ドコモのGalaxy A20 SC-02Mは格安のスマホ! 予備機として一台買うのもあり

2020年冬春モデル/ドコモのGalaxy(ギャラクシー)情報
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月々サポート、端末購入サポート、そしてdocomo withが2019年5月末をもって終了した後、高騰の一途と思われていた端末価格において、劇的に安いスマートフォンがドコモから登場しました。

サムスンのGalaxy A20 SC-02Mです。

その驚きの価格は、ドコモオンラインショップ価格で税込21,384円、36回の割賦なら月々たった594円です。

スマホおかえしプログラムには対応していないため、値引きは何もないのですが、元々の価格が非常に安い、格安のスマホになっています。

今までも3万円台のスマホは多数ありましたが、月々サポートや端末サポートがなくなった今、2万円前半というスマホは非常に貴重です。

はじめてスマホを購入する人もこれくらいの価格なら買いやすいでしょうし、使い方によっては、既にスマホを持っている人でもとりあえず買って、予備機に持っておいてもいいくらいの金額とも言えます。

そんなGalaxy A20 SC-02Mの内容を確認していきます。

関連記事:「ドコモ 2019-2020年冬春モデル・新機種の選び方

 

Galaxy A20のおすすめポイントは3つ

 

ドコモのGalaxy A20 SC-02Mは、同じ冬春モデルとして発表されたGalaxy Note10+が「超」がつくほどのハイエンドモデルであるのに対して、真逆の立ち位置のスマートフォンです。スペック最低限、価格は現在販売されているモデルの中では最安値です。

シンプルなデザインと使いやすさを追求している機種であるため、はじめてスマホを持つ人にもおすすめの一台です。

 

大きく分けて、Galaxy A20のおすすめポイントは3つあります。

 

1.スマホデビューにおすすめ/見やすい大画面&手になじむサイズ感

2.安心の防水性能など、ケータイからの乗り換えでも満足のスペック

3.はじめての方でも安心、充実の使い方サポート

 

それぞれ、詳しく解説していきます。

 

Galaxy A20は大画面・約5.8インチでも持ちやすい

 

Galaxy A20は、非常に価格が安い総額2万円台のスマートフォンなのですが、ディスプレイサイズは非常に大きい、約5.8インチです。そのため、ハイエンドのスマートフォンを利用するのとほとんど変わらないイメージで利用することができます。

大きさも、縦が約150mm、横幅が約71mmと、非常に持ちやすいサイズ感になっています。近いサイズのイメージとしては、同じサムスンのGalaxy S10がちょうど同じくらいのサイズです。厚さと重量はGalaxy A20の方がややありますが、かなり持ちやすいサイズ感と言えます。重さは約151gで、最近のスマホの中ではかなり軽い部類だと思います。

カラーはブラック、レッド、ホワイトの3色が用意されており、外観も極めて一般的なスマートフォンなので、格安のモデルであるという印象はありません。

ケータイからの買い替えで初めてのスマホ、という方にも、大画面で見やすく、きわめてシンプルかつスタンダードなモデルということもできるため、安心して使えると思います。

 

Galaxy A20のあんしん快適日常性能

日常的にスマートフォンを利用する中で、欠かせない機能をしっかりGalaxy A20は搭載しています。

 

あんしんの電池容量

まずは最も気にする人が多い、電池持ち。電池容量としては3,000mAh電池持ち時間は約130時間。かなり電池持ちはいいと言えます。

もちろん、ドコモの「電池持ち時間」は、かなり限定された状況下での持ち時間なので、そのまま鵜呑みにはできないのですが、元々ケータイを利用していてそれほど頻繁にSNSや動画等に利用しない人などであれば、きわめてその約130時間に近い利用時間を実現できる可能性もあります。

 

雨の季節にも、埃にも強い/防水防塵対応

 

防水防塵(IPX5/8・IP6X)にも対応し、水回りでの利用や外出時の雨なども気にせず使えます。もちろん完全防水ではないので、長時間水につけたり、洗濯機で回してしまったりすると当然壊れますので、水に対する注意は普段通りにする必要があります。

 

写真や動画を保存したい場合も安心/ケータイストラップ・顔認証も搭載

写真や動画を撮影される方には32GBの内蔵メモリ(ROM)と外部メモリとして最大512GBのmicroSDXCに対応しています。万が一内蔵メモリだけで足りなくなったとしても、外部メモリを買い足せばいいですし、最近ならクラウドを利用してもいいと思います。

また、ケータイからの買い替えで初めてスマホを利用する人のために、最近のスマホではarrows以外完全に見なくなったストラップホールも搭載されています。若い人の中には、「ケータイストラップって何?」という方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、今までガラケーで利用されていた年配の方には必須アイテムだったりしますので、これは助かると思います。

また、セキュリティも充実しています。生体認証として顔認証を採用しており、普段はしっかりロックをかけておきながら、深く意識せずにロック解除を実施することができるのでとても便利です。

スマホに慣れた方、慣れていない方、両方にしっかり答えてくれるスマートフォンと言えます。

 

かんたんカメラで誰でも綺麗に写真が撮れる

Galaxy A20のカメラは、アウトカメラの画素数が約800万画素と、決して高い性能は持ち合わせていません。

ただ、普通に撮影する分には支障のないレベルでは撮影できますし、電源ボタンを2回早押しすることで画面オフでもカメラが起動するなど、使い方は非常に簡単です。インカメラとアウトカメラの切り替えも、撮影画面で上下になぞるだけで切り替えができます。

おそらく、スマホに使い慣れた方であればGalaxy A20のカメラには満足することはできないと思いますが、これからスマホを利用する方であれば、十分すぎる画質と性能と感じることができるでしょうし、使い勝手も簡単でわかりやすいはずです。

まぁこの辺りはさすがに、「安さ」ゆえということができそうですが、逆に考えるなら、カメラをほとんど必要としないとか、必要最小限でいいと考えている人にとってはまったく影響はないはずです。

結局、何を重視するか、というところですね。

 

災害時にも輝くハイブリッドラジオ対応

 

万が一の災害時、テレビが見られない場面で役に立つのがラジオです。

Galaxy A20は、ネット環境がなくても使えるFMラジオと、時間や場所にこだわらず聴けるインターネットラジオの両方を利用することができます。

AMラジオがFMでも聴けるワイドFMにも対応しており、「radiko+FM」アプリがプリインストールされています。

一点、注意点、というか弱点としては、FMラジオはイヤホン装着時のみ対応という制限があり、災害時にもしイヤホンを装着していなかったらFMラジオが聴けず意味がない、という点ですね。

この点、アンテナがないと視聴できないテレビ機能を持つ機種と似たようなものです。

とはいえ、日常的にラジオを楽しめる、という点は見逃せない特徴と言えます。

 

毎日の健康管理/万が一の紛失にも備えられる

Galaxy A20では、サムスンの提供する「S Health」アプリにより、運動・食事・体重・睡眠などの情報を毎日記録し確認することができます。歩数計にもなります。

また、事前に設定をしておけば、万が一の紛失の際にもリモート追跡でスマホの位置を確認したりすることもできます。

細かい安心機能がGalaxy A20には数多く搭載されています。

 

Galaxy A20の安心サポート/スマホデビューでも心配なし

 

Galaxy A20に限らずGalaxyには他の機種にもありますが、「かんたんモード」を利用することができます。

アイコンが大きくなり、文字も見やすくなります。どちらかというとやはり年配の方向けの機能ではありますが、切り替え方に悩むことがないように、ウィジェットを用意してあったりと、かなりの親切設計です。

また、かんたんモードでは、画面の長押しを認識する時間がやや長めに設定されており、誤作動によるアプリ消去を防ぐことができるようにもなっています。

文字を入力するキーボードについても、コントラストを強めに設定し、文字がくっきり見やすくなるようにすることもできます。

電話についても、ホーム画面によく使う連絡先を登録しておくことでスムーズに電話ができます。

これらはほとんどが、スマホデビュー組、または年配の方向けの機能だったりはするため、繰り返しとなりますがやはりスマホに慣れた方には不要な部分と思われます。しかし、スマホをこれから使ってみる、という方にとっては、こうした基本的な部分の使いやすさや安心感が何より重要でしょうから、らくらくスマホは使いたくないけれどスマホにしてみたいとか、初めてだから安い機種でわかりやすく簡単な機種を使いたいという要望にはばっちり応えてくれます。

 

Galaxy A20 SC-02Mのスペック詳細

Galaxy A20は元々スペック推しの機種ではないので、あまりスペックを確認する意味はないかもしれませんが、2万円台でこれだけの性能を持っている、ということがわかるように、まとめておきます。

 

Galaxy A20
カラー レッド/ブラック/ホワイト
サイズ 約150×71×8.1㎜
重量 約151g
OS Android 9
CPU 1.6GHz+1.3GHz
内部メモリ(RAM/ROM) 3GB/32GB
外部メモリ最大容量 microSDXC(最大512GB)
ディスプレイ 約5.8インチ TFT
解像度 HD+(720×1560)
カメラ アウト:約800万画素(F値1.9)
イン:約500万画素(F値2.0)
バッテリー容量 3,000mAh
電池持ち時間 約130時間
LTE受信/送信最大速度 262.5Mbps/50Mbps
VoLTE
スグ電
WORLD WING
防水/防塵 IPX5/8、IP6X
おサイフケータイ
生体認証 顔認証
接続端子 USB Type-C
発売日 2019/11/1
価格(税込) 21,384円

 

ざっと見た感じ、不満を覚えるような点はほとんど見当たりませんが、確かにスペックの数値的には一昔前のスマホの印象はぬぐえないところです。

その辺りは、価格を落とすために各機能のスペックを落としているわけなので、安さを取るなら仕方がないところでもあります。

むしろ、2万円弱でこのスペックのスマホが買えるなら安いという判断もあると思います。

安さを取るのか、性能を取るのか、それともその中間のバランスのいい機種を取るのか、というところですね。

 

予備機として購入できる魅力

2019年5月末までは、どんなに安い機種があったとしても月々サポート対応だったり端末購入サポート対応だったりしたため、直近6ヶ月以内に買い替え履歴があるとそれらの割引が適用しなかったため、なかなか短期間での買い替えはできませんでした。

が、Galaxy A20に関しては、そうした割引等一切関係なく、本体価格が純粋に約2万円なので、「欲しい」と思ったら、「月サポ/端サポ」が適用していない人なら何のリスクもなくすぐに購入に踏み切ることができます。

そして、購入したまたその直後に、新しい別の機種を購入しても、何一つリスクはありません。(※両方とも割賦で買おうとするとやや問題がありますが)

そのため、万が一の際のための予備機として、一台買っておく、ということも可能になるわけです。

決して性能が高い機種ではありませんが、最低限の利用をするなら十分な機種といえ、メイン端末の故障などに備えるために持つとか、家族が次の機種に買い替えるまでのつなぎとして使うとか、使い方は様々だと思いますが、あらゆる可能性を考えて入手することもできる、ということです。

3万円、といわれるとさすがにちょっと考えてしまいますが、2万円ならGoサインを出したくなる人もかなり増えるのではないかと思います。

色んな意味で、Galaxy A20は活用方法において幅が広がるスマートフォン、と言えそうです。

 

ドコモオンラインショップで一括で買いたいGalaxy A20

格安機種であるGalaxy A20は、やはり購入するならドコモオンラインショップで、そして一括で購入したいスマートフォンです。

格安であるがゆえ、スマホおかえしプログラムは適用されませんので、割賦を組む必要は皆無です。そしてそもそも、12回とか24回という割賦を組むほどの価格でもありませんし、ドコモオンラインショップでは、dカード/dカード GOLDなら一括払いでdポイントが2倍もらえます。細かい部分ですが、こういうところでしっかりポイントは拾っておきたいわけです。

また、一度割賦を組んでしまうと、一定期間(以前は半年でした)新しい割賦は審査が通らなくなる可能性があるため、本当に割賦が必要な金額の機種を購入するとき以外は、一括で購入した方が何かとその後、融通が利きます。

ということで、Galaxy A20の購入検討の場合は、ドコモオンラインショップでdカード GOLDを使って買う、と覚えておきましょう。

発売日は2019年11月1日、既に予約も開始されています。価格は税込み21,384円です。