具体的に計算したわけではないのですが、おそらく私がAndroidスマートフォンを初めて使い始めたXperia SO-01Bの頃から考えてみた場合、最も長く利用しているシリーズは間違いなくGalaxyだと思います。
機種別では、Galaxy S2、Galaxy S2 LTE、Galaxy S3、Galaxy S3α、Galaxy S5、Galaxy Note2、Galaxy Note3、Galaxy S9+、Galaxy Note9を歴代利用してきました。
そのため、シリーズに共通した良い面・悪い面や、独特のクセのようなものまで、なんとなくわかります。
現在、国際情勢的にGalaxyは少々推しにくい面もあるのですが、それでも2月のドコモオンラインショップ月間売れ筋ランキングで5位にGalaxy S9が入るなど、とにかくいい機種を選びたい、という方にはやはり高い人気があります。
なんだかんだでGalaxyは、本当にいい機種なのです。使ってみればわかります。
3月18日からは、ドコモオンラインショップにおけるGalaxy SPECIALも始まりました。→「ドコモオンラインショップSPECIALキャンペーン」。
ということで、今この時期にあえてGalaxyの魅力を改めてまとめてみました。
歴代Galaxyは操作性がAndroidスマートフォン随一の快適さ
初期、まだAndroidのスマートフォンの完成度が非常に低い時期、その中にあってもかなり快適に利用できた数少ないスマートフォンの一つが、Galaxyシリーズでした。
XperiaやAQUOS、arrows、そしてその当時はまだ存在していたNECのMEDIAS(メディアス)やパナソニックのELUGA(エルーガ)など、それぞれの機種と使い比べながら選んでいたのですが、一度Galaxyを利用するとなかなか他のスマホをメインで利用する気にはならなかったのを覚えています。
そんな、使い勝手の快適さはますます洗練されて現在に至るまで引き継がれており、利用しやすさ、タッチパネルの操作性等を重視するのであれば、最も優先して選択したいスマートフォンの一つと言って間違いありません。
初期から有機ELが利用されているGalaxy
iPhoneはじめXperiaやAQUOSなどでも、最近になって一気にディスプレイに有機ELを採用した機種が増えてきましたが、Galaxyに関しては初期からずっと一貫して有機ELディスプレイが利用されています。
そのため、Galaxyを利用し続けてきた人からすれば、「何をいまさら」という感が強いかもしれません。
発色がよく美しい有機ELディスプレイは、以前からGalaxyの得意とするところなので、今のスマホディスプレイにおける有機ELメインの流れはそれこそGalaxyにとって追い風とも言えます。
Galaxyのディスプレイのクオリティはますます高く、明るく美しく快適に利用することができます。
劇的にカメラ性能が上がったGalaxy
初期のGalaxyも、カメラは他の機種と比べれば綺麗だったと思うのですが、ただ、Galaxy Mote3くらいの時期までは、暗い場所での撮影について、かなり不満がありました。
個人的に、「Galaxyシリーズは暗い場所での撮影が苦手」というレッテルを貼ってしまっていたほどです。
ただ、気が付いたらそんなGalaxyのカメラにおけるネガティブな特徴は、微塵も感じなくなってしまっていました。
Galaxy S5以降、iPhoneを利用し始めたこともありしばらくGalaxyシリーズから離れたため、具体的にどのタイミングから暗い場所での撮影力が劇的に改善したのかはわかりませんが、少なくともGalaxy S8の頃には暗い場所でも非常に明るく綺麗に写真を撮影することができるようになっていました。
そして今私がメインで利用しているGalaxy Note9とGalaxy S9+に至っては、現在発売されているすべての機種の中でも最高レベルのカメラ性能と言っても過言ではありません。
カメラ性能にこだわるなら、Galaxyシリーズ、お勧めです。
Galaxyと言えば非常に便利なGalaxyホーム
ドコモのAndroidスマートフォンには、docomo LIVE UXというホームアプリが標準で搭載されているのですが、Galaxyにはもう一つの選択肢として、Galaxyホームという専用のホームアプリが用意されています。
非常にシンプルなホームアプリではあるのですが、これが昔から非常に使いやすく、私はGalaxyを利用していて、ドコモのホームアプリは利用したことがありません。毎回必ず、Galaxyのホームアプリを選択し利用しています。
ホームアプリの設定は、初期設定の時に選択をすることができるのですが、後から変更する場合は、設定の「アプリ」からメニュー画面を表示し、その中の「標準アプリ」を選択することで、「ホーム画面」という設定を見つけることができるので、そこから変更が可能です。
写真を閲覧するための「ギャラリー」アプリも非常に使いやすい
上の写真は、Galaxyの「ギャラリー」アプリです。
Androidスマートフォンは、メーカーごとに写真を閲覧するためのアプリには、違いがあります。
名称は似ているものも多く、例えばSONY・Xperia、SHARP・AQUOS、富士通・arrowsは、それぞれUIや使い勝手は違いますが名称は同じ「アルバム」アプリ、LGはGalaxyと同じ名称の「ギャラリー」アプリです。
それぞれのアプリを使ってみてきた感想として、最も使いやすいのはやはりGalaxyのギャラリーアプリです。
レイアウトがすっきりして見やすく、アルバムごとに写真を探すこともでき、ストーリーを自動的に生成してくれたりもして、楽しく快適に写真を閲覧・利用することができます。
ハイエンド機でデュアルカメラを搭載しているGalaxy S9+、Note9については、より背景のぼかしを強めて被写体をくっきりと写し出すライブフォーカス機能を搭載しているのですが、そのライブフォーカス機能で撮影した写真について、ギャラリーアプリ上から背景ぼかしの強弱を後から変更できるので、ボケ具合を調整しながらお気に入りの写真を作りだすことができます。
Galaxyのカメラは非常に優れている、と前述しましたが、その美しく撮影出来た写真を、快適に閲覧できるギャラリーアプリの存在も合わせて、写真を総合的に楽しむことができる機種ということができます。
Galaxyは故障に強い? 故障しやすい?
私が所有しているGalaxyシリーズ全機種について、今まで明らかな故障は発生したことがありません。
修理に出した回数も、ケータイ補償を利用して交換した回数も、完全に0回です。
メインで利用していてこういう結果なので、Galaxyは比較的故障には強い、と考えてもいいのではないかと思います。
ただ、以前の機種の中には自損以外で故障した、という話が多かったGalaxyも中にはあり、私の印象としてはどちらかというとGalaxyは充電端子周りの故障がやや多かった印象です。
充電端子に充電器を取り付けても充電しなくなる、反応しなくなるというようなケースですね。
私の経験では、充電不良というよりも、充電器とのよくわからない相性のようなものがあり、ちゃんと対応している充電器で、他のスマホでは充電できるのに何故かGalaxyでのみ反応しない、というようなケースには遭遇したことがあります。「充電不良」という故障の一部にはもしかしたら、そういうケースも含まれているのかもしれません。これを故障と判定するべきなのかは微妙なところです。
私の場合は充電器を変えたら問題なかったので、故障とは判定しませんでしたし、そのままで機種変更するまでやりすごしました。
とはいえ、最近のGalaxy、例えばGalaxy S9+、Galaxy Note9、Galaxy Feel2ではそうした問題も発生していませんし、良好に利用することができています。
取り扱いに大きな問題がなければ、安心して利用することができるのではないかと思います。
生体認証の特徴/インテリジェントスキャンよりも顔認証のみがお勧め
最近のGalaxyシリーズのハイエンド機には、指紋認証、顔認証に加えて虹彩認証が搭載されています。
顔と虹彩のデータを認証に使用することで、精度とセキュリティを向上させる仕組みとして「インテリジェントスキャン」が搭載されていますが、もし使い勝手をより追求したいなら、インテリジェントスキャンを利用するよりも、顔認証単独にした方が、認証が速く便利です。
インテリジェントスキャンを利用した場合、どうしても虹彩を判定しにいく動作が入るためかワンテンポ認証が遅れるため、結局指紋での認証の方が速い、という形になりかねず、顔、虹彩両方の認証システムの良さが体感しにくくなります。
そこでインテリジェントスキャンを利用せず、顔認証のみで認証実施する形にすると、より認証が速く、指紋認証との併用も快適になります。
私が利用してみた感じではこの使い方が最も使いやすいと感じました。もちろん感じ方の個人差はあるでしょうし、せっかくなのですから精度やセキュリティ重視でインテリジェントスキャンを活用するのもありだと思います。
実際に試してみて判断しましょう。
Galaxyを買うならNoteシリーズ? フラッグシップモデル? docomo with?
※左からGalaxy Feel2・Galaxy Note9・Galaxy S9+
ドコモで発売されているGalaxyシリーズの中には、Galasy S/Galaxy S2/Galaxy S3・・・とナンバリングされているフラッグシップモデルと、同じくGalaxy Noteから2019年3月現在Galaxy Note9まで登場しているNoteシリーズ、そしてdocomo with対象機種として発売されているGalaxy Feel/Feel2があります。
この中で、実際に購入するとしたら、どのシリーズを選択したらいいのでしょうか。
現在発売されているモデルで言えば、フラッグシップモデルがGalaxy S9/S9+、NoteシリーズがGalaxy Note9、docomo withがGalaxy Feel2です。
選び方のコツとしては、何を重視して機種を選ぶかによって選択肢が変わります。
例えば、価格重視、という場合は、完全に選択肢はdocomo with対象のGalaxy Feel2一択となります。他のGalaxyよりも半額以下の価格です。→「ドコモのGalaxy Feel2 SC-02Lに機種変更して操作した感想評価」
価格にこだわらず、より性能を追い求めたい場合には、Galaxy S9/S9+、Galaxy Note9のいずれかから選択することになりますが、この3機種についてはどれも非常に高い性能を持っています。
このうち、大きさがあまりに大きいと気になる、という場合には、Galaxy S9を選択することになります。ただ、カメラはシングルなので、Galaxy S9+とGalaxy Note9に搭載されているライブフォーカス機能はGalaxy S9には搭載されていません。
S9+とNote9で大きさを比べると、Note9の方がやや大きいですが、実際に持ち比べてみた感じでは、いずれにしてもかなり大きめなので、もはやそう差は感じません。
全体的なスペックの差もそこまで大きくないので、両者を分ける決定的な違いとしては、やはりSペンの存在の有無です。
Sペンはあれば非常に便利なのですが、実際のところそこまでもとめていない、というケースもあると思いますので、その場合には多少なりとも価格の安いGalaxy S9+を選択するといいでしょう。
Sペンの利用については、Galaxy Note9の記事で解説していますので、そちらも参考にどうぞ。→「ドコモのGalaxy Note9 SC-01Lに機種変更したら最高すぎた話」
先々を見据えた時に手に入れておきたいGalaxy
Galaxyシリーズに限らないのですが、中でも特に最近のハイエンドのGalaxyは全体の性能が非常に高く、満足度も過去最高レベルです。そのため、1台持っていればしばらくは買い替える必要はないと思われます。
また、分離プランスタートによる月々サポート廃止が現実味を怯えてきている現在、ハイエンド機種は今まで以上に手に入れにくくなる可能性もあります。
そう考えると、今のうちに1台、手に入れておくのが正解かもしれません。
もちろん、既に海外で発表されているGalaxy S10/S10+がドコモの2019年夏モデルで発売されることになれば、ある程度の値下げは期待できるとは思うのですが、今後の展開が読みにくい現状では、「待ち」が有利に働くかはなんとも言えないところなので、今ある仕組みと今わかっている価格で、納得ができると感じるのであれば、購入を検討してみるのもありだと思います。
少なくとも、Galaxy S9/S9+/Note9において、購入して後悔するということはほぼないと思います。
私がずっとGalaxyを利用してきた中でも最高クラスに満足度の高いGalaxyを、検討機種の1台に加えてみてはいかがでしょうか。
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