人間、必ずどこかのタイミングで、「健康にもう少し気を遣ってみようかな・・・」と考えるタイミングがあります。
それは、年齢だったり、たまたま体調を崩したタイミングだったり、近しい人の病気だったりと様々です。特に最近は、健康である、ということがどんなに大切なことなのか、身に染みて実感されている方も多いと思います。
そんな、ある日突然健康志向に目覚めた時にすぐ、役立つドコモのサービスが、「dヘルスケア」です。
dヘルスケアって、一体どんなサービス? と言われて、すぐに答えられる人はそれほど多くないと思います。
一言で表現するなら、dヘルスケアアプリで毎日健康全般に関するミッションを実行したり、コラムを読んだりしながら、後はただ、決まった目標をクリアするべくひたすら歩くことでdポイント(期間・用途限定)を貯めることが出来るサービス、です。
歩くだけでポイントが貯まる、というと、嘘みたいな話ですが、本当です。ポイントが貯まる、という事実こそが、毎日継続して歩こう、という一つのモチベーションに繋がったりもするんですね。
無料版でもポイントは貯まりますが、有料版では無料版よりも格段に貯まり方が大きいです。
特に健康を意識して、運動を毎日定期的に続けたいと考えている人にとっては、非常に面白く、かつお得なサービスです。実際に使ってみて、手放せなくなる方も多いです。私もそうでした。
ということで、そんなサービスがあること全然知らなかった! という方のために、dヘルスケアのサービスの詳細を解説していこうと思います。合わせて、4分でわかるdヘルスケアの動画も用意しておりますので、そちらも合わせてどうぞ。
参考までに、過去、私が開始初月に貯めたポイント数をご案内しておきます。歩いておトクの貯まり方がかなり大きいのは、月額500円版のdヘルスケアを使っていたということと、初月ということによる加算分があったためです。
dヘルスケア | 歩いておトク |
dヘルスケアとはどういうサービスなのか
ドコモのdヘルスケアは、他のdマーケット系サービスと比べて、イマイチどういうサービスなのかが理解されていない部分が大きいと思います。
dアニメストアであればアニメが観れる、dヒッツなら音楽が聴ける、dマガジンなら雑誌が読める、という具合にすぐに用途がイメージできるサービスと違い、「ヘルスケア」からすぐに「何が出来るのか」をイメージすることは確かに難しいです。
具体的には、最初にご案内した通り、歩くことでdポイント(期間・用途限定)を貯めることができるサービス、と言ってしまうのが一番簡単なのですが、実際にはそれが目的ではなく、それを一つのモチベーションとして、健康維持のための毎日の運動を継続しつつ、自身の生活リズムや生活習慣における問題点を考えていく一つのきっかけにするサービス、と考えるとよりわかりやすいかもしれません。
dヘルスケアアプリによって毎日の歩いた歩数を測ることで、日々の自己管理が容易になりますし、同時に毎日展開される健康のためのミッションを実施したり、コラムを読んだりすることで、総合的に健康を管理し、習慣付けを行いながら、おまけで頑張りによってdポイント(期間・用途限定)までもらえる、というわけです。
無料版、300円(税別)版、500円(税別)版があり、それぞれに特徴がありますが、月額300円版が基本のプランになります。以前は月額500円版しかなかったので、今はdヘルスケアをより始めやすくなっています。
AndroidスマートフォンでもiPhoneでも利用でき、dアカウントがあればドコモユーザー以外でも利用することができるキャリアフリーサービスとなっています。
無料版、300円版、500円版では、実際のところどういう違いがあるのか、という点について続けて解説します。
dヘルスケアの無料版と有料版の違い
当初、「dヘルスケアパック」という名称だった「dヘルスケア」は、2018年4月11日に名称変更されると同時に、無料でdヘルスケアアプリを利用することもできるようになりました。
これにより、ある程度のポイント獲得であれば、月額料金ゼロでも実施できるようになったわけです。
ただ、当然のことながら無料版と有料版では、dポイント(期間・用途限定)を貯めることができる機会にかなり差があり、しっかり毎日ある程度歩くことができ、健康管理のミッションもこなしていくことができるのであれば、有料版を利用した方が総合的にお得、ということができます。
そもそも、dヘルスケアを利用する大きな目的は「健康管理」ですしね。
以下、具体的にdヘルスケアの無料版と有料版の違いを簡単にまとめておきます。
無料版 | 300円/月(税別)版 | |
歩数・体重・血圧の記録 | あり | あり |
歩数・体重・血圧のグラフ | あり | あり |
健康コラム | あり | あり |
歩数ミッション | あり | あり |
体重ミッション | あり | あり |
ミッションクリア時のdポイント抽選 | ハズレあり | ハズレなし (必ず当たる) |
お悩み別ミッション | なし | あり |
イベントミッション | なし | あり |
ごほうびミッション | なし | あり |
目標体重設定 | なし | あり |
ふりかえりレポート配信 | なし | あり |
専門家へのチャット相談 | なし | あり |
常設バナー広告 | あり | なし |
健康アプリ使い放題 | なし | 500円/月版のみ |
dヘルスケアアプリ 利用可能デバイス |
スマートフォン(Android/iOS) パソコン(グラフ表示のみ) |
基本的な部分は無料版でも押さえているのですが、ポイントの貯まりやすさに大きく影響する、抽選の「外れのあり/なし」という違いがあり、同じくポイントが貯まる各種ミッションがあるかないかという差も大きいです。
月額300円版と500円版はどういう違いがあるのかというと、健康アプリ使い放題があるかないか、という違いです。
500円版で利用できるアプリの中に、dヘルスケアと同じように歩くことでdポイント(期間・用途限定)が貯まる「歩いておトク」が含まれているのは注目ポイントです。
月額300円と月額500円で月額200円、税込みで220円の差があるため、歩いておトクで毎月安定して220ポイント以上獲得できるのであれば、500円版を選んだ方がいいです。
ただ、私のように運動が基本的に苦手で、毎日の歩数もそれほど稼ぐ自信がない場合には、無難に300円版にしておいた方が良さそうです。やはり月額料金はできる限り安く済ませたいですしね。
そして、dポイント(期間・用途限定)が貯まる、という点以外にもう一つ、dヘルスケア有料版でのみ利用できる、非常に役立つ機能があります。
医師など、専門家へのチャット相談です。
専門家にカンタン相談・first callが非常に便利!
健康な時には何も考えることはないと思いますが、ひとたび体調を崩すと、様々な不安に襲われます。
この症状はどういう状態なのか、重大な疾患ではないのか、大病の予兆ではないのか、治療方法はあるのか、薬は何が適切なのか、病院に行くなら何科が最適なのか、などなど、医療の素人にはわからないことだらけです。
当然、体調が悪ければ速やかに病院に行くのが一番ですが、なかなか時間が取れないこともあるでしょうし、とりあえず不安を取り除くために、まずは専門家に自分の状態について意見をもらいたい、というケースは少なくないと思います。
また、病院に行ってはみたものの、自分の思っていたような診療を受けられず、質問にもイマイチ正確に答えてもらえなかった、あるいは質問しそこなった、ということもあると思います。そんな時、医師の意見をスマホで聞くことができたら、非常に便利ですよね。
そんな専門家へのチャット相談を、dヘルスケアのfirst callでは利用することが出来ます。
科目は非常に多く、安心できます。加えて、食事/栄養相談のようなものまであります。
特に最近の社会情勢的に、不要不急の症状であれば、病院に行くことそれ自体が逆にリスクになります。自分自身が感染をもらうリスク、病院に感染を持ち込んでしまうリスクです。
症状にもよりますが、まずはdヘルスケアでチャット相談を実施してみる、という選択肢も十分ありだと思います。
レスポンスも悪くなく、私が何度か利用した際は、当日中に返事がきました。遅くとも数日中には返事が来ると思われます。
ちなみに私はdヘルスケアを利用するまでは、ネットで検索して、真偽不明の情報に時に不安を煽られたりしていたのですが、dヘルスケアでチャット相談をするようになってからは、プロに意見をもらうことができるので、安心できるようになりました。お勧めです。
dヘルスケアのdポイントの貯め方
dヘルスケアアプリでdポイントを貯めるには、まずdヘルスケアアプリをインストールする必要があります。ドコモのAndroidスマートフォンの場合はプリインストールされている場合もありますが、基本的にはGoogle Play、iPhoneならApp Storeよりインストールすることが可能です。
アプリをインストールしたら、チュートリアルに従って、悩みの設定を選択します。
悩みは三つまで選択可能です。ここで選択した悩みにより、その後表示されるミッションが変化します。
そしてそのミッションをクリアしていくことで、dポイント(期間・用途限定)が貯まる、という仕組みです。
もらえるポイント数は抽選となります。
この抽選が、dヘルスケア無料版では「ハズレ」もあるのですが、有料版(300円/500円)だとハズレがなく、最低でも1ポイントが当たります。
意外に大きなポイントが続けて当たることもあるので、毎日楽しくdポイントを貯めていくことができます。
今回は2ポイントが当たりました。dアカウントでログインしていればそのまま反映されますが、ログインしていないともらったdポイントがdアカウントに紐づかないので、忘れずにログインしておきましょう。
このdポイントが実際に進呈されるまでは、2~3日がかかります。以下のように反映されます。
dヘルスケアで獲得できるdポイントは期間・用途限定ポイント
dヘルスケアで獲得できるポイントはすべて、dポイント(期間・用途限定)です。通常のdポイントとは、有効期限、用途に違いがあります。
獲得したdポイント(期間・用途限定)は、進呈(dポイントクラブに反映)されるまで、最大5日間ほどかかります。
また、dヘルスケアで獲得したdポイント(期間・用途限定)の有効期限は進呈日から90日間です。期間・用途限定ポイントとしては比較的余裕があるので、慌てて使っていかなくても大丈夫ですが、基本的には都度消費していく意識は持っておきましょう。
dポイント(期間・用途限定)についてはこちらも参考にどうぞ。→「ドコモのdポイント(期間・用途限定)とは何か」
活用方法については様々ですが、こちらも参考にどうぞ。→「期間・用途限定dポイントを使い切る方法」
歩いておトクのdポイントの貯め方
以上、解説してきた通り、基本は月額300円版がお勧めですが、500円版のdヘルスケアを利用してみたい方に、追加情報をお伝えします。
500円版dヘルスケアで使える「歩いておトク」は、dヘルスケアの中でも最も重要度の高いアプリです。
dヘルスケアを有料契約していれば、特に使い方、というものもなく、チュートリアルに沿って設定していくだけで使えるようになります。
あとは、設定したスマホやiPhoneを持って歩くことで、自動的に歩数をカウントし、歩いた分だけdポイントがもらえます。
初めてのツアークリアでは100ポイント一気にもらえるため、これもなかなかお得です。
歩いた歩数に応じて、世界中をバーチャル旅行することができるという設定もなかなかユニークで楽しいです。
歩いておトクの非常にお得な点としては、歩けば歩くほどどんどんポイントが貯まる、という点です。
毎日継続することでポイントは貯まりますので、ポイントを貯めることが継続理由になって、なかなか運動を継続できないという人にも強い継続理由となります。
dヘルスケアに合わせてこの歩いておトクをフル活用することができれば、dヘルスケアの月額料金の元を取ることも、あるいは出来るかもしれません。
毎日平均どれくらい歩いているかもわかりますし、累計の獲得ポイントもすぐに確認できます。
歩いておトクの獲得dポイントは期間・用途限定ポイント
dヘルスケア同様、歩いておトクで獲得できるdポイントに関しても、期間・用途限定ポイントです。
有効期限は、これもdヘルスケアで獲得できるdポイント同様、進呈より90日間となっています。
獲得した分は、忘れずに利用していきましょう。
dヘルスケアを試すなら初回31日無料を活用
特にdヘルスケアをお勧めしたいのは、毎日ウォーキングやジョギングをしているという人、これから健康のために運動を始めようと考えている、という人です。
何より、dヘルスケアを活用することで、時に継続が苦行になることもある運動を、毎日楽しく実施することができます。むしろ、「もっと歩きたい」と思わせてくれます。
特に、無料版よりも有料版の方がポイントを獲得できる場面が多い分、「ポイントを貯めている」という感覚が強くなり、より継続欲求が高まります。
「毎日運動を続けよう」と思うことができたなら、それだけでもdヘルスケアの利用価値はあります。
実際にどんな感じで利用することが出来るのか、dヘルスケアは初回31日間無料も用意されていますので、これを是非活用しましょう。
物は試しで、是非一度利用されてみてください。