dカード GOLDの特典の一つとして、国内主要空港とハワイの空港ラウンジを無料利用できる、という特典があります。
非常に便利な特典なのですが、空港によってどのラウンジが使えてどのラウンジは利用できないのか、特に初めて利用する場合にはそれがわからずに戸惑ってしまうことも多いと思います。
そこで今回は、dカード GOLDで無料利用できる、成田国際空港のラウンジについてまとめてみました。
羽田空港のラウンジについてはこちら→「dカード GOLDで利用できる空港ラウンジ/羽田空港で無料利用できるラウンジ」
成田国際空港で利用できるラウンジ一覧
dカード GOLDを所有していることで、成田空港で無料利用できるラウンジは合計で二つです。
ビジネス&トラベルサポートセンター内ラウンジ・T.E.Iラウンジ(第1ターミナル)
T.E.Iラウンジ(第2ターミナル)
成田空港の場合、どちらも、「クレジットカード会社ラウンジ」という案内が書かれているため、比較的わかりやすいかなと思います。
一方で、JALやANAのラウンジについては、「航空会社ラウンジ」と案内表記されています。
成田空港では唯一、第3ターミナルにはdカード GOLDで利用できるラウンジがないため、出発前に余裕がありラウンジを利用したい場合には第2ターミナルまで徒歩か無料バスで移動するか、第1ターミナルまで無料バスで移動して利用する形となります。
各ターミナルビルごとの位置関係としては、第3ターミナルと第2ターミナルについては徒歩でも移動可能な距離ですが、第1ターミナルについてのみは距離が離れているため、ターミナル連絡バスを利用しての移動となります。そのため、もし他の出発ターミナルとは別のターミナルに移動する場合には、時間の調整には特に気を付ける必要があります。
成田空港の「ターミナル連絡バス」は黄色のデザインのバスで、1階バス乗り場ですぐに見つけることができます。完全無料で利用することができ、ターミナル間を移動できます。
成田空港・第1ターミナルのラウンジ
dカード GOLDで入れる第1ターミナル「T.E.Iラウンジ」の場所
成田国際空港・第1旅客ターミナルビルの、dカード GOLDで無料利用可能なラウンジは、ビジネス&トラベルサポートセンター内ラウンジ・T.E.Iラウンジです。第1旅客ターミナル中央ビルの5階にあります。
※成田国際空港公式サイト・フロアマップより
以下、実際に行って写真を撮影してきました。
ラウンジの入り口には「Business & Travel Support Center」とあり、T.E.Iラウンジとはどこにも書いてありません。
しかしよく見ると、入口の右側に看板が置いてあり、そこに「TEIラウンジ」と書いてあるのに気づきます。
ということで、早速中に入ってみます。
ラウンジの内装
それほど広いわけではありませんが、後述する第2ターミナルのラウンジよりは、一つの部屋としての広さがあるので、開放感はあります。定員はざっと椅子の数を見た感じでは30人前後というところでしょうか。
ラウンジのサービス内容
dカード GOLDと搭乗券、または半券、ICチェックインの場合はラウンジの係員の方に、当日搭乗の便名、行先、出発時刻を申告することで入室することができます。
ドリンクサービス(無料)
中ではソフトドリンクが無料で飲み放題ですが、このラウンジの特徴としては、入室時にアルコールを1杯無料でもらうことができます。ビール、ハイボール、グラスワイン、ノンアルコールビールから選択ができます。
もしアルコールを追加オーダーしたい場合には有料となります。
ラウンジに入ってすぐ右手に、ソフトドリンクのコーナーがあります。
アルコールは、入室時に注文した分を、係員の方が持ってきてくれます。
ラウンジの無料/有料サービス
ラウンジ内では、ソフトドリンクサービスの他に、新聞・雑誌の閲覧サービス、インターネット接続サービス、携帯電話充電サービスなどが無料で受けられます。
ちなみに携帯電話充電サービスについては、私が足を運んだタイミング(2017年秋)では、iPhone用のLightningケーブルと以前のAndroid用のmicro-Bタイプの充電器はあったのですが、USB Type-Cの充電器が置いていないということでした。ただ、係員の方の中に、Type-Cの存在を認識している方がいらっしゃったので、そのうち用意されるものと思われます。
有料サービスとしては、FAXサービス、コピーサービス、プリントアウトサービス、名刺作成サービスなどが準備されています。
ラウンジの営業時間と入室ルール
このラウンジの営業時間は、午前7時から午後9時(年中無休)となっています。
ちなみに、dカード GOLDで利用する場合に、搭乗券は当日のものであれば、出発前のタイミングだけでなく、逆に他の空港から成田空港に到着したタイミングであっても、使用済みの当日の搭乗券を持ってくればラウンジに無料入室することが可能です。
また、例えば買い物やお手洗いなどで一度ラウンジ外に出たとしても、当日中なら何度でも再入室することができます。
混雑具合が気になる場合には、事前に電話で確認をしておいてもいいでしょう。
TEL:0476-30-0035
ラウンジの利用料金
ラウンジの利用料金に関しては、dカード GOLDを利用していれば、カード契約者本人は完全に無料です。
ただし、同伴者がいた場合で、しかもその同伴者がdカード GOLDの家族カードを持っていない場合、その同伴者が入室するには有料となり、同伴者1名につき1080円(税込)がかかります。
もし家族カードを所有していれば、その家族会員も無料で入室可能です。家族カードはそういう意味でも重要なのです。→「dカード GOLDの家族カードを作っていないのは絶対的にもったいないという話」
ちなみに、中学生未満のお子様については無料での入室が可能です。
成田空港・第2ターミナルのラウンジ
dカード GOLDで入れる第2ターミナル「T.E.Iラウンジ」の場所
成田国際空港・第2旅客ターミナルビルの、dカード GOLDで無料利用可能なラウンジは、T.E.Iラウンジです。第2旅客ターミナル本館4階南側(出国手続き前)にあります。
※成田国際空港公式サイト・フロアマップより
例によって、入り口付近に「dカード GOLDで入室できますよ」ということがわかるような記載はありませんが、間違いなく無料利用できますので心配はいりません。
ラウンジの内装
第2ターミナルのT.E.Iラウンジは、上の写真のような部屋が二部屋連なっているような形をしており、かなり狭い印象を受けます。
ただ、椅子の数だけ数えると第1ターミナルのラウンジと定員としてはそう変わらないのかな、というところです。
ラウンジのサービス内容
第1ターミナルのラウンジ同様、dカード GOLDと搭乗券、または半券、ICチェックインの場合はラウンジの係員の方に、当日搭乗の便名、行先、出発時刻を申告することで入室することができます。
ドリンクサービス(無料)
こちらも第1ターミナルと同様、中ではソフトドリンクが無料で飲み放題です。
入室時にアルコールを1杯無料でもらうことができます。ビール、ハイボール、グラスワイン、ノンアルコールビールから選択ができます。
もしアルコールを追加オーダーしたい場合には有料です。
ラウンジの無料/有料サービス
基本的に、内容は第1ターミナルと同じです。
ラウンジ内では、ソフトドリンクサービスの他に、新聞・雑誌の閲覧サービス、インターネット接続サービス、携帯電話充電サービスなどが無料で受けられます。
有料サービスとしては、FAXサービス、コピーサービス、プリントアウトサービス、名刺作成サービスなどが準備されています
ラウンジの営業時間と入室ルール
こちらも第1ターミナル同様、ラウンジの営業時間は、午前7時から午後9時(年中無休)となっています。
dカード GOLDで利用する場合に、搭乗券は当日のものであれば、出発前のタイミングだけでなく、逆に他の空港から成田空港に到着したタイミングであっても、使用済みの当日の搭乗券を持ってくればラウンジに無料入室することが可能です。
また、例えば買い物やお手洗いなどで一度ラウンジ外に出たとしても、当日中なら何度でも再入室することができます。
混雑状況は事前に電話をして確認することもできます。
TEL:0476-34-8781
ラウンジの利用料金
dカード GOLD所有の本人会員は、完全に無料で利用可能です。
同伴者の無料サービスなどはないので、同伴者も一緒に入室する場合には別途有料料金1080円(税込)がかかります。
同伴者の方がdカード GOLDを同じように所有していたり、または家族カードを所有している家族会員の場合は、同様に無料で入室可能です。→「dカード GOLDの家族カードを作っていないのは絶対的にもったいないという話」
同伴の中学生未満のお子様については無料での入室が可能です。
dカード GOLDで利用できる成田国際空港ラウンジまとめ
dカード GOLDで利用できる成田国際空港のラウンジは、第1ターミナル、第2ターミナルにそれぞれ一つずつなので、利用可能ラウンジの数が多い羽田空港と比べると利便性は下がるかもしれませんが、逆にわかりやすくはあります。
羽田空港で利用できるラウンジについてはこちら→「dカード GOLDで無料利用できる空港ラウンジ/羽田空港の利用可能ラウンジ」
空港の規模の割には、それほど極端に大きいということもないのですが、タイミングによっては羽田より利用者の数も多くはない印象なので、積極的に利用していきたいところです。喉が渇いたときに、アルコールやソフトドリンクを飲みに行くだけでもお得だと思います。
せっかく無料で付帯しているdカード GOLDの特典、積極的に活用していきましょう。
関連記事:「dカード GOLDは本当にお得なのか」