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キッズケータイ利用時、要注意! お子様の緊急通報への誤発信

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子供は常に親の予想の斜め上を行くものだと思いますが、今回考えてもいなかったキッズケータイ利用時の注意点を、実体験をもって私に示唆してくれました・・・。

 

というのは、「きんきゅうでんわ」メニューについてです。

うちの子が、あろうことかこの「きんきゅうでんわ」を選択し、よくわからないままに、発信ボタンを押してしまっていたのです。

ただただ、管理不行き届きで謝罪するしかありませんでした。

しかしその際にお話を伺ったところ、お子様による誤発信は結構多い、ということでしたので、私と同じ失敗をされる方が少しでも減るように、何をどうしたらそんなことになってしまうのか、どう注意するべきなのかをご案内しようと思います。

キッズケータイをお子様に使わせている、また今後使わせようかと検討されている方は是非、ご一読ください。

関連記事:「キッズケータイ F-03Jを使いこなす

キッズケータイの「きんきゅうでんわ」メニュー

キッズケータイ F-03Jのメニュー画面には、各種メニューの中に「SOS」のイラストで「きんきゅうでんわ」が存在しています。

 

 

左側の列が、上から「メール」、「でんわちょう」、「じぶんのばんごう」、右側の列が上から「りれき」、「きんきゅうでんわ」、「せってい」です。

元々「きんきゅうでんわ」は、お子様が何らかの危機に陥った時に、自分で警察(110)、消防/救急(119)、海上の緊急通報(118)にワンタッチでかけることができる便利機能なのですが、発信を完了するまでの階層が浅く、「きんきゅうでんわ」を開くとすぐに、「けいさつ110」、「けが・かじ119」、「うみのじこ118」が表示され、そこでさらに決定ボタンを押してしまうとあっという間に発信が完了してしまいます。

 

 

緊急時にすぐかけられる、という点はいい面ではあるのですが、逆に何の気なく操作していてボタンを押すと、あっさり誤発信になってしまう、という点は大きな注意点となります。ある程度操作方法と緊急電話の意味を理解しているのであれば、そうそう間違うことはないとは思うものの、ついうっかり、とか、利用者が幼稚園の年中、年長くらいの年齢だと間違いも起こりやすいと考えられます。

特にキッズケータイを持ち始めた当初は、興味本位で色々と使ってみようとするでしょうから、その時が一番、誤発信の可能性が高くなってしまうと考えられます。

 

ちなみに、ドコモのキッズケータイが今の小型タイプになって以降発売されたのが、HW-02C、HW-01D、HW-01G、そしてF-03Jと4機種目ですが、最初のHW-02Cのみ配列が横向きではありますが、それ以降3機種はすべて同じメニュー画面の並びになっています。

つまり、どのキッズケータイを使われている方でも、今回私が体験したような子による誤発信という失敗は起こり得る、ということですね。

では、今回の我が家での誤発信の内容について簡単に説明しておきます。

 

誤発信により警察に繋がってしまった

我が家では基本的に普段、子にキッズケータイを持たせることはしないのですが、人込みなど、子を見失ってしまう可能性がある場所に行く時に限り、キッズケータイを持たせることがあります。

ただ今回は、そういう出先ではなく、自宅で事件は発生しました。

勝手に子がキッズケータイを見つけて触っているなぁ、というところまでは認識していたのですが、間違ってかけるとしても登録している親の番号にしかかからないから問題ないだろう、と思ってそのままにさせていたんですね。

そうしたら、突然、キッズケータイから男性の声が聞こえてきました。

はじめは空耳かな、と思ったのですが、子が戸惑っている様子が伝わってきたので、慌ててキッズケータイを受け取り、画面を確認したところ、そこに表示されていたのは、「けいさつ110」の文字。

事態が理解できてすぐに電話に出て、平謝りしました。子供が間違ってかけてしまいました、申し訳ありません、と。

警察の方は、特に怒るでもなく、理解してくださいました。その際、子による誤発信は結構多い、と言われていました。

また、GPSが取れていないので、大まかな場所だけ教えてほしいと言われたので、大まかな住所と名前だけ伝えました。普段は絶対に安易に個人情報を開示したりはしませんが、さすがに相手が警察であるのは間違いなかったですし、逆に隠す方が怪しいとも思ったので、即座に伝えました。今回は間違いとして処理しておく、と言われ、以後気を付けます、と再度謝罪し、終話しました。

 

さすがに今回、かなり焦りましたが、「きんきゅうでんわ」について教えていなかったので子を叱るわけにもいかず、こういうこともあるのだ、ととにかく反省しました。

しかしこれは、以後対策を取らねば、と思いました。

 

有効な対策が存在しない「きんきゅうでんわ」への誤発信

ただ、色々調べたのですが、有効な対策が見つかりませんでした。

結局、利用する子供が自分で気を付けるしかありません

 

キッズケータイにはキーロックの機能があり、メニューボタンを長押しすると誤操作防止で操作ができなくなりますが、これを普段からかけておくと、子が自分で親に発信をすることができず、完全に待ち受け専用になってしまいます。

もし、年少や年中くらいの子で待ち受け専用でいい、ということであればそれでもいいでしょうが、そこまで小さい子にキッズケータイを持たせることは稀だと思いますし、自分から親に発信できないのでは、それはそれで不便です。

逆にキーロックを自分で外せる年齢なら、そもそも「きんきゅうでんわ」への誤発信を防ぐ、という意味ではキーロックは作用しません。

 

緊急時にいかなる場合でもかけられる、という点を重視して設計してあるようなので、キッズケータイから設定によって「SOS」の項目を取り除くこともできません。

できるとしたら、キッズケータイを使う時の「お約束」をすることくらいです。

 

キッズケータイを持たせるときの「お約束」

そもそも、子が警察や消防・救急に自分で電話するケースがどれほどあるのか、という話でもあります。海上での緊急通報はなおさらですね。

先に親に電話してもらった方がいいケースもあるでしょうし、緊急性が高いから親より先に警察や消防に、という判断が子にできるのかどうか、というところでもあります。小学生高学年くらいならそれも可能でしょうが、その頃にはフィーチャーフォンやスマホに機種変更していてキッズケータイはもう持っていないかもしれませんしね。

 

ということで、キッズケータイをお子様に持たせるのであれば、最初に「きんきゅうでんわ」とは何かをしっかり教えた上で、「お約束」をしていただくのがお勧めです。

キッズケータイの使い方、「きんきゅうでんわ」の意味、考えているよりもあっさりかかってしまうということ、かけたらどういうことになるのか、どういう場合に利用するのか、本当の緊急時以外には絶対にかけてはいけないということ。よほどのケースじゃない限り、まずは親に電話をかけること、などなど。

 

まぁ、ドコモのキッズケータイは2006年に三洋製のSA800iが発売されて以降、10年以上販売されていますし、今の形になったHW-02Cが発売されたのは2011年で、そこからももう8年です。

それでもキッズケータイからの緊急通報が大きな問題になったことはないと思うので、我が家のような間違いの方がレアケースなのかもしれません。

ただそれでも、「知らなかった/つい/うっかり」が警察の方や消防・救急の方に大きな迷惑をかけてしまいますので、「こういうこともある」ということを認識しておいていただくだけでも随分違うかと思います。

その辺りをしっかり理解された上で、キッズケータイのご利用、検討されてみてください。



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