2021年6月22日から7月19日にかけて、dポイントの山分けキャンペーンが実施されます。
dポイントの山分け施策自体は、今までも何度も実施されていますが、今回は今までに実施されたキャンペーンとは内容が異なり、d払いにおいて「dポイントを利用する」ことが条件とされています。
ややわかりにくい内容かと思いますので、キャンペーンに確実に参加してdポイントをゲットできるよう、わかりやすく解説していきます。
1億ポイント山分けのルール
今回のdポイント1億ポイント山分けキャンペーンの正式名は、『【マル得d祭! 第1弾】お持ちのdポイントをd払いのお支払でつかって1億ポイント山分けキャンペーン』です。
キャンペーンエントリーが必須なので、こちらは忘れずに実施しておきましょう。キャンペーン開始と同じ22日からエントリーも開始されます。エントリーは、期間内であれば買物の前・後、どちらでも有効です。
キャンペーン内容としては、キャンペーンエントリーの上、対象のd払い加盟店で「d払いでdポイントを利用したお支払い」をした方に、1億円分のdポイント(期間・用途限定)を山分け進呈する、というものです。
山分けなので、dポイント(期間・用途限定)の進呈数はキャンペーンの応募人数によって変動します。
もらえる山分けポイントの上限は、期間中の決済額未満かつ2,000ポイントです。
つまり、dポイントを利用して3,000円の買い物をした場合、もらえる山分けポイントは最大2,000ポイント、ただし山分けなので人数が多ければ最低1ポイント、ということになります。
最低1ポイント、というのは、もし、山分けするポイント数が応募人数を下回った場合でも、最低1ポイントはもらえる、というルールゆえです。
dポイントを利用して期間中に1,000円の買い物をした場合は、「期間中の決済額未満」が上限となるため、最大999ポイントが山分けでもらえる、ということになります。
そのため、あまりdポイントを利用したくないからと、安い商品、例えば30円のお菓子を購入した場合、「期間中の決済額未満」となるため、山分けで29ポイントしかもらえないことになります。
まぁ、実際のところどれだけポイントが山分けされるかわからないのですが、dポイントを残しておきたい人にとっては悩ましいところです。
ちなみに、dポイントを最低限しか利用せずにこのキャンペーンに参加し、MAX2,000ポイントの山分けポイントの権利を獲得する方法があるので、後述します。
キャンペーン応募の詳細条件
今回のキャンペーンにおいてポイント進呈対象となるためには、以下の条件を満たす必要があります。
・キャンペーン対象加盟店で、「d払い(コード決済)」および「d払い(予約・注文)」で100円(税込)以上(ポイント充当およびクーポン利用分を含む)のお支払いをされていること。
・上記お支払いにおいて、「ポイント利用(dポイント充当)」をされていること。
・上記お支払いにおいて、お支払い方法を電話料金合算払い、d払い残高からのお支払い、dカードからのお支払いに設定されていること。
この条件の注意事項として重要な内容として、「利用されたポイント数は問いません」というルールがあります。
つまり、d払いの決済において、1ポイントでもdポイントを利用してさえいれば、条件を満たすことになるわけです。
とはいえ、山分け条件である上限額を少しでもMAX2,000ポイントに近づけるためには、2,000円以上の買い物はしたいところなのですが、その際dポイント利用を「ON」にしていると、自動的に所有しているdポイントが利用されるため、買い物した分のdポイントを同時に消費してしまう点には注意しましょう。
キャンペーン対象外となる買い物
今回のキャンペーン対象外となる買い物については注意しておきましょう。以下の通りです。
・d払いのお支払い方法をdカード以外のクレジットカード、dカードプリペイドに設定されたお支払い。
・d払い(iD)での支払い。
・キャンペーン期間内に、正常にお支払い完了とならなかったお支払い。
・ご購入をキャンセルした場合のお支払い。
・お支払い方法に設定しているクレジットカードや通信によるエラー等があり、d払い決済が完了しなかった場合。
・一部対象外店舗でのお支払い。
キャンペーン対象外となるd払いによる支払いの他にも、そもそもd払いで支払いができない商品、サービス等もあるため、そちらも注意しましょう。
【d払いで支払いできない商品・サービス】
・金券類似物(切手、印紙、はがき、テレホンカード、クオカード、各種商品券、図書カード、ギフトカード、プリペイドカード、メーカー系ギフト券(ビール共通券等)、ごみ処理券、宝くじ、バスカード・各種乗車券・回数券など)の購入。
・たばこ、宅配料、公共料金のお支払い、決済代行、各種電子マネーのチャージ及び購入など。
・株主優待券での支払い。
・雑誌書籍類、一部医薬品、一部化粧品、処方箋、調剤専売品など。
・その他指定する商品。
山分けキャンペーンでdポイントを最低限しか使わずにMAX2,000ポイントをもらう権利を手に入れる方法
今回の山分けキャンペーンの大きな特徴として、「d払い」で買い物をし、なおかつ「dポイントを1ポイント以上利用する」、という条件が指定されています。
そのため、d払いを利用する際に、d払いアプリの「ポイント利用」をONにしておくことが、大前提、ということになります。
ただ、d払いアプリの機能上、コード決済においてポイント利用をONにした場合、使えるだけのポイントを利用されてしまい、利用したいポイント数を指定できるわけではないので、1ポイント以上利用するのが条件とはいっても、2,000円以上の買物の際にポイント利用をONにしていると、結局2,000ポイントをそのままdポイント利用で消費してしまいます。
人によっては、dポイントは貯めているのであまり利用したくない、という方もいらっしゃると思いますが、その場合にはある方法を取ることで、利用dポイントを節約しつつ、キャンペーン参加をすることができます。
dポイントカード利用上限設定を活用する
dポイントの利用については、上限設定の機能が存在しています。「dポイントカード利用上限設定」です。これを活用することで、d払いのコード決済においても、無駄にdポイントを消費しなくて済みます。
dポイントカード利用上限設定では、0から100ポイント単位で利用上限を設定することができます。
「0」では今回のキャンペーン条件を満たしませんから、最低ラインの「100」を設定します。
その上で、d払いアプリのポイント利用を「ON」にし、d払いの支払い(2,000円分以上が望ましい)を実施します。100ポイントは利用するので100円分割引されながら、残りの料金は通常のd払いの決済での支払いとなり、dポイントの消費は最低限で抑えることができます。
なおかつ、その支払いが2,000円以上であれば、山分けポイントの最大ポイント数2,000ポイントの条件をクリアできる、というわけです。
もちろん、実際の山分けポイントについては、キャンペーン参加人数によって変動するため、必ずしも2,000ポイントがもらえるわけではない、という点には注意しましょう。過去の経験から推測して、せいぜい数百ポイントもらえればいい方ではないか、と予想しています。
dポイント投資/日興フロッギーを活用する
いやいや、せっかく貯めたdポイント、100ポイントも利用したくない! という場合には、もう一つ別の方法として、dポイント投資と日興フロッギー+docomoを活用する方法があります。
つまり、手持ちのdポイントを最低限まで減らして逃がしてしまう、というわけです。
dポイント(期間・用途限定)は、dポイント投資には回せないので、日興フロッギーで投資に利用します。ただし、この場合、dポイント(期間・用途限定)はいずれにしてもdポイントとしては戻ってこず、現金として戻ってくる形となります。→「日興フロッギー+docomo でdポイント(期間・用途限定)を利用する」
通常dポイントについては、dポイント投資に回すことによって、一旦手持ちのdポイントを最低限まで減らすことができます。
dポイント投資に回せるdポイントは、最低単位が100ポイントなので、手持ちポイントが仮に13240ポイント、とすると、13200ポイントをdポイント投資に追加でき、残り端数の40ポイントが残る形となります。
この状態でd払いのポイント利用を実施すれば、最低限のdポイント利用で済みます。
もし、手持ちポイント数が1101ポイントだったなら、端数は1ポイント、d払いにおける1ポイントだけの利用で、今回のキャンペーンの参加資格を手に入れることができるというわけです。
逆に、この方法が利用できないパターンとしては、1の位と10の位がちょうど00だった場合、ですね。その場合には、わざわざこのような方法は取らずに、上記で案内したdポイント利用制限をかける方法を選んだ方がいいでしょう。
この、dポイント投資や日興フロッギーを利用する場合の注意点としては、当然のことながら一時的に投資に回す形になるため、その際の相場状況次第ではマイナス分が発生するリスクがあります。
そうしたリスクを取りたくないのであれば、山分け分で100ポイント以上もらえることを期待しつつ、素直に最低100ポイントを利用してキャンペーン参加するようにしましょう。
d払いの支払い方法はdカード GOLDで二重取りに
既にご利用の方が非常に多いと思いますが、d払いの支払い設定には、dカード/dカード GOLDを利用することで、d払い分のdポイントとdカード決済分のdポイント、両方を二重取りすることができます。
非常にお得ですので、忘れずに活用しておきましょう。
dカード GOLDについては、以下記事にて詳しく解説していますので参考にされてください。
関連記事:「dカード GOLDは本当にお得なのか」