ドコモの「25歳以下限定割引」は「ドコモの学割」と合わせて活用したい

2019年11月22日から実施されている、ドコモの「25歳以下限定割引」は、2020年5月31日まで実施される長期の割引サービスです。

終了時期を見てもわかる通り、ほぼ「ドコモの学割」と連動して実施されます。

ドコモオンラインショップ／ドコモショップ含む販売店、どちらでも適用しますが、店頭ではその場で割引、ドコモオンラインショップではdポイント（期間・用途限定）進呈と、還元の方法がそれぞれ異なる点には注意が必要です。

ただいずれにしても、しっかり内容を押さえておきたい割引キャンペーンです。

特にドコモの学割適用の場合には、合わせて利用することで効果が最大限に発揮されます。

詳細内容を解説していきます。

関連記事「ドコモの学割2019-2020年はギガホ／ギガライト対象！　わかりやすく詳細内容を解説」

25歳以下限定割引の詳細内容

25歳以下限定割引の内容は、ほとんど名称そのままなのですが、25歳以下の方が機種購入をされる場合に、対象機種を割引するという内容です。

25歳以下という特性上、ドコモの学割対象の方がそのまま適用対象となるため、25歳以下で出来る限り端末代金を抑えたいという方にとっては非常に嬉しい割引キャンペーンということができます。

具体的なキャンペーン期間や、割引額／ポイント進呈額は以下の通りです。

キャンペーン期間

ドコモショップ等販売店：2019年11月22日～終了期間明示なし

ドコモオンラインショップ：2019年11月22日～2020年5月31日

ドコモオンラインショップにおいては2020年5月31日まで、と指定されているのに対して、ドコモ公式サイトでは終了のタイミングが明確にされていません。そのため、ドコモオンラインショップでは2020年5月31日で終了するものの、ドコモショップではそのまま継続、という可能性も考えられるものの、まだ少し先の話なので、もう少し様子を見てよさそうです。

とりあえず現時点で明確になっているドコモオンラインショップにおける2020年5月31日まで、という内容が一つの区切りと考えておきましょう。

キャンペーン進呈ポイント／割引額

キャンペーンの特典も、ドコモショップ等実店舗での購入なのか、ドコモオンラインショップでの購入なのかで異なります。

ドコモショップ等販売店：購入代金から15,000円（税抜）の割引

ドコモオンラインショップ：dポイント（期間・用途限定）16,500ポイント進呈

dポイント（期間・用途限定）の方が進呈額が大きく見えますが、単純に消費税分（1,500円分）がポイントとして上乗せされているだけなので、オトクさはどちらでも全く変わりません。

この場合のdポイント（期間・用途限定）の進呈時期としては、開通手続き完了の翌々月で、有効期限は進呈月を1ヶ月目として24ヶ月目の末日までです。期間・用途限定ポイントとしては比較的長い有効期限となっています。

割引対象オーダー

25歳以下限定割引の対象オーダーは、FOMAからXiへの契約変更、または通常新規契約、そしてMNP含む新規契約です。

ただ、2機種だけ、対象オーダーが異なる機種があります。

AQUOS sense3と、iPhone 8 64GBです。

具体的に何が異なるのかというと、それ以外の対象機種が契約変更、新規、MNP新規を対象としているのに対して、上記2機種については、MNP新規契約の場合、25歳以下限定割引の対象外となります。

ただし、両機種ともに「はじめてスマホ購入サポート」または「端末購入割引」の対象機種でもあるため、他社3G回線からのMNP新規なら「はじめてスマホ購入サポート」、他社3G回線以外からのMNP新規なら「端末購入割引」が適用されます。

つまり、どのパターンに転んでもAQUOS sense3とiPhone 8 64GBに関しては、いずれかの割引が適用される、というわけです。そのため、同時に両機種はコスト重視の場合に、トップクラスのお勧め機種である、ということもできます。

具体的な対象機種については、以下でまとめます。

25歳以下限定割引対象機種一覧

25歳以下限定割引は、実施期間が長めなので、都度対象機種が入れ替わる可能性が高いと思われます。

そのため、とりあえず2019年12月4日時点の対象機種をご案内しておきます。

前述した通り、iPhone 8とAQUOS sense3についてのみ、対象となる手続きでMNP新規が対象外となります。

それ以外は、MNP新規、通常新規、契約変更が対象です。

iPhoneを除いたAndroidスマホはすべて、価格を抑えめのスタンダードモデルとなっているため、税抜15,000円分の割引／16,500円分のポイント還元が入ることで、総じて本体価格が実質非常に安くなります。

25歳以下限定割引は、はじめてスマホ購入サポート・端末購入割引と重畳適用不可

25歳以下限定割引は、その割引の特性が重複するため、「はじめてスマホ購入サポート」・「端末購入割引」の両方と、重畳適用不可となっています。

ただ、もし25歳以下でもはじめてスマホ購入サポートの対象条件を満たしている場合には、そちらを優先することもできるため、事実上対象機種が格段に広がります。

というのは、25歳以下限定割引よりもはじめてスマホ購入サポートの方が、選べる対象機種がはるかに多いためです。はじめてスマホ購入サポートでは、スタンダードモデルばかりでなく、iPhone 11／iPhone 11 Pro／Xperia 5などハイエンドモデルもその対象に含まれています。

状況と希望に合わせて、どちらを選択するか決めましょう。

25歳以下限定割引とドコモの学割は重畳適用可能

ドコモの学割2019-2020は、ギガホ／ギガライト利用の方に対して、毎月の料金の割引を一年間提供するという内容です。

一方で、25歳以下限定割引は、端末代金に対する割引です。

つまり、両キャンペーンは割引対象がそれぞれ異なるのです。そのため、それぞれの条件を満たせば、重畳適用も可能です。

最も安くなるパターンとしては、25歳以下限定割引でGalaxy A20やAQUOS sense3などの格安機種を極限まで安く手に入れつつ、毎月の利用料金をドコモの学割で割引してもらう、というパターンです。

両方を押さえて最大限までお得にドコモを利用しましょう。

25歳以下限定割引まとめ

最後に、改めて「25歳以下限定割引」について、まとめておきます。

XiからXiの機種変更が完全に対象外なので、既にドコモでXiスマホを利用されている場合には25歳以下でも全く効果を発揮しませんが、これから初めてスマホを利用する、という方には抜群に効果の高い割引キャンペーンとなります。

まずは購入したい機種を絞るところから始める必要がありますが、25歳以下限定割引対象機種を購入したいと考えたなら、必ず適用させて購入するようにしましょう。

店頭購入するべきか、ドコモオンラインショップ購入するべきか

本割引キャンペーンは、ドコモオンラインショップの場合ポイント還元になってしまうため、以後ポイントで何かを購入する予定がまったくない、という場合には抵抗を感じてしまい、直接割引がかかる店頭購入を選んでしまいがちです。

しかし、相変わらず頭金含む総額が高い上に手数料までかかる店頭購入はかなりリスクも高く、最悪25歳以下限定割引で還元される金額分、頭金＋手数料で完全に相殺されてしまう、なんてことも十分考えられます。

そのため、ポイント還元になるとしても、頭金含む本体価格が安く、手数料もかからないドコモオンラインショップでの購入が確実にお勧めです。

ドコモオンラインショップの詳細内容については、下記記事も参考にされてください。

関連記事：「ドコモオンラインショップでの機種変更／購入がリアル店舗より圧倒的有利な件」