2019年夏モデル

ドコモのHUAWEI P30 Pro HW-02Lはカメラ性能が凄すぎる! 実際触ってみた感想評価

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最近は、本来の事業とは離れたところで何かと話題になることが多いHUAWEIですが、ドコモの2019年夏モデルでも、2018年同様、ハイエンド機種を発売します。

今回登場するのは、昨年夏モデルのP20 Proの後継モデル、P30 Pro HW-02Lです。

P20 Proも、カメラ性能において頭一つ抜けた性能でドコモユーザーを驚かせましたが、P30 Proはそれをさらに上回る衝撃的機能を搭載しています。

実際に見ると必ず欲しくなる、HUAWEI P30 Proの詳細内容を解説していきます。

※2019年9月13日に発売されます。

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P30 Proの世界最高のカメラ性能

HUAWEI P30 Proと言えば、1にも2にもカメラです。

ハイエンド機なので、その他の機能も非常に高い性能を持つのですが、とにかくその中でもカメラ性能は、突出した実力を持ちます。世界で最も著名なカメラ評価サイト「DxOMARK」では、スマートフォン部門で最高点の112点を獲得しています

P30 Proのカメラは、約4000万画素の超高解像度メインカメラ超広角カメラ光学5倍の望遠カメラ、そして、ToFカメラの、Leicaクアッドカメラです。ToFカメラとは、リアリティあふれるカメラのボケ効果や、AR撮影体験を可能にする深度測定カメラのことを指します。

 

P30 Proのメインカメラ

P30 Proの約4000万画素広角メインカメラは、LeicaのカメラとAIが、一眼レフのような美しいボケ感を創出し、撮影した写真のクオリティは格段にアップしています。AIを駆使した手ブレ補正や、大幅に進化したISO感度409600のカメラセンサーで、夜景ポートレートや逆光下でも明暗のある被写体を色鮮やかに表現できます。

流れる水面も美しく切り撮るシルキーウォーターモードや、髪の毛の質感まで描写できるポートレートモード、プロフェッショナルなライティング効果を実現するAI HDR+など、様々なシーンで最適な写真を創り出してくれます。

 

P30 Proの超広角カメラ

HUAWEI P30 Proの焦点距離16mm・約2000万画素の超広角カメラは、人の視野に近い画面を切り取ることができる、ダイナミックなワイドアングルの写真を撮影することができます。

また、2.5㎝のマクロ撮影も可能で、至近距離での文字などを撮影することもでき、洋服の繊維などまで写しだすことができます。

これにより撮影の幅は、大きく広がります。

実際に撮影してみましたが、狭い場所で広い範囲を撮影したい時も便利なので、マンションなどの内覧で室内を撮影したい場合などもかなり使えますし、風景を撮影すればかなり広がりのある写真が出来上がります。

マクロ撮影も、これまで撮影できなかった接写が可能になるため、非日常的な面白い写真を撮ることもできます。

 

P30 Proの望遠カメラ

約800万画素の望遠カメラは、実に光学5倍までのズームを可能とし、ハイブリッドズームにより10倍まで画質劣化を抑えて精細な描写を実現しています。デジタルズームではなんと最大50倍まで可能です。

今までスマホでは対応が難しかった、お子様の運動会や発表会でも、ある程度の活躍が見込めそうですね。

 

P30 ProのToFカメラ

カメラのボケ効果にリアリティを与え、深度測定を行ってくれるのが、P30 ProのToFカメラです。

アプリを起動してカメラをかざすだけで、被写体のサイズを計測し、おおよその縦、横、高さが表示されます。

他の三つのカメラに対して、ToFカメラはその役割が見えにくいですが、しっかりP30 Proのカメラ画質を支える、サポートカメラ的存在です。

 

P30 Proのインカメラはなんと約3200万画素!

P30 Proのカメラは、アウトカメラだけではありません。インカメラもなんと、約3200万画素の高解像度カメラを搭載しています。メインカメラでも3200万画素もない機種もたくさんあるわけなので、いかにP30 Proがすごいかがわかります。

もちろん、画素数が良ければ性能がいい、というわけでもないですが、P30 Proに関しては実力も完全に伴っています。

AIがインカメラにも搭載されており、AI HDR+とAIアシスタントで撮影シーンを判別し、最適なモードを設定してくれます。撮影シーンの露光を測定し、人物も背景も美しく鮮明に描写し、さらには顔を立体的に認識することで、細部を保ちながら陰影を表現してくれます。

他のスマートフォンでは難しい、薄暗い店内などでのセルフィーでも、明るく綺麗に撮影できてしまいます。

 

P30 Proでの動画撮影

P30 Proのカメラ性能が輝くのは、静止画だけではありません。動画でも、その実力はいかんなく発揮されます。

動画撮影でも、超高感度センサーが対応しているため、薄暗い場所での動画撮影でも、黒つぶれすることなく、明るい画面で撮影が可能になります。

また、アウトカメラの2つのカメラ(広角カメラ・望遠カメラ)を使用し、デュアルビュービデオ撮影が可能となっています。

つまり、別アングルから同時に動画撮影をするのですが、広角カメラと望遠カメラでは出来上がる動画が全く異なるため、同じシーンでありながら味わいの違う二つの動画を一気に撮影できてしまうというわけです。

1回しかないシーンを、2つのカメラで同時に撮影できるというのは、面白くもあり、非常に便利でもあります。

また、ズームについても静止画と同じように利用できるので、距離のある場所を撮影する際も、大きく鮮明に撮影することができます。

 

P30 Pro、注目の2つの最新機能

HUAWEI P30 Proには、カメラ以外にも注目の機能があります。

新機能として注目したい機能としては、次の2つです。

 

ディスプレイ上でのインスクリーン指紋認証

前機種P20 Proでは、ディスプレイ下部に指紋センサーを搭載していましたが、今回はその指紋センサーが姿を消し、全面ディスプレイになりました。

では、指紋センサーは一体どこにいってしまったのかというと、なんと、ディスプレイ下部のスクリーン内に搭載しています。そのため、画面を触れるだけで、ロック解除を実施することができるようになりました。

これによりディスプレイの表示面積を損ねることなく、指紋認証も今までと同じように利用できるようになっています。

高度な顔認証と合わせて利用することで、使い勝手も非常によくなります。

たまたまなのかわかりませんが、ディスプレイに触れるだけでロック解除ができる機能を、今回Galaxy S10/S10+も搭載しており、もしかしたら今後のトレンドになってくるかもしれません。

P30 Proの指紋認証は試してみるタイミングがありませんでしたので、実際に発売されたら改めて試してみたいと思います。ちなみに、Galaxy S10+の画面タッチでの指紋認証は、触れる場所の把握に最初は慣れませんでしたが、慣れてしまえば特に違和感なく利用できました。

 

他のスマホやQi対応機器を充電できる「ワイヤレスリバースチャージ」

この機能も、またGalaxy S10/S10+と重なってしまいましたが、前機種にはなかった新しい機能として、Qi対応機器を充電することができる機能を、P30 Proは搭載しています。

これにより、Qi対応のワイヤレスイヤホンなどを充電することもできますし、iPhoneなどQi対応スマホを充電することも可能です。

どれだけ使うシーンがあるかはわかりませんが、人によってはかなり重宝する機能かもしれません。

 

P30 Proの処理性能

HUAWEI P30 Proは、自社製プロセッサ「Kirin 980」を搭載し、AI利用時のパフォーマンスや電力効率、高速処理など、軒並みその処理性能を向上させています。

昨今、CPUと言えばクアルコム製を積んでいるスマホが多い中、どれほどの性能を発揮してくれるのかは体感してみないとなかなかわからないかもしれませんし、逆に意識することも少ない部分かもしれませんが、単純に「何の違和感もなくスムーズかつ快適に利用できる」と考えるといいと思います。

処理の重いアプリや、アプリの複数利用時などにも実力を発揮してくれそうです。

 

外部メモリは新規格「NMカード」対応なので要注意

P30 Proは、外部メモリにNMカードという独自規格が採用されています。

これはむしろ、現状デメリットの方が多いので注意が必要です。つまり、今まで利用していたmicroSDカードが利用できませんし、P30 Pro利用中にNMカードにデータを保存していた場合、次に機種変更した機種がmicroSDカード対応だった場合、データの移行もできません。

現状、HUAWEIのスマホしか対応していないようなので、場合によってはマイナー規格で終わるかもしれません。

データの保存には内蔵128GBのROMで十分とは思いますが、足りない場合やバックアップには、クラウドもうまく活用していきたいところです。

 

P30 Proのディスプレイとカラーバリエーション

デザインを見ていただければわかりますが、P30 Proのディスプレイはインカメラのみの極小ノッチがあるだけで、それ以外は全面ディスプレイとなっています。約6.5インチの高精彩有機ELディスプレイです。

極限までベゼルを狭くしたデザインで、画面占有率が非常に高いため、6.5インチあっても持ちやすく、大画面で操作もしやすいという特徴があります。

前述したとおり、指紋センサーもディスプレイ下部に隠れています。

 

カラーは今回2色で、ブラックと、ブリージングクリスタルです。何よりブリージングクリスタルは非常に綺麗な色合いで、なおかつ今までにない色味なので、一目見てほしくなる人も多いと思います。私も欲しいと思いました。

実際にブリージングクリスタルを選んで利用するなら、この色が隠れるようなケースは使いたくないところです。

 

 

HUAWEI P30 Pro HW-02Lは、2019年夏、1、2を争うお勧めモデル

昨今のスマートフォンは、操作性や使い勝手はそこまで大きな差はなかったりもするため、では何をもって差別化し、選択するのかというと、やはりカメラが大きな割合を占めてくるわけです。

そんな中で突出したカメラ性能を持つP30 Proは、今回もトップクラスでお勧めの1台と言って間違いありません。

P30 Proか、Galaxyか、という感じですね。

HUAWEI、というメーカーを巡る昨今の「あれこれ」はどうしても気になってしまう人も少なくないと思いますが、手に入れてしまえば関係ありませんし、まぁこの辺りは個人個人の考え方次第ですね。

私は国際情勢は結構気にするので、ニュースを見て色々近隣諸国に不愉快な気持ちになったりすることも少なくないですが、それはそれとして、スマホについては性能が良ければやはり使いたいと思っています。

まずは一度見てみて、それでも気持ちが変わらなければXperia 1を買えばいいですしね。

ただ、HUAWEI P30 Pro、純粋に性能だけ見るなら、間違いなく「買い」、お勧めです。



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