつあります。

とはいえ、ご自宅や職場・通勤ルートが対応エリアかどうかは事前に確認しておくことをおすすめします。楽天モバイルの公式サイトにエリアマップが公開されていますので、乗り換えの前にチェックしておきましょう。

楽天経済圏との連携で通信費以上の価値が生まれる

楽天モバイルの魅力は、月額料金の安さだけではありません。楽天グループの各種サービスと連携するSPU(スーパーポイントアッププログラム)を活用することで、通信費以上のリターンが得られる場合があります。

Rakuten最強プランを契約しているだけで、楽天市場でのお買い物に対するポイント還元率がSPU+4倍になります。楽天市場での月間購入額が多い方ほど、この恩恵は大きくなります。

具体的なイメージとして、楽天市場で月3万円の買い物をしている方の場合、楽天モバイル未契約時と比べて毎月1,200ポイント以上の追加ポイントが得られる計算になります。年間換算では14,000ポイント以上です。楽天モバイルの月額料金がSPUによるポイント還元でほぼ相殺されるというケースも珍しくありません。

ここにさらに楽天カードを組み合わせると、SPU+2倍が加算されます。楽天モバイルの+4倍と合わせると合計+6倍(基本の1倍を含めると7倍)になります。楽天カードは年会費無料で持てるカードであり、楽天経済圏を活用する上での基本セットと考えておきましょう。

ただし、SPUには月間ポイントの獲得上限が設けられています。楽天モバイル分のSPUは月2,000ポイントが上限です。楽天市場での月間購入額が5万円を超えると、SPUの還元率が段階的に下がる仕組みになっているため、ヘビーユーザーの方はこの点も確認しておくことをおすすめします。

また、Rakuten最強プランには楽天ドライブ(50GB)・楽天ミュージック・楽天マガジンライト・Rakuten パ・リーグSpecialといった付帯サービスが追加料金なしで利用できます。これらを単体で契約した場合の費用と比較すると、月額料金以上の価値があると感じる方も多いはずです。

乗り換え時に確認しておきたいポイント

他社から楽天モバイルへ乗り換える際には、いくつか事前に確認しておくべき点があります。

まず本人確認の方法が2026年4月から変わっており、ICチップ読み取りによるオンライン本人確認が基本となっています。マイナンバーカードとその暗証番号を手元に用意しておくと手続きがスムーズです。

端末については、楽天モバイルの回線に対応している機種であれば、今使っているスマートフォンをそのまま使えるケースが多いです。ただし一部の古い機種や特定のキャリアモデルでは動作保証外になる場合があるため、楽天モバイルの公式サイトで対応機種を確認しておきましょう。

今の番号をそのまま引き継ぎたい場合は、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)での乗り換えが必要です。現在契約しているキャリアでMNP予約番号を取得してから、楽天モバイルへの申し込みを進めます。MNP予約番号の有効期限は通常15日間です。

手続きはオンラインで完結できるのが楽天モバイルの特徴のひとつです。楽天IDを持っていればほぼすべての手続きをスマートフォンから行えます。SIMカードのほか、物理的なSIMカードを使わないeSIMでの申し込みも可能で、eSIMを選べば届くまで待つ必要なくその日のうちに使い始めることができます。

なお、1年以内に解約する場合は解約事務手数料として最大1,078円(税込)がかかります。短期間の試用目的での契約よりも、メイン回線としての長期利用を前提に検討するのが適しています。

楽天モバイルが向いている人・向いていない人

現在の楽天モバイルが特に向いているのは、次のような方です。月々のスマホ代を大幅に下げたいと考えている方、データを多く使うためにできれば無制限で使いたい方、楽天市場や楽天カードをすでに活用していて楽天経済圏に親和性がある方、そして固定回線の代わりにスマートフォンの回線でテザリングを活用したい方には、現在の楽天モバイルは非常に高い満足感をもたらす選択肢になります。

一方で向いていない可能性があるのは、地方の山間部や過疎地など電波の弱いエリアを生活圏としている方です。カバー率は改善されましたが、都市部と比べると通信品質に差が出る地域もまだ残っています。また、ドコモ光やauひかりといった光回線とのセット割引を重視している方は、楽天モバイルには同等の割引制度がない点も考慮する必要があります。

まとめ

楽天モバイルは、サービス開始当初の「格安SIMの延長線」というイメージから脱却し、2026年現在は大手4キャリアのひとつとして通信品質・エリアカバー率ともに大幅に改善されています。

月額料金は無制限でも3,278円という水準を維持したまま、他の大手3社が値上げを続けているため、価格面での優位性は年々広がっています。楽天経済圏の活用次第では、通信費以上のポイント還元が得られるため、楽天市場や楽天カードを日常的に使っている方にとっては特に相性のよいキャリアといえます。

ただし、キャンペーン内容や料金は変更されることがあります。申し込みの前には必ず楽天モバイルの公式サイトで最新情報を確認してから手続きを進めるようにしましょう。

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